質問 |
白猫黒猫 2025/05/14(Wed) 00:09
こんにちは。
下の歯の4.5.7番(親知らず8番は元々20代の頃に抜歯済)を、歯周病が原因のぐらつきで1-2年前に抜歯しています。
その後色々処置を模索してきましたが、いざインプラントを!と決心した所、レントゲンで骨が大幅に溶けていた事が分かり、インプラント不可との診断になりました。
骨造成手術も、大掛かりになりそうで厳しいらしいです。
部分入れ歯しか道はないのでしょうか…
そうなると、まだ40代なのでこの先何度も入れ替えなければならないですよね…
この状態では、何とか骨を作ってインプラントにする事は不可能なのでしょうか(泣)?
また時間が経てば骨の状態が落ち着く、等も望めないのでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。 |
回答1 |
小林 誠 2025/05/14(Wed) 08:30
白猫黒猫 さん、こんにちは。
>歯周病が原因のぐらつきで1〜2年前に抜歯しています。
インプラント治療、部分入れ歯、どのような補綴方法になるとしても、何を差し置いても、徹底した歯周病治療が必須でしょう。
まずは、現状の歯周病の詳細な評価が求められます。
徹底した歯周病治療が功を奏していれば、骨造成が可能かもしれません。
>骨造成手術も、大掛かりになりそうで厳しいらしいです。
歯周病を克服した上でということが条件にはなりますが、大掛かりになったとしても、骨造成とインプラント治療が可能というようにも読み取れますので、決して無理とは思いません。
>また時間が経てば骨の状態が落ち着く、等も望めないのでしょうか。
単に時を待つだけでは、インプラント治療に必要な骨量が回復するとは思えません.
インプラント治療に向けて、どのくらいの骨造成が必要なのか、精査の上でということになりますが、もちろん、それなりの時間と費用が掛かるものと思います。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2025/05/14(Wed) 09:46
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
とても大掛かりな骨造成を行えばインプラントも可能という話ではないかと思います。
ただし、この大掛かりな骨造成がとても難しいし、とても痛いし、場合によっては失敗するかもしれないということだと思います。
インプラントは昨今はとてもメジャーな治療法になっていますが、数十年前にはありませんでした。40代で部分床義歯や総入れ歯にしていた人は多かったです(保険での歯周病の管理体制が機能していなかったため)
部分床義歯は昔から保険適用治療ですからどこの歯科医院でも容易に行ってくれます。また自費の部分床義歯治療というものもあります。金属を使わないオシャレ義歯は人気が高い治療になっていると思います。金属をたくさん使うガッシリとした部分床義歯であれば10年近くまたはそれ以上使える場合があると思います。印象法も特殊なやり方で模型も特殊な作り方で作る方法は自費治療で30年以上前から評価が高かったと思います。
どうしてもインプラント一択というご希望でしたら難しい骨造成を請け負ってくれる歯科医院をお探しになる必要があると思います。そうなるとどの歯科医院でも行なってくれる容易な治療ではなくなってくると思います。
また、残念ながら一度失われた骨は、骨造成を行わずにインプラントできるほどに盛り上げることはないです。
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返信1 |
白猫黒猫 2025/05/14(Wed) 17:31
小林先生
丁寧なご回答ありがとうございます。
主治医も、まずは歯周病の治療に集中するという方向で現在口内環境を整えている所です。
しかし最近、上前歯1番のグラつきが気になってきました…
下の歯が無いのを庇っている代償だと思いますが、片側下の歯も前からグラつきがある
為、またグラついている歯が増えた!と、抜歯の恐怖を感じています。
大掛かりな骨造成となると、費用も大きくなってしまうんですね!?
下の歯二本分ですが…インプラント以外で、どのくらい掛かるんでしょうか?
また、仮にですが、骨造成の再生医療に慣れている処で処置してもらえるように
現在の主治医に紹介状をお願いして、終わったらまた戻る…というような流れは
主流ですか?主治医が気を悪くしないかも気になってしまいますので。
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返信2 |
白猫黒猫 2025/05/14(Wed) 17:53
ふなちゃん先生
ご丁寧な回答ありがとうございます。
>ただし、この大掛かりな骨造成がとても難しいし、とても痛いし、場合によっては失敗するかもしれないということだと思います。
まさにそうだと思います!
…痛みもあるんですね(泣)!?
色々歯科を渡り歩いて、やっと今の所で落ち着いたのですが、いざインプラントをと腹を据えたら(今まで怖くて避けていた)出来ない事がわかり、困惑してしまいました。
保険の効かない義歯も以前検討していて、床がなく見た目が綺麗な引っかけるタイプ?を検討したのですが、いざ診察すると…出来ない診断が多かったです。
今の主治医は、いずれにしてもまず保険適用のを作ってみて、使用感覚を理解してからでないと保険外のは作れないという方針のようです。
今は義歯を作る方向と、インプラントのために口内環境整える…の間にいるところです。もうすぐ主治医のジャッジも下されるかと思います。主治医も悩ましい状況のようです…
こういう状況下では、他院で骨造成できるかの話をこちらからしても良いものなのでしょうか…?
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回答3 |
小林 誠 2025/05/15(Thu) 10:09
>主治医も、まずは歯周病の治療に集中するという方向で現在口内環境を整えている所です。
必須です。
急務です。
歯周病が克服できなければ、インプラント治療に移行するのは難しいかもしれません。
言うのは簡単ですが、強い覚悟と、継続した根気が必要です。
>しかし最近、上前歯1番のグラつきが気になってきました…
>片側下の歯も前からグラつきがある
ちゃんと診査していただきましょう。
>下の歯二本分ですが…インプラント以外で、どのくらい掛かるんでしょうか?
文面では、インプラント治療に不足している骨量が判りませんので、何とも言えません。
>仮にですが、骨造成の再生医療に慣れている処で処置してもらえるように現在の主治医に紹介状をお願いして、終わったらまた戻る…というような流れは主流ですか?
担当医が、骨造成を困難と考えているようでしたら、他のインプラント治療に精通している歯科い医師を紹介していたただくより他は無いように思います。
>主治医が気を悪くしないかも気になってしまいますので。
今までの、白猫黒猫 さんと担当医のみならず全スタッフとの信頼関係に依るかと思います。
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返信3 |
白猫黒猫 2025/05/16(Fri) 21:38
小林先生
承知いたしました!
ご回答ありがとうございました。
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