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タイトル 歯の寿命のために、虫歯は温存か、治療か?
相談者 てんき
年齢 37 歳
性別 女性
地域 非公開
職業 非公開

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質問 - てんき 2025/06/12(Thu) 08:53
回答1 - 小林 誠 2025/06/12(Thu) 21:00
回答2 - Dr.ふなちゃん 2025/06/13(Fri) 10:31
回答3 - 山田 豊和 2025/06/13(Fri) 11:54
返信1 - てんき 2025/06/13(Fri) 16:32
返信2 - てんき 2025/06/13(Fri) 16:44
返信3 - てんき 2025/06/13(Fri) 16:50

  過去の質問 1 - 2025/07/23(Wed) 09:50 - 仮歯と歯茎の隙間から液体が侵入してしまう
  過去の質問 2 - 2025/07/23(Wed) 06:55 - レントゲン機械による画像の違いで虫歯の診断が変わ…
  過去の質問 他1件


質問 てんき 2025/06/12(Thu) 08:53

治療済みで何年も経過した歯が
たくさんあります。

かかりつけ医に「今は虫歯がない」とずっと言われていました。
その医師は、「症状が出るまでは温存。敢えて触って削ることはない」というお考えのようです。※1

マイクロスコープ使用の歯科で診てもらったところ、「要治療の歯が複数あり、自由診療の最良の治療で治療したほうがよい」とのことでした。※2

数年前は※1のお考えの先生にお会いすることが多かったのですが、最近は※2のお考え先生も増えているような印象があります。
時代の変化もあるのでしょうか。

※1、2のどちらのお考えも、そうなのかなと思いますが、歯の寿命のための選択に判断がつきません。

先生方のお考えをお聞かせいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1 小林 誠 2025/06/12(Thu) 21:00

小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。

虫歯の部位や位置、形状や深度などの詳細が判りませんので、当面経過観察が良さそうなのか or 早期の治療に踏み切るのが良さそうなのか、 インターネット上の歯科相談掲示板では何とも言えません。

それよりも、「 治療済みで何年も経過した歯がたくさん 」 有ったのに、「 要治療の歯が複数 」 有るかもしれないということ自体が 大問題でしょう。

仮に、「 自由診療の最良の治療で治療した 」 としても、生活習慣を見直し、徹底的な是正を図らないままだとすると、新たな or 二次的な虫歯が発現することが容易に想定されます。

上記のように書くと、じゃあ是正に向けて頑張ってみます! という方が多いのですが、殆どの場合、自己流では上手くいかないようです。

昔ながらのプラークコントロールや、間食や飲料を含む食品の摂り方のみならず、「 力のコントロール 」 や 「 栄養のコントロール 」 のことまで 「 ちゃんと予防に取り組んでいる施設 」 で定期的に診続けていただくのが良いように思います。
回答2 Dr.ふなちゃん 2025/06/13(Fri) 10:31

船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。

こんにちは。

昔の人は40、50歳になると歯周病が悪化して歯自体に問題がなくても抜歯の対象になって入れ歯を入れているおじいちゃん、おばあちゃんは多かったです。そういう時代は、保険診療の裸眼診療でも問題になることはなかったように思います。どうせ、歯が良くても歯周病で抜くことになってしまうのですからね。

ところが昨今は歯周治療や歯周管理が定着していますから、歯もよくて歯周病もほぼない人が急増している印象があります。8020時代(80歳でも20本の自分の歯)がすぐそこまで来ています。

マイクロスコープを用いた診療はよく見えるために過剰診療になりやすい(治療対象歯と歯科医が認識しやすい)というのはあるかもしれませんが、一旦治療になりますと見えずに治療してもらうよりも見えて治療してもらう方が徹底的に虫歯を除去して結果良い治療につながっていってくれるのではないかという期待はあると思います。

症状がないならば治療対象としないという昔ながらの治療を受けられるか?裸眼では見えていない(気づかれない)問題も徹底的に見つけてもらって徹底的に治療を受けたいか?はそれぞれの方の考え方やニーズによると思います。

マイクロスコープが歯の保存にどれだけの寄与をしたか?という長期予後を振り返った論文が出ているとは思えませんから(それ自体が普及してからの期間が短いため)何ともいえませんから、ご本人が信じる方を選択いただくしかないと思います。
回答3 山田 豊和 2025/06/13(Fri) 11:54

山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。

こんにちは。

治療済みの歯がむし歯になっているようなら放置せずに早めの治療をお勧めいたします、もしそれが有髄歯なら抜髄に至らないうちに治しておかれたほうがいいでしょう。

もし抜髄して無髄歯になってしまったらいずれ抜歯になる可能性があります、ですから歯髄が保存できる間に治療した方がいいと思います。

もし無髄歯であれば有髄歯と比べて齲蝕抵抗性が劣るためむし歯の進行が早いので経過観察は得策ではありません、いずれにしろ早めの治療をお勧めします。

無髄歯のむし歯 https://yamadashika.jugem.jp/?eid=3400
返信1 てんき 2025/06/13(Fri) 16:32

小林先生、お忙しい中、アドバイスありがとうございました。

>生活習慣を見直し、徹底的な是正をはからないままだとすると…
そうですよね…
ご指摘ありがとうございました。
お言葉いただいて、生活習慣を改めました。
今後は、予防のご指導をいただける医院も検討しようと考えております。

ご指導くださいまして、本当にありがとうございました。
返信2 てんき 2025/06/13(Fri) 16:44

船橋先生、お忙しい中、アドバイスありがとうございました。

歯科治療における過去からの流れ、とても興味深く拝読しました。
昔は40、50歳で歯周病が悪化して抜歯の対象になり、
入れ歯になることが多かったのですね。
驚きました。

マイクロスコープ使用についての見解も、
とても分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。

船橋先生の意見を伺うことができ、
自分の希望する治療が見えてきました。

ご指導くださいまして、本当にありがとうございました。
返信3 てんき 2025/06/13(Fri) 16:50

山田先生、お忙しい中、アドバイスありがとうございました。

虫歯が有髄歯、無髄歯の場合、それぞれのリスクをお聞かせくださいまして
ありがとうございました。

また、ピシッと治療をすすめてくださって、
ありがとうございました。
とてもうれしく、ありがたく拝読いたしました。
治療を開始し、予防にも努めます。

ご指導くださいまして、本当にありがとうございました。

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