質問 |
ぷらら 2025/09/13(Sat) 14:28
元々切端咬合の受け口よりで悩んでました。
年齢のせいで歯がボロボロなくなり、顎が前に
ズレてきた様に思います。昔こすれあい噛み合っていた
前歯も前に移動してるように感じます。
歯科にはこのままだとそのうち前歯もグラグラして
無くなると言われました。
口を閉じることも、定まる位置も分からず
真ん中もズレています。
以前10年以上前に矯正歯科で検査をしたら
上顎後退と言われました。矯正の金額と期間で
諦めました。頭痛も顎関節の部分が毎日痛みたが
あります。
この場合保険は使えないのでしょえか?
又保険の適応にはならないですか?
見た目機能ともにとても不安です。
方法やアドバイスお願いします。
画像1 画像2
|
回答1 |
小林 誠 2025/09/14(Sun) 08:48
>頭痛も顎関節の部分が毎日痛みたがあります。
まずは、頭痛と、顎関節症と、いわゆる受け口とを分けて考え、それぞれの対応を検討するのが良いように思います。
>歯科にはこのままだとそのうち前歯もグラグラして無くなると言われました。
いわゆる受け口の状態だと、その傾向が強いように思います。
>矯正の金額と期間で諦めました。
実際の状態を診た歯科医師から健康保険の話が出なければ、健康保険の適応にはならないかと思います。
改めての矯正治療の検討を勧めます。
>この場合保険は使えないのでしょえか?
>又保険の適応にはならないですか?
一般的に鑑みると、頭痛と、顎関節症に関しては、健康保険が給付されるように思います。
詳細な状態が判りませんが、もしかすると、頭痛に関しては、医科での早急な対応が望まれる状況かもしれません。
|
回答2 |
柴田 (評価3.9に降下) 2025/09/14(Sun) 10:38
>年齢のせいで歯がボロボロなくなり、
顎が前にズレてきた様に思います。
昔こすれあい噛み合っていた
前歯も前に移動してるように感じます。
臼歯部の咬耗や歯周病により咬合の高さが低くなった場合、前にズレる事は考えられると思います。
>そのうち前歯もグラグラして無くなると言われました
かみ合う歯が無い前歯に過大な咬合力は掛かりませんので、歯周病対策がきちんとできればそこまでの心配は必要ないと思います。
>頭痛も顎関節の部分が毎日痛みがあります。
顎関節症の場合薬物療法(消炎鎮痛剤の内服)があると思います。
又日中の歯の接触癖や夜間の食いしばり対策で症状が軽くなることもあると思います。
>この場合保険は使えないのでしょうか?
骨格的な受け口と診断されれば可能性はあると思います。矯正の専門医に相談が必要だと思います。
|
回答3 |
Dr.ふなちゃん 2025/09/14(Sun) 21:56
|
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
|
こんにちは。
矯正治療をお考えの際、ご相談に行かれたのは、どのような施設基準の歯科医だったのでしょうか?施設基準は分かりにくいのですが、保険適用で外科矯正を引き受けてくれる歯科医院は非常に数が限られると思います。
わからない場合は、大学病院の矯正科で一度相談されると良いのではないかと思います。
矯正治療を行っていると標榜している歯科医院の多くが保険診療での矯正を行なっていない可能性があるためです。
大学病院であれば外科を担当する口腔外科もありますから、保険適用の外科矯正を多く引き受けていると思いますよ。
|
回答4 |
山田 豊和 2025/09/16(Tue) 14:19
こんにちは。
反対咬合と顎関節の痛みに悩んでいらっしゃるようですね。
>年齢のせいで歯がボロボロなくなり、
年齢のせいで歯がボロボロになることはありません。
>顎が前にズレてきた様に思います。昔こすれあい噛み合っていた
前歯も前に移動してるように感じます。
確かに写真ではしっかりかみ合っていないように見えます、これが咬合調整で咬頭嵌合位に持っていけるようならそれが一番です。
>歯科にはこのままだとそのうち前歯もグラグラして無くなると言われました。
前歯歯肉は結構きれいなのでそのようなことはないと思います。
>口を閉じることも、定まる位置も分からず真ん中もズレています。
真ん中のずれは別として迷い咬みはありそうです、これも咬合調整で治せるかもしれません、正中のずれは咬合にはあまり関係がないと考えてください。
>頭痛も顎関節の部分が毎日痛みたがあります。この場合保険は使えないのでしょえか?
顎関節症だけなら咬合調整で治るかもしれません、外科矯正となると個人的にはお勧めしません、ただいずれも保険診療で賄えると思います。
>見た目機能ともにとても不安です。
反対咬合を治すとなると外科矯正になりますがそこまで思い切るのはどうなんでしょう。
先ずは話を聞いてくれる歯医者を探されてじっくり相談するのがいいように思います。
|
回答5 |
Dr.ふなちゃん 2025/09/17(Wed) 10:50
|
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
|
>歯科にはこのままだとそのうち前歯もグラグラして無くなると言われました。
前歯歯肉は結構きれいなのでそのようなことはないと思います。
山田先生のこちらの回答ですが、実際に診察していない歯科医が診察した歯科医の説明を否定することはできないと思いますので、歯科医の説明内容にご心配があるのでしょうから、もう一度どこがどの程度悪くなっているので前歯が無くなるリスクがどのくらいあると考えられたのか?詳細を教えてもらっておくと良いのかもしれないと思いました。
また、前歯「も」グラグラして無くなるという説明であれば奥歯などの他の歯もグラグラしていると考えられると思いますので、将来的な咬合崩壊を予測しての説明とも取れるのではないかと思いました。その場合、他の歯をグラグラさせないように何らかの治療により当たっていない前歯は救える可能性があるのかもしれません。
歯科医の説明の一部を取り出してのご質問と思いますので、何が可能か?について詳細な資料に基づいた説明を受けていただく方が良いと思いました。
実際、50代で外科矯正を受けられるのはとても大変ではないかと思います。
|
回答6 |
柴田 (評価3.9に降下) 2025/09/17(Wed) 17:22
山田先生の回答中の
「顎関節症だけなら咬合調整で治るかもしれません」
の部分に関しては歯科医の間でも意見が大きく違い賛否両論あると思います。
ただ日本歯科医学会
https://www.jads.jp/
の専門分科会である
日本顎関節学会https://kokuhoken.net/jstmj/発行の
「顎関節症患者のための 初期治療診療ガイドライン3 」
https://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/clinicalGL_TMJ_patient_3.pdf
には次のような表記があると思います。
「顎関節症患者において、症状改善を目的とした咬合調整は行
わないことを推奨する。
(GRADE 1D:強い推奨 / “非常に低”の質のエビデンス)」
|