質問 |
森川 2010/03/16(Tue) 20:51
山田先生、返答よろしくお願いします。
(再掲)
>わが社では普通ですよ、大人のように変な癖が付いていないのでかえって簡単に磨けるようになりますよ。
当然PCRは全員に行なっていると思いますが、指導前が何%くらいで、ピカピカに磨けるようになった状態が何%くらいなんでしょうか?
もちろんアバウトで結構ですので教えていただけますでしょうか?
(PCR以外で判断されているのでしたら、その判断基準と根拠でももちろん結構です。)
PCR : plaque control record プラーク(歯垢)付着状態の検査のことです。
http://www.ha-channel-88.com/jiten/pcr.html |
回答1 |
山田 豊和 2010/03/17(Wed) 03:36
>当然PCRは全員に行なっていると思いますが、指導前が何%くらいで、ピカピカに磨けるようになった状態が何%くらいなんでしょうか?
赤染めすればわかることなので仰るようなPCRはなど測ったことはありません。
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回答2 |
森川 2010/03/17(Wed) 23:07
改善があったかどうか比べるために、磨けていなかった部分の(たとえば右上Eの頬側、左下Eの下側、右下Bから左下Bまでの隣接面などといった)記録はどうされているのでしょうか?
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回答3 |
山田 豊和 2010/03/18(Thu) 01:39
カルテに記録しているようです。
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回答4 |
森川 2010/03/18(Thu) 07:58
どうも私の質問の仕方が良くなかったようで・・・
プラーク(歯垢)付着状態の検査とその評価(ピカピカに磨けるようになったことの確認)はどういった方法、判断基準でされているのでしょうか?
オレリーのプラークスコアが一般的だと思うんですが、山田先生はそれとは異なる方法のようなので教えていただきたいんです。
オリジナルの方法なのだとしたら、「ピカピカに磨けている」の判断基準はどんなもんなんでしょうか?
もしかして、「見ればわかる」でしょうか?
だとすると、山田先生の「ピカピカに磨けている」は私からすると、「磨けていない」といった評価になる可能性が十分にありますね。
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回答5 |
山田 豊和 2010/03/18(Thu) 08:20
仰るように見ればよくわかりますよ。
それ以上何が必要なのですか。
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回答6 |
森川 2010/03/18(Thu) 22:33
>それ以上何が必要なのですか。
いくら聞いても(ピカピカに磨けているというのはこういった状況といった)基準は出てこないようですね。了解しました。
では以前質問した件で、
>このように歯磨きとのかかわり方を学習していけば思春期までは確実にむし歯ゼロにすることは可能です。
先生の4人のお子さんのうちの一人はむし歯ができたとの記載が過去にあったように記憶してますが、それにつきましてはどう解釈すればよいのでしょうか?
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回答7 |
森川 2010/03/18(Thu) 22:47
あともう一つ
>しかし3歳までお菓子を与えない育児をしていたら甘党にはならないのでお菓子の食べすぎはおこらないようです。
私自身が幼少のころはお菓子はあまりありませんでしたので、お菓子をあまり与えられない育児を受けているはずですが私は甘党です。
私の患者さんでもお菓子を与えら育ったとは考えられない70歳以上の方でも甘党はたくさんおられます。
これにつきましてはいかがでしょうか?(3歳という年齢の根拠がさっぱりわかりません。)
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回答8 |
山田 豊和 2010/03/19(Fri) 02:57
>基準は出てこないようですね。
赤染めをして染まらないという基準です、それ以外にはありません。
>先生の4人のお子さんのうちの一人はむし歯ができたとの記載が過去にあった
>ように記憶してますが、それにつきましてはどう解釈すればよいのでしょうか?
むし歯が出来るほどお菓子を食べたからです。
>これにつきましてはいかがでしょうか?(3歳という年齢の根拠がさっぱりわか
>りません。)
森川先生の経験不足、あるいは勉強不足だと思います。
『経験は最良の教師である、ただし授業料はめっぽう高い』 トーマス・カーライル
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回答9 |
小牧令二 2010/03/19(Fri) 22:36
経験も大切ですが、医学を経験のみで語るのは問題でしょう。
まだはっきり判っていないことについて経験は重要かもしれませんが、少なくとも科学的に究明されコンセンサスの得られていることについては、それを重視すべきででは無いでしょうか。
それでも自分自身の経験から反対の意見を述べるなら、少なくとも自分の経験のみで、科学的な根拠に乏しく、場合によってはごく少数の限られた人たちの意見であることを書き添えておかないと、読んだ人が混乱します。
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回答10 |
森川 2010/03/19(Fri) 23:14
山田先生は
>このように歯磨きとのかかわり方を学習していけば思春期までは確実にむし歯ゼロにすることは可能です。
と書かれておられますが、
「確実に○○が可能」といった場合は、通常は「100%○○できること」を意味すると思います。
しかもその条件が、「完璧に磨けるようになれば」ではなくて「学習していけば」ですよね。
山田先生のお子さんが「学習していけば」の条件を満たさないとは考えられませんので、お子さんがむし歯になってしまった以上、「確実にむし歯ゼロにすることは可能」との記載は誤りと言えるのではないでしょうか?
私の視点は、文章が論理的に正しいかそうでないかですから、経験とか勉強不足とかは無関係だと思いますが、どこか私の記載におかしい部分でもありましたら指摘願います。
>森川先生の経験不足、あるいは勉強不足だと思います。
確かにその通りかもしれませんので、3歳ウンヌンの件に関しましては後ほどご教授願います。
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回答11 |
山田 豊和 2010/03/20(Sat) 01:59
>少なくとも科学的に究明されコンセンサスの得られていることについては、それ
>を重視すべきででは無いでしょうか。
いわゆるフッ素やキシリトールのことではないかと思うのですが、個人的には決定的な効果はないように思っています、それより生活習慣の中に原因が潜んでいると考えています。
したがって私のところでは子どもさんの食生活についてお尋ねした上で問題点に気付いていただいて歯磨き練習の中で子どもさん自身に自分の歯を大切にしようという気持ちを育てる方向でかかわっています。
>私の視点は、文章が論理的に正しいかそうでないかですから、経験とか勉強不足
>とかは無関係だと思いますが、どこか私の記載におかしい部分でもありましたら
>指摘願います。
私が述べている真意が伝わっていないので前回の件と同じ事だと思います。
ここで議論しても無駄ではないでしょうか。
>、「確実にむし歯ゼロにすることは可能」との記載は誤りと言えるのではない
>でしょうか?
そうは考えていません、娘のむし歯は私にとって高い授業料だったと思っています。
>確かにその通りかもしれませんので、3歳ウンヌンの件に関しましては後ほど
>ご教授願います。
この場では難しい提案ですね。
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回答12 |
中山 大蔵 2010/03/20(Sat) 10:22
ここで議論になっている、元記事ってどれなんでしょうかね??
参考までに読んでみたいと思いました。
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回答13 |
櫻井 善明 2010/03/20(Sat) 10:30
コレです。
↓
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=78501
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回答14 |
中山 大蔵 2010/03/20(Sat) 10:31
タイヨウ先生
ありがとうございます!!
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回答15 |
中山 大蔵 2010/03/20(Sat) 10:40
読みました。。
PCRに関しては、
通常、染め出しすれば、その%を記載して、チェックをしていくというのが流れですが、多分、山田先生は、
チェックまではしているけど、%は必要ないと思われているので、わざわざ集計していない
ということなんではないでしょうか?
ですから、データは出そうと思えば出せるような・・・
完全に出はないにしても、
こんなもんかな??
っていう数字はやっぱり知りたいと思うかもしれませんね。.
それよりも、前記事で質問が・・
(火に油注いでます??)
う食に関して、
山田先生は
>しかしむし歯としたらお菓子や甘い飲み物の過剰摂取が考えられます。
とお答えになっていますが、
僕の記憶では、先進諸国の中では、
日本人の砂糖摂取は非常に少なかったように記憶しています。
でも、う食の割合は、
先進国の中ではダントツに高い。
僕の記憶違いだったり、
最新のデータでは違うのかもしれませんが、
この辺の見解は是非、お聞きしたいと思います
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回答16 |
田尾 耕太郎 2010/03/20(Sat) 10:53
元記事です。
http://www2.ha-channel-88.com/soudann/soudann-00029899.html
>科学的に究明されコンセンサスの得られていること
というのはフッ素の虫歯予防効果のことで、少なくとも20%程度は虫歯予防効果があることは証明されています。
予防効果が80%とか90%とかではないので、確かに決定的とは言えませんが、はっきりと虫歯予防効果があると証明されているのはフッ素だけですので、これを知って、場合によっては臨床に応用することは全く問題ないのではないかと思います。
また、山田先生がお書きになられているような食事指導・生活指導も、エビデンスはフッ素に比べると乏しいですが、だからといって効果が無いとは誰も言っていないですし、本気で虫歯を予防しようと思ったら必須だと思っている先生が大半だと思います。
よく言われるEBM(根拠に基づいた医療)というのも、エビデンスだけを優先するのではなく、EBMをよく理解している先生は、自分の経験や患者さんの状況等も勘案した上で、"エビデンスも参考にしつつ"今後の対応を考えるといった姿勢です。
例えば、山田先生は基本的にノンペーストをお勧めされていますが、研磨剤の入っていないフッ化物配合歯磨剤を併用すると、もしかするともっと予防効果が高まるかもしれません。
これをご自身の経験のみで証明しようと思ったら、生活環境が全く同じAグループとBグループ各数名を用意し、Aグループにはフッ化物配合歯磨剤を使用させ、Bグループには使用させないという条件で、何年間も経過を観察しなければなりません。
もちろん、このような実験は机上の空論で、実際には生活環境が全く同じAグループとBグループ各数名を用意することなんてできませんから、研究は不可能です。
ですが、過去に先人達が何十年もかけて導き出した「エビデンス」というものがあるのですから、僕たちはそれを有効に活用させて頂けばいいのかな〜と思いますし、それが患者さんのためにもなるのではないかと思っています。
ちなみに、先日Yahooニュースで流れた「広島大が歯茎の再生に成功」というような記事にはエビデンスはありませんし、実際に臨床応用できるのか?という問題とはまた全く違ってきます。
「エビデンス」と呼ばれるようになるまでには多くの「批判的吟味」が行われ、先入観や特定の人物の考え、特定の企業に有利になるような情報の排除等が行われています。
(書いている間にタイヨウ先生と中山先生から書き込みが…^^;)
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回答17 |
吉岡秀樹 2010/03/20(Sat) 12:42
森川先生>
>>確かにその通りかもしれませんので、3歳ウンヌンの件に関しましては後ほど
>ご教授願います。
>この場では難しい提案ですね。
こんなので良ければ、いかがでしょう。
「三つ子の魂は百まで」だそうですよ。
東京大学大学院農学生命科学研究科・阿部啓子教授『豊かな味覚の形成』
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/conference/company/2nd/pdf/s4.pdf
山田先生の考えとは違っているものかも知れませんが、消化不良は免れるかなぁ、と思います。
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回答18 |
大野 純一 2010/03/20(Sat) 16:11
私は医療行為を何か行うとき、
もし臨床データがあるならば、
それを参考にし、
その上で自分の経験を加味して、
患者さんに担るようにしています。
エビデンスばかり重視するのも変ですし、
それを目の敵にするのも、もったいない・・
考えてみると、良質の臨床データは先人たちの「経験」を
なるべく客観的に収集し統計処理をしたもので、
本質的には同じだと思います。
そして自分の臨床経験と、
それらのデータがもし異なったら、
その隙間に真実が隠れていることがあります。
(これはマーロウ先生が常々おっしゃっていた言葉です。)
正しい解決法は必ず存在するが、
それは複数あることを、
我々も患者さんも知っておくべきでしょう。
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回答19 |
森川 2010/03/20(Sat) 23:17
>そうは考えていません、娘のむし歯は私にとって高い授業料だったと思っています。
一応確認させていただきたいのですが、娘さんへの指導方針は今とは異なっていたということなんですよね?
つまり、娘さんがむし歯になった後にむし歯の予防方針を変更され、その後は山田先生の歯科医院を受診された乳幼児は一人もむし歯になっていないということでよろしいでしょうか?
ちなみに、何年間で何名くらいでしょうか?アバウトで結構ですので教えてください。(たとえば、10年間で約1000人とか)
また、娘さんがむし歯になる前はどのように指導されていて、そのどういった点を改善されたのでしょうか?
>>確かにその通りかもしれませんので、3歳ウンヌンの件に関しましては後ほど
>>ご教授願います。
>この場では難しい提案ですね。
後で詳しく質問させていただきますから心配ないですよ。
中山先生>
>チェックまではしているけど、%は必要ないと思われているので、わざわざ集計していないということなんではないでしょうか?
私の推測では、山田先生の歯科医院で指導を受けられた人は、(何百人かはわかりませんが、)すべて6歳までにPCR 0%なんだと思います。山田先生の書き方からすると、そうとしか取れませんよ。
本当にすごすぎる数字ですね。
吉岡先生>
>「三つ子の魂は百まで」だそうですよ。
さすがにそれくらいは知ってます。
100%そのことわざ通りなら、たばこを吸う人も、酒を飲む人も、辛いものが好きな人も、苦味が好きな人も、地球上に一人もいませんよ。
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回答20 |
山田 豊和 2010/03/21(Sun) 02:13
こんばんわ。
どうも私と頭の構造が違いすぎるみたいです、お話になりません。
患者さんとトラブルをおこさないよう気をつけてください。
余計なお世話でした。
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回答21 |
森川 2010/03/21(Sun) 21:47
>どうも私と頭の構造が違いすぎるみたいです、お話になりません。
そんな意地悪言わないで教えてください。
山田先生なら答えられないほど難解な質問ではないと思いますので一つずつでも結構ですから、よろしくお願いします。
(再掲)
>そうは考えていません、娘のむし歯は私にとって高い授業料だったと思っています。
一応確認させていただきたいのですが、娘さんへの指導方針は今とは異なっていたということなんですよね?
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回答22 |
森川 2010/03/22(Mon) 19:55
山田先生
もしかして、読まれてませんか?
(まったく急いではいませんが、今までは毎日返答していただいていたものですから・・・)
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回答23 |
山田 豊和 2010/03/23(Tue) 00:15
読ませていただきました。
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回答24 |
森川 2010/03/24(Wed) 22:49
山田先生は返答できないようですので、下記スレッド上での重大な誤りと思われる部分についての個人的な見解を(いくつかに分けて)述べさせていただきます。
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=78501
>このように歯磨きとのかかわり方を学習していけば思春期までは確実にむし歯ゼロにすることは可能です。
確実にむし歯をゼロにする方法は今のところありません。(少なくともそういった内容の信頼できる報告は私の知る限りありません。)
ましてや、単に学習するだけで達成できるなどといったことは有り得ないと断言してよいと思います。
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回答25 |
山田 豊和 2010/03/25(Thu) 02:50
こんばんわ。
>確実にむし歯をゼロにする方法は今のところありません。
ではなぜむし歯ゼロの方がいらっしゃるのでしょう、個人的な経験ですが30年前と比べると姫路市の私がかかわっているところでは明らかにむし歯ゼロの子どもさんは増えていますよ。
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回答26 |
森川 2010/03/26(Fri) 21:37
いろいろありまして時間がないもので、後日、山田先生の質問に関しましては返答させていただきます。
山田先生は、私の質問には答えていただけないのに、私の意見には疑問を投げかけてこられるのですね。
まあ、それでもいいですが・・・
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回答27 |
山田 豊和 2010/03/27(Sat) 05:45
答えをお聞きになって何をなさるおつもりなのでしょうか。
子どもにむし歯が出来たわけですから何らかの問題はあったわけです、その原因について考えをめぐらしそのようなことが起きないようにすることです。
歯磨き指導も含めて全て個別対応です、同じようなものはあっても二つとして同じものはありません。
『問題発見問題解決』です、これしか方法はありません。
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回答28 |
森川 2010/04/01(Thu) 12:36
>ではなぜむし歯ゼロの方がいらっしゃるのでしょう、個人的な経験ですが30年前と比べると姫路市の私がかかわっているところでは明らかにむし歯ゼロの子どもさんは増えていますよ。
考えてみたのですが、やはり山田先生の意図がわかりません。
むし歯ゼロの人は(その割合は異なりますが)昔からいますし、確実にむし歯をゼロにする方法がなくても、むし歯を減らす方法がありそれを実践すればむし歯ゼロの人が増えることは不思議でもなんでもないと思います。
といいますか確実にむし歯をゼロにする実行可能な方法があるのなら”減る”のではなくて”まったくむし歯がなくなる”はずです。(天然痘のように)
わからない点があれば聞いてください。なければ回答27のほうへ移ります。
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回答29 |
山田 豊和 2010/04/01(Thu) 13:55
>山田先生の意図がわかりません。
残念です。
間食を一切しなければむし歯にはなりません。
むし歯予防で難しいのこれがそれぞれの家庭で様々です、簡単に実行できる方もいますし、出来ない方もいらっしゃいます。
この部分で我々がどのようにかかわるかが我々の力量にかかっています、ただ単にお菓子をやめましょうと言うだけでは行動の変容にはつながりません。
判ってはいるが出来ません、では困るのですそのようなことにならないようそれぞれの人にどうかかわっていくかが重要なのです。
結果としてむし歯になったとしてもそこから何かを学び取ることが大切なのです、そのような気付きが得られるような指導が出来ることが指導者に求められていると考えます。
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回答30 |
森川 2010/04/01(Thu) 17:30
>間食を一切しなければむし歯にはなりません。
おそらく世界中を見渡してもそんな理論を唱えている人間はいないはずです。
致命的なのは信頼できる根拠がないことなんです。
そういった突拍子もない考えに対して、根拠を示せないのに信じろというのは無理ですし、そんなものを不特定多数の人が目にする場で見過ごすわけにはいきません。
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回答31 |
山田 豊和 2010/04/01(Thu) 18:30
???
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回答32 |
森川 2010/04/02(Fri) 01:32
念のため書きまずが、
「むし歯ゼロの子を増やす方法」は存在しますが、
「確実にむし歯をゼロにする方法」は存在しません。
山田先生ができるとされているのは後者ですので山田先生の記述は誤りです。
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回答33 |
山田 豊和 2010/04/02(Fri) 06:51
そうかなー、でもむし歯は出来ませんよ。
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回答34 |
森川 2010/04/02(Fri) 23:49
>このように歯磨きとのかかわり方を学習していけば思春期までは確実にむし歯ゼロにすることは可能です。
と書かれておられますが、一人でもむし歯にしてしまえば”確実”とは言えませんので、山田先生のこの記述は誤りです。
>答えをお聞きになって何をなさるおつもりなのでしょうか。
もしも、娘さんをむし歯にしてしまった以降に、何らかの変更を加え、その後は一人もむし歯にしていないのであれば、山田先生の記述は誤りとは言えませんので、
(再掲)
「一応確認させていただきたいのですが、娘さんへの指導方針は今とは異なっていたということなんですよね? 」
という質問を念のためさせていただきました。
山田先生はこの質問に答えられませんでしたので、山田先生の記述は誤りであるという結論に達しました。
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回答35 |
山田 豊和 2010/04/03(Sat) 07:03
おはようございます。
>「一応確認させていただきたいのですが、娘さんへの指導方針は今とは異なっていたということなんですよね? 」
基本は変わりませんよ、当然問題がでたわけですから軌道修正しました。
わたしが患者さんにお話したことを確実に実行なさればむし歯は出来ません、たとえむし歯が見つかったとしても御自身の子育ての様子はご自身が一番御存知なのでお話をすれば原因には気付かれます。
この課程が大切なのです、原因がわかれば対処の仕様は見つかります、しかし見つかったとしてもお母さん一人の力ではどうしようもないこともあります。
例えばジジババが隠れてお菓子を与えてしまうことがあります、これは大変難しい問題です、むし歯を作ろうとして与えているわけではありませんし、お母さんがやむなく子どもを預けていることもあります。
それぞれの家庭で人間関係やおかれた状況は様々です、その中で御両親が出来る方法を探って行くしかありません。
基本は同じだが出来ることはそれぞれの家庭で違ってくるのは仕方がありません。
定期検査といってフッ素を塗布するだけでは何も解決することにはならないでしょう。
それぞれの家庭の事情も考えながら実行できそうな方法を一緒に考えながらいい方法をお母さんに自ら見つけていただくのが一番いいのです。
歯科医から指示された事をただ実行するだけでは決して長続きしません、お母さんが試行錯誤しながら今までの子育ての中の問題に気付いていただいて、一つ一つ問題解決をしていく中でその家庭にあった方法が見つかってくるのです。
この経験が御両親にとってこれからの子育ての力になってくるのです。
人生は経験の積み重ねです、そこから何を学び取るかが大切なのです、重箱の隅を突っついてくだらないことを指摘しても仕方がありません。
むし歯ゼロが人生の目的ではありません、出来ればむし歯ゼロに越したことはありませんが、乳歯にむし歯が出来てしまったらそこから何を学び取るかです。
学び取って軌道修正が出来れば永久歯むし歯ゼロは可能です、軌道修正が出来なければむし歯は出来てしまうでしょう。
我々歯科医はそのような場面で患者さんにどのようなかかわりが出来るか考えることなのです。
患者さんにも問題発見問題解決をしていただかなくてはなりません。
定期健診でむし歯を早期発見して早期治療しているだけでは片手落ちでしょう。
大切なのは早期発見早期指導です。
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回答36 |
中山 大蔵 2010/04/03(Sat) 13:00
昔々の歯医者さんは、
虫歯の原因は甘いものだと言っていました。
なので、歯ブラシと、甘いものを減らしなさい
という指導をずっと行ってきました。
でも、虫歯は全然減りませんでした。
そんな中、カリオロジーという考え方が出てきて、
「どうもこれは良さそうだ」
ということで、
熊谷先生らが
広く啓蒙。
フッ素やキシリトール
飲食回数や
バイオフィルム除去が一般化し始めることで、
現状の子供達の虫歯の激減に繋がりました。
めでたしめでたし。
=============================
上記の話が僕の大まかな認識です。
違いますかね??
もちろん、父のケースを見れば、
30年ほど前から、
甘いものと歯ブラシの徹底をして、
フッ素を用いて、
カリエスフリーの子が何にも出てきていますので、
一概に、全てを鵜呑みにすることはありません。
また、歯科医師の増加・少子化なども
大きく関わっているとは思います。
というわけで、
「間食」
と決めつけているのは、
やはり違和感がありますね。
人それぞれの感受性があるわけですから、
多くの原因は『間食」にあるかもしれませんが、
そうではない人も中に入るはずです。
直前の山田先生の意見は、とてもまっとうで、
受け入れられるものですし、素晴らしいと思います。
ただ、そのようなことは、
多分、多くの歯科医師は既に意識の中に有ること思いますが。。
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回答37 |
大野 純一 2010/04/05(Mon) 08:39
>上記の話が僕の大まかな認識です。
違いますかね??
少し誤解されているようです。
Kidd著「Essential of Dental Caries」を読まれると
よろしいかと思います。
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回答38 |
中山 大蔵 2010/04/05(Mon) 09:39
大野先生
これって洋書ですよね・・・
出来れば、日本語の本で良いものがありますでしょうか?
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回答39 |
森川 2010/04/05(Mon) 23:02
私の回答24につきましては結論がでましたね。
つぎは別の問題に関して見解を述べさせていただきます。
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回答40 |
森川 2010/04/09(Fri) 20:54
>3歳になって歯磨き練習が出来る年齢になれば歯磨き練習を始めます、このようにすれば6歳臼歯が萌出する頃には自分の口の中をぴかぴかに磨けるようになります。
「6歳でぴかぴかにみがけるようになる」は誤りです。
なかには磨ける子もいるかもしれませんが、どう考えても全員は無理です。
まったくプラークがついていないなんて土台無理ですので、「ぴかぴか=べっとりとプラークがついているわけではない」と解釈すれば、そういった子はたくさんいます。
ただそれはピカピカにみがけるからではありません。歯を磨く前からプラークがついていないんです。
例えば6歳の子の部屋がきれいだったとして、それは6歳の子が部屋をピカピカに掃除できるのではなくて、はじめから汚さなかったのです。部屋を散らかさなかったことに対して、ピカピカに掃除できるというのは適切な表現ではないと思います。
>問題は思春期をどう乗り越えるかです、しかし3歳までお菓子を与えない育児をしていたら甘党にはならないのでお菓子の食べすぎはおこらないようです。
これは前にも書きましたし例は他にもたくさんありますが、3歳での味覚は絶対ではありません。その子の置かれている環境の変化で、簡単に変わります。ですので「3歳までお菓子を与えない育児をしていたら甘党にならない」は誤りです。
ただ、3歳まで甘いものを制限できた保護者であれば、その後も甘いものを制限できる可能性は高くなることは予想できますので、その子の甘いものの摂取が継続して少なくなる可能性は高いかもしれません。
ただ、それは子どもが甘党にならなかったのではなくて、保護者が子どもに甘いものをあげなかったのであり、主体は子どもではなくて保護者ということになります。
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