ブリッジにするか?抜歯してインプラントにするか?

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タイトル

ブリッジにするか?抜歯してインプラントにするか?


質問者
なぎ さん
地域  
年齢 53歳
性別  
職業  
カテゴリ インプラント治療法
ブリッジ治療法
公開日
回答者
田尾 耕太郎先生
渡辺 徹也先生
タイヨウ先生

質問 抜歯のことで、ご相談致します。

まず、これまでの経過ですが、右下の中央から数えて5番目の歯を抜歯しなくてはならず、4番目と6番目の歯のクラウンを取ってブリッジにする計画を立てました。

その時の説明では、クラウンを取って6番目の状態を見るまでは、ブリッジが100%可能だとは言えないとのことでした。

その後、1回目の治療で6番のクラウンを取ったところ、ブリッジが出来るという判断で、土台を作りました。

2回めの治療の前にもう一度確かめると、やはり大丈夫ということで、まず抜歯をし、続いて4番目のクラウンを取って土台を作りました。

それが終わった時、

「ブリッジを作っても、6番目の歯があまり多く残っていないので、長持ちしない。十年くらいは持たないような仕事は、出来るならやりたくない。6番目も抜歯して、2本インプラントを入れてはどうか。」

と言われました。
6番目は、根の治療がされていて、あまり良い状態ではないらしいです。

今後の選択肢として考えられるのは、

・長持ちしなくても計画通りブリッジにしてもらうか
・2本インプラントにするか
・5番目だけをインプラントにしてあとの2本はクラウンにしてもらうか

の三つだと思います。

6番目は、最初ブリッジの土台にしようとしたくらいなので、根の状態があまり良くないとは言っても、何年かは持つはずで、そういう歯を抜くのには抵抗があります。

ちなみに8番目も抜歯し、そこはそのままになっています。
つまり6番目にとっては両隣の歯がないということです。

先生は、今クラウンやブリッジを選んでも、それがだめになったらインプラントすることになるわけで、今からそう遠くもない将来にまたインプラントの手術をするくらいなら、今2本入れておいた方が、体にかける負担も少ないと仰います。

私にしてみれば、初めから5番目のインプラントを勧められていたら、他の歯はいじらなくて済んだのにという気持ちもあります。

そこで、こちらの先生方のご意見をお伺いしたいのですが、先生方ならこの場合どうなさるでしょうか。また、上の三つの他に、良い方法でもあれば、お教え下さい。

抜歯した歯は、どれも根の先にまでバクテリアが侵入していることが原因でした。

6番目の根の状態がわからないことには判断が難しいかもしれませんが、可能な範囲で宜しくお願い致します。


なぎさん  2007-03-22 01:21:00
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

実際になぎさんのお口の中を拝見してはいませんが、担当の先生の治療方針は適切だと思いますし、説明も非常に良い感じがしますよ。

特にこのようなケースでのブリッジは、僕は極力さけたほうが良いと思います。

というのも、もしブリッジにして6番の歯に問題が起こった場合、土台になっている4番の歯にも大きな負担がかかってしまい、6番・4番共に抜歯になってしまうというケースが少なくありません。

そうなると次はインプラントを3本入れるか、部分入れ歯にするかということになりますが、仮に部分入れ歯にした場合、徐々に奥歯の噛み合わせが低くなって前歯が強く当たるようになり、それに歯周病が絡んでくると前歯が簡単に抜けてしまう・・・。

そして行き着くのが「総入れ歯」。

・・・というのが、総入れ歯への黄金パターンです。

つまり、いきなり歯がボロボロ抜けて総入れ歯になってしまうのではなく、総入れ歯への第1歩は、「奥歯が1本抜けること」なんです。

ですので、今適切な治療を行うことが、総入れ歯を避ける最大のポイントだと思います。

とりあえず理想的と思われる治療法としては、まず5番は文句なしにインプラント、6番は根の状態にもよりますが、残せそうなら残す、状態が悪く予後不良と思われる場合には早めに抜いてインプラントといった感じでしょうか?

あるいは、6番を予後不良のまま残しておいて、とりあえず持つところまで持たせておき、どうしようも無くなったら抜歯してそのまま・・・という選択肢もアリかもしれません。(ただし、その場合には後からインプラントをすることが難しくなると思います)

⇒参考:予防的?なインプラントについて

確かに4番目と6番目の歯のクラウンをわざわざ取る必要はなかったのに・・・と思われるかもしれませんが、もしかしたらそれは診断のために必要だったかもしれませんし、適当にブリッジにされていたらもっと良くない結果を招いていた可能性もありますので、まぁ仕方がないかなぁと・・・。

いずれにしましても、今回の治療は費用もかなり高額になりそうですし、今後のなぎさんの歯の運命を左右する治療にもなりそうですから、担当の先生とも十分に話し合って、慎重に治療法を選択されてください。

2007-03-22 01:54:00
回答2
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

はじめまして。

なぎさんのお気持ちも、担当の先生のお気持ちもよくわかります。

この場合6番の状態次第で、それもクラウンをとるまではっきりとしたことがわからないわけですから、判断が微妙なところだけどどうしたものかな・・と先生も悩まれたことと思いますよ。

むしろ一度大丈夫、と言った方針を、やっぱり心配だと正直に訂正してくれるあたりは立派な先生だと感じます。

さて治療計画についてですがブリッジは避けた方が良さそうですね。
4番が犠牲になるのだけは避けたいところです。

となるとどこに何本インプラントを入れるか、になります。

心情的には5番だけにして、4番6番はもう一度クラウン。

で6番がほんとに駄目になればそのときに6番にもインプラントでいいんじゃないかとは思います。なぎさんも抜歯について納得できそうな気がしますし。

でも6番を実際に見てみたら違うこと言うかも知れませんけどね・・。

ただインプラントも完璧ではありませんからね、長持ちしなさそうな歯とインプラントだったら、比較としてはいい勝負にはなるかと思います。

インプラントをする手術の時の身体の負担というのも、個人的にはあまり心配いらないと思うのですが(状況さえ許せばですけど、100歳近い方でも手術を受けることがあるほどですから・・)、どうしても心配なら、折衷案(?)として、今回一緒に7番のところにも一本入れておいて、6番が駄目になった時には5番から7番のブリッジにするとか。

あ、混乱してしまう様ならこれは忘れて下さい。

基本的にはブリッジ以外で(つまりインプラントで)、費用のことなども含めて一番なぎさんが納得出来る方法で選ばれたら、どれでも大差はないと思いますよ。

2007-03-22 02:28:00
回答3
タイヨウ・デンタル・オフィス(文京区・湯島)のタイヨウです。

僕も、田尾先生、ワタナベ先生の意見と同じですね。

5番はブリッジにせず、インプラントがいいでしょう。

さて、6番をいじらずにクラウンにするか、インプラントにするかと言う選択になると思います(と、強引に話を進めてしまいますが)。

これは、実際のレントゲンや歯の状態を見ないとどちらが良いかは判断できません。
担当の先生のおっしゃっている事も一理あります。

長い目で見て、4番を大切にし、インプラント自体も長く持たせようとすると2本同時のインプラントが良いと思いますが、後からインプラントを追加する事も出来なくはないので、これは、なぎさんと担当の先生との間で、しっかり計画を立てる必要があると思います。

ちなみに、インプラント1本の場合と、2本を連結して入れた場合では、連結したほうが長期予後が良いとされています。

2007-03-22 12:20:00
返信1 田尾耕太郎先生、

迅速で的確なお返事を有難うございました。

担当の先生の治療方針が妥当だとお聞きして、安心しました。
総入れ歯への黄金パターン」という怖いお話も、肝に銘じておきます。


渡辺徹也先生、

心情的に納得できる方針をご提案頂き、有難うございます。

ただ、「インプラントも完璧ではありませんからね、長持ちしなさそうな歯とインプラントだったら、比較としてはいい勝負にはなるかと思います。」という部分が分からないのですが、インプラントの寿命は、長持ちしなさそうな歯と同程度という意味でしょうか?

そうだとすると、インプラントを入れる時期は、出来るだけ遅くした方が良さそうですね。


タイヨウ先生、

長い目で見た場合の最善策と、インプラント2本を連結したほうが長期予後が良いという貴重な情報を有難うございました。是非参考にさせて頂きます。

お忙しいところ、懇切丁寧なお返事を頂き、感謝しております。

なぎ さん  2007-03-24 02:39:00
回答4
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

一応補足しますね。

寿命だけで考えればインプラントでしょうが、寿命だけでなくて総合的にメリットデメリットを考える必要があるでしょうね。という話です。

詳しく書き出すとキリがありませんが、大事なことですからよく検討されて下さいね。

2007-03-24 07:14:00
返信2 渡辺徹也先生、

あまり歯に関する知識がないもので、つい近視的な考えに陥りがちですが、今後は先生の仰るとおり大きな視野に立って総合的に判断してゆきたいと思います。

親身なご助言を、有難うございました。

なぎ さん  2007-03-25 15:59:00

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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