インプラントの治療順序について

相談者: じんさん ( : )
投稿日時:2007-04-16 03:17:00
現在かかりつけの歯科で、右下第2大臼歯の神経を抜く治療が完了した状態です。

第1大臼歯はすでに20年ほど前に抜歯しており、もともとブリッジ状態でしたが、右下第2大臼歯虫歯となり今回の治療となりました。

ただ、ブリッジが第1,第2小臼歯、第2大臼歯を使った4本のブリッジになることや保険の範囲では、第2小臼歯銀歯になってしまい審美的に良くないことから第1大臼歯にインプラントを入れることにしました。

実は、さらに左下第2大臼歯と第2小臼歯でブリッジを形成しているのですが(左第1大臼歯はすでに過去抜歯しています。)、第2大臼歯のがブリッジ冠下で割れており、抜歯を勧められている状態です。

こちらは歯茎の状態も良くなく細菌が入って痛みがありジョサマイシンを処方されている状態です。

かかりつけの歯科はインプラント治療を行っていないため、この状態で一度インプラント治療を行っている歯科で見てもらった方が良いと言われ一軒行って聞いてみたところ、一度で手術を終わらせるには、左下第2大臼歯を抜歯して、即左右に保険範囲で作成できる入れ歯をいれて6ヶ月ほど経過したあと、インプラントを右第1大臼歯、左第1、第2大臼歯に3本入れて、3ヶ月経過後、下の歯の審美治療を一度に行うのが手術回数が少なくて良いと言われました。

もちろん、手術回数が多くなっていいなら左右別々にもできますと言っていただきました。

そこでセカンドオピニオンをお聞きしたく今回こちらに投稿しました。

・保険の範囲で作成する左右にまたがる入れ歯は、見た目金属が左右第1小臼歯あたりに金属の引っかける部分が見えて、見た目が良くないのではないでしょうか?

・その場合、6ヶ月+3ヶ月もこの入れ歯を入れて過ごしたくはありませんし、限られた期間のために高価な入れ歯も作りたくありません。入れ歯を回避する治療手順は無いでしょうか?

私のような左第2大臼歯の状態で、抜歯即インプラントを実施するのは良くないでしょうか?

右奥4本と左奥3本はセラミック審美治療を行うつもりでおります。
ご意見よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-04-16 18:10:00
はじめまして。

インプラント治療を行なっている方の先生のご説明は極めて適切に感じますが、いくつか気になる点があるご様子ですね。

ですので、敢えて別の観点から考えると、

1)左下7抜歯
2)左下6、右下6にインプラント
3)入れ歯は使わず、3ヵ月後に審美治療。+左下7は欠損のまま。

という案も出せると思います。
(※残存、特に下の左右5番の状態が非常に良い場合に限った方がいいと思います)

その根拠については、ちょっと難しいのですが以下の回答を参照してみて下さい。

参考⇒インプラント VS ブリッジ VS 短縮歯列咬合(SDA)


抜歯即インプラントについては、患者さんにとっては確かに魅力的なのですが、今のところは世界的に公認されている方法だとまでは、ややいい難い状況です。

万が一にも失敗したときのことを考えれば、どっちのやり方でもいい様な奥歯のために、わざわざ冒険(?)する必要は感じられません。

中途半端に失敗すると、除去のための手術がまた大変ですからね。

実際にお口の中の状況を見ている訳ではありませんから、参考までにしておいて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じんさん
返信日時:2007-04-16 18:36:00
渡辺先生、お忙しいところ誠にありがとうございます。
下記で何点か質問があります。

>・すぐに左下6(7)、右下6にインプラント

これは左下の7の抜歯、左右6だけインプラントを同時と考えれば良いでしょうか?
それとも左右6のインプラント時、左下7は抜歯しないという事でしょうか?

>・入れ歯は使わず、3ヵ月後に審美治療。+右下7は欠損のまま。

術後、入れを使わなくて済む理由は、インプラントのところに術後いきなり仮歯を入れるからでしょうか?

それとも仮歯の無い状態で3ヶ月過ごせるといいますか、がんばって入れ歯の無い状態で過ごすという事でしょうか?

AQBインプラントも検討しているので、インプラントが一回法の術後、インプラント上部が突き出ているような気がするのですが、日常生活(食事)で大丈夫なのか心配です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-04-16 19:09:00
入れ歯を使わない理由は、使わない方がいいという意味ではありませんが、SDAのコンセプトからいくと必ずしも重要ではない、ということです。

特に今回の場合は短期間ですからね。

AQBの一回法ですと、おっしゃる通り術後は上部が突き出しますので、あまり刺激を加えない様、やや気を遣うかも知れません。

大体ですが、期間にして特に術後1ヶ月〜1.5ヶ月ぐらいは骨との結合が不十分と考えてもらった方が安全です。

ですが骨とくっついてしまえば、AQBの一回法も非常に良いシステムだと思いますよ。個人的には結構好きなインプラントです。

1回法と2回法は、好き嫌いが分かれるところではあるのですが、研究では予後に差はないそうです。

仮歯は入れない方が”無難”でしょうね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じんさん
返信日時:2007-04-16 20:12:00
渡辺先生、ありがとうございます。
だいぶイメージがわいてきました。これで最後にします。

例えば、AQBインプラント1回法で先に左側片側だけ手術すれば、右側は物がしっかり噛める状態ですので、先に左側をやっつけるという方法も考えられますか?

手術は確かに2回になってしまいますが、片側ので通常の食生活を続けながら治療してくという案はどうでしょうか?

全くの素人考えなのでご助言頂けると幸いです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-04-16 20:44:00
それは良い案だと思いますよ。

それでしたら、私だったら左に入れたインプラントが骨とくっついたところで一旦仮歯にして、それから右にもインプラントをして、その後左右同時に本を作って行くと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じんさん
返信日時:2007-04-16 22:16:00
渡辺先生、ありがとうございます。

実際は治療中の食生活や見た目も大事かなと思い、入れ歯以外の方法を相談してみて良かったです。

インプラントの順序この方法で担当医に相談してみます。
まずは左からですね。ありがとうございます。



タイトル インプラントの治療順序について
質問者 じんさん
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年齢  
性別  
職業  
カテゴリ インプラント治療法
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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