根管治療の間隔について

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タイトル

根管治療の間隔について


質問者
ミルク さん
地域  
年齢 49歳
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療の治療期間
根管治療関連
公開日
回答者
タイヨウ先生
渡辺 徹也先生
田尾 耕太郎先生

質問 このページで勉強させていただいたおかげで、現在、周囲の歯科治療中の知人たちと、根管治療(とくにJ-Open)について話題沸騰中の中、新たに、疑問が生じましたので、質問させてください。

根管治療中、次の治療までのあいだ被せものをしていたとしても、仮の被せでは完全に菌が遮断されているとはいえないような気がします。

そうなると、根管治療は、1ヶ月ごとにというより、1週間ごとにというふうに、次の治療までの間隔を長くおかずに通うべきですか?そこまで考えなくていいですか?

ミルクさん  2007-04-07 11:31:00
回答1
タイヨウ・デンタル・オフィス(文京区・湯島)のタイヨウです。

根管治療の基本は1週間ごとでしょう。
(誰が基本って決めたんだ!って突っ込まれそうですが‥)

消毒の薬の効果が発揮されるまで2〜3日は必要ですから、毎日治療するのは逆効果です。

大体、薬の効果が発揮され、状態が安定するのが1週間後くらいですから、1〜2週間くらいの間隔で根管治療を行うのがベストだと思います。

逆に3週間以上あくと、ミルクさんのおっしゃられている通り、通常の仮のフタでは密封性が足らず、菌が入り込む可能性が高くなりますし、薬の効果も薄れてきます。

ですから、3週間以上間があいたら根管治療は振り出しに戻ってしまうと思います。

しかし、長期的な治療が必要な場合もありますから、一概に1ヶ月以上間をあけてはいけないと言う事はありません。

仮のフタでも種類を変えることによって、かなり頑丈に作れますから3ヶ月くらいは密封性が保たれるようにする事が可能です。

また、薬の効果が長期間持続する薬もあります。

ですから、難治性の病気の場合は、このような薬と仮封材を応用して、長期間の経過を追う場合もあるわけです。

そう言った配慮を(通常の歯科医師は)するはずですよ。

2007-04-07 13:34:00
回答2
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

こんにちは。
タイヨウ先生に「誰が基本と決めたんですか?」と一応突っ込みつつ・・

きちんとした先生に計画的に治療して貰える分には、間隔はどれだけ長くても構いません。

短い分には、1〜2週間程度が理想的とは思います。個人的な意見ですが。(私も実際には1週間程度のことが多いですね、あまり長いと患者さんが忘れてしまいそうなので・・)

というのも、欧米で根管治療に用いる薬剤は普通は水酸化カルシウムというペースト状のお薬ですので、これは根管の中で作用が1〜2週間持続すると言われています。

因みに日本でよく使われているいわゆる水酸化カルシウム系の製剤は、濃度がかなり低めですが・・。

でその後も、消毒作用がなくなるだけで、根管の中に隙間が残りませんから、根充剤(最終的に入れるお薬)と働きは変わりません。

実際、昔は根管充填の様にも使われ、そのままかぶせ物などを作っていたみたいですし、根充剤も”お薬”とは言うものの消毒作用などはありません。

それと、根管中の細菌の中で、2週間ぐらい死んだフリをする細菌もいる時がある、と言われます。

死んだフリをしている間は消毒薬が効きませんから、(間隔は別として)トータルでは最低でも2週間以上は消毒を続ける方がいいのかも知れません。

元の汚れ具合にもよりますし、先生によって考え方は随分と異なるところでしょうが。

ただ日本の場合は、多くの薬剤を使い分ける先生が多いですので、中には数日で作用がなくなってその後は細菌が野放しになる揮発性液体のお薬や、1週間以上入れっぱなしだとヤバイんじゃないかという刺激の超強いお薬を毎回の様に使われる先生が大勢いらっしゃいますので、注意しておいた方がいいかも知れません。

液体のお薬は、綿に浸み込ませて使います。

参考⇒歯の痛み(虫歯?)と親知らずの抜歯について

また話題が沸騰してしまいそうなので、薬剤名は敢えて伏せますが・・
発がん性のあるものや毒として有名なものなど、正直ちょっと心配しています・・。

それと仮のフタも、全然フタの役割を果たさないフタを常用されてることが結構多いです。

次の治療のときに素早く外せるのでそれはメリットですけど、外しやすいってことはつまり・・みたいな。

J-openよりはご飯粒などが入らない分、いいのかも知れませんね。

参考⇒根管治療の途中からラバーダムをするのでは遅いですか?


・・ミルクさんって結構、言いにくいところを突いてきちゃいますね。。

2007-04-07 18:47:00
返信1 タイヨウ先生、渡辺先生、ありがとうございます。
参考になります。奥深いですね。

歯科治療では、口の中に薬品をいれるリスクをいつも考えないといけないなあとあらためて思います。

・・・さらに、ど素人ならばこそ?の質問させてください。

J-openは、今だに一般的に行なわれている・・とのことでしたが、それは、いまだに歯科大学とか若い医師の「教育の場でも」教えられてはいませんよね?

当初、今後根管再治療にトライする歯が無事に成功するための知識を持ちたくて質問し、お答え大変参考になってます、感謝ですが、さらに・・・


質問★根管治療中だったけど結局中止し、保留中の歯について。

J-open状態だった歯です。

近場の歯科医に中の綿を取り、消毒し、ふたはしてもらいましたが、シュッシュと消毒し、硬くないふたをされています。

今後抜歯するとしても、時期は、別の歯の治療終了後に・・と思うので(同時進行する勇気はない、、使えるうちはもうちょっと残して使えないかという未練がましい思いもある、、)既に少しいじったし、J-openなんて余計なこともしちゃったし、でも、お願いだから他の歯の治療中痛まないでね・・という気持ちです。

2年間腫れは出ても、痛みが出なかった歯ですが、爆弾をかかえているような・・。

これから別の歯を治療してくれる先生に、根管部に薬をいれて、さらに適切なふたをして欲しいと依頼したほうがいいのでしょうか。

このまま、そっとしておいた方がようでしょうか?

ミルク さん  2007-04-07 19:35:00
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

歯科相談室の回答者の中では僕が一番若いですが、J-openは大学で普通に教わりましたよ。他の大学でも教えているかどうかは分かりませんが・・・。

授業で教わったことを盲目的に信じ込んで、大学卒業後自分で勉強をしていないような歯医者さんは、今でもJ-openは素晴らしい方法だと思っているでしょうね。

とにかく、「今感じている痛みを無くす」ということに関してはJ-openは一番効果的ですので・・・。

「後で問題が出てくる可能性が高くなってでも、今すぐに痛みをなくす方法」と、
「痛みがすぐには取れないけれども、後で問題が出にくい方法」だと、

前者(J-OPEN)のほうが患者受けは良かったりします。
「あそこの先生のところに行ったら、すぐに痛みがなくなった!」って・・・。

だからこそ、良い治療を受けるためには患者さん自身が歯科について勉強する必要があると思うんです。

日本人が全員ミルクさんみたいな人だったら、日本の歯医者さんのレベルは恐ろしく高くなると思いますよ(^^)

2007-04-08 09:58:00
返信2 お褒めの言葉?ありがとうございます。

数年前、病気になりましたとき、しんどい最中、結局は自分が頑張って治療法について知識を持って、Dr、手術法などを「自分でしっかり選択」することが、身の安全に繋がることを痛感し、実践し、思いどおりの治療がうけられて、健康を取り戻した経験があります。

今度は、トホホ〜な歯の問題に・というところです。

ガンガン痛む状態になると、もう勉強どころじゃなくなっちゃいそうですし、幸い時間的ゆとりのある今のうちに・・というところです。

このページに出会え、先生方の誠実なお答えを得ることが出来、ラッキーだったと実感していますし、同じような[いいの?これで?と治療に迷う知人たち」(これがまた実に多いのです)への啓蒙にもつながります。

お忙しいとは思いますが、さらにアドバイスありましたら、よろしくお願いします。

ミルク さん  2007-04-08 11:12:00
回答4
タイヨウ・デンタル・オフィス(文京区・湯島)のタイヨウです。

おそらく

「急性症状のある歯髄炎の処置」

に対してJ-open以外の回答をしたら国家試験では落ちるでしょうね‥。

それが現実です‥。
とほほ。

2007-04-09 10:44:00
回答5
土田歯科医院(宮崎市)の渡辺です。

とほほ。。

因みに先生によるのでそこは強調しておきますけど、大学病院の専門の科でもやってた気が・・。


2007-04-09 16:28:00
返信3 げ"っ、、、
J-Openっていまだに教育されてるんですかあ・・脱力。。。。。おそろしい現実。

で(とにかく前向きに)・・・・
私はドウスレバいいのですか〜?

ミルク さん  2007-04-09 17:35:00
回答6
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

すみません・・・、肝心のご質問から脱線しちゃいました・・・(^^;)

現在根管治療中に歯に関しては、もうすでに細菌が入ってしまっているのは間違いないのですが、僕だったらとりあえず最後まで治療を終わらせて、注意深く経過観察すると思います。

それで問題が出てこなければラッキー、問題が出てきた場合には根管治療が得意な先生に再治療をお願いする・・・ということになると思います。

こちらも参考にどうぞ。

⇒参考:根管治療の専門医を探すには?

2007-04-10 00:17:00
返信4 タイヨウ先生、渡辺先生、田尾先生、丁寧でわかりやすい説明(+、ちょっとショックな現実、を教えていただき)ありがとうございます!

今後、根管治療進めようという歯がありますので、の予備知識として大いに参考になります。

このサイトに出会わず自分で調べるには限界があり、ここまで沢山の意味ある知識を得るのは無理だったと思い感謝します。

質問の歯については、説明不足でした。

こちらの歯は既に根管治療の専門医には相談済で、成功率の低さ・精神・経済的負担バランスから考慮してもう「再治療はやらない」という結論を出した方の歯、なのです。

保険外(自費)の根管治療について

現在問題の歯を3本かかえているので、ややこしくなってしまい、すみません。

ミルク さん  2007-04-11 20:51:00

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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