| 質問 |
歯チャンネルの掲示板、いつも参考にさせて頂いてます。
今回は、自分の歯の件で質問させてください。
抜髄した左下7番の歯が根分岐部病変になり、舌側の歯茎もかなり
下がって、根が3mmほど露出して、少し窪んでいる状態です。
頬側の歯茎は綺麗で全く下がっていません。
地元の歯医者で、抜いてインプラントにした方が良いといわれたのですが、疑問があります。
舌側の歯槽骨は、垂直に半分近く、溶けてしまっているので、普通のインプラントを入れるにしても、難しいと思うのですが、上手くいくのでしょうか?
インプラントが上手くいくなら、今の歯を残しておいても、同じ事じゃないかと思うのですが、、わざわざ抜いてインプラントにするメリットが理解できません。
問題の歯は、以前、膿が有ったのですが、麻酔をして深い歯石を
取ったら、膿が完全に治まり、元々、動揺もなく噛むのにも全く支障がありません。
今後は、2ヶ月おきに歯石取りとクリーニングを続けて、ギリギリまで歯を残そうと思うのですが、この考え方は間違っていますでしょうか?
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セサミさん
2007-09-13 23:59:00 |
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| 回答1 |
こんにちは。
こちらの掲示板をご覧になられていると言うことは、治療方針は先生によってバラバラということもよく理解されてると思いますので、個人的な考えを書いていきますね。
私だったら、セサミさんのおっしゃる通り、
>2ヶ月おきに歯石取りとクリーニングを続けて、ギリギリまで歯を残そうと思う
に賛成です。
(※実際に拝見すると意見も変わるかも知れませんが・・)
根分岐部病変は、ご存じかと思いますが、何をしても今後はゆっくりと悪化していく確率が非常に高い状態です。
ですからそれを観察していく歯科医師としてはストレスすら感じますので、いっそ抜いてしまいたい気持ちも理解できます。
現在の骨の状況が詳しく掴めませんが、上から何o下がっているかと言うよりも、下の下顎管(パノラマ撮影をすると、5番の真下から親知らずの後方にまで、半々ぐらいで写ってくる、幅4〜5mmの管です。)までの距離が重要です。
この距離がまだまだあるということなら、7番を目一杯使ってからでもインプラントは可能でしょうし、今の時点で15mmぐらいしか骨の高さがない様なら既にギリギリと判断できます。
その場合は後にインプラントを、という前提なら早めの抜歯が良いかも知れません。
参考→予防的?なインプラントについて
ただ私の場合は、7番というとインプラント自体を埋入しないことが多いですから(※咬み合わせなどを見てケースバイケースの判断です)、将来的にインプラントは不要、という前提に立てば今急いで抜く理由はあまりなくなってしまいます。
ですから、おそらくセサミさんの意見に賛成することになるかと思いますよ。
ただし、2ヶ月おきの歯石取りは現行の保険では出来ませんので、そこはご理解願いますね。
3ヶ月ならなんとか可能だと思いますが、分岐部の細菌叢の再形成サイクルがおそらく3ヶ月ぐらいですので、出来ればそれより短い、2ヶ月ごとぐらいにクリーニングをしたいところではあります。
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| 回答2 |
歯科大辞典に根分岐部病変の説明を追加しました。
他にもそれに関連する治療法の説明(ファルカプラスティー、ルートセパレーション、トンネリングなどなど)をたくさん追加しましたが、見て頂ければ分かる通り、根分岐部病変の場合の治療法には様々な方法があります。
下の奥歯の場合はルートセパレーションやトンネリングという方法もありますから、かなり長持ちさせられる可能性は高いと思いますよ。
もちろん、さらに根の病気も併発しているなど状況によってはもう抜歯したほうが良い場合もあるのですが、そうではなく根分岐部病変だけの問題であれば、歯周病に力を入れておられる先生ならかなりの高確率で持たせられるはずです。
もう一度担当の先生とも相談してみて、場合によってはセカンドオピニオンを求められてみるのも良いのではないでしょうか?
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| 返信1 |
渡辺先生、田尾先生、丁寧な回答ありがとうございます。
地元の歯医者さんの診断では、骨の高さは十分あるとのことです。
ただ、根分岐部病変の進行度が2度と診断されたので、私的にはインプラントをするには高さはあっても幅が足りないんじゃないかと思っています。
インプラントは高額ですので、もしするなら、ほぼ確実に成功が見込める状態でなければ選択したくないです。
ルートセパレーションも良さそうですね。
色々な治療法があるんですね〜。
とりあえず、暫くは定期的なスケーリングを続けて様子見します。
今後も歯チャンネルを参考にして、
少しでも長く自分の歯を守っていきたいと思います。
| セサミ さん
2007-09-14 20:44:00 |
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