下7番の抜歯後の治療法について(8番の移植?矯正?インプラント?)

歯チャンネルTOP | 歯科相談室 | 歯科医院検索&マッチング | 歯科情報の広場 | オンラインショップ | 歯科関係者向け

写真で見る!舌の病気・できもの辞典

・[11月20日] 新サイト「写真で見る!舌の病気・できもの辞典」 公開!
・[注目の歯科相談] 骨粗鬆症予防薬(フォサマック)による顎骨壊死



前のページに戻る

★歯科相談室TOP★

歯科相談掲示板

回答者紹介
>> 回答者一覧
>> 回答者登録はコチラから

⇒ 検索の上手な使い方
⇒ おすすめの歯科相談

歯の異常・トラブル
抜歯(歯が抜けた・抜く予定)
歯の痛み
知覚過敏
虫歯(むし歯)
歯の根っこの病気・異常
根管治療(神経・根の治療)
歯茎(歯ぐき)の異常・トラブル
歯茎(歯ぐき)の痛み
歯周病(歯槽膿漏)
歯列矯正(矯正歯科)
歯並び(歯ならび)
噛み合わせ(咬合)
歯軋り(歯ぎしり)
顎関節症
審美歯科・美容歯科
歯のホワイトニング
口臭
親知らず(親不知・おやしらず)
上顎洞炎(蓄膿症)
小児歯科・子供の歯
妊娠中の歯科治療
歯磨き(プラークコントロール)
舌、粘膜、唇の病気・異常
アレルギー(過敏症)
麻酔
薬剤(痛み止め、抗生物質等)
レントゲン写真
歯科恐怖症
治療費・費用
医療ミス・裁判・不信感
詰め物、インレー
クラウン(差し歯・被せ物)
支台築造(歯の土台)
インプラント
ブリッジ
部分入れ歯(部分義歯)
総入れ歯(総義歯)
衛生士・技工士・歯科助手
専門的な質問
海外
その他





文字サイズ : 普通  特大

タイトル

下7番の抜歯後の治療法について(8番の移植?矯正?インプラント?)


質問者
tomy さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラントその他
歯列矯正(矯正歯科)その他
親知らずの移植
公開日 2007-11-26 05:14:06
回答者
田中 泰彦先生
田尾 耕太郎先生

質問 はじめまして。
初めてこの掲示板を利用させていただきます。
よろしくお願い致します。

先日、右上8番、親知らずの歯が虫歯になり、
長い間放置していたため
見える部分は半分も残っていなかった歯を抜きました。


質問1

このとき、歯の根っこが4本あり、
それに上から骨がくっついていて、
くっついている骨ごと抜かれたのですが、
これは大丈夫なんですよね?

経過も顔の腫れはあるものの
そんなに悪くはないので大丈夫だとは思うのですが、
「自分の体内にある骨(しかも脳の近く)」というのを初めて見て
少し怖くて不安なので気になります。

更に数年前、右下7番を抜いてそのまま放置していたので、
これの治療を行おうという話になり、
自分としては左上G番(こちらも表面が残っていない)の抜歯を
先にして欲しいのですが
まだ伝えていません(^_−;)

ブリッジインプラントについて説明を受けたのですが。
ここで自分の中で疑問。


質問2

歯が抜けた場合、そのまま放置しておくと、
逆側の歯も虫歯になりやすいという説明を受けました。

だったら、今回、

     EFG
右上・・・○○●
右下・・・○●○

○・・・生えている歯
●・・・抜いた歯

このような状態になったのですから、
インプラント等やるよりも、
生きている右下G番の歯を前に移動させれば、
と思うのですが、
このようなことは可能でしょうか?

先生に聞いたら
G番の歯は弱いのでおすすめは・・・という感じのことを
おっしゃっていました。

でも、あくまで推測なのですが
自分の場合
右上G番もかなり丈夫に(根っこ4本)生えていたし、
昔抜いた右下F番の歯も
虫歯になって表面が全く残っていなかったので
抜かざるを得なかったものの
根っこの部分はかなり丈夫で
その時の歯医者さんも感心していたので、
右下G番の歯もかなりしっかりしているのではないかと思うんです。。

こういったケースの場合
費用等も含め
どの選択肢を選ぶのがおススメなのでしょうか。

自分としては、あまり体内に異物をいれずにいたい、
と思っています。

ただ、右下G番もかるく虫歯なのが心配なんですが。
でも、見た目まっすぐにちゃんと生えています。

歯医者さんのご意見を伺いたいです。
今通っている歯医者さんを信頼していますが
あまりにインプラントを奨められるので(>_<)

でも、父親にインプラントやブリッジは反対されるので
どうすればいいかわからなくなっています。

よろしくお願いします。

tomyさん  2007-11-16 11:30:53
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。

こんにちは。

抜歯した根に骨が絡みついて取れてくることはたまにあります。

通常は根を支えていた歯槽骨は、歯がなくなるとその役目を終えて概ね吸収してなくなってしまうものなので、ご心配には及びません。

さて、歯を移植することは可能ではあるのですが、特に奥歯で根が複数本あって複雑な形をしている場合にはお勧めできません。

不可能ではないのですが非常に手技的にむつかしいです。
むしろ単純な根の形の方がくっつきやすいのです。

そしてかかりつけの医師が移植云々よりもインプラントをお勧めする理由は、インプラントがこの何年かで製品も良くなり色々なケースに対応できるようになってきたため、移植するよりも予後が良いことが多いからであると思います。

私の経験では移植して10年近く経過を追えて、かつ問題が無かったケースもあるにはありますが、今の歯科材料の現状を考えに加えるならば、やはりこの場合のインプラントの選択は良い選択に思えます。

キーポイントは右下6番の歯に虫歯歯周病などの問題がないかどうかです。

虫歯があったり、すでにクラウンでかぶせてあったりするならばその後ろの8番を利用してブリッジでもよいのかなと思います。

逆に6番にほぼ大きな虫歯もなく健全であるならば、その歯を削ったりせずにインプラントのほうが良いのではないでしょうか。

ただしこの場合、インプラントの後ろ側に位置する8番はインプラントの清掃性などの予後を考えて抜歯する可能性がありますが、これはそう言われた場合には必要なことであるのでぜひかかりつけの先生のご説明をよく聞いてきてください。

またお父様が反対されておられるならば、ぜひお父様もご一緒に歯科医の説明を聞いていただいてもよいと思います。

私のクリニックだけではないと思いますが、ご家族の方を伴ってご相談にいらっしゃる方も少なくはありません。

ちなみにその右下7番に何も入れない場合、そのかみ合わせる側の歯は当たり場所がなくなってどんどん伸びてしまいやはりダメになってしまう可能性を孕んでいますので放置はいけません。

2007-11-17 05:14:06
返信1 > 田中先生

ご回答ありがとうございます!

現在、親知らずのほうは、
穴もふさがり始めており、
田中先生のご回答も読ませていただき、
安心しています。
あの骨、歯槽骨というのですね。。。


右下7番に関しては、
6番がきれいな歯なので、
だったらやはりインプラントがいいのかなと思いました。

ただ、
歯の状態によっては移植は難しいとのこと、
こちら、抜いて動かすのではなく、
矯正のように、
少しずつ後ろから前へ移動させる、
ということはできないでしょうか?

無知なもので幼稚な質問でしたらすみません(>_<)

ご回答いただけるとうれしいです!

tomy さん  2007-11-19 11:29:53
回答2
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。

こんにちは。
再び田中です。

おっしゃるように親知らず矯正にて移動することは基本的には可能です。

ただし歯を手前に傾けてしまわないように平行移動するのには、矯正医のテクニックと時間(恐らくは1年以上)を必要とします。

そして矯正して移動した歯の根には必ず少し吸収が起こります。

これがその後のその歯の人生の中でどのくらいの影響を及ぼすかはなってみないと判らない領域だと思います。

また矯正をするとなると、医院によってあるいは方法によって金額がマチマチになると思うのですが、いずれにしてもインプラントと同等またはそれ以上が必要であると思います。

故にそれだけの色々なものを費やした場合に、そのままうまく安定してくれる場合も少なくはありませんが、インプラントでも矯正による移動でもリスクは同じ(比べるのは難しいですが・・)ような気がします。

私個人の考えでは矯正によって動かす親知らず以外にも矯正をした方がいいような場合には全体的な歯の移動を含めて矯正をお勧めいたしますが、この歯のみ移動というのであればお勧めできません。

この場合でも尚インプラントを避けるとしたら、それこそどのくらいの予後かは診ておりませんので判りませんが、移植を行ってみてすぐかも知れませんし何年後かも知れませんが、その時点でインプラントに移行してゆくという段階を踏むのもひとつの考え方と思います。

ただし移植した部分の周囲の骨が、その歯のせいで吸収など起こしてしまってはその後のインプラントの予後を左右してしまうので、その後のインプラント埋入の際に問題が生じる可能性もありますので、この点については事前にどんな状態が予測されるのかをよくご相談いただいたほうがよいでしょう。

うー・・・読み返してみるとこれではインプラント以外よくない方法に見えますね。。。

そういう意味ではないつもりなのですが、強いて言うとすれば今の歯科の技術や製品の進歩を考えると、インプラントに賛否両論確かにありますが、結果もデータとして良くなっているインプラントがその先生の手技のうちにあるのなら、わざわざどのくらいの期間持つのかが判断しかねる方法をとるよりは永久に持つという意味ではありませんが予後の予測がしやすいインプラントの方がお勧めですよ、とその先生はおっしゃっているのではないかと思います。

2007-11-19 14:57:03
返信2 > 田中先生

ご回答ありがとうございます!

>故にそれだけの色々なものを費やした場合に、そのままうまく安定してくれる場合も少なくはありませんが、インプラントでも矯正による移動でもリスクは同じ(比べるのは難しいですが・・)ような気がします。

>私個人の考えでは矯正によって動かす親知らず以外にも矯正をした方がいいような場合には全体的な歯の移動を含めて矯正をお勧めいたしますが、この歯のみ移動というのであればお勧めできません。

そうなんですね!
ん〜
インプラントor矯正
悩みます。

歯並びは綺麗(だと思う)んですが
かみ合わせがちょっと微妙なのと
抜いた歯の前の歯(右下4〜6番くらい)が内側に寄ってきているので、
このへんは矯正歯科さんに行ってみてもらおうかと思います。

ちなみに、「吸収」という言葉が何のことかわからなかったので
検索したところ、
こんなページをみつけました。

抜歯後、長期間たっていると、骨が吸収されてインプラントに出来ない?


もしインプラントにする場合、
私の歯は抜歯してから3年以上経っているんですが、
大丈夫なんでしょうか?

次から次に質問をしてしまってすみません(>_<)
お時間ありましたらご回答いただけると嬉しいです!

tomy さん  2007-11-20 11:35:34
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

返信が遅くなってしまいましたが、7番抜歯後の治療法に関しては、僕は放置もありかな〜と思っています。

⇒参考:7番抜歯後、8番矯正 or 8番移植 or 抜歯したまま放置


女性の場合には5番までしっかりと歯があれば日常生活に支障はないと言われていますから、もし反対側の7番がのびてきて問題が出てきてしまった場合には、その時に抜歯しても良いのではないでしょうか?

日本では一般的ではありませんが、特にヨーロッパのほうでは「SDA」(短縮歯列)といって、奥の歯が抜けた場合には治療をせずに放置する…という考え方がかなり広まってきています。

⇒参考:インプラント VS ブリッジ VS 短縮歯列咬合(SDA)


これらも参考にして頂いて、実際にどのような方法にするのかは、担当の先生とよく話し合ってくださいね。


>もしインプラントにする場合、私の歯は抜歯してから3年以上経っているんですが、大丈夫なんでしょうか?

これは実際に検査をしてみないと分かりません。

2007-11-26 20:54:33
返信3 > 田尾先生

ご回答ありがとうございます!

似た質問が過去にもあったのですね。
検索できてない・・・(>_<)
こちらも参考にします。

そしてSDA!
そんな考え方があるんですね。

実はうちの父も20年以上前に抜いた歯の部分を放置しており、
特に問題も発生していません(どの歯かは確認していないんですが)。

一応父は定期的に歯科に通っているようですが、
父がそういう状況なので
お前も放置でいけるだろ、みたいな感じで
(現に3年以上経ってるし)
インプラントとか反対されていたんです(^^;

矯正もインプラントもすごくお金がかかるし
(一番の問題はこれです(汗)
SDAで大丈夫ならそれが一番いいかな、と思います。

リンク先のOUの数え方で数えてみるとなんとか10あったので
少し安心しました。

ただちょっと気になるのが、

> 女性の場合には5番までしっかりと歯があれば日常生活に支障はないと言われていますから

「日常生活」というのはどのくらいまでなんでしょうか?

自分は日常的にスポーツ(フットサル)をやっていて、
フィジカルでダッシュとかしたりするので、
けっこう知らない間に歯を強く噛みしめていることが
多い気がするんですが
大丈夫でしょうか?

親知らずを抜いたときも
この噛みしめができなくなって
今まで出せてた力が出せなくなってしまうのかな?
と少し凹んでいました。

お忙しいところ申し訳ないんですが、
気長に待ってますので
よろしければ
お時間あるときにでも
お答えいただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

tomy さん  2007-11-27 11:11:56
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。

>「日常生活」というのはどのくらいまでなんでしょうか?

これは特に定義はないと思うのですが、もしSDAを選択されるのであれば半年に一回程度、歯科医院でのレントゲン検査を行ったほうが良いと思います。

歯の数が減るということは、その分残っている歯への負担が増すことになりますので、それに耐えられているかどうかをレントゲンで確認するわけです。

それで問題が出てきていなければそのまま良いと思いますし、もし何かしらの問題が出てきていると思われる場合には、早期に対応することを考えなければいけないかもしれません。

SDAで問題が出ない人がほとんどだとは言っても、tomyさんがたまたま例外だという可能性も一応あります。

ですので、かかりつけの歯科医院で定期健診なども含めて相談されるのが一番良いのではないかと思いますよ。

2007-12-02 16:06:11

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

当サイト上のいかなる情報も、利用者への資料提供を目的としたものであり、けっして医師の診断を代替するものではありません。弊社は常に利用者にとって有益な情報を正確に伝えるために万全を尽くしておりますが、特に医療・健康に関する情報は、全ての個人に一様に当てはまるわけではない個別性の高い情報が数多く含まれております。したがって、当サイトの情報の利用並びにその情報に基づく判断においては、上記の特性および免責事項を十分理解した上で、また、現実的な利用においては、しかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど、ユーザーの皆様の責任において細心の注意を払って行ってください。弊社は、当サイトのサービスにより、利用者及び第三者に直接的または間接的に生じた損害について、一切の責任を負いません。


sponsored link

前のページに戻る


このページのトップへ戻る

歯チャンネルTOP歯科相談室歯科医院検索&マッチング歯科情報の広場オンラインショップ歯科関係者向け
フリー掲示板歯科リンク集利用規約運営者、会社概要サイトマップ

TOTAL   今日   昨日     このページを保存 ⇒