ジルコニアクラウンの「つや焼き」について

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タイトル

ジルコニアクラウンの「つや焼き」について


質問者
レンゲ さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
クラウン(差し歯・被せ)その他
審美歯科治療(人工の歯)
審美歯科に関するトラブル
審美歯科・美容歯科その他
ジルコニアクラウン
公開日 2007-12-13 13:00:33
回答者
田中 泰彦先生
佐藤 賢次郎先生

質問 先生方には大変お世話になっています。

仮止め中の左上1番のジルコニアクラウンについて再度質問させてください。
(前回の投稿で、左右が間違えていました)

前歯一本だけクラウンを作ってもらうことになり、できるだけ左右対称になるようにとお願いしました。

右上の歯に真ん中に走る白い線がありまして、それをクラウンにも付けて下さったのですが、右上1番のものに比べてとても濃く目立ったため削ってもらうことになりました。

削ると線は完全に無くなってしまいましたが、目立っていた時より良くなりました。が、クラウンの表面の薄い層が剥がれたような感じになりました。

削ったのは0.1oくらい?と言えるほどの薄い膜のような層で、削って見えてきた下の層は明らかに質の違う、ザラザラで光沢がない層です。

そして数日の間に透明のフィルムのようなものが表面から2度に渡り剥がれ落ちてきて、3×2o程度だった光沢のない部分が倍の大きさになりました。

たぶん削った際に表面の層に広範囲の亀裂か何かが入ったのでしょうか。

そのフィルムのようなものが、表面のポーセリンの層?だと思うのですか、これを直すために「つや焼き」をしなおすことが有効だと以前の投稿で解答をいただきました。

そこで、つや焼きについて教えていただきたいのですが…。


@現在のクラウンの真ん中に3×4oくらいの表面の層がない部分が見えます。

そこだけ光沢がないので、唾液が付いていないとそこだけプラスチックの断面か何かのように見えます。

これをつや焼きに出した場合、この部分を綺麗に消せるものでしょうか。

表面全体をつや焼きするとすれば、形が残ってしまうのか、それともこの部分だけポーセリンをのせることができるのでしょうか。

下の層も白なので目立たないとは思いますが、もう完全に想像の域ですので教えていただければありがたいです。

(主治医の先生は自分で研磨するつもりだったようですが、こちらの掲示板で焼き直すとよいと言われたと言ったら、そうすると仰いました。右下4番もそうですし、なんだか完全に歯チャンネルの先生方の指示に従ってくれています。)


Aもう一つ、クラウンを装着してもらった際、クラウンが少し大きかったのか隣の右上1番が圧迫されているような感じがしました。

数日経つと何も感じなくなったのですが、少し削ってもらった方がいいでしょうか。
削るとすれば、つや焼き前にしてもらうべきですよね?


解答よろしくお願いします。

レンゲさん  2007-12-03 07:13:23
回答1
アクアデンタルクリニック(横浜・関内)の田中です。

こんにちは。

実際にその剥がれているような部分を見ていないので何とも言えませんが、現在そのジルコニアクラウンは仮止め等になっているのでしょうか?

通常ジルコニアクラウンはまず大まかな形にコンピューターで仕上げたセラミックスのフレームの上に専用のセラミックを何層にも盛り上げて焼付け、形と色を付けていきます。

お話の内容では、この表面に焼き付けたセラミックその物が剥がれているのか、あるいはその表層だけのセラミックが剥がれたのかが判りません。

表層だけであった場合はセラミック用の艶出しのための研磨剤があるので、恐らくは研磨で艶は戻ると思われますが、程度によっては一度外して技工所で艶を出すための艶焼き(グレージングと言います)を行う場合もあります。

盛り付けたセラミックそのものがジルコニアのフレームから剥がれてしまっている場合には再度技工所にてセラミックを焼付け直さねばなりません。

したがって仮止め等である場合は一度外して技工作業が必要となります。

逆に本止めしてしまっている場合には、もったいない気もされるでしょうが壊して除去し、型取りをして再製作となります。

この場合の費用については、入れたばかりなのであれば装着料等はかかるかも知れませんが作り直していただけるような気がしますが定かではありません故、担当されている歯科医師にご相談いただくようになると思われます。

隣の歯の圧迫感ですが、もし取り外して修正できるのであればしていただいた方がよいと思います。咬み合せの高さも同じです。

確かに慣れてしまいますが、慣れてしまっているだけできつい事・高い事に変わりはありませんので、今後長い時間を経て問題を引き起こす原因となる場合がございます。

2007-12-03 13:00:33
返信1 田中先生、お返事ありがとうございます。

今はまだ仮止め中ですので、取り外しは可能です。

剥がれてきた部分(削って無くなった部分)は本当に半透明のセロハンのようでした。

半透明のセロハンテープをイメージしていただけますか?これがツヤツヤの歯の表面の層とします。これを光沢のない歯に貼り付けたものが出来上がったばかりのクラウンのイメージです。

このセロハンテープの真ん中にナイフで円い穴を開けくりぬきました。
これが削って表面の一部がなくなった今のクラウンのイメージです。
想像していただけましたか?

セロハンの真ん中の穴からは、光沢のない下の層が露出しています。

セロハンテープの厚みの分、凹があり、下の層との境界ははっきりしています。
まるで水のない湖のような感じです。

説明しづらいですが、今の歯はこんな感じです。

これは先生の仰る「盛り付けたセラミックそのものがジルコニアのフレームから剥がれてしまっている」状態なのでしょうか。

一部だけ歯の表面の層が無くなり凹がありますので、研磨では不十分な気がします。

でも歯の表面全体でなくほんの一部なのに、この部分にだけセラミックを焼き付けることができるのか、というのも少し想像がしにくいです。色が変わったり歯の表面に凹凸が出来たりはしないのでしょうか。

隣の歯の圧迫感については了解しました。
次回少し削ってもらいます。

分かりにくい質問で申し訳ありませんが、何かご存知でしたら引き続き解答お願いします。

レンゲ さん  2007-12-04 08:09:15
回答2
アクアデンタルクリニック(横浜・関内)の田中です。

お話から察するに、表層が一層剥がれていてその下の層が露出しているか、もしくは盛り付けたセラミックそのものが剥がれていてジルコニア本体が露出していると思えます。

ジルコニアは再度セラミックを焼き付けてもそう簡単には変形したりしませんので、もし外してもう一度お預かりということになったとしても、結果はその方がきれいに直ると思いますよ。

2007-12-05 11:49:39
返信2 田中先生お返事ありがとうございます。

つや焼きで綺麗になるだろうとのことですね。

念のために「つや焼き」と「作り直し」では出来上がりに大きな差があるかなどもお聞きしたかったのです。

一度つや焼きで出してもらったら、変になったとしてもやり直しを頼むのは心苦しいので…。

次の予約までもう少し時間がありますので(来週の月曜日)、それまでこの質問は開けたままにさせて下さい。

田中先生も、他の先生方ももし他にご存知のことがありましたら、引き続きアドバイスお願いします。

レンゲ さん  2007-12-06 11:04:35
回答3
アクアデンタルクリニック(横浜・関内)の田中です。

これは直接見ないと判断出来ませんが、もしジルコニアのフレームが露呈してしまっている場合はグレージング(艶焼き)では解決しません。

もし表面の形態・色を焼き付けなおす場合はその方が仕上がりは当然きれいに出来上がります。

この場合中のジルコニアフレームはそのまま再使用可能ですので、もう一度型を取るということは通常ではないと思われます。

2007-12-06 11:09:50
返信3 田中先生何度もありがとうございます!

「表面の形態・色を焼き付けなおす」とありますが、これはつや焼きよりもっと前の段階からやり直すということですか。

こちらの場合は残った表面の層はどうなるのでしょうか。外して全面に焼付けするのでしょうか。

どちらの方法を取っても、同じフレームを使って綺麗に治せるということですね!

技工所に送ってしまえば全ては技工士さん次第なのですね。

主治医の先生はどうすべきか余り良く分かっていないようだし、なんだか少し安心しました。

今カメラが手元になく、写真を送れないのが悔しいです。

レンゲ さん  2007-12-08 06:19:52
回答4
佐藤歯科医院(福島県田村市)の佐藤です。

田中先生のおっしゃるように「つや焼き」だけではきれいな仕上がりにはなりません。

仮止めのジルコニアクラウンをはずしてベースとなっているジルコニアの表側を薄くして焼き付けるポーセレンの厚みをある程度確保しないと自然な仕上がりにはならないと思います。

天然歯の質感に近づけるためは

・土台の角度や太さ
・ジルコニアの厚み
・ポーセレンの厚み

これらのバランスが大切なのです。

担当の先生とよく話あって満足いく冠を装着されて下さいね。

2007-12-08 07:26:56
返信4 佐藤先生、ありがとうございます。

ジルコニアの表側を薄くして

とは、一部が無くなった層よりも深く削るかもしれないということでしょうか。なんだか簡単ではないのですね。

とにかく、ポーセリンの厚みを十分に作ってもらえば元のような天然歯に近づけることができるようなので、安心です。

あとは技工士さんの腕ですね!主治医の先生とはしっかり話し合いを持とうと思います。



もう一つ質問なのですが、この段階からのやり直しで色も変えることができるのですか?

あまり言い過ぎるのも…と思い、主治医の先生には直して欲しいとは言わなかったのですが、作ってもらったクラウンは、周りの黄色っぽい歯に比べてオレンジっぽいのです。

できるのならば一緒に色も変えてもらえるなら頼みたいのですが。

色を合わせるのはとても難しいようですね。実は今仮止めされているのは2度目に作ってくれたものなのです。

初めに作ってもらったクラウンは異様に青白くて、主治医、衛生士さんも「色が違いすぎる」と意見が一致し、仮止めもせずそのまま送り返したのです。

色合わせしたはずの物があれだけ違う色に出来上がったのが不思議で仕方なかったのですが…。

あまり注文つけすぎない方が無難でしょうか…。

レンゲ さん  2007-12-09 09:35:01
回答5
佐藤歯科医院(福島県田村市)の佐藤です。

ジルコニア冠の場合、考え方は「金属焼き付けポーセレン」と同じです。

ジルコニアのブロックをCAD CAMで削りだしてフレームを製作して表面にポーセレンを何層も焼き付けていきます。

ブロックの色は以前は白色しかありませんでした。

最近では象牙色も出ているようですが、ベースとなるジルコニア自体で色調を合わせることができません。

したがって、土台が太かったり、ジルコニアの厚みが厚すぎるとポーセレンを焼き付ける厚みがとれないため天然歯の質感が出しにくくなります。


>もう一つ質問なのですが、この段階からのやり直しで色も変えることができるのですか?

ベースは同じなので当然色を変えることも可能です。

色調はベースの部分である程度色調を選択できるオールセラミックスエンプレスU等)の方が出しやすいですが、強度はジルコニア冠の方が勝っています。

妥協しないで納得いくまで疑問や質問はした方がいいでしょう。

2007-12-09 10:59:46
返信5 先生方、アドバイスありがとうございました。

今日歯科に行ってきました。

主治医によりますと、ジルコニアの層まで削っていないから「つや焼き」で綺麗になるそうです。

ここは主治医を信じてつや焼きでお願いすることになりました。

「つや焼き」になりましたので色は変えることができませんが、段差が残ったりしない限りはこれで妥協しようと思います。
(一応色のことは言ってみましたが、言い負かされました)

仕上がった歯に問題があればまた投稿させていただくかもしれませんが、今回はここで解決ということにしておきますね。

ありがとうございました。

レンゲ さん  2007-12-11 03:03:03

・上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
・歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
・保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意下さい。

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