| 質問 |
こんにちは。
一度質問させていただき、多くの回答をいただいたのですが、私の認識誤りがあり、再度質問させていただきます。
【前回の質問】
下6番ヘミセクション後、5E7のブリッジ種類(素材)について
下6番近心根ヘミセクション後、当初D6EFのブリッジと思っていたのですが、D6Eでのブリッジでした。
また、ブリッジの素材として、ハイブリッドセラミックを希望したところ、金額が67,200円/1本で、メタルボンド(71,400円)と大差ないため、メタルボンドの方がいいですよとの事でした。
ただ、歯軋りがあるため、硬過ぎないハイブリッドセラミックの方がいいのでは?との問いには、「・・・」で回答がありませんでした。
そこで質問ですが、
@ 6番近心根ヘミセクション後のブリッジとして、D6Eが一般的なのでしょうか?(Eの予後が悪そうなのですが・・・)
A 保険外とはいえ、メタルボンドに比べハイブリッドセラミックが高い気がするのですが?
B 見本のメタルボンドの中の金属が黒っぽかったので、金属が金のものはないのか尋ねたところ、「ありませんよ」との回答でした。
金属の色が黒いということは、金パラかニッケルクロム合金なのでしょうか?
(金合金や白金加金は何色?)
メタルボンドの金額は判明していたので、ハイブリッドセラミックは40,000円程度と想定し、ハイブリッドセラミックに決めていたのですが、全てメタルボンドにすると250,000円になるので、保険のブリッジにしようかとも思っています。
(D6Eだと予後が悪そうでブリッジを壊す時期が早いような気がしています)
6Eが保険でD番のみメタルボンドでは170,000円ですが、D番だけのために170,000円は高いと感じてしまいます・・・。
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だーさんさん
2008-01-28 00:54:47 |
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| 回答1 |
>@6番近心根ヘミセクション後のブリッジとして、D6Eが一般的なのでしょうか?(Eの予後が悪そうなのですが・・・)
一般的です。
予後も良くないことが多いです。
その先生にもよりますが‥。
>A保険外とはいえ、メタルボンドに比べハイブリッドセラミックが 高い気がするのですが?
僕からするとメタルボンドが安すぎるような気がしますが‥。
>B見本のメタルボンドの中の金属が黒っぽかったので、金属が金のものはないのか尋ねたところ、「ありませんよ」との回答でした。
これが安い理由かもしれませんね。
正確には解らないので、担当の先生に直接うかがってください。
>6Eが保険でD番のみメタルボンドでは170,000円ですが、D番だけのために170,000円は高いと感じてしまいます・・・。
‥?。
「Dメタルボンド+6E保険」は「混合診療の禁止」に抵触しますからできませんね。
「全て保険」か「全てメタルボンド(またはハイブリッドセラミックス)」のどちらかの選択になります。
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| 回答2 |
D6Eの臼歯部のブリッジですから、ハイブリッドセラミックといっても、メタルボンドのように中に金属を使ったものではないでしょうか?
つまり、メタルボンドのセラミックに相当する部分をハイブリッドセラミックにするだけで、実際には保険の硬質レジン前装冠とほぼ同じようなものになるのではないかな?と思いますよ。
(硬質レジン前装冠は保険では臼歯部に使えないので)
>D番だけのために170,000円は高いと感じてしまいます・・・。
保険のブリッジであれば、2万円あればおつりがきます。
保険外治療だとすると、かなり安いと思います。
⇒参考:ブリッジの治療費・値段・料金・価格について
確かにリスクの高い歯にお金をかけるというのは不安だと思いますし、どの程度の予後が望めるのかも文面からでは全く分かりませんので、まずは担当の先生に率直にご相談されてみてはいかがでしょうか?
「先生はどう思われますか?」
みたいな感じで。
>>B見本のメタルボンドの中の金属が黒っぽかったので、金属が金のものはないのか尋ねたところ、「ありませんよ」との回答でした。
ほぼ金100%のもの(ガルバノ)もあるのですが、普通はどんな金属にも金は入っていて、その含有量やその他の金属になにが使われているかなどによって、様々な種類に分類されます。
ブリッジの場合にはたわまないように金属の硬さが必要ですから、軟らかい金の含有量が多すぎるものは使えません。
なので、「(金属が金のものは)ありませんよ」という回答になったのではないでしょうか?
高い買い物ですし、大事な臼歯部の治療ですので、分からないことや疑問点について事前に先生とよく相談して、納得してから治療を進められて下さいね。
先生に聞いても分からなかったり、聞けなかったりしたことについては、またこちらのほうにいつでもご相談下さい。
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| 回答3 |
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光武です。 |
ヘミセクション+ブリッチは非常に予後の悪いデータが主流です。
費用の問題もありますが 福岡は凄腕の歯科医多いですよ。
どうせ自費をお考えなら、掲示板では、特定の歯科医院名を書き込むことはひかえたいのですがホント凄いのがいます。
ヒントは研修会(歯科医を指導する、有料で)。
私も博多の出身で今は沖縄で開業してますが、月に2度はもどります。
筑豊、筑後にもとうぜん凄いのがいます。
是非探してみてはいかがですか。
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| 返信1 |
ご回答ありがとうございます。
やはりヘミセクション後のブリッジはかなり予後が悪そうですね。
どのくらい持つかは人それぞれで一概には言えないでしょうが、少なくとも10年以上は持ちそうにないですね。
実は、小さい頃から歯医者に通い、現在は大部分が治療済で、奥歯の多くは無髄歯であり、奥歯はほとんど銀色です。
(歯磨きを怠りがちだったことが大きな原因かと思います)
いずれは総入れ歯状態になることを覚悟していますが、極力その時期を延ばせるようにしたいと思っています。
(今は必ず寝る前に超音波ブラシ・歯間ブラシを用いて丁寧に磨いていますが、最近は根管治療が必要となることが多いです)
口内環境も悪く、自費ブリッジをしたにもかかわらず、わずか数年で残った6番が歯根破折等になるような気がしてなりません。
したがって、「どうせ持ち悪そうだし保険ブリッジでいいか」と思う反面、「これからは少しずつでも白い歯を増やしていきたい」との思いもあります。
今までは保険治療のみでしたが、これからは自費治療も考慮に入れて審美的な面を少しでも良くしたい!!のですが・・・ブリッジの持ちが気になります。
そこで、先生方の見解をお伺いしたいのですが、
@ヘミセクション後のブリッジの平均的な持ちはどのくらい?
A私のように口内環境が悪いと、持ちはどのくらい?
B先生なら保険と自費どちらを勧めますか?
※もちろん諸条件によるかと思いますが、ぜひご見解をお願いいたします。
(ほとんど悩み相談ですいません)
ちなみに、
「6Eが保険でD番のみメタルボンドでは170,000円ですが、D番だけのために170,000円は高いと感じてしまいます」
は、6Eは保険適用のものと同一にもかかわらず、D番のみメタルボンドにすることによって、6Eが保険適用外となり、同じ材料にもかかわらず金額がかなり高くなるので、もったいない気がするという意味でした。
(混合診療が認められていないのでしょうがないのですが)
| だーさん さん
2008-01-29 23:26:10 |
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| 回答4 |
>いずれは総入れ歯状態になることを覚悟していますが
ダメです(笑)。
>極力その時期を延ばせるようにしたいと思っています。
頑張りましょう。
>@ヘミセクション後のブリッジの平均的な持ちはどのくらい?
どうなんでしょう?
データーってあるんですかね?
体感的には平均すると5〜7年くらいかと思いますが‥。
>A私のように口内環境が悪いと、持ちはどのくらい?
これから良くしていきましょう。
ただし、咬み合わせやブラキシズムなども診てもらえるといいですね。
そのためには「信頼できるかかりつけ医」を探しましょう。
>B先生なら保険と自費どちらを勧めますか?
僕なら「自費」ですが、ヒトクチに「自費」と言ってもピンキリです。
ご自身の納得できるまで担当の先生と相談しましょう。
「自費」を「材料の違いだけ」ととらえず、治療法や手間、かける時間など、総合的に判断してください。
>6Eは保険適用のものと同一にもかかわらず〜
ご理解いただけているようですね。
その通りだと思います。
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| 回答5 |
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光武です。 |
歯周専門医を探して下さい。
まず口の中の全体的な状態を把握し口腔環境の改善をしてほしいです。(予防)
それからメンテナンスを行うことで各々の歯の状態よりどの様な処置が好ましいか(生存率)を検討され費用対効果を検討されてはいかがですか?
ちなみに当クリニックでのDの費用はフルベイク(全周囲ポーセレン)で健康診断(保険適用外)、仮歯、を含み、\210000です。
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| 回答6 |
こんにちは。
えーと、前回のとあわせてスレッドが長くなり・・ちょっと把握しきれてないかも知れませんが・・
ヘミセクションの予後についてだけ書きますね。
(ややこしいですよ・・)
実は文献的には結構良いです。
ヘミセクションは普通根分岐部病変のある奥歯に対して行うことが多いのですが、それに対して消極的な治療(歯石取り+適確なメインテナンス)を行った場合と、積極的にヘミセクションを行った場合とで較べて、大体遜色ない様です。
Periodontal treatment decisions for molars:
an analysis of influencing factors and long-term outcome.
Svärdström G, Wennström JL.
J Periodontol. 2000 Apr;71(4):579-85.
(10年後の成功率 消極的な方法→96.2% ヘミセクション→89%)
あるいはインプラントの成功率と比較してもまあまあ、費用が安上がりな点なども考慮すれば遜色はないそうです。
Survival rates of hemisected teeth: an attempt to compare them with survival rates of alloplastic implants.
Bühler H.
Int J Periodontics Restorative Dent. 1994 Dec;14(6):536-43.
⇒論文はこちら
(過去の4つの研究からデータを整理 7年後の成功率 ヘミセクション→86.9%)
個人個人で状況が違いますから一概に言うのは難しいのですが、トラブルが多いのは上顎よりも下顎、術後数年以内よりも5年目以降、起きやすいトラブルは歯周病ではなくて歯根破折。それと虫歯や根尖病変です。
An evaluation of root resections. A ten-year study.
Langer B, Stein SD, Wagenberg B.
J Periodontol. 1981 Dec;52(12):719-22.
⇒論文はこちら
(※↑この論文では10年後の成功率が62%)
別の論文では10年後の成功率が68%だったり・・
Prognosis and mortality of root-resected molars.
Blomlöf L, Jansson L, Appelgren R, Ehnevid H, Lindskog S.
Int J Periodontics Restorative Dent. 1997 Apr;17(2):190-201.
⇒論文はこちら
で、これらを見ていくとデータのバラツキが大きいのに気付かれると思うのですが、実際かなりあります。
中でも平均値を跳ね上げてるCarneveleと言う先生がいらっしゃるのですが、こちらのデータでは10年後でなんと93%。
これだったら本当にインプラントに負けてない結果と言えます。
Long-term effects of root-resective therapy in furcation-involved molars. A 10-year longitudinal study.
Carnevale G, Pontoriero R, di Febo G.
J Clin Periodontol. 1998 Mar;25(3):209-14.
ところがですね、まずこれらのデータは最低限、患者さんは外国人(あたりまえ??)、術者は歯周専門医ですし、同じ歯科処置をするのに私達日本人歯科医師の20倍ぐらいはチャージを得ています。
時間ももちろん何時間もかけて。
患者さんは術後定期的に、レベルの高い衛生士によるメインテナンスをキチッと受け、歯磨きは(おそらく)完璧。
日本みたいな銀歯は外国にはないですから(汚れのたまりにくい)セラミッククラウンでしょう。
特に最後に引用したDr. Carnevaleは、それまでのデータから歯根破折や虫歯が多くなると分かっていたので、メタルコアは使わない様にして、最終的なクラウンを作るまでに数回の歯周外科、仮歯も何度か作り変え、期間も相当長くかけていたという話です。
それと歯根破折が多いですから、最後方歯のブリッジの支台として使用するのは確か禁忌と言っても良かったと思います。
(※だーさんさんはまだ後ろに7番がありましたよね?)
だーさんさんの詳しい状況については分かりませんが、日本人であれば歯の形は短足でヘミセクション向きでないことがほとんどですし、治療内容も日本の一般的なレベルかと思います。
まとめると、個人的な推測にはなりますが、ヘミセクションの予後は、外国人が、外国の専門医の特別良い処置を受ければまずまず良いです。
が、日本人がそこら辺で受ける処置としては5年後で50%も残らないのではないでしょうか。
そもそも日本の根管治療の成功率がおそらく50%もありませんし、普段からメインテナンスを受診する人もごく稀、コアもメタルが主流ということを考えれば、5年持てば「ヨシ」・・と言うより「ヨシッ!!」という感じです。
少しでも長く持たせようと思えば(虫歯を避ける為に)当然自費で精密に作ったセラミックのクラウンの方が良いですし、可能なら根管治療の専門医、歯周治療の専門医の治療を受けられた方が良い訳ですが、費用対効果があるかどうかは不明ですね。
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| 回答7 |
 |
光武です。 |
渡辺先生の回答で解決。だと思います。
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| 返信2 |
ご回答ありがとうございます。
先生方の丁寧なご説明に感激しています。
先日、仮歯をつくるために歯科医院を行った際に、クラウンの種類・支台築造などについて、歯チャンネルからの解説ページのコピーを見せ、再度説明を受けました。
医院の先生からは、以下のような説明がありました。
1.メタルボンドの中に使用する金属
保険の銀歯とは異なり、1000度程度で金属を焼付けしたもの。
2.支台
残っている5番・6番とも無髄歯であり、支台はメタルコアが 既に入っているため、そのまま使用する。
3.クラウン種類
ハイブリッドセラミックよりはメタルボンドを薦める。
以上の説明を受け、全てメタルボンドのブリッジにしようと思っているのですが、決定は後日電話でいいとの事でしたので、とりあえず仮歯の状態です。
ところが、帰宅してみると、ヘミセクション後に残っている6番遠心根で物を噛むと痛いのです。
普段は全く痛みはないのですが、物を噛んだ時だけ歯の奥(根?)がズーンと痛みます。また歯根破折すると怖いので、恐る恐る噛んでいます。
そこで質問ですが、
@ この症状は心配いらないのでしょうか。(原因など)
A 話が前後しますが、メタルボンドの中に使用する金属で「保険の銀歯とは異なり、1000度程度で金属を焼付けしたもの」というのは、貴金属(金・白金加金など)と考えていいのでしょうか。
(貴金属かどうかを聞いたらこのような回答でしたので・・・?)
| だーさん さん
2008-02-03 13:40:30 |
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| 回答8 |
質問が埋もれてしまい、回答が遅くなってしまいました・・・
今発掘しました(^^;)
医院の先生からのご説明1.2.3は、文面からのみの推測となりますが、妥当かな〜と思います。
ヘミセクション後の6番遠心根の痛みについてですが、やはり元々病気になっていて、しかも半分にしてしまった歯ですから、細菌感染が残っていたり負担過重になっていたりする可能性は考えられます。
恐る恐る噛まないと歯根破折するような状態であれば、まず長持ちはしないと思いますので、状態が改善しないようであれば、抜歯して次の手を考えるということになるかもしれません。
とりあえず現在痛みが治まってきているようであれば良いのですが・・・。
>A話が前後しますが、メタルボンドの中に使用する金属で「保険の銀歯とは異なり、1000度程度で金属を焼付けしたもの」というのは、貴金属(金・白金加金など)と考えていいのでしょうか。(貴金属かどうかを聞いたらこのような回答でしたので・・・?)
メタルボンドには通常、「陶材焼付用合金」というものを使用しますが、これにはいろいろ種類があるんです。
金の含有量が80%以上のものもありますし、金10%程度、銀50%以上の保険で使用する金銀パラジウム合金とほぼ同じ組成のものもあります。
どちらの場合も1000度以上の熱に耐えることができるので、約1000度の専用の炉の中で陶材を焼き付けます。
ただ、金属の種類についてははっきり言ってほぼ見分けが付かないと思いますので、これはもう歯医者さんを信頼するしかないと思います。
これまでの治療で信用できそうな歯医者さんだったら、お任せして良いと思いますよ。
知り合いの技工士さん曰く、中にはコストを下げるために質の悪い金属を使用するように指示書に書いてくる歯医者もいるそうですが、そんな歯医者は患者さんに聞かれたってたぶん本当のことは言わないでしょうし・・・。多くはないことを願っています。
(正直僕も、他院が技工所にどのような指示を出しているのか詳しくは知りませんので・・・)
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