[写真あり] 垂直加圧と側方加圧、カルシペックスによる根充について
相談者:
甘王ロールさん (27歳:女性)
投稿日時:2009-01-18 21:43:44
こんにちは。
少し歯の根の中の詰め物について教えてください。
今まで何度か根の治療をしていまして、その治療の仕方が歯医者さんによって違っていたので、お聞きしたいです。
今現在、痛かったりはしないのでお時間のあるときにお答え頂けましたら幸いです。
お聞きしたいのは、
?根の中に詰めるときの棒状の樹脂でつめる方法と熱した樹脂を押し込む方法ではどちらが優れているのか?
(このサイトで勉強させて頂いた限り、側方加圧と垂直加圧?)
?その詰め物が根の先から出ている場合と短い場合はどちらのほうがよいのか?
この間歯医者さんでパノラマ写真をとっていただいたときに説明をうけまして、以前の治療で
左上6番目の歯 少し充填が短い
左下の6番目の歯 少し根の先に出ている
たしかに写真で根より短く移ってたり、根の先に白い塊みたいになっている部分がありました。
先生曰く、左下の歯は熱した樹脂を押し込む方法でどうしても根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・と言われました。
?熱した樹脂を押し込む方法ではやっぱり根の先から出てしまいやすいのでしょうか?
そして根から出ている部分は問題ないのでしょうか?
今現在痛みや不快感はないのですが、少し疑問になったので教えてください。お願いします。
少し歯の根の中の詰め物について教えてください。
今まで何度か根の治療をしていまして、その治療の仕方が歯医者さんによって違っていたので、お聞きしたいです。
今現在、痛かったりはしないのでお時間のあるときにお答え頂けましたら幸いです。
お聞きしたいのは、
?根の中に詰めるときの棒状の樹脂でつめる方法と熱した樹脂を押し込む方法ではどちらが優れているのか?
(このサイトで勉強させて頂いた限り、側方加圧と垂直加圧?)
?その詰め物が根の先から出ている場合と短い場合はどちらのほうがよいのか?
この間歯医者さんでパノラマ写真をとっていただいたときに説明をうけまして、以前の治療で
左上6番目の歯 少し充填が短い
左下の6番目の歯 少し根の先に出ている
たしかに写真で根より短く移ってたり、根の先に白い塊みたいになっている部分がありました。
先生曰く、左下の歯は熱した樹脂を押し込む方法でどうしても根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・と言われました。
?熱した樹脂を押し込む方法ではやっぱり根の先から出てしまいやすいのでしょうか?
そして根から出ている部分は問題ないのでしょうか?
今現在痛みや不快感はないのですが、少し疑問になったので教えてください。お願いします。
[過去のご相談]
回答1
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2009-01-19 00:38:13
ズバッと書きます(笑)
?どちらにも差はありません。
?文献的には多少のアンダーが良いというものがあったと記憶しておりますが、側方加圧と垂直加圧のアンダー・オーバーを同一に考えることは出来ません。
個人的にはいつもジャスト根充を目指しています。
?根管の形成精度によって出やすくもなり、出にくくもなります。垂直加圧で充填剤を押し出す事がよいとは思いませんが、きちんとした根管洗浄が行われていればほとんどの場合は問題なく経過します。
長期的に見れば充填剤も吸収される場合が多いです。
ご参考になさってください。
?どちらにも差はありません。
?文献的には多少のアンダーが良いというものがあったと記憶しておりますが、側方加圧と垂直加圧のアンダー・オーバーを同一に考えることは出来ません。
個人的にはいつもジャスト根充を目指しています。
?根管の形成精度によって出やすくもなり、出にくくもなります。垂直加圧で充填剤を押し出す事がよいとは思いませんが、きちんとした根管洗浄が行われていればほとんどの場合は問題なく経過します。
長期的に見れば充填剤も吸収される場合が多いです。
ご参考になさってください。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2009-01-19 00:51:03
過去のものは読んでもらえたでしょうか!?
⇒参考:根管充填の垂直加圧充填と、サーマフィルについて
>?根の中に詰めるときの棒状の樹脂でつめる方法と熱した樹脂を押し込む方法ではどちらが優れているのか?
> (このサイトで勉強させて頂いた限り、側方加圧と垂直加圧?)
これは歯科医師も議論するポイントですが、結論はどちらでも慣れた方法で根充するのがいいのではないかということです。
私は3パターンぐらい根充方法を使い分けていますが、全て垂直加圧に属する方法です。
側方加圧は久しくしていないので山田先生の出されるレントゲン写真を見ると「美しい根充」と思います。
垂直加圧をしている人間では、直にあのような美しい根管充填はできません。
私も歯内療法学会でいろいろな先生のケースレポートなど聞きますが、先生毎色々です。
私自身も出来れば緊密に詰めておいた方がいいと思いますが、根充法で成功率が劇的に変わるとは思っていません^^;
>?その詰め物が根の先から出ている場合と短い場合はどちらの
ほうがよいのか?
結論から言えば出ているより出ていない方がいいとされます。
私も出来るだけジャストを狙って根管拡大や根充剤の試適など行いますが、たぶんジャストと言う根充方法はかなり少ないと思います。
厳密に言えば、出ている or 出ていない
の2択になると思います。
現在の考えでは根充方法のよりもその前の拡大形成&消毒の方が重要視されています。
また個人的には仮封やラバーダムも成功率を上げる大事なポイントだと思います。
*ただ、かなりの理想論で書いています^^;
>?熱した樹脂を押し込む方法ではやっぱり根の先から出てしまいやすいのでしょうか?
ウォームガッタ(軟化型の根充剤)の様な出てしまいやすい垂直加圧方と、根充剤が出にくい垂直加圧法があります。
またウォームガッタでも出る量は熟練度によって異なります。
根尖から出ないようにコントロールされている先生もおられます。
また根管形態、根尖孔の大きさによっても出やすい・出にくいがあります。
>先生曰く、左下の歯は熱した樹脂を押し込む方法でどうしても根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・と言われました。
ウォームガッタの方が吸収されやすいと言われていますが、私個人の考えではガッタパーチャーのレンジ配合量も関係しているとおもいます。
弾性の強いソフトガッタなどにはレジンが多く入っている物もあります。
>そして根から出ている部分は問題ないのでしょうか?
感染根管になった際に問題が出ますね。
根充剤にもバイオフィルムが映っている電子顕微鏡画像見ましたが・・・、
全てがああなっているとも到底思えません。
根充剤が出た=感染根管になるではありません。
しかし、再治療に際して厄介になるのは根充剤が出た方と言うことは言えます。
根の先から出ているウォームガッタ根充剤はほとんど取れません。
しかし、
取れない=治らない
とも言えません。
1つ言わせてもらうと、
どの根充法にも言えるのですが、顕微鏡を用いて根管治療をしていると、根充剤は一度入れ時間が経過すると全て取るのがホント厄介です。
ショート根管充填でも根尖付近に入り込んだガッタパチャーは殆ど取れていません。
レントゲンにもカス状のガッタパチャーは映ってきませんから、
程度の問題だと思います。
下の写真のようなオーバーさせ過ぎは駄目ですよ。
(私の症例ではありませんが、パソコンの中にデーターがあったので貼っておきます)
私も以前ウォームガッタで、殆どオーバー気味で根管充填をしていましたが、特にこの方法が駄目と言う感覚はなかったです。
マニアックな質問ですが、こんな回答でよろしかったでしょうか!?
か、被った・・・
流石、歯内療法認定医の荒木先生一刀両断な回答おみごとですm(_ _)m
画像1
⇒参考:根管充填の垂直加圧充填と、サーマフィルについて
>?根の中に詰めるときの棒状の樹脂でつめる方法と熱した樹脂を押し込む方法ではどちらが優れているのか?
> (このサイトで勉強させて頂いた限り、側方加圧と垂直加圧?)
これは歯科医師も議論するポイントですが、結論はどちらでも慣れた方法で根充するのがいいのではないかということです。
私は3パターンぐらい根充方法を使い分けていますが、全て垂直加圧に属する方法です。
側方加圧は久しくしていないので山田先生の出されるレントゲン写真を見ると「美しい根充」と思います。
垂直加圧をしている人間では、直にあのような美しい根管充填はできません。
私も歯内療法学会でいろいろな先生のケースレポートなど聞きますが、先生毎色々です。
私自身も出来れば緊密に詰めておいた方がいいと思いますが、根充法で成功率が劇的に変わるとは思っていません^^;
>?その詰め物が根の先から出ている場合と短い場合はどちらの
ほうがよいのか?
結論から言えば出ているより出ていない方がいいとされます。
私も出来るだけジャストを狙って根管拡大や根充剤の試適など行いますが、たぶんジャストと言う根充方法はかなり少ないと思います。
厳密に言えば、出ている or 出ていない
の2択になると思います。
現在の考えでは根充方法のよりもその前の拡大形成&消毒の方が重要視されています。
また個人的には仮封やラバーダムも成功率を上げる大事なポイントだと思います。
*ただ、かなりの理想論で書いています^^;
>?熱した樹脂を押し込む方法ではやっぱり根の先から出てしまいやすいのでしょうか?
ウォームガッタ(軟化型の根充剤)の様な出てしまいやすい垂直加圧方と、根充剤が出にくい垂直加圧法があります。
またウォームガッタでも出る量は熟練度によって異なります。
根尖から出ないようにコントロールされている先生もおられます。
また根管形態、根尖孔の大きさによっても出やすい・出にくいがあります。
>先生曰く、左下の歯は熱した樹脂を押し込む方法でどうしても根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・と言われました。
ウォームガッタの方が吸収されやすいと言われていますが、私個人の考えではガッタパーチャーのレンジ配合量も関係しているとおもいます。
弾性の強いソフトガッタなどにはレジンが多く入っている物もあります。
>そして根から出ている部分は問題ないのでしょうか?
感染根管になった際に問題が出ますね。
根充剤にもバイオフィルムが映っている電子顕微鏡画像見ましたが・・・、
全てがああなっているとも到底思えません。
根充剤が出た=感染根管になるではありません。
しかし、再治療に際して厄介になるのは根充剤が出た方と言うことは言えます。
根の先から出ているウォームガッタ根充剤はほとんど取れません。
しかし、
取れない=治らない
とも言えません。
1つ言わせてもらうと、
どの根充法にも言えるのですが、顕微鏡を用いて根管治療をしていると、根充剤は一度入れ時間が経過すると全て取るのがホント厄介です。
ショート根管充填でも根尖付近に入り込んだガッタパチャーは殆ど取れていません。
レントゲンにもカス状のガッタパチャーは映ってきませんから、
程度の問題だと思います。
下の写真のようなオーバーさせ過ぎは駄目ですよ。
(私の症例ではありませんが、パソコンの中にデーターがあったので貼っておきます)
私も以前ウォームガッタで、殆どオーバー気味で根管充填をしていましたが、特にこの方法が駄目と言う感覚はなかったです。
マニアックな質問ですが、こんな回答でよろしかったでしょうか!?
か、被った・・・
流石、歯内療法認定医の荒木先生一刀両断な回答おみごとですm(_ _)m
画像1
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2009-01-19 06:24:20
甘王ロール さまおはようございます。
根管充填の方法の優劣をお知りになりたいのですね。
私はほとんどの症例をいわゆる側方加圧で行っています。
しかしこれが果たして本当に側方加圧と考えていいのかと気になって、ずいぶん前になりますが、根充後ポイントを引き抜いて検討したことがあります。
結論は、垂直加圧と考えたほうが事実に近いように思いました。
教科書に書いてあるようには、スプレッダーは中まで入っていません。
結局プラッガーで加圧したのと同じだろうと思っています。
この方法のいいところは、アンダーになったとき比較的簡単に根充剤を引き抜くことが出来るので、再根充を躊躇せずに出来ることです。
オーバー根充とアンダー根充ですが、私の臨床実感としてはオーバーなほうが予後がいいように思います。
したがってアンダーであれば再根充する事にしています。
これも興味があったので、自分で根管充填してやむなく抜歯に至った症例の検討をしたところ、レントゲン上でぴったりであってもわずかにオーバーしているのがほとんどでした。
しかし、レントゲン上では根尖にあった影は消失していました。
また、根尖掻爬をして同時にオーバー根充をしてカットした症例の予後などをフォローした結果からは、現在の所オーバーであっても問題は無いと考えています。
アンダーは程度にもよりますが、心配かなと思っています。
ただ、破折根の修復から得た知見では、0.5mm程度のアンダーは問題にはならないと考えています。
参考になさってください。
根管充填の方法の優劣をお知りになりたいのですね。
私はほとんどの症例をいわゆる側方加圧で行っています。
しかしこれが果たして本当に側方加圧と考えていいのかと気になって、ずいぶん前になりますが、根充後ポイントを引き抜いて検討したことがあります。
結論は、垂直加圧と考えたほうが事実に近いように思いました。
教科書に書いてあるようには、スプレッダーは中まで入っていません。
結局プラッガーで加圧したのと同じだろうと思っています。
この方法のいいところは、アンダーになったとき比較的簡単に根充剤を引き抜くことが出来るので、再根充を躊躇せずに出来ることです。
オーバー根充とアンダー根充ですが、私の臨床実感としてはオーバーなほうが予後がいいように思います。
したがってアンダーであれば再根充する事にしています。
これも興味があったので、自分で根管充填してやむなく抜歯に至った症例の検討をしたところ、レントゲン上でぴったりであってもわずかにオーバーしているのがほとんどでした。
しかし、レントゲン上では根尖にあった影は消失していました。
また、根尖掻爬をして同時にオーバー根充をしてカットした症例の予後などをフォローした結果からは、現在の所オーバーであっても問題は無いと考えています。
アンダーは程度にもよりますが、心配かなと思っています。
ただ、破折根の修復から得た知見では、0.5mm程度のアンダーは問題にはならないと考えています。
参考になさってください。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2009-01-19 10:07:49
全て言われているので、わざわざ僕が書く必要は無いのですが、ちょこっと参加させてください。
>?
僕も基本的には差は無いと考えます。
それよりも井野先生の書かれた「根充方法のよりもその前の拡大形成&消毒の方が重要」でしょう。
ただ、湾曲根管や側枝などの事を考えると「垂直加圧がやや有利か?」と。
僕は基本的には「System B + NTコンデンサー」と言う垂直加圧法です。
しかし、感染根管で前医の先生が一生懸命拡大しすぎているようなケース(専門的にはアピカルストップがしっかり得られない場合)では一般的な「側方加圧」を行います。
>?
「ドンピシャ」が理想でしょう。
レントゲンでぴったり入っていると気持ちいいモンです(笑)。
いろいろなドクターと話をしていても「どちらかと言えばアンダー」と言う先生が多いような気がします。
僕も荒木先生、井野先生と同じようにジャストを目指しています。
オーバー0.5mm〜アンダー1mmであれば「Good」と言う判断でしょうか。
>根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・
と、言われています。
>?
どちらかと言えば垂直加圧の方が出やすい傾向にあるでしょうか。
(長さをコントロールしにくいシステムが多いため)
井野先生の書かれているように「再治療に際して厄介になるのは根充剤が出た方と言うことは言えます。」だと思います。
>?
僕も基本的には差は無いと考えます。
それよりも井野先生の書かれた「根充方法のよりもその前の拡大形成&消毒の方が重要」でしょう。
ただ、湾曲根管や側枝などの事を考えると「垂直加圧がやや有利か?」と。
僕は基本的には「System B + NTコンデンサー」と言う垂直加圧法です。
しかし、感染根管で前医の先生が一生懸命拡大しすぎているようなケース(専門的にはアピカルストップがしっかり得られない場合)では一般的な「側方加圧」を行います。
>?
「ドンピシャ」が理想でしょう。
レントゲンでぴったり入っていると気持ちいいモンです(笑)。
いろいろなドクターと話をしていても「どちらかと言えばアンダー」と言う先生が多いような気がします。
僕も荒木先生、井野先生と同じようにジャストを目指しています。
オーバー0.5mm〜アンダー1mmであれば「Good」と言う判断でしょうか。
>根の先から薬が出る事が多いけどそのうち吸収されるよ・・
と、言われています。
>?
どちらかと言えば垂直加圧の方が出やすい傾向にあるでしょうか。
(長さをコントロールしにくいシステムが多いため)
井野先生の書かれているように「再治療に際して厄介になるのは根充剤が出た方と言うことは言えます。」だと思います。
回答5
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2009-01-19 13:05:05
私も若干アンダーにします。 アンダーはやり直しが出来ますが、オーバーにあふれてしまったものは除去しようと思うとオペが必要になってしまいます。
ただ、保険治療においてはオーバーに根管充填を行います。
このあたり 保険で行うか、自費で行うかによっても異なってくると思います。
また、 レントゲンで確認して"OK" と思っていても、CTを撮ると”ちゃんと入ってないじゃん”などと言うケースもありますので 厳密には先端まで入っているかどうかは不確かだと思ってください。
また、根の先端付近は複数に枝分かれしていることが多く、その全てに根管充填を確実に行うことは不可能です。
私が教わったフランスのDr.カヤット ちゅう先生は、
「とりあえず根管充填してみて、問題が起きたらオペして先端を切ったらええねん!」
という考え方でしたが、それも、先端が枝分かれしていて、"再治療なんてムリムリ!"というコンセプトのようです。
ま、 どのような方法でもよいと思います。
ただ、保険治療においてはオーバーに根管充填を行います。
このあたり 保険で行うか、自費で行うかによっても異なってくると思います。
また、 レントゲンで確認して"OK" と思っていても、CTを撮ると”ちゃんと入ってないじゃん”などと言うケースもありますので 厳密には先端まで入っているかどうかは不確かだと思ってください。
また、根の先端付近は複数に枝分かれしていることが多く、その全てに根管充填を確実に行うことは不可能です。
私が教わったフランスのDr.カヤット ちゅう先生は、
「とりあえず根管充填してみて、問題が起きたらオペして先端を切ったらええねん!」
という考え方でしたが、それも、先端が枝分かれしていて、"再治療なんてムリムリ!"というコンセプトのようです。
ま、 どのような方法でもよいと思います。
相談者からの返信
相談者:
甘王ロールさん
返信日時:2009-01-20 19:01:49
荒木先生、井野先生、山田先生、タイヨウ先生、タカタ先生
お返事ありがとうございます。
根の詰め方は、どちらの方法でも構わないのですね。
その先生が得意なほうで行っていただくのがいいみたいですね。
ありがとうございました。
大変勉強になりました。
それでですね、もう一点お聞きしたいのですが・・・
(スイマセン)
昨日、根の薬が足りていないところを今の歯医者さんで再根管治療していただきました。
そのとき、先生がしばらく削ったあとに助手の人に
「これは・・・・カル○○○クスか・・・」
完全には聞こえませんでした。
「乳歯じゃあるまいし・・・・ブツブツ」
とおしゃっているのが聞こえました。
その後、先生から根の中に入っていたのは水酸化カルシウムの薬です。
普通、大人の歯の根の中の最終的な詰め物には使わないんだけど・・・と説明されました。
以前のその歯医者では何本か根の治療をしているのですが、今の先生はレントゲンである程度分かるけど、この薬も白く写ってくるから、完全にはやりなおしてみないと垂直加圧の根の詰め物との区別はつかないかも・・・といわれました。
そこで質問なのですが、
?このような薬を詰める根の治療は永久歯には行わないのが
普通なのでしょうか?
?他の歯もこの薬が詰められているとして症状がなければ、このままでも放置して大丈夫なのでしょうか?
ちなみに、今の先生からは根の治療の途中でこの薬をつめることは
あるけど、最終的に歯をかぶせる前にはこの薬は使わないけどっていわれています。
すいません、お教えください。
お返事ありがとうございます。
根の詰め方は、どちらの方法でも構わないのですね。
その先生が得意なほうで行っていただくのがいいみたいですね。
ありがとうございました。
大変勉強になりました。
それでですね、もう一点お聞きしたいのですが・・・
(スイマセン)
昨日、根の薬が足りていないところを今の歯医者さんで再根管治療していただきました。
そのとき、先生がしばらく削ったあとに助手の人に
「これは・・・・カル○○○クスか・・・」
完全には聞こえませんでした。
「乳歯じゃあるまいし・・・・ブツブツ」
とおしゃっているのが聞こえました。
その後、先生から根の中に入っていたのは水酸化カルシウムの薬です。
普通、大人の歯の根の中の最終的な詰め物には使わないんだけど・・・と説明されました。
以前のその歯医者では何本か根の治療をしているのですが、今の先生はレントゲンである程度分かるけど、この薬も白く写ってくるから、完全にはやりなおしてみないと垂直加圧の根の詰め物との区別はつかないかも・・・といわれました。
そこで質問なのですが、
?このような薬を詰める根の治療は永久歯には行わないのが
普通なのでしょうか?
?他の歯もこの薬が詰められているとして症状がなければ、このままでも放置して大丈夫なのでしょうか?
ちなみに、今の先生からは根の治療の途中でこの薬をつめることは
あるけど、最終的に歯をかぶせる前にはこの薬は使わないけどっていわれています。
すいません、お教えください。
回答6
回答日時:2009-01-20 21:58:03
こんにちは。
なんか重箱の隅を突きまくる様なスレッドですね^^;
一応コメントはしますが、気にしなくていいですよ。
というか気にするポイントがズレてる気がします。
根管治療の目的は、
【感染(バイ菌)の除去】
・・・消毒、古い汚れた充填剤の除去、唾液の誤入の防止など
【再感染の予防】
・・・緊密な充填、適合精度の良いコア、クラウンなど
で、"失敗"の判断は、
【自覚症状がある】
【レントゲン写真で(根っこの先端に)歯根膜腔の拡大を認める】
だけです。
シンプルに考えられないと、本質を見失いますよ。
参考⇒これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?
気にしておられる、根管充填の「質」や「方法」については、【再感染の予防】の中の枝葉の枝葉のほんの些細な話です。
歯科医でも気にするポイントではあるのですが、それよりもラバーダム(=消毒)とか仮蓋(=再感染の予防)などの方が、圧倒的に重要だと思いますよ。
ということで、患者さんが気にする上では全く重要ではないので、回答1の荒木先生のご回答で終了でいい様な気がします^^;
>?このような薬を詰める根の治療は永久歯には行わないのが
> 普通なのでしょうか?
今の日本での普通一般的にはガッタパーチャと言う樹脂(※隙間を埋めるだけのもので、薬効はありません)を詰め込むと思います。
(側方加圧にせよ垂直加圧にせよ)
でも、感染の除去、再感染の予防がキチンとなされるなら、問題にはなりませんし、時代や国によっては何もおかしくない方法だと思いますよ。
今の日本でも費用対効果の点など、視点を変えて考えれば案外それはそれで、ナシではない気さえします。
ただし、普通一般的に言って、
>「乳歯じゃあるまいし・・・・ブツブツ」
と言いたくなる気持ちはよく分かりますよ^^;
>?他の歯もこの薬が詰められているとして症状がなければ
> このままでも放置して大丈夫なのでしょうか?
ここまで書いてきたとおりです。
カルシペックス自体は放置しておいても溶けてなくなったり、バイ菌に成長?していく様なことはありません。
ですので治療が"失敗"でないのなら、再治療の必要性は特にありませんよ。
なんか重箱の隅を突きまくる様なスレッドですね^^;
一応コメントはしますが、気にしなくていいですよ。
というか気にするポイントがズレてる気がします。
根管治療の目的は、
【感染(バイ菌)の除去】
・・・消毒、古い汚れた充填剤の除去、唾液の誤入の防止など
【再感染の予防】
・・・緊密な充填、適合精度の良いコア、クラウンなど
で、"失敗"の判断は、
【自覚症状がある】
【レントゲン写真で(根っこの先端に)歯根膜腔の拡大を認める】
だけです。
シンプルに考えられないと、本質を見失いますよ。
参考⇒これは、いわゆる「根管治療で失敗したケース」でしょうか?
気にしておられる、根管充填の「質」や「方法」については、【再感染の予防】の中の枝葉の枝葉のほんの些細な話です。
歯科医でも気にするポイントではあるのですが、それよりもラバーダム(=消毒)とか仮蓋(=再感染の予防)などの方が、圧倒的に重要だと思いますよ。
ということで、患者さんが気にする上では全く重要ではないので、回答1の荒木先生のご回答で終了でいい様な気がします^^;
>?このような薬を詰める根の治療は永久歯には行わないのが
> 普通なのでしょうか?
今の日本での普通一般的にはガッタパーチャと言う樹脂(※隙間を埋めるだけのもので、薬効はありません)を詰め込むと思います。
(側方加圧にせよ垂直加圧にせよ)
でも、感染の除去、再感染の予防がキチンとなされるなら、問題にはなりませんし、時代や国によっては何もおかしくない方法だと思いますよ。
今の日本でも費用対効果の点など、視点を変えて考えれば案外それはそれで、ナシではない気さえします。
ただし、普通一般的に言って、
>「乳歯じゃあるまいし・・・・ブツブツ」
と言いたくなる気持ちはよく分かりますよ^^;
>?他の歯もこの薬が詰められているとして症状がなければ
> このままでも放置して大丈夫なのでしょうか?
ここまで書いてきたとおりです。
カルシペックス自体は放置しておいても溶けてなくなったり、バイ菌に成長?していく様なことはありません。
ですので治療が"失敗"でないのなら、再治療の必要性は特にありませんよ。
相談者からの返信
相談者:
甘王ロールさん
返信日時:2009-01-22 19:24:03
渡辺先生、ありがとうございます。
特に気にすることではないようで安心しました。
本当にありがとうございました。
特に気にすることではないようで安心しました。
本当にありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 垂直加圧と側方加圧、カルシペックスによる根充について |
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質問者 | 甘王ロールさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 その他(写真あり) 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。