歯根破折リスク低下のため、コアの選択と日常生活上の注意点を教えて

相談者: さくらちゃんさん (39歳:女性)
投稿日時:2009-02-04 02:07:45
こんばんは
先日も相談させていただいた者です

参考:前回のご相談
差し歯を薦められているがレジン充填にしたい。大きな虫歯(抜髄済)も可能?


差し歯をするとわかってから、歯チャンネルばかり(こんな時間まで)見て頭でっかちになり、次々に疑問がでてきたので、また質問させてください。



過去ログに破折のリスクとして記載があった項目のうち、「前歯の1,2番」「えらが張っている」「出っ歯」の3項目も当てはまっていました。

どれも変えられないことなので、リスクを少しでも下げられる日常生活上の注意があれば、教えてください。

噛む力が強いと言われたので、その予防かとも思いますが、マウスピースの処方などは、どの歯科医院でもされているのでしょうか?


また、主治医からは、コアにスクリューピンにレジンをまきつけて使うと聞いたのですが、回答者の先生方は、ほとんどがファイバーコアを使われているように思います。

前回の御助言いただいた山田先生の方法で支台構築をしていただきたいと思いましたが、普段その方法でされていない先生であれば結果が心配ですし、慣れておられる先生を見つける方法も持ちえません。

セカンドオピニオンとして、賭けるしかないのでしょうか? 
その際、たとえば、審美歯科が件数が多い等、診療科の標榜が参考となる等ありましたら、アドバイスお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-02-04 02:52:42
こんばんは。

早く寝ましょうね。って、私も・・(笑)

歯根破折は、基本的には防ぎようがないです。

一応、読まれたっぽいですが、

参考⇒神経の無い歯が脆くなり折れてしまった原因として考えられることは?


少しでも効果があるとすれば、

・夜間のマウスピース
・日中、食いしばる自覚があればそれをやめる

その2点ぐらいでしょうか。
かみ締める力の強さや歯軋りは、まず変えられないことだと思います。


あ、あと

・これ以上虫歯を絶対に増やさない!(と言う決意)

は非常に大事ですね^^;

同じ力を支えるの本数が、少なくなればなるほどリスクは上がりますからね。

・治療の途中、フェルールが残っているか確認する。

ぐらいまでが患者さんに出来るギリギリかも知れません。



他は、コアの材質(←さほど重要ではないですが)や歯質の残し方、咬み合わせの与え方など、歯科医が注意することばかりですね。



>その際、たとえば、審美歯科が件数が多い等、診療科の標榜が参考となる等ありましたら、アドバイスお願いします。

「審美歯科」・・は、どうなんでしょう。
外れた時に一番怖いキーワードなので、、忘れてもらった方がいいかも知れません。

といってあまり参考に出来るキーワードはない気がしますが、小児歯科口腔外科はかけ離れてますかね。。

強いて挙げるなら、根管治療に力を入れてる医院だと、歯根破折は警戒している確率が高いのではないかなぁ・・・とは思います。

勝手な、個人的意見ですが。



あまり参考にならず、すみません。
もう寝ます。。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-02-04 10:57:37
こんにちは

審美歯科が件数が多い等、診療科の標榜が参考となる等ありましたら、アドバイスお願いします。

これは参考にならないと思います。


ファイバーコアに過大な期待を持っているように感じます。
あくまでも現時点でいい材料なだけです。

様々な回答を読んでいただければ分かると思いますが、私は、金属やピンなどでもまったく問題ないと考えています。
ファイバーのような新しい材料はこれから問題点がでてきます。

以前も書きましたが、大学病院補綴科では、ほとんど金属を使用しています(私が在籍中のころです)。
破折などのトラブルはほとんど見たことがありません。

材質よりも先生のなれた方法の方が間違いないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2009-02-04 11:00:58
歯チャンネルばかり(こんな時間まで)見て頭でっかちになり、次々に疑問がでてきた

んんん‥(-_-メ)

見過ぎはダメですよ。
あくまでも我々回答ドクターは「質問者に対して回答している」のであって、その回答がさくらちゃんさん個人の状況とは大きく異なっている場合もあります。

薬も処方どうり服用すれば効果がありますが、度を過ぎれば毒ともなります。

と、まあ、お説教はここまでとして‥。


マウスピースの処方などは、どの歯科医院でもされているのでしょうか?

歯ぎしり防止装置」は健康保険で認められている事なので、一応、どの歯科医院でも作る事は可能です。

しかし、担当の先生によって考え方が様々ですから「全く同じもの」にはなりません。
ハードタイプが好きな先生、ソフトタイプが好きな先生。
1.0mmな厚みが好きな先生。3.0mmが好きな先生。
などなど‥。

また、さくらちゃんさんにはどのタイプが適切なのか‥によっても選択が変わります。
できれば担当の先生にしっかり診てもらうのが良いですね。


>回答者の先生方は、ほとんどがファイバーコアを使われているように思います。

ファイバーポストの利点としては
・しなやかである
審美的に有利
という事は言えます。

僕も以前(保険)はスクリューピン+レジンコアでしたよ。

より良いモノを求めて‥と言う事でファイバーを選択するようになりましたが「保険の範囲で‥」と言う事であればスクリューピン+レジンコアでもアリかと思います。

渡辺先生が書かれているように「コアの材質(←さほど重要ではないですが)」です。



セカンドオピニオンとして、賭けるしかないのでしょうか? 

残念ながらそうでしょう。


審美歯科が件数が多い等、診療科の標榜が参考となる等ありましたら

これは渡辺先生の回答通りで「強いて挙げるなら、根管治療に力を入れてる医院」かもしれません。

上述したようにファイバーポストの利点は「しなやかである」と言う事と「審美的に有利」である事です。
審美歯科の先生でも、もちろん「しなやかさ」も考えていらっしゃるとは思いますが、どちらかと言うと「審美性」を重視されている場合もあります。

その結果、渡辺先生が重視されている「歯質の残し方、咬み合わせの与え方など」が二の次にされている場合も少なからずあります。


ですから「審美歯科を標榜しているから大丈夫」と思い込む事は危険かもしれません。
(もちろん、しっかり考えられている先生も多いのですが‥)


結論から言うと渡辺先生の書かれた

・夜間のマウスピース
・日中、食いしばる自覚があればそれをやめる
・これ以上虫歯を絶対に増やさない!(と言う決意)

に集約されていると思います。

頑張ってくださいまし。


と、書いているうちに桜田先生とかぶりました。^_^;

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2009-02-04 11:19:15
ファイバーコアが必ずしも良いわけではありません。
今のブームです。

事実、歯科のセミナーを多く主催している大手のグループでは、ファイバーコアを歯科医師向けのセミナーでは勧めますが、自身の"大切な"患者には使わないことが多いんです。

なぜ、歯科医師に勧めるか??

スポンサーだからです。


ファイバーコアであれ、メタルコアであれ、その先生の自信のある方法で治すのがいいと思います

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくらちゃんさん
返信日時:2009-02-06 02:14:04
○渡辺先生 様
いつも御助言ありがとうございます。
 
コアの土台がそれ程重要ではないということで安心しました。
虫歯を作らないこと(二次カリエスは厳しいかもですが)を、努力したいと思います。フェルールは、おそらく厳しいです(泣)
 

根管治療に力を入れている医院ですね…今回の治療は、掃除の後に、きちんと清掃できているか確認のレントゲン、次の受診時には、薬を入れてさらにレントゲン(何のためか私には不明)をとられましたので、熱心な先生とは思うのですが、

「神経を抜いてから随分時間がたっているから」

と言われたのが自信なさそう(あわれむような)に見えて、私をさらに不安にしました。


しかも、かかりつけは予約がいつもいっぱいで、3〜4週間に1度くらいしか受診できず、仮にふたをした状態で間があくので、根管にばい菌が入るのではとひやひやしてます…大丈夫なのでしょうか?
 

犬歯出っ歯もあり、自分のを残そうと思えば矯正もと言われましたが、矯正している間に差し歯が虫歯になりそうです。
長くなり申し訳ありません。




○桜田先生 様
御助言ありがとうございます。
 
おっしゃるように、ファイバーコアにこだわってたようです。
補綴科を検索してみましたが、地域の大学病院にはなく、残念です。

インプラントをされる先生は、差し歯もなれておられるのでしょうか??
 


○タイヨウ先生 様
長文でのご回答ありがとうございます。
 
音のする歯軋りはないのですが、ストレスがかかった時の顎の痛みが強いので、夜間のマウスピースについて、主治医に相談したいと思います。
 
審美歯科の)一時期の見かけにだまされないようにしたいと思いました。
 


○タカタ先生 様
御助言ありがとうございます。
 
ファイバーコアを別の角度から見れたような気がします。
 
主治医のなれた方法がいいのですね。
抜歯を恐れるあまり、アドバイスを読ませていただき、そうかもと思いました。



タイトル 歯根破折リスク低下のため、コアの選択と日常生活上の注意点を教えて
質問者 さくらちゃんさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ お勧めの土台(コア)
歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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