銀インレーとレジン、歯の隙間の清掃に強いのはどちらですか?

相談者: あーこさん (36歳:女性)
投稿日時:2009-04-20 03:59:35
先生方、お忙しい中大変申し訳ありません。

【過去のご相談】
銀の補綴の変色と下4番虫歯の補綴は銀で良かったのか?

インレーの強度と、の隙間の掃除の仕方についてお伺いしたいのですが。


歯の側面が銀色のインレー、もしくは保険適用のプラスチックと自分の歯の隙間を糸ようじで掃除する場合、掃除していて詰め物が擦り減ったり、欠けたりする事はありますでしょうか?


やはり強度としては銀色の方が保険適用のプラスチックと比べると強いと思うのですが、自分の歯を虫歯にしない為にインレーと自分の歯の隙間を掃除することを考えたら、保険適用のプラスチックインレーより銀色のインレーにしておく方がよいのでしょうか?


解りにくい文章で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2009-04-20 05:46:42
おはようございます。

単に糸ようじでの清掃に対する強度(耐摩耗性)という事を考えるなら、どちらもこの事で壊れたりすることはありません。

むしろ糸ようじでひっかかって外れてしまったり壊れてしまったら、その治療自体に問題があると思います。

インレーの部位や大きさにもよりますが、当然金属の方が耐用年数は長いと思います。

しかし繰り返しになりますが、これは部位・大きさ・術者の腕前に大きく左右される事柄であり、一概にこの場でどちらが最適ということはいえないと思います。

ただ金属のインレーに然程抵抗がないようであれば、今後長くという点では金属のインレーをお奨めすることが多いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2009-04-20 06:03:45
あーこさま、おはようございます。

金属インレーレジン充填の耐久性について知りたいと考えていらっしゃるのですね。

一般的には金属インレーのほうが耐久性がいいと考えられていますが、素材そのものは金属のほうが耐久性が高いように思いますが、実際に充填した場合は一概にはそうも言えません。

これは残されたエナメルの状態と咬合接触をどのようにするかによって、エナメルチッピングがおきてくるからです。

エナメルチッピングがおきてしまえば、何を使って充填してあろうとも二次カリエスになってしまいます。

また咬合接触は時間の経過と共に変わってきます、このことを理解したうえで素材を選び窩洞の設計をしないと、ゴールドインレーでもあまり予後はよくありません。

したがって、個々のむし歯の状態も含めて素材を選ぶ必要があると考えています。


フロッシングでの充填物に対する影響については、全く問題ないと考えていただいていいと思います、それよりフロスを出し入れした時にフロスがほつれるようなら、適合不良の可能性を考える必要があります。

いささか専門的にはなりましたが参考になさってください。

エナメルチッピング http://yamadashika.jp/filler.html#01




タイトル 銀インレーとレジン、歯の隙間の清掃に強いのはどちらですか?
質問者 あーこさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
歯磨き(プラークコントロール) その他
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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