症状は何も無いが、根管への薬の充填が不十分な場合
相談者:
雅史さん (45歳:男性)
投稿日時:2011-02-12 17:15:11
参考:過去のご相談
・何も食べてない状態でも、全ての歯は噛み合わさっているべきか?
・肉眼で見える部分の破折を歯科医が見逃すなんてあるのか?
他
いつもお世話になっています。
右上2番は15年前に根管治療し、抜髄しました。
先日 右上2番のレントゲンを取る機会があった時に、根管への薬(詰め物?)の充填が十分でなく、充填されていない空間部があることが分かりました。
現在 痛いということもなく、フィステルなどができているわけでもなく、レントゲン写真上も膿がたまっていることもないとのことでした。
主治医は、歯折する可能性もあるので現在のところ放置するとの判断でしたが、このまま放置しておいてもよいものか、先生方のご意見をお伺いできないでしょうか。
以上 宜しくお願いします
・何も食べてない状態でも、全ての歯は噛み合わさっているべきか?
・肉眼で見える部分の破折を歯科医が見逃すなんてあるのか?
他
いつもお世話になっています。
右上2番は15年前に根管治療し、抜髄しました。
先日 右上2番のレントゲンを取る機会があった時に、根管への薬(詰め物?)の充填が十分でなく、充填されていない空間部があることが分かりました。
現在 痛いということもなく、フィステルなどができているわけでもなく、レントゲン写真上も膿がたまっていることもないとのことでした。
主治医は、歯折する可能性もあるので現在のところ放置するとの判断でしたが、このまま放置しておいてもよいものか、先生方のご意見をお伺いできないでしょうか。
以上 宜しくお願いします
[過去のご相談]
回答1
水野歯科医院(岐阜県土岐市)の水野です。
回答日時:2011-02-12 17:31:39
根尖病巣ができるのは当然感染があるからです。
充填がたとえ不充分でも感染がなければ病巣はできないという事になるのですが、絶対感染が今後起きない保証はありません。
先生によっては再治療される事もあると思いますが、現在症状が全くなく、逆に再治療により歯根破折を引き起こす可能性が高い場合はあえてアグレッシブに攻めないこともあり得ます。
担当医と相談し、定期的な検診で管理というのも一つの方法だと考えます。
充填がたとえ不充分でも感染がなければ病巣はできないという事になるのですが、絶対感染が今後起きない保証はありません。
先生によっては再治療される事もあると思いますが、現在症状が全くなく、逆に再治療により歯根破折を引き起こす可能性が高い場合はあえてアグレッシブに攻めないこともあり得ます。
担当医と相談し、定期的な検診で管理というのも一つの方法だと考えます。
回答2
回答日時:2011-02-12 18:59:19
こんばんは。
>根管への薬(詰め物?)の充填が十分でなく、充填されていない空間部があることが分かりました。
>痛いということもなく、フィステルなどができているわけでもなく、レントゲン写真上も膿がたまっていることもない
根管充填材(ガッタパーチャ)のは入りが良くないんですね。
病変もなく、症状もないのであればさほど心配ないです。
しっかり根管充填されていた方がレントゲン上では安心感がありますが、根管内がある程度キレイな状態であれば、そうそう問題は起きません。
根尖病変ができてきたら、感染根管治療が必要になるでしょう。
・・・ということで、私も主治医の先生と同じく経過観察すると思います。
参考までに。
>根管への薬(詰め物?)の充填が十分でなく、充填されていない空間部があることが分かりました。
>痛いということもなく、フィステルなどができているわけでもなく、レントゲン写真上も膿がたまっていることもない
根管充填材(ガッタパーチャ)のは入りが良くないんですね。
病変もなく、症状もないのであればさほど心配ないです。
しっかり根管充填されていた方がレントゲン上では安心感がありますが、根管内がある程度キレイな状態であれば、そうそう問題は起きません。
根尖病変ができてきたら、感染根管治療が必要になるでしょう。
・・・ということで、私も主治医の先生と同じく経過観察すると思います。
参考までに。
回答3
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-02-12 19:25:37
こんにちは、私も先生方と同じで
>病変もなく、症状もないのであればさほど心配ないです。
>根管への薬
歯の中に入れているのは簡単に言えばほとんど薬効のない「ゴム」ですからね^^;
ゴムの長さより、どれだけ感染していないかがポイントになります。
実際レントゲンを見て病変がなければ特に心配しなくていいと思いますよ。
おだいじに
>病変もなく、症状もないのであればさほど心配ないです。
>根管への薬
歯の中に入れているのは簡単に言えばほとんど薬効のない「ゴム」ですからね^^;
ゴムの長さより、どれだけ感染していないかがポイントになります。
実際レントゲンを見て病変がなければ特に心配しなくていいと思いますよ。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-02-12 19:39:09
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-02-12 19:53:16
井野先生
詳細の解説ありがとうございました。
根管に腐食しにくくするような薬剤でも入れているのかと思ってましたが、薬効のないゴムが入っているだけなのですか。。。
詳細の解説ありがとうございました。
根管に腐食しにくくするような薬剤でも入れているのかと思ってましたが、薬効のないゴムが入っているだけなのですか。。。
回答5
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-02-16 20:08:38
何の催促か分かりませんが・・・
>歯根端切除法ということになるのでしょうか?
ですか?
コア除去時の歯根破折やパーフォレーションの危険性vs歯根が短くなること、のせめぎあいですね。
ケースごとの総合判断なので、ここでは何とも言えません。
問題が起こってから考えれば良いのではないかとも思いますが・・・
ご参考まで・・・
>歯根端切除法ということになるのでしょうか?
ですか?
コア除去時の歯根破折やパーフォレーションの危険性vs歯根が短くなること、のせめぎあいですね。
ケースごとの総合判断なので、ここでは何とも言えません。
問題が起こってから考えれば良いのではないかとも思いますが・・・
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-02-16 20:59:30
杉原先生
ご回答ありがとうございます。
>問題が起こってから考えれば良いのではないかとも思いますが・・・
まあ そう考えれば そうですね
定期健診はかかさず行うようにします。
どうもありがとう ございました
ご回答ありがとうございます。
>問題が起こってから考えれば良いのではないかとも思いますが・・・
まあ そう考えれば そうですね
定期健診はかかさず行うようにします。
どうもありがとう ございました
タイトル | 症状は何も無いが、根管への薬の充填が不十分な場合 |
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質問者 | 雅史さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療その他 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。