歯科でのフッ素塗布、年に12回は多すぎる?
相談者:
daiママさん (2歳:女性)
投稿日時:2011-07-11 15:45:41
⇒参考:過去のご相談
「シーラント済みの6歳臼歯の溝に黒い点。シーラントのせいで虫歯?」他
⇒別のご相談
「口腔内環境は変えられる?ミュータンス菌の数」
こんにちは。
2歳10ヶ月の娘について相談です。
奥歯E4本のかみ合わせの面が白濁しています。
歯科で、虫歯予防のためにフッ素を塗りました。
この歯科は予防を積極的に行なっているので一週間おきに3回を3ヶ月おきにするとのこと。
そうすると、年に12回塗布することになります。
少し、多い気がしますが、
全身への影響はありませんか?
また、3ヶ月に1回ぬるよりも、3回塗るほうが効果はあるのでしょうか。
(一週間おきと言われましたが、実際は予約の関係で10日おき)
卵、牛乳のアレルギーがあるため、おかしはあまりあげません。
おせんべい、果物は食べます。
あと、たまにグミをあげたのがいけませんね。
以後、食べ物に気をつけます。
「シーラント済みの6歳臼歯の溝に黒い点。シーラントのせいで虫歯?」他
⇒別のご相談
「口腔内環境は変えられる?ミュータンス菌の数」
こんにちは。
2歳10ヶ月の娘について相談です。
奥歯E4本のかみ合わせの面が白濁しています。
歯科で、虫歯予防のためにフッ素を塗りました。
この歯科は予防を積極的に行なっているので一週間おきに3回を3ヶ月おきにするとのこと。
そうすると、年に12回塗布することになります。
少し、多い気がしますが、
全身への影響はありませんか?
また、3ヶ月に1回ぬるよりも、3回塗るほうが効果はあるのでしょうか。
(一週間おきと言われましたが、実際は予約の関係で10日おき)
卵、牛乳のアレルギーがあるため、おかしはあまりあげません。
おせんべい、果物は食べます。
あと、たまにグミをあげたのがいけませんね。
以後、食べ物に気をつけます。
回答1
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2011-07-11 16:16:23
本当にフッ素なのでしょうか?
普段診療室で塗るフッ素は2%です。
それを通常3ヶ月に1回程度の割合で、塗布しますが・・・。
何だろう??
もっと低濃度でしょうか?
それともフッ素洗口剤かな?
いわゆるフッ素だとすると頻回過ぎると思います。
一度主治医に聞いてみたらいかがですか?
普段診療室で塗るフッ素は2%です。
それを通常3ヶ月に1回程度の割合で、塗布しますが・・・。
何だろう??
もっと低濃度でしょうか?
それともフッ素洗口剤かな?
いわゆるフッ素だとすると頻回過ぎると思います。
一度主治医に聞いてみたらいかがですか?
回答2
水野歯科医院(岐阜県土岐市)の水野です。
回答日時:2011-07-11 17:09:01
確かに多い気がします。
ウチでも3ヶ月に1回のペースでしかやった事ないです。
ウチでも3ヶ月に1回のペースでしかやった事ないです。
回答3
回答日時:2011-07-11 19:03:56
白濁している部位だけですよね?
やろうとは思ったことがないですが、考えられないこともない様な気はします。
直接確認されてはどうでしょう。
>3ヶ月に1回ぬるよりも、3回塗るほうが
>効果はあるのでしょうか。
この場合、「予防」ではなく「治療」と捉えて考えた方が良さそうですね。
ただこの間隔や回数について、明確な根拠になりそうなデータは私は知りません。
もしもお口全体に行き渡らせる使用法(予防)だとすると田部先生や水野先生のコメントの通りです。
お口全体に行き渡らせているとしたらたぶん低濃度(市販の歯磨剤と同じ濃度)でしょうね。
もしも高濃度(市販の歯磨剤の約10倍の濃度)の方を2歳のお子さんに、お口全体に行き渡らせて使用しているとすれば、一般的に考えて多すぎます。
副作用の可能性について、十分な説明と同意を得ておく必要があると思いますよ。
メーカーの指示では「年数回」ぐらいが一般的かと思います。
それと低年齢児には積極的には使用しないという考え方の先生も少なくありませんね。
やろうとは思ったことがないですが、考えられないこともない様な気はします。
直接確認されてはどうでしょう。
>3ヶ月に1回ぬるよりも、3回塗るほうが
>効果はあるのでしょうか。
この場合、「予防」ではなく「治療」と捉えて考えた方が良さそうですね。
ただこの間隔や回数について、明確な根拠になりそうなデータは私は知りません。
もしもお口全体に行き渡らせる使用法(予防)だとすると田部先生や水野先生のコメントの通りです。
お口全体に行き渡らせているとしたらたぶん低濃度(市販の歯磨剤と同じ濃度)でしょうね。
もしも高濃度(市販の歯磨剤の約10倍の濃度)の方を2歳のお子さんに、お口全体に行き渡らせて使用しているとすれば、一般的に考えて多すぎます。
副作用の可能性について、十分な説明と同意を得ておく必要があると思いますよ。
メーカーの指示では「年数回」ぐらいが一般的かと思います。
それと低年齢児には積極的には使用しないという考え方の先生も少なくありませんね。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-07-11 20:41:00
うろ覚えですが、「カリエスリスクの高い患者へのフッ化物の応用」でそのような方法(3カ月ごとに3回)というのを聞いた事があるのですが…。
確か、APFゲルとかフッ化物配合バーニッシュとか…。
スミマセン。
正確に思い出せません…。^_^;
いずれにしても、何か根拠があってやられている事だと思うので、納得が行くように説明を受けられてください。
確か、APFゲルとかフッ化物配合バーニッシュとか…。
スミマセン。
正確に思い出せません…。^_^;
いずれにしても、何か根拠があってやられている事だと思うので、納得が行くように説明を受けられてください。
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-07-11 20:53:39
タイヨウ先生がヒントをくれましたので検索してみました。
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2790822Q1031_1_05/2790822Q1031_1_05?view=body
2週間に3〜4回を1クールとして年1,2回実地するとありますので年12回が極端に多いわけではなさそうです。
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2790822Q1031_1_05/2790822Q1031_1_05?view=body
2週間に3〜4回を1クールとして年1,2回実地するとありますので年12回が極端に多いわけではなさそうです。
回答6
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-12 12:50:41
先生方、いろいろとありがとうございます。
フッ素は高濃度のものだと思います。
MIペーストで磨いたあと、ハブラシで塗布しました。
(りんご味)
以前の歯科での塗布頻度を聞かれ、「4ヶ月に1回」と答えるとそれでは唾液で流れてしまい、効き目が薄い、と説明されました。
また、塗布は口全体に行き渡らせる使用法です。
とくにカリエスリスクが高い子ども対象ではなく、この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
(フッ素を年12回塗布した場合の料金を参考に予防クラブの年会費ができています)
そうすると、先生方の話からすると、やはり多すぎますよね?
特に副作用などの話はありませんでした。
来週、2回目の塗布に行ったときに何パーセントのフッ素かを確認してみます。
ただ先生に聞いても「大丈夫ですよ」と一言いわれそうです。
(大丈夫といえるデータを要求しますか?)
白濁部の虫歯は進行させたくないし・・・
やっと予防中心の歯科を見つけたところなので、どうしたらいいか悩みます。
このペースだと、副作用のリスクが大きいでしょうか?
フッ素は高濃度のものだと思います。
MIペーストで磨いたあと、ハブラシで塗布しました。
(りんご味)
以前の歯科での塗布頻度を聞かれ、「4ヶ月に1回」と答えるとそれでは唾液で流れてしまい、効き目が薄い、と説明されました。
また、塗布は口全体に行き渡らせる使用法です。
とくにカリエスリスクが高い子ども対象ではなく、この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
(フッ素を年12回塗布した場合の料金を参考に予防クラブの年会費ができています)
そうすると、先生方の話からすると、やはり多すぎますよね?
特に副作用などの話はありませんでした。
来週、2回目の塗布に行ったときに何パーセントのフッ素かを確認してみます。
ただ先生に聞いても「大丈夫ですよ」と一言いわれそうです。
(大丈夫といえるデータを要求しますか?)
白濁部の虫歯は進行させたくないし・・・
やっと予防中心の歯科を見つけたところなので、どうしたらいいか悩みます。
このペースだと、副作用のリスクが大きいでしょうか?
回答7
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2011-07-12 13:32:14
daiママ さん、今日は.
>この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
>このペースだと、副作用のリスクが大きいでしょうか?
私見ですが、高濃度のものを一年間に12回だとすると、6歳を超えていれば何の問題もないように思いますが、2歳という年齢から考えると、かなりリスクは大きいように思います。
おかかりの医院では年齢による差を考えてはいないのでしょうか?
2歳のお子さんには、一般的には推奨されない方法のように思います。
>この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
>このペースだと、副作用のリスクが大きいでしょうか?
私見ですが、高濃度のものを一年間に12回だとすると、6歳を超えていれば何の問題もないように思いますが、2歳という年齢から考えると、かなりリスクは大きいように思います。
おかかりの医院では年齢による差を考えてはいないのでしょうか?
2歳のお子さんには、一般的には推奨されない方法のように思います。
回答8
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-07-12 13:58:24
未だにハッキリ思い出せておりません。>柴田先生
確かに小牧先生の書かれているように
「6歳を超えていれば」
だったような話のような気がします。
そう考えると「2歳10カ月で」と言うのは…。
確かに小牧先生の書かれているように
「6歳を超えていれば」
だったような話のような気がします。
そう考えると「2歳10カ月で」と言うのは…。
回答9
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2011-07-12 14:30:17
「6歳を超えていれば」
6歳を超えていれば、基本的に慢性中毒は起こりません。
しかし6歳未満では、使用量や回数、方法によって慢性中毒が起こる可能性があります。
3歳未満では、体重比から考えても慢性中毒のリスクはかなり高くなると思います。
6歳を超えていれば、基本的に慢性中毒は起こりません。
しかし6歳未満では、使用量や回数、方法によって慢性中毒が起こる可能性があります。
3歳未満では、体重比から考えても慢性中毒のリスクはかなり高くなると思います。
回答10
回答日時:2011-07-12 19:50:10
色々よく分からない点が出てきましたね。
実際には直接よく話しを聞いて、続けるかどうかを決められた方が良さそうですね。
私が感じる疑問点を挙げておきます。
(色々な考え方もありますので、これが正しいとは限りません)
>フッ素は高濃度のものだと思います。
>MIペーストで磨いたあと、ハブラシで塗布しました。(りんご味)
高濃度のりんご味と言えば、フルオールゼリーというのがよく使用されている製品になりますね。(違うものもあるかも知れませんし、低濃度のりんご味もあります)
参考⇒フルオールゼリー
http://www.bee.co.jp/dental/01_02.html
参考⇒添付文書(pdf)
http://www.bee.co.jp/pdf/siryou/8.pdf
添付文書に書いてあります様に、使用は「通常年1〜2回」、「幼少児においては必要最小限度に抑えること」となっています。
高濃度フッ素はむし歯予防に大変効果的ですし、回数について神経質になる必要はないと個人的には思いますが、小牧先生もご指摘の通り、2歳と言う年齢となると話は全く異なります。
どんな薬も量を間違えば毒にもなります。
体重が小さければ適量も相当に小さくなりますので、それだけのリスクを冒すだけのメリットがそのお子さんの場合にはあるのかどうか、事前の説明は必要だと思います。
年間140回使用した研究も過去にはありますが、フッ素の研究はほとんどが10代前半の子供を対象にしたもので、同じくほとんどの研究では回数も年に数回(一桁)程度です。
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
(回答1の下から10行目ぐらいに書いてあります)
因みにMIペーストの有効成分CPP-APPは高濃度のフッ素(リン酸酸性フッ化物)の影響を受けるので、併用は出来ないとされていますし、牛乳由来成分ですから、牛乳にアレルギーがある場合は使用しない様、メーカーは指導しています。
>以前の歯科での塗布頻度を聞かれ、「4ヶ月に1回」と答えると
>それでは唾液で流れてしまい、効き目が薄い、と説明されました。
低濃度のフッ素であればそういう説明でも良いと思いますが、低濃度の使用は家庭でも出来ることですから、歯科医院に行くべきなのか、目的や費用によって考え方が異なるところかと思います。
高濃度のものについては作用機序が異なりますので、極端な話年に一回だけでも一定の効果は確認されています(※ただし10代前半の研究)
>とくにカリエスリスクが高い子ども対象ではなく、
>この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
予防は一人一人のカリエスリスクや生活習慣等に合わせて、異なる計画を立てていくものです。
(いわゆる「治療計画」が人それぞれなのと全く同じことです)
実際には他にも色々なメニューがあることとは思いますが、仮に全員に対してまったく同じことをしているのだとしたら、「予防に力を入れている」のとは少し意味合いが違う様に思います。
特に今回のフッ素塗布に関しては、本当に高濃度で、カリエスリスクの低い子に対しても同じことを行っていれば問題があると思います。
(daiママさんのお子さんの場合は生えたばかりの乳臼歯が初期カリエスになっている訳ですから、リスクとメリットを天秤にかけることにはなります)
あくまでも、フッ素の利用はむし歯の予防法のひとつです。
年齢や使用量、生活環境等を考慮した上でなら利用する可能性はあるかと思いますが、他にもするべきことは色々あると思いますよ。
実際には直接よく話しを聞いて、続けるかどうかを決められた方が良さそうですね。
私が感じる疑問点を挙げておきます。
(色々な考え方もありますので、これが正しいとは限りません)
>フッ素は高濃度のものだと思います。
>MIペーストで磨いたあと、ハブラシで塗布しました。(りんご味)
高濃度のりんご味と言えば、フルオールゼリーというのがよく使用されている製品になりますね。(違うものもあるかも知れませんし、低濃度のりんご味もあります)
参考⇒フルオールゼリー
http://www.bee.co.jp/dental/01_02.html
参考⇒添付文書(pdf)
http://www.bee.co.jp/pdf/siryou/8.pdf
添付文書に書いてあります様に、使用は「通常年1〜2回」、「幼少児においては必要最小限度に抑えること」となっています。
高濃度フッ素はむし歯予防に大変効果的ですし、回数について神経質になる必要はないと個人的には思いますが、小牧先生もご指摘の通り、2歳と言う年齢となると話は全く異なります。
どんな薬も量を間違えば毒にもなります。
体重が小さければ適量も相当に小さくなりますので、それだけのリスクを冒すだけのメリットがそのお子さんの場合にはあるのかどうか、事前の説明は必要だと思います。
年間140回使用した研究も過去にはありますが、フッ素の研究はほとんどが10代前半の子供を対象にしたもので、同じくほとんどの研究では回数も年に数回(一桁)程度です。
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
(回答1の下から10行目ぐらいに書いてあります)
因みにMIペーストの有効成分CPP-APPは高濃度のフッ素(リン酸酸性フッ化物)の影響を受けるので、併用は出来ないとされていますし、牛乳由来成分ですから、牛乳にアレルギーがある場合は使用しない様、メーカーは指導しています。
>以前の歯科での塗布頻度を聞かれ、「4ヶ月に1回」と答えると
>それでは唾液で流れてしまい、効き目が薄い、と説明されました。
低濃度のフッ素であればそういう説明でも良いと思いますが、低濃度の使用は家庭でも出来ることですから、歯科医院に行くべきなのか、目的や費用によって考え方が異なるところかと思います。
高濃度のものについては作用機序が異なりますので、極端な話年に一回だけでも一定の効果は確認されています(※ただし10代前半の研究)
>とくにカリエスリスクが高い子ども対象ではなく、
>この歯科に通う子どもはみな年12回の塗布が行なわれるそうです。
予防は一人一人のカリエスリスクや生活習慣等に合わせて、異なる計画を立てていくものです。
(いわゆる「治療計画」が人それぞれなのと全く同じことです)
実際には他にも色々なメニューがあることとは思いますが、仮に全員に対してまったく同じことをしているのだとしたら、「予防に力を入れている」のとは少し意味合いが違う様に思います。
特に今回のフッ素塗布に関しては、本当に高濃度で、カリエスリスクの低い子に対しても同じことを行っていれば問題があると思います。
(daiママさんのお子さんの場合は生えたばかりの乳臼歯が初期カリエスになっている訳ですから、リスクとメリットを天秤にかけることにはなります)
あくまでも、フッ素の利用はむし歯の予防法のひとつです。
年齢や使用量、生活環境等を考慮した上でなら利用する可能性はあるかと思いますが、他にもするべきことは色々あると思いますよ。
回答11
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-07-13 01:08:32
ご相談ありがとうございます。
先生方のご意見通り、総合的な予防計画が必要と思われます。
そして治療パターンの基本はあっても、実施に際しては年齢など各人の各種条件に合わせた個別の診断と計画が必須だと思います。
確かにその診療所では、予防プログラムを考え、普及に力を入れているとすれば、やっと探し出した頼れるところかもしれません。
しかしノア先生の、
>実際には他にも色々なメニューがあることとは思いますが、仮に全員>に対してまったく同じことをしているのだとしたら、「予防に力を入>れている」のとは少し意味合いが違う様に思います。
このご意見に共感を覚えます。
まぁ、あまりこだわるとなかなか良いところがみつからな胃ことになってしまうかもしれません。
せっかく探し出した良いですから、お互いのレベルアップのためにも、一度疑問点について、ご担当の先生とじっくりと相談してみてはいかがでしょうか。
先生方のご意見通り、総合的な予防計画が必要と思われます。
そして治療パターンの基本はあっても、実施に際しては年齢など各人の各種条件に合わせた個別の診断と計画が必須だと思います。
確かにその診療所では、予防プログラムを考え、普及に力を入れているとすれば、やっと探し出した頼れるところかもしれません。
しかしノア先生の、
>実際には他にも色々なメニューがあることとは思いますが、仮に全員>に対してまったく同じことをしているのだとしたら、「予防に力を入>れている」のとは少し意味合いが違う様に思います。
このご意見に共感を覚えます。
まぁ、あまりこだわるとなかなか良いところがみつからな胃ことになってしまうかもしれません。
せっかく探し出した良いですから、お互いのレベルアップのためにも、一度疑問点について、ご担当の先生とじっくりと相談してみてはいかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-13 12:52:54
引き続き、回答をありがとうございます。
昨日、歯科にて塗布したフッ素を確認してきました。
やはり、歯科専用の高濃度のフッ素です。
2歳児に年12回はリスクは高くないかと尋ねたところ、フッ素洗口液を誤飲したり、フッ素入りの水道水の水を常飲していなければ中毒にはならない、よって、日本ではフッ素中毒はほとんどない、との回答でした。
また、基本的には1週間おきに3回を3ヶ月おきだが、カリエスリスクの低い子は3ヶ月以上あけることもあるそうです。
(ただし、1週間おき3回がワンセット)
ただし、うちの子は白濁があるのでリスクが高い方になります。
・先生のいうとおり12回の塗布を行なう
・3回ワンセットを1回に変更してもらう
・3回ワンセットを2回に変更してもらう
・3ヶ月おきを半年おきにする
どう対応したらいいでしょうか。
渡辺先生、
>因みにMIペーストの有効成分CPP-APPは高濃度のフッ素(リン酸酸性フッ化物)の影響を受けるので、併用は出来ないとされていますし
とありますが
MIペーストの後に塗ったフッ素は効果が低いですか?
昨日、歯科にて塗布したフッ素を確認してきました。
やはり、歯科専用の高濃度のフッ素です。
2歳児に年12回はリスクは高くないかと尋ねたところ、フッ素洗口液を誤飲したり、フッ素入りの水道水の水を常飲していなければ中毒にはならない、よって、日本ではフッ素中毒はほとんどない、との回答でした。
また、基本的には1週間おきに3回を3ヶ月おきだが、カリエスリスクの低い子は3ヶ月以上あけることもあるそうです。
(ただし、1週間おき3回がワンセット)
ただし、うちの子は白濁があるのでリスクが高い方になります。
・先生のいうとおり12回の塗布を行なう
・3回ワンセットを1回に変更してもらう
・3回ワンセットを2回に変更してもらう
・3ヶ月おきを半年おきにする
どう対応したらいいでしょうか。
渡辺先生、
>因みにMIペーストの有効成分CPP-APPは高濃度のフッ素(リン酸酸性フッ化物)の影響を受けるので、併用は出来ないとされていますし
とありますが
MIペーストの後に塗ったフッ素は効果が低いですか?
回答12
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2011-07-13 18:43:55
>2歳児に年12回はリスクは高くないかと尋ねたところ、フッ素洗口液を誤飲したり、フッ素入りの水道水の水を常飲していなければ中毒にはならない、よって、日本ではフッ素中毒はほとんどない、との回答でした。
何を根拠にしているのか疑問です。
害に対する考え方が私とは大きく違うようです。
計算すればある程度の害に対するリスクはわかるのですが(この計算は渡辺先生が得意です)。
ちなみに私のところでは、3歳未満は、虫歯のリスクが高い子供さんでも高濃度のフッ化物は使用しません。
>日本ではフッ素中毒はほとんどない
日本ではこういった使い方をされる先生は”ほとんど”いないと思いますので、結果、確かに日本ではフッ化物の中毒は”ほとんど”ないはずです。
でも、こういった使い方をされる先生のところでも”ほとんど”ないといえるのでしょうか。
また、”ほとんど”がどの程度かも気になります。
1%、0.1%、0.01%、0.001% ?
何を根拠にしているのか疑問です。
害に対する考え方が私とは大きく違うようです。
計算すればある程度の害に対するリスクはわかるのですが(この計算は渡辺先生が得意です)。
ちなみに私のところでは、3歳未満は、虫歯のリスクが高い子供さんでも高濃度のフッ化物は使用しません。
>日本ではフッ素中毒はほとんどない
日本ではこういった使い方をされる先生は”ほとんど”いないと思いますので、結果、確かに日本ではフッ化物の中毒は”ほとんど”ないはずです。
でも、こういった使い方をされる先生のところでも”ほとんど”ないといえるのでしょうか。
また、”ほとんど”がどの程度かも気になります。
1%、0.1%、0.01%、0.001% ?
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-19 22:45:18
先生方、いろいろありがとうございます。
今日、2回目の塗布の予定の日だったので、もう一度よく話しを聞こうと行ってきました。
フッ素はフルオールゼリーでした。
やはり塗布回数は2歳でも問題ないとのこと。
体重比率は塗布する量が違うくらい、だそうです。
心配なら今回は2回にしておきますか、という流れで今日は塗布して
きました。
しかし帰ってきてから、やはり慢性中毒が心配になり、塗布したことを後悔しています。
今年に入ってのフッ素塗布は
4月に1回(2歳7ヶ月)
7月に2回(2最10ヶ月)←今回
今後10月に1回塗布するとして年に4回の塗布であれば問題ないでしょうか?
それとも、今回10日おきに塗布したことが大きな問題になるでしょうか。
乳歯を守りたい気持ちもあり、はっきりと塗布を断れなかったことを悔やんでいます。
今後は3ヶ月おきに1回の塗布でお願いすることにします。
そして主に生活面での虫歯予防に取り組んでいこうと思います。
今日、2回目の塗布の予定の日だったので、もう一度よく話しを聞こうと行ってきました。
フッ素はフルオールゼリーでした。
やはり塗布回数は2歳でも問題ないとのこと。
体重比率は塗布する量が違うくらい、だそうです。
心配なら今回は2回にしておきますか、という流れで今日は塗布して
きました。
しかし帰ってきてから、やはり慢性中毒が心配になり、塗布したことを後悔しています。
今年に入ってのフッ素塗布は
4月に1回(2歳7ヶ月)
7月に2回(2最10ヶ月)←今回
今後10月に1回塗布するとして年に4回の塗布であれば問題ないでしょうか?
それとも、今回10日おきに塗布したことが大きな問題になるでしょうか。
乳歯を守りたい気持ちもあり、はっきりと塗布を断れなかったことを悔やんでいます。
今後は3ヶ月おきに1回の塗布でお願いすることにします。
そして主に生活面での虫歯予防に取り組んでいこうと思います。
回答13
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-07-20 00:10:02
うちでは、2歳であっても必要があると考えれば高濃度フッ化物の塗布を行ってます。
フルオロゼリーは一般的な歯みがき剤の10倍のフッ化物濃度です。
ですので、1月に一度使用したと仮定すると、歯磨き剤の3日分の量と同程度の使用量であれば(慢性毒性と言う観点からは)両者に違いはないと考えられます。
フルオロゼリーは一般的な歯みがき剤の10倍のフッ化物濃度です。
ですので、1月に一度使用したと仮定すると、歯磨き剤の3日分の量と同程度の使用量であれば(慢性毒性と言う観点からは)両者に違いはないと考えられます。
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-21 12:02:35
森川先生の
>1月に一度使用したと仮定すると、歯磨き剤の3日分の量と同程度の使用量であれば(慢性毒性と言う観点からは)両者に違いはないと考えられます。
とういうことは今回の10日おきの塗布、年4回の塗布は問題ないということでよいのでしょうか。
>1月に一度使用したと仮定すると、歯磨き剤の3日分の量と同程度の使用量であれば(慢性毒性と言う観点からは)両者に違いはないと考えられます。
とういうことは今回の10日おきの塗布、年4回の塗布は問題ないということでよいのでしょうか。
回答14
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-07-21 21:54:47
>今回の10日おきの塗布、年4回の塗布は問題ないということでよいのでしょうか。
他にフッ化物を使用していないのであれば慢性毒性と言う点では問題はないように思います。
ただ多ければ多いだけよいというものではありませんので、年数回の方法と比較してより有効であるかどうかは疑問です。
他にフッ化物を使用していないのであれば慢性毒性と言う点では問題はないように思います。
ただ多ければ多いだけよいというものではありませんので、年数回の方法と比較してより有効であるかどうかは疑問です。
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-21 22:23:38
相談者からの返信
相談者:
daiママさん
返信日時:2011-07-25 13:51:35
先生方、ありがとうございました。
勉強になりました。
これからは適度な使用で行なっていきたいと思います。
勉強になりました。
これからは適度な使用で行なっていきたいと思います。
タイトル | 歯科でのフッ素塗布、年に12回は多すぎる? |
---|---|
質問者 | daiママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 2歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
予防関連 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。