フロス、歯間ブラシの使用は歯槽膿漏の原因になりますか?

相談者: carpediemさん (55歳:男性)
投稿日時:2011-10-13 22:24:04
参考:過去のご相談
クラウンを金属(保険内)ですべきかセラミックですべきか・・


教えてください。

1)20年近く私の歯を診ていただいていた先生は、フロス歯間ブラシを使うことを勧められていました。

しかし、今回治療していただいた先生は、今の歯の状態では、使用は歯間を広げ、歯槽膿漏の原因になるので使わないほうが良いだろうとおっしゃいました。

フロス・歯間ブラシを使うと食べかすがとれるので、使うほうが良いように思うのですがどうでしょうか?

・ 歯の状態

喪失   8番4本 右上7 左下7
クラウン 右上7   左上6(半分切除)・7
     右下6・7 左下5・6
インレイ 右下5 左上7


2)これ以上、歯を失いたくないので何に気をつければよいか教えていただきたいです。

○ 今、気をつけていること
 ・ 何かを口にしたら早めに磨く
 ・ 寝る前にイソジンで口をゆすぐ
 ・ チヨコを食べない


3)クラウンをしている歯は虫歯を見つけにくいですねとドクターに尋ねたら、「定期的にチェックしてください。」と言われました。

レントゲンに映らない虫歯を、ドクターはどのようにチェックするのでしょうか?   


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-10-13 22:38:46
1)について

歯間ブラシフロスも道具です、使い方を間違えば良くないです。
御自身の口腔状態にあった使用法をすれば、問題無いと思います。



>2)について

適切な自己管理、定期的なプロフェッショナルなメインテナンス、これに限ります。



>3)について

基本は視診、あとエキスプローラーなどでの触診ですね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-13 22:46:47
私の医院では・・・

1)原則としてフロス歯間ブラシは推奨します。
ただし、どの場所にどのサイズのものを使用するのかということについて、必ずお話差し上げています。

2)ご自身でのメンテナンスだけでなく、定期的なプロフェッショナルメンテナンスをお勧めします。

定期的の間隔ですが、その方の歯磨きの上手さによって決めさせていただいています。
3〜4ヶ月毎の方が多いように思いますが、毎月の方も結構いらっしゃいます。
最もインターバルの長い方で6ヶ月でしょうか。

3)一般的には、クラウンの辺縁を審査器具でなぞっていくことが多いかと思います。

ご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-10-14 16:28:50
今回治療して下さった先生との、コミュニケーションをもう少し深めてみて下さい。


1)多くの医院では、歯周病虫歯の治療や予防に歯間ブラシフロスの使用を推奨していると思います。

もしかしたら、歯間ブラシの件は、不必要に大きなサイズの歯間ブラシを使用すると、歯と歯の間の下部鼓形空隙が広がりますよという意味でしょうか?

フロスも力任せに使用すると、歯茎を傷つける可能性があるということでしょうか?

いずれにしても説明不足のため、あなた自身が消化不良の情報を与えられ戸惑っていらっしゃいます。
もう少し納得のいく指導を受けられてはいかがでしょうか?

歯科医に尋ねにくい場合は、スタッフにお尋ねになるのもいいと思います。
衛生士口腔管理のプロですから、歯科医以上により具体的な指導をしてもらえるかもしれません。


ちなみに私の医院では、歯間ブラシやフロスを単に食べカスをとるためではなく、歯垢バイオフィルムの除去に使ってもらっています。

また、薬液やフッ素をつけて使用することでより高い効果も期待しています。
いずれも歯ブラシの毛先が当たらない細かい部分にまで挿入でき、機械的に除去できる利点があります。

歯周治療管理下でしたら、定期的な歯周組織検査で歯周病の進行や程度がきちんと数字で判断できます。
検査結果を比較しながら、ご自身に合った清掃法を見つけ出すようご指導いただくとより効果的です。


2)他の先生同様、適切な自己管理と定期的な歯科医院でのメンテナンスの両輪が大切だと思います。

食事に関し、チョコを食べないというのを特筆されているのも何故かひっかかりますね。。。。


3)クラウンの中で、万が一虫歯が進行していた場合はわからないので症状が頼りになります。
クラウンと歯の間からの虫歯は視診や触診でわかります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: carpediemさん
返信日時:2011-10-14 22:18:05
細見先生、小林先生、Dr.ふなちゃんありがとうございました。

先生方のご意見をまとめるとこうなるでしょうか?

1)歯科医フロス歯間ブラシの使用を推奨している。

2)歯の状態に合ったフロス・歯間ブラシを使用しなければならない。

3)フロス・歯間ブラシの使用で歯間を広げ、歯槽膿漏の原因になることはない。

4)歯の手入れをきちんとすれば、チョコを食べてもよい。 
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-10-15 12:02:08
そうですね。

それから、口腔衛生管理を一生懸命してくれる歯科医院に出会われると、よりよく理解できると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: carpediemさん
返信日時:2011-10-15 12:53:54
Dr.ふなちゃん、ありがとうございました。



タイトル フロス、歯間ブラシの使用は歯槽膿漏の原因になりますか?
質問者 carpediemさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨きに関する疑問
歯磨きに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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