抜歯矯正をするとアーチが小さくなり、頬がこけてしまう?

相談者: ノラガミさん (23歳:女性)
投稿日時:2012-08-14 14:41:57
⇒参考:過去のご相談
「歯列矯正歯科の選択について親と対立しています」



こんにちは。
いつもお世話になっているノラガミです。

現在、歯列矯正を考えていて、昨日も矯正歯科に行き相談してきました。
治療法は何件か矯正歯科を訪ねた結果、精密検査をしてないので断定はできないもの、おそらく上顎抜歯(左右4番)し、下顎は非抜歯で進めるであろうと言われました。

前から不安に思ってたことのひとつが抜歯をすることで頬こけをする人がいるとのことでその事に関して矯正の先生に尋ねたら、抜歯をすることでアーチが小さくなるから頬こけの原因になる。
なるべくアーチを縮めず進めることがいいのでは。
との回答をいただきました。

しかし、あとで思ったのですが、抜歯をして矯正をしたらアーチは必ず縮むものではないのでしょうか?
アーチの大きさをほとんど変えずに矯正をすることは可能なのでしょうか?

また、抜歯をすることで小顔になるという事も聞きます。
それもアーチが小さくなるから筋肉のつきかた等が変化するからなのでしょうか?
抜歯矯正をして小顔になるという噂だったり、頬こけしてしまうと言われたり本当はどちらが正しいのでしょうか?

しょうもない質問ですみませんが宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-08-14 23:56:41
ノラガミさんのケースは、上顎前突出っ歯)と推測されます。

上顎・下顎の相対的位置関係では上顎が前方に位置しているわけです。
このような場合、顎顔面全体(骨格のみでなく、筋肉や皮膚を含めて)の見かけ上の中で、上顎が前にあるのが主な原因か、下顎が後ろにあることが主な原因なのかに分類する必要がありそうです。

もし、上顎前歯が明らかに前方に位置しているのでしたら、その前歯を後方に移動させることで、アーチを小さくすることが見かけの上でプラスになる面が大きいと思います。
(外観の話です)

もし、上記とは異なり、下顎が小さい(下顎が後方にある)要因が大きいとしたら、もともと後方にある下顎前歯の位置に合わせて上顎前歯を後方に移動させる(つまり、顎顔面全体の中で、そもそもの上顎前歯の位置が必ずしも前方にあったとは限らない)ことは、顔面全体から見た外観が必ずしもプラスになるとは限らないと思います。
勿論、歯並びの改善は見込めます。

担当の先生とよく相談なさってください。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-08-15 09:16:00
抜歯しての矯正、まして出っ歯を治すわけですから、アーチの前後径は必ず小さくなります。

しかし、側方方向すなわちアーチの横幅は必ずしも小さくなるわけではありません。
特に犬歯部は広げる事もあります。
ただ犬歯間を広げると後戻りしやすいという事もあって、現状の犬歯間幅径を維持すると言う考え方の先生が多くいます。


抜歯矯正により、頬がこけるとか、ほうれい線が目立つとかについては、ネット上ではさまざまなご意見がありますが、私どもの治療後の患者さんにその悩みを直接言われた事はありません。




タイトル 抜歯矯正をするとアーチが小さくなり、頬がこけてしまう?
質問者 ノラガミさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
歯列矯正(矯正歯科)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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