[写真あり] 15歳、開咬の矯正に親知らずはあった方が安定しますか?

相談者: 春風さん (15歳:女性)
投稿日時:2013-04-23 12:10:50
いつもお世話になりありがとうございます。
娘の受験が終わりましたので、4番4本を抜歯して矯正を開始することにしました。


今日ご相談したいのは親知らずの件です。

親知らずは3本、まっすぐに生えてきています。(後一本は未萌出
治療に先立ち、2人の矯正専門医に相談しましたが、親知らずの考え方については意見が分かれました。

おひとりは、「4番を抜歯したら、親知らずを残せるかもしれない。(抜く可能性もあり)親知らずを残し奥歯でしっかり噛んだ方が安定する」と。

もうおひとりは、「親知らずは、治療途中か保定中に抜く。開咬は親知らずがあると安定し難く、治療に不利」とのこと。

開咬の治療として親知らずはあった方がいいのか否か、先生方のお考えをお聞かせ頂けると有難く存じます。

開咬の安定が一番の目標なので、その為に抜いた方がよければ抜くしかないですが、4番も抜き歯の数が減るので、親としては、親知らずは残せるのなら残したい気持ちです。

どうぞ宜しくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-04-23 13:58:21
春風さん、こんにちは。
矯正するにあたり、親知らずを抜くかどうかは意見が分かれるところだと思います。

まず、7番を遠心に動かす必要がある場合は、抜かないといけないと思います。
それ以外の場合では、親知らずがあることで、矯正終了後に歯並びを乱す可能性がある場合は、矯正終了時でも良いので、親知らずを抜く必要があると思います。

年齢的にも、結論は急がず、矯正終了時に検討しても良いように個人的には思います。

ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 春風さん
返信日時:2013-04-23 15:56:51
黒岩先生

ご多忙の中、早速のご回答を頂き、ありがとうございました。
わかりやすくご説明頂き、とても参考になりました。

結論は急がず、矯正終了時に検討でも…とのこと。
少し気持ちがラクになりました。

治療中、歯の状態等主治医に観て頂きながら、親知らずの抜歯をどうするか指示を仰ぎたいと思います。

どうもありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-23 19:23:51
以前にも舌の癖が関係していそうだと、回答した松山です。

開咬を来している主原因について、説明を受けましたか。
開咬の成り立ちは、多くの場合骨格的な問題が存在していて、臼歯部の咬合高径の問題が、開咬という不正咬合を引き起こします。

すなわち、歯並びの問題ととらえた時に咬みあわせの高さが問題であり、前後のスペースの問題は比較的少ないということです。
したがってよほどひどい開咬でない限りは、4番抜歯による前後的スペースの確保ではなく、臼歯部の咬合高径で、コントロールしていくものです。親知らずですが、骨格的問題を抱えているケースでは、まず親知らずを抜歯します。

それだけで開咬が、少し改善されることがあるくらいなものなのです。

従って、開咬の治療にあたって、骨格的要素が強い場合には、まず親知らずの抜歯をするものです。

以前の投稿の写真を見ましたが、それほどひどい開咬ではないと思います。

従って4番を抜歯しないで矯正する方が、私はベターだとおもいますので、そのような歯科医の意見を聞いてみる、すなわちさらなるセカンド、オピニオンを受けてみたらと、思います。

ちなみに、私は開咬の矯正治療経験は、少ないですが、4番抜歯は行ったことは、ありません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 春風さん
返信日時:2013-04-24 01:02:13
松山先生 最初の頃にアドバイスを頂きましたこと、覚えております。
いつも気にかけて頂き、ありがとうございます。
また、以前投稿の写真までご覧頂いた上、親身になって回答頂き、感動致しました。
本当にありがとうございます。

開咬の原因については、矯正医より、舌癖と骨格の問題との指摘を受けたことがあります。

<経過>舌癖は幼少の頃からずっとありましたが、最初は開咬はほとんど目立ちませんでした。
床矯正を数年した後、叢生は治りましたが開咬で噛めなくなりました。
その後、床矯正をやめ、切端咬合位にまで改善しましたが、親知らずが生えてきて現在のように開咬の度合いと叢生がひどくなりました。

現在の写真を送らせて頂きます。

何度も申し訳ないのですが、これでも、4番ではなく親知らずをまず抜いた方がよいと思われますか?

尚、娘は、4番を抜かなかった場合、前歯が突出しないか審美面も気にしており、悩んだ挙句、4番抜歯に踏み切ろうと思った次第です。(ですので、もし、親知らずを残せる道があるのなら…と思い、相談させて頂きました)

どうぞ宜しくお願いします。

画像1画像1 画像2画像2
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-24 09:04:34
写真についてコメントしますと、診断行為になりますので控えます。

親知らずが生えてきて現在のように開咬の度合いと叢生がひどくなりました。

でしたら、まず親知らずを抜くべきではありませんか。


>娘は、4番を抜かなかった場合、前歯が突出しないか

臼歯部全体を後方に下げることにより対処、できることが多いものです。後からでも抜歯できることです。

私は、開咬治療で抜歯したことが、ありませんと、再度記すに留めます。
開咬は、前後のスペースの問題ではありません。

舌癖などにより前歯が強度の低位でない限り、開咬の矯正的治療は前歯の挺出によるものでも、無いことを付け加えておきます。

これも再度ですが、更なる意見をもらうことを、お奨めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 春風さん
返信日時:2013-04-24 12:04:32
松山先生

再度のご丁寧な返信、本当にありがとうございます。
勝手に写真をお送りし、申し訳ありませんでした。
先生のお考え、よく分かりました。

今まで、矯正専門医にも数件話を聞きました。
おひとりを除き、皆、親知らず抜歯(治療前か後かは先生により違いました)と言われました。

更に、親知らずの抜歯は前提で、4番抜歯を勧める先生が多かったです。(つまり、計8本抜歯です)

私(母)も、4番抜歯をずっと拒否してきました。
しかし、通える範囲で松山先生のおっしゃるやり方を指示する適当な先生は見つからず、あきらめました。
娘が大学進学後に、進学先の近くであればもっと選択肢が広がるかもしれないので、それから矯正も?と思いましたが、娘は今、始めたいと言います。
また、開咬は4番抜歯の方が安定がいいと言われ、4番を犠牲にするしかないと思った次第です。

しかし、信頼しております松山先生が、ネットでできうる最大限のアドバイスとして、再度上記のコメントを頂戴し、非常に悩んでおります。

今、どうするか結論は出せませんが、まずは、先生の直接の患者ではない者に対して、非常に親身になってアドバイスを頂きましたことを、心から御礼申し上げます。

ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-04-24 13:28:43
私は、矯正専門医ではありません。

したがって、宣伝するつもりはないことを前提に、当院のある患者さんについて、お話します。

その人は、他府県の方なのですが、矯正専門医に5人ほど相談したそうです。
すべて、抜歯とか、難しいとか言われて、しまったそうです。
確かに骨格的に難しいケースなのですが、歯列からはみ出している歯を中に入れたいということも、本人の希望でした。

そのために大臼歯は後方移動させて、はみ出した小臼歯は歯列に取り込み、もちろん、開咬臼歯咬合高径のコントロールにて、できる範囲で治療しました。

歯列に取り込むようなことをしなければ、1年以内に開咬は改善するものなのです。

2年かかりましたが、ほぼ終了しました。
この例でもわかるとうり、前後のスペースの問題ではないのです(後で前歯は下げられる)。

咬合の高さの問題を、抜歯という前後のスペースの手段に置き換えると、かえって、問題が増えるはずです。
私の開咬治療経験は、すべて社会人だけです。
これ以上は立ち入り過ぎになりますので、これで終了します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 春風さん
返信日時:2013-04-24 14:54:47
松山先生

ご回答拝見いたしました。

ご多忙の中、気にかけて頂き、また、先生が治された症例をご紹介下さり、ありがとうございました。

また娘とも相談し、今後のことを考えたいと思います。
本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] 15歳、開咬の矯正に親知らずはあった方が安定しますか?
質問者 春風さん
地域 非公開
年齢 15歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯列矯正の治療法
親知らずの抜歯
その他(写真あり)
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい