パラジウム合金の危険性は?

相談者: romaさん (65歳:女性)
投稿日時:2014-03-19 12:21:56
通常、先生方は、日頃、この素材をお使いだと思いますが、身体に及ぼす影等はどのように認識されておられますか?


 あるH.Pには、

「ニッケルクロム合金は毒性が強いと言われており、発がん性あり、”パラジウム”にも毒性リスクがあるりアレルギーの疑いが濃くなっている。
”欧州では、今使われていない” 。銀を使うほうがまだましだ」

と言うような衝撃的な事が出ていましたが。。。。


金属で、より影響のない素材はありますか?

金属は、人それぞれだと思いますが。。。
金属を使わないに尽きると思いますが。。。


教えてくださいませ。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-03-19 12:29:39
>通常、先生方は、日頃、この素材をお使いだと思いますが、身体に及ぼす影等はどのように認識されておられますか?

僕は金銀パラジウム合金は5年以上使用しておりません。
保険診療を辞めた理由の一つでもあります)


>金属で、より影響のない素材はありますか?

個人的には金合金あるいは白金加金が良いと思っています。


吉岡先生が面白いブログを書かれているので読まれてみてはいかがでしょう。

* http://www.breath-design.com/?eid=1504937

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-19 13:04:40
過去のものを一度検索してみてくださいね。


* 銀歯(金銀パラジウム合金)の危険性について

たぶん似たような質問は探せばいくつかあると思いますよ。



>金属で、より影響のない素材はありますか?

金属アレルギーがあれば、金属は一切使用しない方がいいでしょう。

比較的安全な金属はチタンですが、チタンは扱いが難しい為に現実的ではありません。

また歯科の金属は合金であり、今大丈夫な金属もいつアレルゲンになるか分かりませんよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-03-19 13:29:11
上記お二人の先生は保険診療とは現在は無縁かもしれません。

私は保険医ですから患者さんが保険診療を希望されればおおよそ行います。
ですから金属は金パラですね。

良いも悪いもそれしかないので。
小臼歯部のHJCより少しいい材料が四月からは保険に入るみたいですが、どうなんでしょうか?


ただ残念ながら金にアレルギーがある患者と遭遇しまして、自分の金パラを全て撤去した経験はあります。
井野先生が書かれた非金属治療となりました。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-03-19 17:36:14
ご相談ありがとうございます。


>通常、先生方は、日頃、この素材をお使いだと思いますが、


私はもう10数年以上前から使っていません。



>身体に及ぼす影等はどのように認識されておられますか?


身体への悪影響があると言われています。
使っている文明国は日本だけと言われています。

またアレルギー検査で陽性になる人が多いことも見ています。
一度症状が出ると他の物質にも過敏になったり、金属を除去してもすぐには完治しない場合があります。

身体へ病気を起こさない方が優れていると言えます。


しかし、日本で長期間非常に多数の人が保険で使われてきたのですから、大多数の人には平気なのかもしれません。


私は保険医ですが、健康を目標に、健康のための仕事をしていますから、やはり危険と言われているアマルガムもパラジウムをやめるずっと前にやめてしまいました。

また開業当初から予防に力を入れてきましたので、いくら今まで大多数が病気にならなかったからといって、知ってしまった以上、危険性を疑われている物質を私が人の身体に入れる気にはならなかったからです。

歯を治して、そのおまけとして身体に病気を植え付けてしまうことがあっては医療とは言いにくいからです。

歯科医師は歯だけではなく、口と切り離せない身体という大きな健康を忘れないようにしたいと思っています。



>金属で、より影響のない素材はありますか?


あります。
金、白金、さらに安全性が高いと言われている銀、チタン、コバルトクロム合金です。

しかし、それさえもアレルギーを起こす人もいます。
また歯科で使う場合は、純金属ではなく合金にします。
それら以外にいろいろ混ぜ合わせてあり、その混ぜ物で反応を起こす可能性もあります。



>金属は、人それぞれだと思いますが。。。


その通りです。
また同じ人でも、ある時から体質が変わる人もいます。



>金属を使わないに尽きると思いますが。。。


その通りです。
健康な身体に金属の塊は必要ないからです。

しかし歯の材料としては金属はとても優れています。
また金属以外の材料もどんどん開発されています。

しかし、それにも合わない人もいます。
そうかといって治療しないととても困ることになります。

つまり、病気になれば治療をしてもしなくても、それに伴うデメリットは避けられないと言うことです。

予防に勝る治療はありません。
これからは、もう虫歯を根絶できる予防をしましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: romaさん
返信日時:2014-03-20 19:56:57
櫻井先生

お忙しい中、早急にご回答有り難う御座いました。

パラジウムは使っていな様ですね。
それほどのものなんだと思いました。

吉岡先生のブログ有り難う御座いました。
大変に興味深いH.Pで叉ジックリ読みたいと思います。


中に、櫻井先生の医院の電子顕微鏡等の事書いておられましたが素晴らしいなと思います。
近くに,このようなハイテクで治療してくれる医院無く、残念です。近ければな〜と思います。。。
近くの方々羨ましいです!



「金合金あるいは白金加金が良いと思っています」

との事ですが、主治医が、セラミックブリッジに”金の弱さをカバーした合金”スページー(?)とか言うものを使うと言われていましたが、その様な物でしょうか?

金属フリーを望むも、主治医が「ジルコニアセラミックは、まだお勧めでない」との事で、叉、ブリッジを考えています。
アレルギーはなさそうなので、金の合成であればよいかなと自身も考えています。


色々、有り難う御座いました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-03-20 20:36:37
>櫻井先生の医院の電子顕微鏡等の事書いておられましたが

櫻井先生の歯医者に何回か遊びにいきましたが、電子顕微鏡はないですね^^;

* http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E9%A1%95%E5%BE%AE%E9%8F%A1

電子顕微鏡は、ウイルスとか、原子とか見れる装置で治療には使えませんよ。

また大学にいた時に値段聞きましたが、部屋の補強などして設置すると「億」単位です。

値段的にも一歯科医院で億単位の装置はおけません^^;



たぶん手術用顕微鏡でしょうね。
こちらは百万〜1千万ぐらいで設置できます。


お住まいの地区であれば、他の県に比べれば比較的顕微鏡をおいてある歯科医院は多いと思いますよ。

ただ、顕微鏡は拡大する装置ですから、治療に使えるかは先生の腕次第になります。



>金アレルギーはなさそうなので、金の合成であればよいかなと自身も考えています。

何と言うか・・・^^;

「金合金(白金加金)」というのは金以外にも、銀、銅、パラジューム、亜鉛、イリジューム、白金などが混ざったものです。

合金とは色々な金属が添加された金属のことです。


また、金にアレルギーが無くても24Kのような純金は軟らか過ぎて口の中には使えませんので、先に書いたように金属アレルギーの方の治療は、金属系を用いずに治療を行うというのが今の所のセオリーです。

ただし、出来上がったものをくっ付けるセメント(接着剤)にも造影剤として金属が付加されていますので、一切金属を使用しないということにはなりません。

* ジルコニアのブリッジは導入から浅いので確実性が薄いのでしょうか?

でも書きましたが、一度ケース数の多い歯科医院を探して相談に行かれた方がいいかもしれませんよ。


個人的にはジルコニアフレームのセラミックでも強度的な問題はないと思いますけどね^^;

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: romaさん
返信日時:2014-03-20 20:37:10
井野先生
お忙しい中、今回もご回答有り難う御座います。


* 銀歯(金銀パラジウム合金)の危険性について

教えて頂き有り難う御座いました。後でジックリ読ませていただきます。
「今大丈夫な金属もいつアレルゲンになるか分かりませんよ」
とは、怖いです。


今、まさにブリッジ進行中で、メタルフリー使うか否か悩み中です。

セラミックの内メタル「金のみは弱いので、金属との合金で、心配するほどではない」メタルフリーのジルコニアセラミックはまだお勧めしない。
密着性から言ってもメタル使いの方が良い。
割れやすい。
耐久性?

との主治医の話ですが、どちらもリスクがあります。


早く、完璧なメタルフリーのブリッジ開発をして欲しいと思います。


読んで頂有り難う御座いました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-03-20 20:44:16
三度、

>密着性から言ってもメタル使いの方が良い。
>割れやすい。
>耐久性?

密着性(適合)というのは歯医者技工士の腕に大きく依存するものであって材料だけでは決まりません。

また今のレジン系の接着剤は相当優秀で多少ルーズな適合でも問題なくくっ付きます。

きちんと下処理(歯面処理)をしたジルコニアとレジン系接着剤の接着の強さは、取る時にてこずるぐらいです。



>早く、完璧なメタルフリーのブリッジ開発をして欲しいと思います。

完璧が何を示すか分かりませんが・・・

ある程度臨床に使えるメタルフリーのブリッジはもう出来ているんですけどね^^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: romaさん
返信日時:2014-03-20 21:47:13
井野先生
いつも大変専門的な真摯なご回答を有り難う御座いましす。

今回も素早い3度目のご回答有り難う御座います!
速い!


歯科の金属は合金であり、今大丈夫な金属もいつアレルゲンになるか分かりませんよ」

怖いですね〜
強く意思表示しないと。近くの歯医者は当たり前のように金属を使います。


「回答5
「電子顕微鏡はないですね」

済みません!間違いですね。。
後で見違えた、H.P見てみます。早とちりしたようですね。

お知らせ有り難う御座いました。
お陰さまで、それについて詳しく知りました。



「「金合金(白金加金)」というのは金以外にも、銀、銅、パラジューム、亜鉛、イリジューム、白金などが混ざったものです。」

とは。。。。そうですか。。保険でなくても、金属は金属ですね。



6回答
「ある程度臨床に使えるメタルフリーのブリッジはもう出来ているんですけどね」

そうですか。。。


色々な知識を有り難う御座いました。

井野先生は、最新を進んでおられるようですね。
勉強を常になされておられる様な先生にめぐり合える事が出来ればラッキーですが。。。

1軒1軒探すのも大変だし、良い医者はどのように探すのでしょうか?
H.Pですか?


疑問に対し専門的な知識・アドバイスを詳しく有り難う御座いました!!良く勉強できました。
近くの、医者に行くと、色々言って○うになること間違いないです。


感謝します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: romaさん
返信日時:2014-03-21 12:19:24
柴田先生   

お忙しい中、ご回答有り難う御座いました

保険使用と、自費治療とは材料が違うのですね。
途中まで保険の材料で、と言う混合の材料を使うこともあリなのでしょうか?

色々?を感じます。  
有り難う御座いました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: romaさん
返信日時:2014-03-21 13:14:15
さがら先生

毎回、お忙しいお仕事の中、真摯なご回答有り難う御座います!

歯に対する基本的なポリシーに同調いたします。
素晴らしいと思います。

1つ1つに回答して頂き、大変参考になりました。


 「病気になれば治療をしてもしなくても、それに伴うデメリット は避けられない」
   
 同調します。

 「予防に勝る治療はありません。
これからは、もう虫歯を根絶で きる予防をしましょう。」

名言を有り難う御座います。
大きく書き出し壁に貼ります!



タイトル パラジウム合金の危険性は?
質問者 romaさん
地域 非公開
年齢 65歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
歯科金属アレルギー
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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