左上5E7のブリッジ、抜歯後はインプラントが本当によいのでしょうか?

相談者: Enoさん (53歳:女性)
投稿日時:2016-03-28 20:25:37
以前もこちらのページで相談させていただいた件で、実はまだ決断できずにいます。

左上の7・E(欠損)・5のブリッジが外れ、インプラントをする方法と、当初は5の土台が未だ使えるかもしれないからと、その奥の8番(親不知)を使ってブリッジにすることの両方を検討していました。

ただ先生が後々の事を考えるとインプラントにした方がいいと勧めていたこともあり、それでも私が迷って結論を先のばしているうちに、土台が中で割れてしまい、結局7・5を抜歯しインプラントにするしかないということに。

諸々の諸費用でやく100万近くかかってしまうことは仕方ないとしても、やはりインプラントに対する自分自身の抵抗感に加え、いつも仕事上診察の最終に滑り込んで治療を受けているような状態。
そんな大きな金額がかかることにもかかわらず、先生から説明を十分に受けられない事にも不信感が募ってきてしまいます。

こんな状況の中にも、やはりこの歯の状態ではインプラントが最上の方法なのでしょうか。
以前こちらで歯の移植の事を知り、そのような病院が通えるところにあるかどうかも調べてみました。
そういったこともふまえて、他の方法はまだあるのでしょうか。

私は一つのところに長く通う性質なので、病院を変えるという事にはとても勇気が必要です。

でも、今回は、セカンドオピニオンなどをして他の病院に変えることも考えた方がいいのでしょうか。

決断力のなさに自己嫌悪にさえ陥ってしまいます。
どうかよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-03-28 21:20:16
>そんな大きな金額がかかることにもかかわらず、先生から説明を十分に受けられない事にも不信感が募ってきてしまいます。

転院するのに十分な理由だと思います。



>他の方法はまだあるのでしょうか

移植は条件が難しいと思います。

抜歯の判断が妥当かどうかもよく分かりません。
しっかり相談できる歯科医院が見つかるといいですね。



ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-28 21:48:54
杉原先生

早速のお返事、有り難く拝読いたしました。

転院するのに十分な理由、という先生のお言葉。
自分をどこか責めていたところがあったので、胸をなでおろしました。

歯に大事な事は金額に換えられないとはいえ、やはり軽自動車が変えるほどの金額を、軽々と出せるようなものではありません。
それともインプラントをする人は、そうではないのでしょうか、等々悩んでいました。

できたらこのような金額がかかるとの明細書のようなものや、段階の説明がきちんと欲しいと思っています。
こちらからそのような事をお願いすればしていただけるのかもしれませんが…。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-29 17:57:42
度々、杉原先生へ

お忙しい中、お手数をおかけいたします。
改めてお伺いしたいことが2つあります。

一つは、「抜歯の判断が妥当かどうか…」ということです。
今週の金曜日には予約が入っているので、私が断らない限り抜歯になってしまう予定です。
抜歯しないとしたら、どのような方法があるのでしょうか。


もう一つは、転院することをどのようにしたらいいのかです。

長い間お世話になり、転院することを伝えるのは心苦しいものがあります。
お医者様の立場から、どのようにすることがよいのでしょうか。

申し訳ありません。
お返事いただける事をお待ちしております。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-03-29 20:24:52
抜歯しないとしたら、どのような方法があるのでしょうか。

抜歯の基準も歯科医によって違うので、他院で相談してみてはどうでしょう。
そちらでも抜歯の判定なら諦めて下さい。


>お医者様の立場から、どのようにすることがよいのでしょうか。

キャンセルの連絡をして、次回は改めて連絡にしておけばいいです。
特に「他の歯科医院に行きます」と伝える必要はありません。



ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-29 21:25:15
杉原先生

お忙しい中、お返事を催促し恐縮です。
早速のご回答、心より感謝です。

いずれにしても、他院で相談することが先決ですね。
金曜日には抜歯しなければならないと半ば諦めていたので、お返事いただけたことで気持ちが他院へ向けることが出来ました。
あとは、病院選びですね。

今はネットで沢山情報を集めることが出来、便利なのですが、逆に困ってしまうこともあります。

例えば、インプラント一つにしても、賛否両論。
先生によって、かなり方向性が変わってくるので、慎重に選ぶことが大切で、難しいです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-03-29 22:52:39
こんばんは。

インプラントにするべきかどうか悩んでいらっしゃるようですね、個人的な経験ですが、インプラントに抵抗感を持っていらっしゃる方は思いのほか多いように感じています。

私の場合は10年ほど前にインプラントをやめてしまったのですが、一番の気がかりだったのは私が引退した時誰が面倒を見るかということです。

少なくとも私より若い人ははっきりいて面倒は見られません、たとえ年一回定期健診を求めて所でDrが引退してしまえばあとは誰も責任をとれないということになるでしょう、補償などあってもこういう事態になれば何ともならないでしょう、これも理由の一つです。

インプラントを選択なさる場合はこの点も頭の隅に入れておいた方がいいと思いますよ。

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-29 23:13:32
山田先生

以前も先生からコメントをいただいたうえ、またこうしてお気に留めていただき、本当にありがとうございます。

インプラントの是非はそれぞれとはいえ、たんだん自分の周りにも増えてきたことは確かです。
でも、どこか、いいものには金額を惜しまない…といった風潮も否めないような雰囲気さえ感じています。

私事でお恥ずかしいのですが、この度のインプラントの件は、実は私たち夫婦にも大きな問題となっています。

100万もの大金を、自分のお金とはいえリスクのあるインプラントに出すのはダメだ!と夫はその一点張りです。
インプラントをする場合、夫に内緒でするようになるでしょう。
他の夫婦はどうなのでしょう。
不思議でなりません。

すみません。
余談ですが、山田先生のお話を伺って、このような夫婦もいることを、知っていただければと思いました。

ご一読いただけたら幸いです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 09:55:14
おはようございます

入れ歯は選択対象にの入っていないのでしょうか?

無くなった歯はたとえ一本でも入れ歯を入れることで周りの歯の寿命を伸ばし歯並びを狂わせなく出来ますし、咬む機能はインプラントブリッジよりは落ちますが、十分機能します。

私もブリッジを多く手がけていましたが、患者さんが外れたことに気がつかず外れたままで中の虫歯がひどくなってしまったり、かみ合わせを正確に作りにくい、自分のはを削ってしまう、などのデメリットから、今はたとえ一本欠損でも患者さんに入れ歯をすすめています。但し保険の入れ歯では限界もありますから自由診療で入れ歯を作成するという選択肢もあります。

インプラントは一時はやりましたが今はかなり少なくなり、全盛期の1/3程度にまで減っているようです。

どのような治療法でも何事もやってみて、結果を見て、その結果から良かったかどうかを判断し、実際に淘汰されてしまった治療法も沢山ありません。入れ歯に関しては昔から行われてきた有効で可逆的な治療法です。

本人に抵抗が無ければ入れ歯は私はもっとも安全な治療と思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 17:01:27
Enoさん、こんにちは。

左上の奥歯ブリッジがはずれ、土台となっていた歯の状態が悪く抜歯の可能性が高い状態のようですね。

インプラント治療を検討されされているところ、インプラント治療自体についての不安や歯科医師との信頼関係、ご主人様との治療方針の違いなどでお悩みになられているようですね。

インプラント治療はしっかりと知識と経験を積んだ歯科医師の診断のうえ施術を行えば、リスクは少なく長期的に安定して機能をするものです。

今では30年以上機能している症例もありますが、ご自身の歯と同じように個人差もありますが加齢や体力、免疫力の低下により機能しなくなる(インプラント体が抜ける)などの可能性はあります。
インプラント治療は義歯の代わりになるだけでなく、現在では唯一歯を失った時に残っている自分の歯を守ってくれる治療方法です。

私もインプラント治療を専門に学び施術を行っていますが、Enoさんのようなケースであれば、インプラント治療ではなくまずは入れ歯を使用していただくことが多いです。
入れ歯も自由診療でしっかりつくれば意外と満足に使えるものです。
また、費用的にも半分で収まるかと思います。

入れ歯で不満が高ければ再度インプラント治療を検討されてはいかがでしょうか?

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-31 00:38:40
吉田先生

お忙しい中、貴重なアドバイスをいただき感謝です。

正直申しますと、世の中がインプラント時代なのかと、半ばあきらめの境地でおりました。

私が入れ歯に関して前向きではなかった為、かかりつけの医院ではインプラントを強く勧められ、かといって踏み切れないというジレンマの真っただ中といった状況です。

入れ歯の事も、私はどこか食わず嫌い的なところがあったので、「もっとも安全」という先生のお言葉に心打たれました。

御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Enoさん
返信日時:2016-03-31 01:04:22
秋馬先生

御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

先生のコメント、有り難く拝読させていただきました。
現在の治療の段階からすると、一刻でも早く抜歯インプラントへの道と思い込んでいました!
入れ歯にしてもインプラントへの道はあるのですね。
そんな猶予があるとは知りませんでした。

入れ歯というと、TVのコマーシャルで観るイメージ、「食べ物が挟まって痛い」「固いものが噛めない」「不衛生」「くさい」という印象が強くあります。

ネットで調べてみたのですが、現在は改良されて、様々な種類があるのですね。

入れ歯に関しては、まだまだ勉強不足ということを痛感いたしました。今後、秋馬先生に入れ歯に関してご鞭撻いただく機会をいただくことがあるかもしれません。
その時は何卒よろしくお願いいたします。

インプラントにする場合は夫にもちろん内緒でするつもりでしたが、夫に隠し事をするのも後ろめたく、とても悩んでいたので、ホッとして涙が出そうです。

秋馬先生、本当にありがとうございました。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-03-31 10:52:45
歯の保存が不可能かどうかが先決かも知れません

個人的には、歯の保存の可否は、補綴治療に明るい根管治療専門医が判断を下すのが良いと思います。
お金はかかりますが、セカンドオピニオンを求められても良いと思います

インプラントに関しては、たしかに、将来的な清掃不良によるインプラント周囲炎の問題はあるかと思います。
ただ、生活をする上で、ちゃんとした食事が取れなくなるとか、義歯の力を支える歯が痛んでくるとか、痴呆の問題とかを考えると、歯の保存が不可能であれば、インプラントは第一選択肢にします。
(移植が可能な場合は、移植も好きな治療です)

例えば、人はなくなる時にいくらぐらいの現金を残して死ぬか?という資料がありますが、平均で1000万円以上のお金を今生に残してなくなるそうです。

そのお金をもっと人生を楽しむこと、例えば、何不自由なく美味しいものが食べられるということに使ってもいいのでしょうないでしょうか??

ちなみに、車ってどのくらいで買い換えるでしょうか?
新車で約7年、中古車で約5年のようです。

車は、年間何時間使われるのでしょうか?

では、歯は年間どのくらいの時間、使っていますか?

自費診療の場合、5年ほどの保障をつけていることが多いのではないでしょうか?
また、全国どこに転勤になっても再治療が無料で受けられるインプラント保険もあり、それは10年保障です

すこし、人生を豊かにするという視点でも、お考えになられてください。

まずは、ご自身の歯が残るのが一番ですけど・・・

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タイトル 左上5E7のブリッジ、抜歯後はインプラントが本当によいのでしょうか?
質問者 Enoさん
地域 非公開
年齢 53歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:複数の歯(臼歯部)
インプラント治療法
ブリッジに関するトラブル
回答者




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