歯肉縁下のパラジウム冠が入っていると歯肉炎から逃れられない?

相談者: 花井さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-05-23 22:04:31
右上5番の歯にパラジウム銀のクラウンが入っています。
歯茎の中にまでパラジウムが伸びている遠心面にハブラシの先が入るとチクチク痛いです。
その状態がずっとです。
10回ぐらいハブラシでなでたぐらいでは血が出ませんがしつこくやっていると血がちょっとだけでます。

パラジウムと歯肉が直に接しているところは当然天然歯のように歯茎の組織でくっつかないでしょうからつねに歯周ポケットができている状態だろうと思うのですが、だとするとこの箇所にハブラシが入ると痛むというのは一生続くのでしょうか?
歯肉炎はずっと続くのでしょうか?
自覚している歯茎の腫れはないのですが、あると言われても不思議はないです。


それと追加で質問したいです。
以下はほぼ全部愚痴になってしまうのですが、もしよろしければ読んでいただきたいです。
右上5番の歯がクラウンになった経緯が気に入らないので聞いていただきたいです。

その歯は以前から銀のインレーが入っていました。
しかしそのインレーの下が虫歯になっていたようです。
治療する1ヶ月ほどまえからそこの歯が小さくかけてブロック状のかけらがでてきたりしていたのですが、水がシミたり痛みは一切ありませんでした。

その箇所のほかにも側面が虫歯になったことがあって白のプラスチックで埋めてくれていました。
そしてインレーは歯の噛み締め面の上のほうだけだったと思うのですが、その治療でパラジウムのクラウンにしたほうがよいと先生にいわれました。理由をきくと

「一般に歯の1/3を失うとクラウンにしたほうがいい」

ということでした。
極めて大雑把なことなのですが、それで歯茎まで入るような銀のクラウンをすることなんてあるのでしょうか?
歯の根本の歯茎付近まで銀のクラウンを伸ばす必要があるんでしょうか?
歯茎に近い天然歯の箇所まではクラウンを伸ばさず、外から天然歯がみえる状態にしておくのは普通ではないのでしょうか?

どうして歯茎に入るまでのクラウンになったかと自分なりに考えてみました。

 ・以前その歯の側面に虫歯が出来たことがあります。
 (歯茎からどの高さか認識していませんでした)
 ・クラウンといっても歯の外側は天然歯が薄皮のように残こしているので強度を保つためにも深いクラウンにする必要があったのかも
 ・その治療歯の真横の6番の歯がまるまる抜けて欠損してるのに加えて、私は噛み締め癖が強く、ほかの神経を抜いた歯を割ってしまった過去がある。


実際にすべての状況を把握しておられたのは治療していただいた先生ですし、その先生はベテラン方ですし、歯の勉強も一切していないド素人の私が処置に疑問を抱いても先生のほうが正しいことがほぼすべてだろうと思うのですが納得いきません。

虫歯になったのはわたくしですし、こうなった全部の責任は私なので、治療の結果にあとで疑問を抱くのは、逆恨みと変わらないのだろうと思うのですが、やはり気になってしまいます。

実際に治療した先生に聞くのがいいのでしょうが、治療したのは1年も前ですし、加えてほかの箇所の歯肉炎のことでその先生に質問したときに、納得行く回答が返ってこなかったことからその先生にいまさら聞きづらいです。
いまは違う歯医者さんに行っています。

以上です。
失礼しました。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-05-24 09:24:00
こんにちは。

まずパラジウムと炎症についてですが、歯肉と接触している面の炎症は継続することになると思います。

ほとんどの人工物について言えるのですが、やはり身体にとっては異物ですから、少なくとも病理レベルでの炎症反応というのは起こります。
これがセラミックジルコニアになると炎症反応はかなり低く抑えられるのですが、それ以前にクラウン歯質の接合面(マージン部分)に必ず段差や隙間、露出しているセメントがあるはずなので、材質以上にそちらが悪さをする場合もあります。
逆を言えばパラジウム(いわゆる保険の銀歯)が入っていても、マージンの適合が良ければそれほど悪くならない場合もありますので、今回の件も材質の問題なのか、マージンの問題なのかは不明ですし、どちらもありえると思います。

もっと言えば過度なブラッシングから来ている感覚過敏という可能性もあるかも知れませんね。
きちんと診察を受けられた方がいいと思いますよ。

あとそれと、炎症反応は継続すると思いますが、=痛みや出血 という訳ではありませんので、状況次第ではありますがクラウンまではやり変えなくても治る可能性も十分あると思いますし、クラウンではなくて歯肉の治療で改善する方法もあるかも知れません。 歯科医院で是非相談されて下さい。




もうひとつ、

歯茎に近い天然歯の箇所まではクラウンを伸ばさず、外から天然歯がみえる状態にしておくのは普通ではないのでしょうか?

についてですが、天然歯が見える様に作る方法を「縁上マージン(に設定する)」、見えなくするのを「縁下マージン」と言います。

日本でどちらの方が一般的かと言われればおそらく「縁下マージン」(厳密に言えば歯肉縁と同じ高さのものも含めてですが)になるかと思いますよ。

ですので普通か普通でないかと言われればおそらく普通の施術だったのではないかと思います。

こちらでも詳しくご説明していますのでご参考までに。
 ↓
参考→縁上マージン・縁下マージンと虫歯

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花井さん
返信日時:2017-05-29 05:15:22
渡辺先生ありがとうございました。
非常に参考になりました。

すごいたくさんのポイントが自分に当てはまっている気がします。

歯肉とパラジウムが接することになると、やはり炎症はずっと付きまとうことになってしまうんですね。。
過度なブラッシングで余計にひどくなっているかもしれません。うまくコントロールしながら付き合う方法に望みをつなぎます。

縁下マージンを選択される歯医者さんのほうが多いんですね。
清掃のやりやすさからいうと、縁上マージンというほうがやりやすいように思うのですが、どうなのでしょう。

たくさん書いていただいて助かりました。
回答がついて助かりました。
回答ありがとうございました。



タイトル 歯肉縁下のパラジウム冠が入っていると歯肉炎から逃れられない?
質問者 花井さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
歯茎(歯ぐき)の痛み
歯周病その他
クラウン(被せ)の違和感・不快感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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