下奥歯のヒビの処置方法

相談者: スティッチ3さん (46歳:女性)
投稿日時:2023-06-04 13:26:35
お世話になります。
以下に2点ご教示お願いします。


1 歯に入ったヒビの処置

担当医はレジンを詰めて、取れたら詰めるの繰り返しが最善だと仰います。

もしくは、今より大きめの被せ(セラミック)をする方法もあるが、歯を多く削らなくてはならないとのことです。
それにセラミックは歯の位置的に割れやすいのも悩ましいところです。


2 虫歯以外の歯痛

痛みの原因は歯のひびによるものか、歯の根元によるものかの2択に絞られました。

図で説明してもらったところ、根元は歯槽骨のことだと思うのですが、噛む力が強くて根元の方に負荷がかかっているのでは?とのこと。
これを
診断する方法、つまりレントゲンや何かで視覚的に判断は難しいのでしょうか?

今は原因の一つとして先生から挙げて頂きましたが、ヒビを塞いでも詰め物を変えても改善されなかったら、これかもね、ということでした。



●経緯
下の一番奥の歯に、噛むと銀紙を噛んだような痛みがあります。
神経が無いと思っていましたが、それは勘違いでまだ神経がある歯でした。

銀のアンレーがありますので素材が原因だと思っていましたが、ひびを塞いでもらったら少し良くなった気がしています。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-06-04 16:53:46
こんにちは。


問題の第三大臼歯は保存して使わなければならない歯なのでしょうか?

歯は後ろに行くに従い治療しにくいですから、良い治療になって行かない可能性が高いのではないかと思います。


噛み合わせの関係や欠損状態からどうしても第三大臼歯を保存して使い続けた方が良いケースは稀に存在するかもしれませんが、大抵のケースで要らない歯だったり逆に害がある歯だったりします。

アンレーになるほど磨けない歯でヒビが入るほど力がかかる歯のようです。保存の可否を含めてご相談してみてください。
抜いた後スッキリしたという事になるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: スティッチ3さん
返信日時:2023-06-04 21:31:17
船橋先生

いつもアドバイスありがとうございます。


質問も間違えておりました。
下の第二臼歯の誤りです。

一番奥の歯なので第三かと思いこんでましたが、親知らずではありません。


大変失礼しました。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-06-04 22:37:54
第二大臼歯ならば話は全く異なって来ます。

アンレーを取り色素で染め出してマイクロで見て貰ったらヒビの走行がわかるのではないでしょうか?

マイクロが無くてもカメラで写して巨大ディスプレイに写して拡大画像で見たり、ディスプレイ上で拡大したら大抵のヒビの走行がわかるのではないか?と思います。

ヒビが入っていても冠の戴冠効果でうまく使えるようにする事もできるでしょう。



抜歯して口腔外接着して戻すより侵襲が少ないと思います。
かまさないくらいに噛み合わせを調整して負荷を軽減するなどなんらかのの工夫は必要かもしれませんから、他の歯でガイドを作るなど上手く仕上げてもらうことも必要かもしれませんね。

レントゲンではっきり破折の視認が可能でも上手くお手入れできるようになれば長く持ちますから、視認できないうちならばより容易かもしれませんね。


セラミックの歯は削る量が増えますからゴールドではどうかと思いますが、上手く行ってもらえないならば高いだけで終わりますね。

とりあえず、噛み合わせを水平時、睡眠体癖時、起坐時、作業時で確認して調整してもらうことはできるのではないでしょうか。


体位や目の向きにより顎の位置は多少変わりますから細かい噛み合わせ調整が必要になったのかもしれませんね。

歯と金属は咬耗の度合いが異なる為、時間経過と共に金属の当たりが強くなりすぎる場合があります。
特に最後臼歯はガイドになっている場合がしばしばありますから上手く調整が必要だろうと想像いたします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: スティッチ3さん
返信日時:2023-06-08 10:55:42
船橋先生

お礼が遅くなり申し訳ありません。
詳しいお返事ありがとうございます。


担当医からはマウスピースを提案されていますが、咬み合わせ調整が必要かも、ということであれば試してみる価値があるのかもしれません。

素材のゴールドも候補の一つにいれてみます。


大変参考になりました。



タイトル 下奥歯のヒビの処置方法
質問者 スティッチ3さん
地域 東京23区
年齢 46歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ 歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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