[写真あり] ダイアグノデントペンの数値が35から40に

相談者: さち3さん (49歳:女性)
投稿日時:2023-07-20 13:18:16
ダイアグノデントペンで40は治療開始する数値でしょうか。

数年前からダイアグノデントペンで経過観察している歯(下の奥歯、子供の頃に銀の詰め物をしています。)があります。
ここ数年35くらいの数値でした。

先日メンテナンスに行ったところ、これまで診ていただいていた歯科衛生士さんとは違う方が担当で、ダイアグノデントで40と出ました。


歯を横から見ると黒い場所があります。
写真の、左側の歯の下の方のぼんやり黒い丸になっているところです。

銀の詰め物とは距離があるので、詰め物と歯の境目からの虫歯というよりは、歯の表面のヒビ?から汚れが入ったのかもしれません、とのことでした(歯の表面にひびっほいものがある)。
痛いとかしみるとかはありません。

歯科医に、削るべきなのか、レントゲンて確認してほしい、と言ってみたのですが

「あなたが心配なら削ります、削ってもそのままでもどちらでもいいです、虫歯の程度は削ってみないとわかりません、削るなら、そんなに深くないと思うので削って(レジンを?)詰めて、1日で終わります。レントゲンを撮っても虫歯の程度はわかりません(なのでレントゲンは撮りません)。」

と言われました。


ダイアグノデントペンは測り方(角度とか乾燥とか表面の汚れとか)によって数値が変わりうると聞いていて、前回までとは測ってくれた歯科衛生士が違うので35→40が虫歯の進行を意味しているのかわからないし、歯科医に聞いても、削ってみないと虫歯の程度はわからない、心配なら削りますしか言われず(歯科医の意見は何も言ってもらえず)、判断がつかずにいます。


先日こちらでご相談させていただいたのですが、虫歯の位置が詰め物の下ではなかったので、もう一度質問させていただきました。

表面から見た感じと、ダイアグノデント値とだけでは判断は難しいとは思うのですが、アドバイスいただけないでしょうか。


画像1画像1
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-07-20 22:47:44
こんにちは。


ぼんやりした画像ですから何とも言えませんが、健康な歯の色とは異なりますから、表面をきちんと磨いてもらっても変わらないならば治療しても良いのかもしれませんね。


ダイアグノデントペンは、最新のものは最初にキャリブレーションして基準色と比較する事になっていると思います。
どこを基準値に取るか?で数字が変わる可能性があると思います。

エナメル質のヒビから内部で脱灰が進み着色することも稀にあると思いますが、よくあるというタイプではない為歯科医も治療を勧め難いのではないか?と思います。

治療をする際、治療はしやすい部位だと思います。
見やすくてアプローチしやすいからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さち3さん
返信日時:2023-07-21 09:56:39
船橋先生、ありがとうございます。


@ダイアグノデントペンが最新のものかどうかはよくわからないですが、基準色が毎回変わる可能性があって、(口の中のどこをゼロにするかで変わる?)それによっても数値が変わりうるということでしょうか。


Aメンテナンス後の写真なので、色は表面の汚れではないだろうと思います。

エナメル質のヒビから内部で脱灰が進み着色することも稀にあると思います」
というのは、ただの着色で、虫歯ではないかもしれない、ということでしょうか。


B治療する場合、大きな虫歯になってなければ、レジンが最適でしょうか。
保険治療でなくても大丈夫です。


次々と申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-07-22 10:35:24
〉@
そうです。


〉A
色素が侵入するならば虫歯になっている事がほとんどではないかと想像します。


〉B
咬む位置ではありませんから強度面でもレジン治療で充分でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さち3さん
返信日時:2023-07-23 09:56:54
船橋先生

何度もありがとうございます。


歯にヒビが入ってそこから虫歯とか、もう、歯磨きその他で防ぎようがない感じですね。。ナイトガードなどでヒビを予防するのがよいのでしょうか。。


レジンは、ジルコニアセラミックスなどより寿命が短く、歯と詰め物の間に隙間ができてそこから虫歯になりやすいイメージがありますが、ジルコニア等よりレジンが良いでしょうか。
レジンのほうが削る量は少なそうなのですが。。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-07-23 10:36:44
繰り返し荷重がかかっているのは噛み合わせ面でしょう。

ヒビは機能咬頭からの連続で入っていますからよく咬む(当たって力がかかる)部位のエナメル質に亀裂が入ってしまったのでしょう。


ヒビは加齢に伴いよく生じる現象です。
ヒビを起点に外部から細菌が侵入し増殖し虫歯になった可能性があるかなと考えています。

修復する際は虫歯になってしまった歯質だけを除去してレジンで置換していまえば良いと考えます。
それは、おかかりになっている歯科医と同じ考えだと思います。
他の多くの歯科医が同じように考えるだろうと想像します。

レジンは咬合負荷がかからない部位の修復治療には最適な治療法です。


もしもご希望が強くジルコニアを選択されますと、歯冠のほとんどのエナメル質を削り落として冠タイプにすることになるのでメリットが薄いだろうと想像します(やり過ぎ)。

ジルコニアや強化セラミックは歯にくっつきませんからレジン系セメントでつけます。
つまり、歯の修復治療でレジンでは強度的に役不足な場所により硬い材料を使うのです。

ご相談の部位には噛み合わせの力はかからないでしょう。
エナメル質とレジンの接着は強固に可能とされていますが、おかかりの歯科医院で治療後何度もトラブルを繰り返すならば、同じ歯科医院では冠の治療に進まざるを得なくなるかもしれませんが、普通はその必要まではないのではないか?と思って一日で終わる治療と説明された訳でしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さち3さん
返信日時:2023-07-23 10:50:53
船橋先生

丁寧に説明していただき、本当にありがとうございます。


おかげさまで、私の場合はレジンが最適だとよくわかりました。
本当に、ありがとうございました。



タイトル [写真あり] ダイアグノデントペンの数値が35から40に
質問者 さち3さん
地域 非公開
年齢 49歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
虫歯その他
レジン(白いプラスチック)
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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