質問 |
Ume-ko 2024/01/19(Fri) 13:53
現在、自費で根管治療中です。
アンレーの材質について、歯医者と意見が違って悩んでいます。
私は、奥歯なので金歯でもいいと思っているのですが、
歯医者さんはセラミック推しのようです。
理由は、セラミックのほうが接着剤との相性?がよく、歯にしっかりくっつくから。
金歯は、接着剤との素材が違いすぎるので…というようなことを言っていました。
ただ、金歯のほうが歯を削らずに済むとも言っていました。
若い先生なので、金歯に慣れてないのでは…?と考えてしまっております。
先生の言う通りセラミックにすべきか、あるいは金歯に慣れていそうな先生に転院すべきか悩んでいます。アドバイスお願いいたします。
※素材について考えを合わせないまま治療を始めてしまったのは、
もともと、MTAセメントによる神経温存を考えていたためでした。
MTAセメントを扱っている歯医者が少なかったのと、歯の痛みが出ていたので、治療を急いでしまいました。
結局、神経の状態が悪く、抜髄となりました。 |
回答1 |
山田 豊和 2024/01/19(Fri) 14:54
こんにちは。
>私は、奥歯なので金歯でもいいと思っているのですが、
セラミックにするのは見栄えをよくするためで強度を選ぶなら金属をお勧めします、また個人的にはセメントとは別問題だと考えています。
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回答2 |
Dr.ふなちゃん 2024/01/19(Fri) 14:57
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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こんにちは。
セラミックにも様々な種類がありますから、詳しい内容を確かめてみてはいかがでしょうか?
また、金にも種類があり、どの硬さのものでしょうか?
自費治療は高いですから歯科医としっかりディスカッションしてご自身の治療内容を理解できたら安心できるように思います。
患者さんが色々調べて知りたいのに、うるさいなーと歯科医に思われるようならば、説明してくれる歯科医院に転院はアリだと思います。
ただ、転院先の歯科医が丁寧に説明してくれるか?はわかりません。
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返信1 |
Ume-ko 2024/01/19(Fri) 19:41
ご回答ありがとうございます。
セラミックはemax
ゴールドは白金加金です。
(これで種類や硬さの説明になっていますでしょうか)
先生の説明だと、削った範囲が広いので、
セラミックの方が上からすっぽり乗せられるが、
金歯だとはめ込む形になる…(から良くない)というような話でした。
歯のふちの強度の話か、あるいは、隙間が生じる可能性の話がだったのか…。
一般的には、金の方が削らずに済むし隙間もできないと聞くので、
もやもやしています。
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回答3 |
柴田 (評価4.0) 2024/01/19(Fri) 22:31
個人的には金歯一択ですね、
白金加金だと少し硬めなので18Kあたりを私は採用しています。
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回答4 |
Dr.ふなちゃん 2024/01/19(Fri) 23:16
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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e.max はセラミックでも柔らかめですね。アンレーで咬合負担があるならば必要な厚みがありますね。
いきなり歯を削られるよりも金を選びたい人もいれば、見た目を重視して歯の色に近似したセラミックを選んで必要量歯を削らせてくれる事を選ぶ方もおられます。
割れないのは金属です。セラミックはいつかは割れたり欠けたりしますが、そうならない為には十分な厚みが必要になりますし、時々噛み合わせ確認した方が長持ちすることもありそうですね。他の天然歯よりは硬くて摩耗度に差が出ると割れてくるからです。
その点、金属は滅多に割れませんね。
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返信2 |
Ume-ko 2024/01/20(Sat) 07:36
コメントありがとうございます。
さらに質問なのですが…
担当医はセラミック推しですが、私は白金加金でお願いしようかと考えています。
担当医はおそらく金歯の経験がほとんどないのではと思うのですが
(院長は年配ですが、担当医はとても若いです…)
成型がしっかりしていれば、隙間ができるようなことはあまりないでしょうか。
マイクロスコープやラバーダム等で丁寧に見てくれてる所なので、
転院するまでもないかなと思いつつ
金を選んでも付け方が悪ければ元も子もないと思い、悩んでいます。
院長に見てほしいと言うのはマナー違反ですかね…?
(病院自体がセラミック推しのようなので、同じことを言われるかもしれませんが)
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返信3 |
Ume-ko 2024/01/20(Sat) 07:59
追記です。
白金加金と書いたのですが、
歯医者からのメールには
プラチナ金合金と書いてありました。(成分比も詳しく書かれていました)
これは、白金加金と同じものでしょうか。
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回答5 |
山田 豊和 2024/01/20(Sat) 08:50
おはようございます
>成型がしっかりしていれば、隙間ができるようなことはあまりないでしょうか。
材質の性質上セラミックは僅かに緩めに仕上がります。
>院長に見てほしいと言うのはマナー違反ですかね…?
ちょっと嫌がれるかもしれません。
>白金加金と同じものでしょうか。
同じものだと思います。
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返信4 |
Ume-ko 2024/01/21(Sun) 00:23
ご回答ありがとうございます。
金の方が、ぴったり目に作られるのですね。
たくさんの先生方のご意見が聞けて、たいへん参考になりました。
そのうえで、さらに質問なのですが…。
どの先生も金歯とおっしゃる中で、
担当医がなぜセラミック推しなのか、いまいちわからず…。
検索したところ、「金属は歯質との適合が良くないので二次カリエスができやすい」という考えのお医者さんがいることをしりました。
https://maki-dental-office.jp/2023/01/23/%E9%8A%80%E6%AD%AF%E3%82%84%E9%87%91%E6%AD%AF%E3%82%92%E8%A2%AB%E3%81%9B%E3%81%9F%E9%9A%99%E9%96%93%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%92%E6%AC%A1%E8%99%AB%E6%AD%AF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%83%AA%E3%82%B9/
担当医もこれに近い考えなのかなと思います。
また、セラミックの場合、オンレーに近い形にするようなことを言っていたので、
歯の隙間にはめ込むことをしないで済む=隙間からの二次カリエスが起きにくい
という意味なのかもしれません。
セラミックのオンレーの方が二次カリエスになりにくい、ということはあるのでしょうか。
(質問したいことがまとまっておらずすみません。担当医の意図もきちんと理解したいのですが、直接話していてもいまいちわからなかったので、先生たちのご見解を伺えればと思い…)
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返信5 |
Ume-ko 2024/01/21(Sun) 00:42
すみません、修正です。
✕オンレーのような形にする
◯歯冠をすっぽり覆うような形にする
※オンレーとアンレーを別物だと勘違いしていました。
歯冠を覆うような大きめなアンレー、ということを言いたかったです。
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回答6 |
Dr.ふなちゃん 2024/01/21(Sun) 16:13
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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そうですね。噛み合わせ面にツギハギがない方が良いという考えもあります。
e.max は欠けやすい材料ですから厚みが必要になるでしょう。
マージンは内縁に丸みを持たせたショルダーまたはディープシャンファーに形成し、最低 1.Ommの厚みを持たせます。 咬合面には最低 1.Ommの 厚みを持たせます。
というお約束がありますが、1oでは不十分な可能性が高く1.2から1.5は削られるように想像します。テーブルトップベニアともいいます。最近流行りの治療法です。
つまり、臨床経過はまだよくはわからないという感じですが、悪いものではないでしょう。
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返信6 |
Ume-ko 2024/01/22(Mon) 07:35
詳しい説明ありがとうございます。
テーブルトップベニアで検索したら、担当医の話していたことと近い内容が出てきました。
セラミック→ツギハギを作らないことを優先して、多少歯を削る
金歯→極力歯は削らない、壊れにくい
という感じですね。
担当医には「ずっとトラブルが起きないなんてことはないから(金歯のメリットはない)」というようなことも言われたのですが、私はやはり歯は残したいし、欠けるリスクも嫌なので、金でお願いしようと思います。
次回土台作りなので(型取りはそのあとなので、土台作りまでやってから決めようと言われました)、その時に相談して、担当医の回答や反応を見てからまた色々考えようと思います。
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回答7 |
Dr.ふなちゃん 2024/01/22(Mon) 09:48
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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〉多少歯を削る
決まり事を守ってきちんと歯を削る
です。多少ではなく治療を長く成功させる為の決まり事に従い歯をきちんと削り取る必要があります。
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返信7 |
Ume-ko 2024/01/22(Mon) 10:14
Dr.ふなちゃん 先生
ご指摘、ありがとうございました。
素人としては、少しでも歯質を残したいと考えてしまうのですが、
適切に詰め物をするためには、適切に削る必要があるのですね。
今ちょうど、オーバーレイ、テーブルトップベニアで調べておりました。
検索すると、「テーブルトップベニア(セラミック)の方が切削量が少なくて済む」という情報も出てきました。
・テーブルトップベニアで対応した例
https://www.saeki-dent.com/case/2022/11/
「オーバーレイの方が切削量が少ない」というお話をされているお医者さんは、
金銀クラウンよりはセラミックのテーブルトップベニアがよい、という考えなのかなと思うのですが、
根幹治療後の歯でも、切削量を抑えて金歯を入れる、ということは可能なのですよね。
・根幹治療後にゴールドアンレーで対応した例
http://eedental.jp/ee_diary/2010/11/post-184.html
テーブルトップオンレーがよいか、ゴールドがよいかは、先生自身の経験と判断次第ということですよね。
大変詳しくありがとうございました。
主治医と相談しつつ、セカンドオピニオンも検討してみます。
もしまだ先生方がこの質問を見てらっしゃれば、他の先生方の「テーブルトップオンレー」に対するご見解も伺いたいのですが、お答えいただけますでしょうか。
長々と続いてしまって申し訳ありません…。
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返信8 |
Ume-ko 2024/01/23(Tue) 05:22
長々とすみませんでした。
たくさんのアドバイスと説明、たいへんありがとうございました。
参考になりました。
テーブルトップオンレーについて気になるのですが、
こちらは一旦、土台づくりのときに先生に詳細を確認してみます。
そもそも最初は「この歯の状態では、ゴールドアンレーはおすすめしない」と言われていて、
セラミックでできるのならゴールドでもできるのでは?と思い、
セラミックかゴールドか、という質問になってしまいました。
週末に土台づくりなので
担当医がどういう意図でセラミックを勧めているのか、
もう一度ちゃんと確認してから、また改めて質問させていただくかもしれません…。
いったん、こちらの質問欄は終わりにしようと思います。
先生方、たいへんありがとうございました。
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