4歳半の息子の初期虫歯の処置と、虫歯の原因(果物?)について
相談者:
ひらりんさん (36歳: )
投稿日時:2007-05-20 23:04:00
4歳半の息子についてです。
●
今日 息子の第2乳臼歯(側面の溝)に虫歯とおぼしき物を見つけました。
穴はあいておらず、一見するとシミのようなもの(超小さいグレーのような焦げ茶のような色)で、歯間ブラシの先端でかろうじて引っかかるくらいの感覚です。
これは、やはり虫歯ですよね?(小さすぎて、デジカメでもうまく撮れませんでした)
これは初期虫歯の段階でしょうか?
虫歯であるなら、どのような処置が考えられますか?
側面の患部を削って詰めることになりますか?
フッ素塗布で虫歯を食い止めることができるのでしょうか?
(予防以外で フッ素塗布はしないものですかねぇ?? 勉強不足ですみません)
息子の口腔内環境(こんな言葉ありますかね?言わんとする事は虫歯予防対策)ですが、3歳まではフッ素塗布は行っておりました。シーラントも。
毎食後の歯磨きと仕上げ磨きは欠かさず行っておりました。
食習慣も大事と思い、ほぼ毎日和食で、間食・だらだら食いはしないように気を付けておりました。
ジュース・アイスクリーム・チョコ・飴・ハイチューは年に数回口にするのみとかなり徹底しておりました(息子は食物アレルギーで卵・牛乳乳製品除去という事情もあったので)。
●
虫歯の原因は 「磨き残し」の一言につきるのかなとは思っております。
ショックですが。ただ、上記の甘い物を控えて、和食中心のご飯をちゃんと食べさせている割に、祖父母がやたらと果物を食後に与えまくり、毎日多量の果物をデザートにしております。
イチゴ・メロン・スイカ・ブドウ・ミカン・バナナ...年中フルーツのオンパレードです。
特に同居し始めたこの半年は顕著でした。
春から保育園に行きだしたので、少しは頻度が減りましたが。
私からすると、果物もかなり甘い!! そしてジューシー!!
お菓子を避けてもジュースを避けても、お菓子+ジュース並の影響がある気がします。食習慣に気を付けていても、これでは抜け道ができていますよね。
食後に歯磨きと言っても、デザートに30分かけて食べていると、歯磨きの前に歯が溶けているのではないかという危惧すらあります。
糖分−果物の影響についても教えてください。
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今日 息子の第2乳臼歯(側面の溝)に虫歯とおぼしき物を見つけました。
穴はあいておらず、一見するとシミのようなもの(超小さいグレーのような焦げ茶のような色)で、歯間ブラシの先端でかろうじて引っかかるくらいの感覚です。
これは、やはり虫歯ですよね?(小さすぎて、デジカメでもうまく撮れませんでした)
これは初期虫歯の段階でしょうか?
虫歯であるなら、どのような処置が考えられますか?
側面の患部を削って詰めることになりますか?
フッ素塗布で虫歯を食い止めることができるのでしょうか?
(予防以外で フッ素塗布はしないものですかねぇ?? 勉強不足ですみません)
息子の口腔内環境(こんな言葉ありますかね?言わんとする事は虫歯予防対策)ですが、3歳まではフッ素塗布は行っておりました。シーラントも。
毎食後の歯磨きと仕上げ磨きは欠かさず行っておりました。
食習慣も大事と思い、ほぼ毎日和食で、間食・だらだら食いはしないように気を付けておりました。
ジュース・アイスクリーム・チョコ・飴・ハイチューは年に数回口にするのみとかなり徹底しておりました(息子は食物アレルギーで卵・牛乳乳製品除去という事情もあったので)。
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虫歯の原因は 「磨き残し」の一言につきるのかなとは思っております。
ショックですが。ただ、上記の甘い物を控えて、和食中心のご飯をちゃんと食べさせている割に、祖父母がやたらと果物を食後に与えまくり、毎日多量の果物をデザートにしております。
イチゴ・メロン・スイカ・ブドウ・ミカン・バナナ...年中フルーツのオンパレードです。
特に同居し始めたこの半年は顕著でした。
春から保育園に行きだしたので、少しは頻度が減りましたが。
私からすると、果物もかなり甘い!! そしてジューシー!!
お菓子を避けてもジュースを避けても、お菓子+ジュース並の影響がある気がします。食習慣に気を付けていても、これでは抜け道ができていますよね。
食後に歯磨きと言っても、デザートに30分かけて食べていると、歯磨きの前に歯が溶けているのではないかという危惧すらあります。
糖分−果物の影響についても教えてください。
回答1
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-05-21 00:17:00
まず、乳臼歯の虫歯についてですが、見ていないないのでなんともいえませんが、初期虫歯の可能性がありますが、ただの着色かもしれません。
シーラントがしてあれば、2次虫歯の可能性もあります。
シーラントは予防効果もありますが、2次虫歯という副作用もありますので注意が必要です。
永久歯に生え変わったときには、臼歯をすべてシーラントしてしまうのではなく、適応症かどうか良く診査して決めるようにしたほうがいいと思います。
虫歯の予防は、歯磨き、フッ化物(フッ素)、食事の3つが重要です。「磨き残し」だけが問題ではありません。
フッ化物(フッ素)については、フッ素塗布も必要ですが、家庭でのフッ化物(フッ素)入り歯磨き材(練り歯磨き)の使用が重要です。
食事については、1日3回の食事とともに食べる糖分は問題になりません。
(果物もかなり糖分が含まれていますので、おやつとしてあげる場合には注意が必要です)
特に成長期の子供は、消化器系も未成熟で、一度にたくさんのカロリーをとることができませんので、それを補うためにも、吸収の早い糖分をとる事は必要なことです。
ただし、柑橘系の果物やジュースを口にした直後に歯磨きをすると、果物の酸で歯の表面が柔らかくなっているため、歯磨きでごく僅かですが歯が削れてしまうので、酸性の果物を食べた後は、30分ぐらいしてからか、何か別のものを食べさせてから歯磨きしてください。
シーラントがしてあれば、2次虫歯の可能性もあります。
シーラントは予防効果もありますが、2次虫歯という副作用もありますので注意が必要です。
永久歯に生え変わったときには、臼歯をすべてシーラントしてしまうのではなく、適応症かどうか良く診査して決めるようにしたほうがいいと思います。
虫歯の予防は、歯磨き、フッ化物(フッ素)、食事の3つが重要です。「磨き残し」だけが問題ではありません。
フッ化物(フッ素)については、フッ素塗布も必要ですが、家庭でのフッ化物(フッ素)入り歯磨き材(練り歯磨き)の使用が重要です。
食事については、1日3回の食事とともに食べる糖分は問題になりません。
(果物もかなり糖分が含まれていますので、おやつとしてあげる場合には注意が必要です)
特に成長期の子供は、消化器系も未成熟で、一度にたくさんのカロリーをとることができませんので、それを補うためにも、吸収の早い糖分をとる事は必要なことです。
ただし、柑橘系の果物やジュースを口にした直後に歯磨きをすると、果物の酸で歯の表面が柔らかくなっているため、歯磨きでごく僅かですが歯が削れてしまうので、酸性の果物を食べた後は、30分ぐらいしてからか、何か別のものを食べさせてから歯磨きしてください。
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-05-21 02:17:00
かなり虫歯予防に気をつかわれているようですね。
もし虫歯だったとしても、初期であればほんの少し削ってレジンで詰めるだけで済みますので、永久歯への影響はほとんど無いと考えてもらって良いと思います。
虫歯予防に関しては、多くの家庭でおじいちゃんおばあちゃんは最大の敵ですので、気をつけて下さい(笑)
というのは冗談で、フルーツをあげるタイミングをちょっと工夫して、食後なるべくすぐに食べさせるようにしてあげて下さい。
また、フッ素は濃度よりも回数が重要ですので、フッ素入り歯磨き粉やミラノール(ミラノールはちょっとまだ早いですが・・・)の使用をお勧めします。
⇒参考:具体的な虫歯の予防法
⇒参考:フッ素で虫歯予防
あと僕の知り合いで、親が虫歯予防に非常に気をつかって甘いものを禁止していたにも関わらず、その反動で隠れて買い食いをするようになってしまい虫歯だらけになってしまった子もいますので、「隠れて買い食い」にも注意してくださいね。
もし虫歯だったとしても、初期であればほんの少し削ってレジンで詰めるだけで済みますので、永久歯への影響はほとんど無いと考えてもらって良いと思います。
虫歯予防に関しては、多くの家庭でおじいちゃんおばあちゃんは最大の敵ですので、気をつけて下さい(笑)
というのは冗談で、フルーツをあげるタイミングをちょっと工夫して、食後なるべくすぐに食べさせるようにしてあげて下さい。
また、フッ素は濃度よりも回数が重要ですので、フッ素入り歯磨き粉やミラノール(ミラノールはちょっとまだ早いですが・・・)の使用をお勧めします。
⇒参考:具体的な虫歯の予防法
⇒参考:フッ素で虫歯予防
あと僕の知り合いで、親が虫歯予防に非常に気をつかって甘いものを禁止していたにも関わらず、その反動で隠れて買い食いをするようになってしまい虫歯だらけになってしまった子もいますので、「隠れて買い食い」にも注意してくださいね。
相談者からの返信
相談者:
ひらりんさん
返信日時:2007-05-21 11:29:00
小牧先生、田尾先生、深夜にも関わらずお返事を下さり、ありがとうございました。
酸の強い果物を食べた後すぐに、歯磨きをしないほうがいいという話は、先生方のアドバイスや「歯チャンネル88」で初めて知りました。
また、シーラント副作用についても、驚きでした。
以前行っていた歯科医院では、あたかもサービスのような口調で、「虫歯予防しときますねー」としか言われませんでした。フッ素塗布にしても同様です。
こちらのサイトで、いろんな治療法・予防法があるのを知って勉強になりました。
最近 医療の世界は丁寧に説明をしてくださるようになりましたが、歯科医療はまだまだなのですかねぇ...。
予防法・治療法にいろんな方向がある上で、医師と患者で話し合って決めていくのがやっぱりベストですよね。
まずは、子どもとは医者に近いうちに行ってみようと思います。
p.s.
食べ物の規制は、食物アレルギーがあることもあって、確かに厳しくしてきたとは思います。
同居を機会に、厳しさを少しゆるめてきたとこだったんですが...。
子どもの心と体を、バランスよく育てるって難しいですよね...。
酸の強い果物を食べた後すぐに、歯磨きをしないほうがいいという話は、先生方のアドバイスや「歯チャンネル88」で初めて知りました。
また、シーラント副作用についても、驚きでした。
以前行っていた歯科医院では、あたかもサービスのような口調で、「虫歯予防しときますねー」としか言われませんでした。フッ素塗布にしても同様です。
こちらのサイトで、いろんな治療法・予防法があるのを知って勉強になりました。
最近 医療の世界は丁寧に説明をしてくださるようになりましたが、歯科医療はまだまだなのですかねぇ...。
予防法・治療法にいろんな方向がある上で、医師と患者で話し合って決めていくのがやっぱりベストですよね。
まずは、子どもとは医者に近いうちに行ってみようと思います。
p.s.
食べ物の規制は、食物アレルギーがあることもあって、確かに厳しくしてきたとは思います。
同居を機会に、厳しさを少しゆるめてきたとこだったんですが...。
子どもの心と体を、バランスよく育てるって難しいですよね...。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2007-05-23 00:26:00
ひとつ大事なことを忘れていました。
歯磨きのときに使うフッ化物(フッ素)入り歯磨き剤の使用量についてです。
6歳未満は、フッ化物の慢性中毒の可能性がありますので、3歳以上6歳未満は、フッ化物の一般的な濃度(900−1000ppm)で、歯ブラシの横幅の長さを目安に使用してください。
お子さんのアレルギー大変ですね、うちの上の息子も生後1ヶ月湿疹が出て、それ以降、赤ちゃんのころの顔のきれいな写真が1枚もありません。
高校生になっても時々湿疹が出るようですが、自分でコントロールしているようです。
荘結うものだと思って、病気と上手に付き合っているようです。
本人は犬アレルギーもあり中学のときに獣医になりたかったのを断念したにもかかわらず、私たち親は、2年前から室内犬を飼っています。
子供は寮に入っていて、たまの長期休みに帰ってくると、つかず離れつ、適当にかわいがっています。
親としては病気のことを心配しつつ、出来るだけ普通の子と同じように育てたいと思っています。
ひらりんさんも心配は山のようにあるでしょうが、長い目で見守ってあげてください。
ちなみに食事制限は徹底していましたが、制限していたものには嫌いなものはなく。小さなころは良く食べてたにんじんが嫌いなようです。
歯磨きのときに使うフッ化物(フッ素)入り歯磨き剤の使用量についてです。
6歳未満は、フッ化物の慢性中毒の可能性がありますので、3歳以上6歳未満は、フッ化物の一般的な濃度(900−1000ppm)で、歯ブラシの横幅の長さを目安に使用してください。
お子さんのアレルギー大変ですね、うちの上の息子も生後1ヶ月湿疹が出て、それ以降、赤ちゃんのころの顔のきれいな写真が1枚もありません。
高校生になっても時々湿疹が出るようですが、自分でコントロールしているようです。
荘結うものだと思って、病気と上手に付き合っているようです。
本人は犬アレルギーもあり中学のときに獣医になりたかったのを断念したにもかかわらず、私たち親は、2年前から室内犬を飼っています。
子供は寮に入っていて、たまの長期休みに帰ってくると、つかず離れつ、適当にかわいがっています。
親としては病気のことを心配しつつ、出来るだけ普通の子と同じように育てたいと思っています。
ひらりんさんも心配は山のようにあるでしょうが、長い目で見守ってあげてください。
ちなみに食事制限は徹底していましたが、制限していたものには嫌いなものはなく。小さなころは良く食べてたにんじんが嫌いなようです。
タイトル | 4歳半の息子の初期虫歯の処置と、虫歯の原因(果物?)について |
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質問者 | ひらりんさん |
地域 | |
年齢 | 36歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯予防 小児歯科治療 乳歯の虫歯(むし歯) 子供(子ども)の虫歯 子供の歯の変色・着色 子供の虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。