大学病院での歯根嚢胞手術

相談者: yuyuchinさん ( : )
投稿日時:2007-03-21 17:20:00
昨年末頃から右上前2番目の歯が痛み出し、1月末には上あごの裏辺りに水泡のような腫れまで出来て痛みが酷くなったため近所の歯科医を受診したところ、「歯根嚢胞」と診断され大学病院へ紹介されました。

大学病院でCT検査したところ、嚢胞が2cmほどになっていて、かなり周りの骨を溶かしているので手術で取るしかないとのことでした。

しかも原因歯の隣の歯が乳歯のままで、永久歯歯茎の中に横向きに埋もれており、そこにまで嚢胞が広がっているためその永久歯も手術で取ったほうがいいと言われました。

原因歯と隣の乳歯は抜歯になるとのことでした。

また埋もれている永久歯がかなり大きく、頭は鼻の骨にくっついており、根っこは頬の空洞に突き出しているため、かなり大掛かりで困難な手術になると言われました。

そこで質問なのですが、小さいころから永久歯が残っていることは知っていて、悪さをしなければ放っておいても大丈夫と言われていたのですが、今回の場合やはり取ってしまわなければいけないのでしょうか?(歯科の先生は残しておく方法もあるが、後のことを考えると歯科医としてはいっぺんに取ってしまうほうがいいと言われていました。)

あと手術の後に口と鼻との間に凹みが出来てしまうかもと言われたのですが、それはかなり大きなものになってしまうのでしょうか?

凹みが出来ないようにしたり、凹みの部分を何か違うもので埋めるようなことはできないのでしょうか?

また永久歯を取らなくても凹みは残るのでしょうか?

一応女性なので顔に傷が残ることがショックで仕方ありません。

あと最後にかなり炎症が広がっているといいながら手術の日が空いていないということで、今のところ6月の手術になるとのことでした。

私としてはすぐに手術と思っていたので、そんなに先になってもっと嚢胞が広がって穴が大きくなってしまうのではと不安で仕方ありません。

歯根嚢胞はそれほど放置しておいても大丈夫なのでしょうか?
(先生は、あまりよくはないけれど、空いていないから仕方ないというようなことをおっしゃっていました。)

手術の説明はまた日が近づいたらしてくださるとのことでしたが、それまで待っているのは不安なので、アドバイスがあればよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-03-21 21:30:00
嚢胞の治療ですが、いきなり手術や抜歯ではなく根管治療を行ったり 手術でも 嚢胞の摘出だけを行ったり 膿を取り出すだけでも改善していくことがあります。

今回のケース CTの画像を見ていないですし 病理組織的な所見を見ていないのでなんとも言いがたいのですが、いきなり抜歯などといった超積極的な治療を行うよりは一旦 改善を期待するような治療を考えるのも一つです。

大学などの場合 口腔外科は抜歯を好みますし、歯内療法科や歯周病科は保存を好みます。

そのあたりを考慮していろいろな意見を聞いて判断するのが良いと思います。
一つ言えるのは、抜いてしまった歯は二度と生えてこないということです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-03-22 13:00:00
骨の中に残っている永久歯を抜くか抜かないかと言う話であれば、「同時抜歯」の方がいいのかなぁ?とは思います。

と、言うのも、将来的にインプラントになるようであれば、埋まっている永久歯は邪魔なわけです。インプラント手術時には抜歯になる可能性が高いと思いますからね。

どうせ、痛い思いをするのであれば、1回で終わらせようと言う意味です。

また、骨が凹んでしまうとの事ですが、場合によっては骨を移植するなどして再生させる事は可能です。

これはどの程度の骨を削るのかによってどこから移植の骨を持ってくるかが変わってきますので、担当の先生と相談されてはいかがでしょうか?

原因歯の抜歯は仕方が無いのか、根管治療で治せるのか‥。
僕もタカタ先生と一緒の考えで、保存可能であれば残したいなぁとは思いますね。

いかんせん、病巣の大きさがキーポイントになるので、ここでは判断できないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuyuchinさん
返信日時:2007-03-22 23:56:00
早速のご回答ありがとうございます。

根管治療ですが、詳しく何をされているかまではわからないのですが、最初に受診したときには「まずは根っこの治療をやってみます」といったような事を言われて、原因歯が折れた歯だったのでかぶせを取って何度か処置をしてくださっていたので、それが根管治療だったのかもしれません。(はっきりしなくてすいません。)

歯もなるべく抜歯は避けられるようにということを言ってくださっていて、埋もれている歯を引っ張り出して乳歯の位置に移植出来ないかなども考えてくださっていたようなので、CTを見た結果での抜歯なら仕方がないのかなと思っていました。

でも残せる可能性があるようならばなるべく残したいのですが…。

抜歯後はインプラントも視野にいれていたので、タイヨウ先生の仰るとおり埋まっている歯は思い切って取ってしまったほうが良さそうですね。

凹みに関しては骨の移植という方法があるということで、少し希望が持てました。
手術の説明の時にでも担当の先生に相談してみたいと思います。

そこで再度質問なのですが、根っこの治療をしながらだから手術が3ヶ月先になっても大丈夫なのでしょうか?広がらないかだけが心配です。

でも、疑問だったことがいくつか解消されて気持ちが少し楽になりました。
ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-03-23 00:45:00
初めまして。途中参加します。

大変心配だと思います。
まず数ヶ月で簡単には大きくならないと思いますのでそこは安心して下さい。

文面から、嚢胞の原因歯が特定されてない様ですが。

それなら、同じCTを見ても、根っこの治療で解決するのでは?と考える先生や、あるいは1本だけの抜歯など、様々な治療計画が提示される可能性がまだあると思いますよ。

一応調べてみたのですが、CTだけでは嚢胞なのかただ膿がたまっているだけなのか、区別はつかない様です。

というのも、嚢胞なら根っこの治療では治らないと考えられていますので手術が必要になりますし、膿なら根っこの治療で治る可能性が十分にあります。

さらに、これはポイントになると思うのですが、膿の袋が大きくなって近隣の歯を部分的に取り込んでいる場合、近隣の歯も感染していると考える先生は確かに多いのですが(※それで今回の場合も、原因歯ではない歯も抜歯の予定になっている一面もあるかも?)、それは違うという意見もありますし、信憑性はあると思います。

なぜなら、膿は血中から出てきた細胞の死骸であって、ばい菌ではありません。

どこか近く(ほとんど間違いなく歯の根っこの中だけですが)にばい菌がある為に集まってきている自分の組織ですから、ばい菌が除去(=根っこの中の消毒)されれば時間の経過とともに膿なら吸収されて、普通の骨に置き換わります。(異議のある先生も大勢いらっしゃると思います)

ですから、原因歯をしっかりと特定して、細菌の除去をすれば(=根っこの治療)、1年ぐらいかけて嚢胞の様な影(※レントゲンやCTでは膿とほぼ区別がつきません)がなくなる可能性があります。

もしもそうであればyuyuchinさんの心配事がいくつか解消されるのでは?
と思うのですが。

実際に拝見していませんし、意見の分かれるところもあり、結構きわどい推理にはなるのですが、根っこの治療の専門医を探して、セカンド(サード?)オピニオンを求めてみる価値はあるのではないかと思いますよ。




タイトル 大学病院での歯根嚢胞手術
質問者 yuyuchinさん
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年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療の治療法
歯根端切除術
回答者




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