歯ぎしり防止ナイトガードの効果について
相談者:
麻呂さん (25歳: )
投稿日時:2007-03-28 21:01:00
質問お願いします。
歯のヒビと欠けを相談し、ナイトガードを作って頂いて、毎日使っています。
仕事に集中している時の噛み締めはマシになりましたが、寝ている間の強い噛み締めは相変わらずらしく、朝起きるとなんとなく違和感というか・・・強く噛み締めた後な感じ(特に6番)が残る日がよくあります。
歯のヒビも増えてる気がしますし。
気にしすぎると悪循環なので気にしないようにしてるんですが、このままいくと歯が割れそう、とか治療済みの歯が悪くなりそうとか、どーしても考えてしまいます。
勝手にナイトガードは柔らかいものだと思っていたので、こんな硬いのはめて噛み締めたらますます歯に悪いんじゃ・・・なんて思ってしまいます。
プラスチック(?)のナイトガードで大丈夫なんでしょうか?
あと、ナイトガードの上から噛み締めてしまっていますが、大丈夫でしょうか?直接噛み締めるよりはマシ、程度のものなんでしょうか・・・
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
歯のヒビと欠けを相談し、ナイトガードを作って頂いて、毎日使っています。
仕事に集中している時の噛み締めはマシになりましたが、寝ている間の強い噛み締めは相変わらずらしく、朝起きるとなんとなく違和感というか・・・強く噛み締めた後な感じ(特に6番)が残る日がよくあります。
歯のヒビも増えてる気がしますし。
気にしすぎると悪循環なので気にしないようにしてるんですが、このままいくと歯が割れそう、とか治療済みの歯が悪くなりそうとか、どーしても考えてしまいます。
勝手にナイトガードは柔らかいものだと思っていたので、こんな硬いのはめて噛み締めたらますます歯に悪いんじゃ・・・なんて思ってしまいます。
プラスチック(?)のナイトガードで大丈夫なんでしょうか?
あと、ナイトガードの上から噛み締めてしまっていますが、大丈夫でしょうか?直接噛み締めるよりはマシ、程度のものなんでしょうか・・・
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
回答1
回答日時:2007-03-28 22:57:00
こんにちは。
ナイトガードは、軟らかいものもあるのですが硬い方がいいですよ。
ナイトガードをしているときの身体の反応というのは、どこまで信憑性があるかは怪しいところですが、私の知っている話では、
ということです。
それに万が一上か下の歯を割ってしまうぐらいの力を入れてしまったときには、ナイトガードが犠牲になってくれるはずです。
ただ朝に、6番だけに限局して痛みを感じるのでしたら、少し調整してもらってもいいと思います。
硬いとは言っても歯よりは軟らかいですので、そのうちぴったり合ってくるとも思いますけどね。
ということで、ご安心を。
ナイトガードは、軟らかいものもあるのですが硬い方がいいですよ。
ナイトガードをしているときの身体の反応というのは、どこまで信憑性があるかは怪しいところですが、私の知っている話では、
- 軟らかいナイトガードだと、逆に強く噛み締める(否定する先生もいらっしゃいます)
- 噛み締める時に、もの(=ナイトガード)を挟んでいると、力が全開の時と比べて何十パーセントかしか出せなくなる
ということです。
それに万が一上か下の歯を割ってしまうぐらいの力を入れてしまったときには、ナイトガードが犠牲になってくれるはずです。
ただ朝に、6番だけに限局して痛みを感じるのでしたら、少し調整してもらってもいいと思います。
硬いとは言っても歯よりは軟らかいですので、そのうちぴったり合ってくるとも思いますけどね。
ということで、ご安心を。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-03-29 09:20:00
僕はまずはソフトを勧めています。
と、言うのも、最初はハードを使っていたのですが、患者さんの違和感が強いらしく、なかなか(毎日)使用してくれていないのです。
ですから、まずはソフトで慣れてもらいます。
それで、全体の力が分散してくれることにより、症状が緩和していくのではないか‥と。
その時点で食いしばりはかなり解消される方が多いので、それはそれで良しとしています。全くエビデンスはありません。経験論だけです。
その後、本格的な咬合挙上が必要になったり、ソフトを食いちぎってくる患者さんはハードにステップアップしてもらう‥と。
これはワタナベ先生のおっしゃられている「逆に強く咬んでいる可能性がある」事と、レジン添加による顎位の誘導を行うためです。
これは一応のエビデンスがあると思っています。
実際には「かみ合わせの科学」などを参考に試行錯誤している状態ではありますが‥。
僕は麻呂さんのケースでは力をできるだけ分散させたほうが症状が緩和するではないかと考えますので、ソフトの方が良いような気がしますが‥。
あとはワタナベ先生のおっしゃられているように、1本だけに違和感を感じるのであれば咬合調整が必要なのかもしれませんね。
と、言うのも、最初はハードを使っていたのですが、患者さんの違和感が強いらしく、なかなか(毎日)使用してくれていないのです。
ですから、まずはソフトで慣れてもらいます。
それで、全体の力が分散してくれることにより、症状が緩和していくのではないか‥と。
その時点で食いしばりはかなり解消される方が多いので、それはそれで良しとしています。全くエビデンスはありません。経験論だけです。
その後、本格的な咬合挙上が必要になったり、ソフトを食いちぎってくる患者さんはハードにステップアップしてもらう‥と。
これはワタナベ先生のおっしゃられている「逆に強く咬んでいる可能性がある」事と、レジン添加による顎位の誘導を行うためです。
これは一応のエビデンスがあると思っています。
実際には「かみ合わせの科学」などを参考に試行錯誤している状態ではありますが‥。
僕は麻呂さんのケースでは力をできるだけ分散させたほうが症状が緩和するではないかと考えますので、ソフトの方が良いような気がしますが‥。
あとはワタナベ先生のおっしゃられているように、1本だけに違和感を感じるのであれば咬合調整が必要なのかもしれませんね。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-03-29 12:19:00
ナイトガードをつけても歯軋りが治るわけではないです。
対症療法といっていまの症状に対して 歯が壊れるのを防ぐ ていどの効果です。
歯軋りは殆どがREM睡眠中に起こり、ストレスや夢が大きく関係しているらしいというところまでしか分かっていません。
ただ、ナイトガードをつけるとそれがストレスになってよりいっそう歯軋りが増えたという報告もあります。
わたしはまず第一に歯の接触を修正します。
特に上の前から三番目の犬歯が下の歯に触れていない人はものすごく歯軋りやくいしばりが多いので、犬歯が下の歯に触れるようにかみ合わせの調整や矯正をオススメします。
次に、ストレスを無くすほうがいいので 運動や 旅行をオススメします。
不思議と 旅行中は歯軋りが減るんですよ。
対症療法といっていまの症状に対して 歯が壊れるのを防ぐ ていどの効果です。
歯軋りは殆どがREM睡眠中に起こり、ストレスや夢が大きく関係しているらしいというところまでしか分かっていません。
ただ、ナイトガードをつけるとそれがストレスになってよりいっそう歯軋りが増えたという報告もあります。
わたしはまず第一に歯の接触を修正します。
特に上の前から三番目の犬歯が下の歯に触れていない人はものすごく歯軋りやくいしばりが多いので、犬歯が下の歯に触れるようにかみ合わせの調整や矯正をオススメします。
次に、ストレスを無くすほうがいいので 運動や 旅行をオススメします。
不思議と 旅行中は歯軋りが減るんですよ。
相談者からの返信
相談者:
麻呂さん
返信日時:2007-03-30 21:53:00
回答4
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-03-31 02:01:00
めずらしく、全員意見が分かれちゃいましたね・・・。
そして、僕もまた違う意見を出しちゃいます。
歯ぎしりとナイトガード(マウスピース)については様々な意見が飛び出していますが、「歯ぎしりの最大の原因はストレスである」という点については全員一致していると思います。
ですので、歯ぎしりの根本的な解決策は「ストレスを無くすこと」です。
では、どのようにしてストレスを解消させるのか?
実は、これに関しては歯医者さんの分野ではありません。
中にはこの手の患者さんを得意としている歯医者さんもいますが、基本的には歯科ではなく心療内科(精神科)を受診し、治療を受けられることをおすすめします。
ただ、歯科で行なわれているマウスピースによる治療や噛み合わせの調整も無駄ではなく、このような治療を行われることによって患者さんが「もうこれで大丈夫だ!」と思い込み、それがストレスの軽減につながって歯ぎしりが治るといった説もあります。(逆に、マウスピースがストレスを増幅させているという説もあります)
このほか、アルコールやカフェインは精神的にも身体的にもストレスを与えやすいので、これらの摂取量を控えたり、十分な睡眠や規則正しい生活のリズムを身に付けるということも、基本的ですが非常に重要なことです。
このように、歯ぎしりの治療法には様々な方法がありますが、「絶対にこれだ!」というものは残念ながらないのかなぁ・・・と思っています。
一応、きちんと調整されたマウスピースの装着は、プラスになることはあってもマイナスになることはまずないと思いますので(問題がありそうなら使うのをやめれば良いわけですし)、まずはやっぱりマウスピースを調整しながら様子見でしょうか。
噛み合わせの調整や矯正も、噛み合わせのバランスが良くない場合には効果があるかもしれませんが、これはかなりハイレベルな歯医者さんじゃないとなかなか上手くいかないと思いますし、後戻りも出来ませんので、慎重に行なう必要があると思います。
ただこれに関しても、マウスピースをはめている間は噛み合わせのバランスは一応保たれているはずなので、それで歯ぎしりが治っていないのに、削ったり矯正をしたりして歯ぎしりがはたして治るのか?という意見もあります。
いろいろと書いてしまいましたが、とにかく一番大事なのは「ストレスの解消」、ただ、そうは言ってもストレスは簡単には解消できるものではないので、マウスピースなどで歯ぎしりと上手く付き合いながら、出来ることから少しずつ改善してことが必要だと思いますよ。
⇒参考:歯ぎしり(歯軋り)
そして、僕もまた違う意見を出しちゃいます。
歯ぎしりとナイトガード(マウスピース)については様々な意見が飛び出していますが、「歯ぎしりの最大の原因はストレスである」という点については全員一致していると思います。
ですので、歯ぎしりの根本的な解決策は「ストレスを無くすこと」です。
では、どのようにしてストレスを解消させるのか?
実は、これに関しては歯医者さんの分野ではありません。
中にはこの手の患者さんを得意としている歯医者さんもいますが、基本的には歯科ではなく心療内科(精神科)を受診し、治療を受けられることをおすすめします。
ただ、歯科で行なわれているマウスピースによる治療や噛み合わせの調整も無駄ではなく、このような治療を行われることによって患者さんが「もうこれで大丈夫だ!」と思い込み、それがストレスの軽減につながって歯ぎしりが治るといった説もあります。(逆に、マウスピースがストレスを増幅させているという説もあります)
このほか、アルコールやカフェインは精神的にも身体的にもストレスを与えやすいので、これらの摂取量を控えたり、十分な睡眠や規則正しい生活のリズムを身に付けるということも、基本的ですが非常に重要なことです。
このように、歯ぎしりの治療法には様々な方法がありますが、「絶対にこれだ!」というものは残念ながらないのかなぁ・・・と思っています。
一応、きちんと調整されたマウスピースの装着は、プラスになることはあってもマイナスになることはまずないと思いますので(問題がありそうなら使うのをやめれば良いわけですし)、まずはやっぱりマウスピースを調整しながら様子見でしょうか。
噛み合わせの調整や矯正も、噛み合わせのバランスが良くない場合には効果があるかもしれませんが、これはかなりハイレベルな歯医者さんじゃないとなかなか上手くいかないと思いますし、後戻りも出来ませんので、慎重に行なう必要があると思います。
ただこれに関しても、マウスピースをはめている間は噛み合わせのバランスは一応保たれているはずなので、それで歯ぎしりが治っていないのに、削ったり矯正をしたりして歯ぎしりがはたして治るのか?という意見もあります。
いろいろと書いてしまいましたが、とにかく一番大事なのは「ストレスの解消」、ただ、そうは言ってもストレスは簡単には解消できるものではないので、マウスピースなどで歯ぎしりと上手く付き合いながら、出来ることから少しずつ改善してことが必要だと思いますよ。
⇒参考:歯ぎしり(歯軋り)
回答5
回答日時:2007-03-31 02:52:00
分かれちゃいましたね^^;
この辺は僕らが実際に集まって会議しても、絶対まとまりません。
ということは逆に、どれでもいい。とも言えるわけで、大きな問題がないのなら今のを作り変える必要性は感じませんけど。
マウスピースごと噛み締めるのは仕方がないので。
顎には痛みがなくて、歯ぎしりではなくて、食いしばり・・ですよね?
この辺は僕らが実際に集まって会議しても、絶対まとまりません。
ということは逆に、どれでもいい。とも言えるわけで、大きな問題がないのなら今のを作り変える必要性は感じませんけど。
マウスピースごと噛み締めるのは仕方がないので。
顎には痛みがなくて、歯ぎしりではなくて、食いしばり・・ですよね?
相談者からの返信
相談者:
麻呂さん
返信日時:2007-03-31 20:35:00
ご意見ありがとうございます。
顎に痛みはありません。歯ぎしりは音がしますよね?
人から指摘されたことがないので、きっと食いしばりのみだと思います。
もともとストレスをためやすい性格な上に、3本も二次カリエスになったことで歯の事が気になり、こちらで勉強させて頂いて自分の無知さに愕然となり、本当に怖くなってしまいました。
この年でこんなに治療ずみの歯が多いんじゃこの先どうなるんだろうとか、考えても仕方のないことを考えてしまいます。
今は歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使い、だらだら食いをやめるなど食生活も見直したし、
最悪歯がなくなったって死にはしないし!と自分に言い聞かせているんですが、どうにも楽観的になれません…
顎に痛みはありません。歯ぎしりは音がしますよね?
人から指摘されたことがないので、きっと食いしばりのみだと思います。
もともとストレスをためやすい性格な上に、3本も二次カリエスになったことで歯の事が気になり、こちらで勉強させて頂いて自分の無知さに愕然となり、本当に怖くなってしまいました。
この年でこんなに治療ずみの歯が多いんじゃこの先どうなるんだろうとか、考えても仕方のないことを考えてしまいます。
今は歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使い、だらだら食いをやめるなど食生活も見直したし、
最悪歯がなくなったって死にはしないし!と自分に言い聞かせているんですが、どうにも楽観的になれません…
タイトル | 歯ぎしり防止ナイトガードの効果について |
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質問者 | 麻呂さん |
地域 | |
年齢 | 25歳 |
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職業 | |
カテゴリ |
歯軋り(歯ぎしり) 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。