歯の神経抜く前に、何かトライしたい!思っているのですが・・・
相談者:
ミルクさん (49歳: )
投稿日時:2007-04-06 16:26:00
食事中に被せ物がとれて、しかも、欠けた歯について相談します。
下7番です。鏡でみると、歯の周囲の堤防のように残っていた歯の1/4 欠けています。頬っぺた側です。
痛みは無い・・というか遠くでピリ、という気配です。
でも、早く処置した方が良さそうな予感がしています。
今はとりあえず仮にふたをしています。
応急処置してくれたA医師は、「虫歯が大きく、欠けた部分も大きいので神経を抜く治療をしてから被せる」
B医師は、「神経抜く前に、3Mix-MPを試すことが可能。成功率60〜70%」
C医師は、「歯の状態から、3Mix-Mpは無理だけど、別の薬を上部に塗ってそのまま被せ物をしてしまう手がある。成功率50%」との意見。
別の薬とは、子供の虫歯によく使う薬(サプ〜といったような?)だそうです。
B,C医師は3Mixをよく使われている先生です。
神経抜く前に、何かトライしたい!と強く思いますが、賢明な策は?
先生方、アドバイスをよろしくお願いします。
下7番です。鏡でみると、歯の周囲の堤防のように残っていた歯の1/4 欠けています。頬っぺた側です。
痛みは無い・・というか遠くでピリ、という気配です。
でも、早く処置した方が良さそうな予感がしています。
今はとりあえず仮にふたをしています。
応急処置してくれたA医師は、「虫歯が大きく、欠けた部分も大きいので神経を抜く治療をしてから被せる」
B医師は、「神経抜く前に、3Mix-MPを試すことが可能。成功率60〜70%」
C医師は、「歯の状態から、3Mix-Mpは無理だけど、別の薬を上部に塗ってそのまま被せ物をしてしまう手がある。成功率50%」との意見。
別の薬とは、子供の虫歯によく使う薬(サプ〜といったような?)だそうです。
B,C医師は3Mixをよく使われている先生です。
神経抜く前に、何かトライしたい!と強く思いますが、賢明な策は?
先生方、アドバイスをよろしくお願いします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-04-06 16:37:00
僕は個人的に3Miix-MPはあまり好きじゃないので、レジンベースを少し厚めにしてハイブリッドで被せちゃいますね。
結構、神経が近くても不快症状が無くなれば大丈夫な事が多いですよ(一応、今のところ成功率は80%くらいでしょうか)。
サホライドって覆罩に使ってどうなんでしょうか?
僕はあんまり‥と言う気がしますが。
結構、神経が近くても不快症状が無くなれば大丈夫な事が多いですよ(一応、今のところ成功率は80%くらいでしょうか)。
サホライドって覆罩に使ってどうなんでしょうか?
僕はあんまり‥と言う気がしますが。
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-06 18:25:00
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-07 01:30:00
3Mix-MP法は、言ってみればまだ実験段階の治療法ですからね・・・。
実際にやってみて効果がある!という先生もいらっしゃいますし、絶対ダメ!という先生もいらっしゃいます。
一応ある歯科の学会は、「3Mix-MPは安全性が確立されていないので、現状容認しがたい治療法である」との見解を出していますが、実際に行うかどうかは歯医者さんと患者さんの話し合いによって、患者さんが望む場合のみ行なう・・・というのが今の3Mix-MP法の立場です。
僕の個人的な意見としては、3Mix-MP法の解説ページでも書いている通り自分自身の歯の治療で3Mix-MP法を使い、神経を取らずに済んだという経験があるので、チャレンジする価値はあるかな〜と思うのですが・・・。
(この経験がなければ、間違いなく反対していたと思いますが・・・)
今後もっと3Mix-MP法についてのデータが出揃ってきて、僕自身ももっと勉強していけば、意見が変わることもあるかもしれません。
あと、現在の虫歯の状態がどの程度なのかもポイントですよね。
神経を抜くか?抜かないか?の瀬戸際で用いられる治療法は3Mix-MP法だけではなく、タイヨウ先生がおっしゃられているような方法や、水酸化カルシウムという薬剤を使う方法などもありますので、それらの治療法でもどうしようもない、もう神経を抜く以外ない・・・という最後の最後に、ダメもとで3Mix-MP法を使うのであればアリのような気もしますが・・・。
サホライドは、基本的には初期の虫歯の進行抑制に使うものなのですが、根管治療の際に根管の消毒目的で使う「サホライドRC」というものもありますので、C医師がおっしゃられていたのはそれかもしれませんね。(ただ、どの程度の効果があるのかは良く分かりません・・・)
実際にやってみて効果がある!という先生もいらっしゃいますし、絶対ダメ!という先生もいらっしゃいます。
一応ある歯科の学会は、「3Mix-MPは安全性が確立されていないので、現状容認しがたい治療法である」との見解を出していますが、実際に行うかどうかは歯医者さんと患者さんの話し合いによって、患者さんが望む場合のみ行なう・・・というのが今の3Mix-MP法の立場です。
僕の個人的な意見としては、3Mix-MP法の解説ページでも書いている通り自分自身の歯の治療で3Mix-MP法を使い、神経を取らずに済んだという経験があるので、チャレンジする価値はあるかな〜と思うのですが・・・。
(この経験がなければ、間違いなく反対していたと思いますが・・・)
今後もっと3Mix-MP法についてのデータが出揃ってきて、僕自身ももっと勉強していけば、意見が変わることもあるかもしれません。
あと、現在の虫歯の状態がどの程度なのかもポイントですよね。
神経を抜くか?抜かないか?の瀬戸際で用いられる治療法は3Mix-MP法だけではなく、タイヨウ先生がおっしゃられているような方法や、水酸化カルシウムという薬剤を使う方法などもありますので、それらの治療法でもどうしようもない、もう神経を抜く以外ない・・・という最後の最後に、ダメもとで3Mix-MP法を使うのであればアリのような気もしますが・・・。
サホライドは、基本的には初期の虫歯の進行抑制に使うものなのですが、根管治療の際に根管の消毒目的で使う「サホライドRC」というものもありますので、C医師がおっしゃられていたのはそれかもしれませんね。(ただ、どの程度の効果があるのかは良く分かりません・・・)
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-07 11:06:00
回答3
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-07 12:54:00
一応、神経に近い虫歯の治療の際に行う治療法にはいくつかあるのですが、最も効果的なのは水酸化カルシウムを使う方法だと言われています。
これは、熱やその他の外来刺激に反応しないようにすることに加え、歯(歯髄の細胞)に適度な刺激を与えて、虫歯になってしまった部分に新しい歯(象牙質)の形成を促進させることが目的です。
この新しく作られる歯(象牙質)のことを「デンチンブリッジ」と言うのですが、この形成がレジンを使った場合よりも、水酸化カルシウムを使った時のほうが優れている、また、レジンで直接歯の神経を保護することは絶対にダメ!というような論文もあることから、僕は水酸化カルシウムが一番良いんじゃないかな〜と思っています。
【参考文献】
あと3Mixについては、本当に僕の経験談だけです。
良いのか悪いのかも、はっきりとは分かりません。(勉強不足です)
一応、「抗菌剤を使って病巣を無菌化する治療」というのは正解なのですが、実際それがどの程度まで可能なのかというのは、まだ分かっていませんので・・・。
ちょっと専門的すぎて分かりにくいですね・・・。
すみません・・・。
これは、熱やその他の外来刺激に反応しないようにすることに加え、歯(歯髄の細胞)に適度な刺激を与えて、虫歯になってしまった部分に新しい歯(象牙質)の形成を促進させることが目的です。
この新しく作られる歯(象牙質)のことを「デンチンブリッジ」と言うのですが、この形成がレジンを使った場合よりも、水酸化カルシウムを使った時のほうが優れている、また、レジンで直接歯の神経を保護することは絶対にダメ!というような論文もあることから、僕は水酸化カルシウムが一番良いんじゃないかな〜と思っています。
【参考文献】
あと3Mixについては、本当に僕の経験談だけです。
良いのか悪いのかも、はっきりとは分かりません。(勉強不足です)
一応、「抗菌剤を使って病巣を無菌化する治療」というのは正解なのですが、実際それがどの程度まで可能なのかというのは、まだ分かっていませんので・・・。
ちょっと専門的すぎて分かりにくいですね・・・。
すみません・・・。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-04-07 13:03:00
レジンベースはミルクさんの考え方で大体当たっていると思います。
ただ、レジンベースは接着剤ではなく、完全に硬化するフッ素徐放性のフロアブルレジンを使います。
手順としては‥
軟化象牙質を除去し、ラバーダムをしてから、
1 EDTAで象牙質の汚れを溶かします
2 ADゲルで殺菌します
3 酸性水でリンスします
4 ライナーボンドIIΣシステムでボンディングします
5 プロテクトライナーFでレジンベースをして、歯髄の保護をします
虫歯が深ければ仮のフタをして1週間くらい様子をみてもらいます。
多少の冷水痛であれば最終的な詰め物をすれば消える可能性が高いので、この状態で型取りをしてハイブリッドインレーを作成し、次回来院時に接着性レジンセメントでハイブリッドインレーを接着します。
と言う流れなので、接着剤を厚くするわけではないのですが‥
う〜ん、大体、こんな感じです。
ただ、レジンベースは接着剤ではなく、完全に硬化するフッ素徐放性のフロアブルレジンを使います。
手順としては‥
軟化象牙質を除去し、ラバーダムをしてから、
1 EDTAで象牙質の汚れを溶かします
2 ADゲルで殺菌します
3 酸性水でリンスします
4 ライナーボンドIIΣシステムでボンディングします
5 プロテクトライナーFでレジンベースをして、歯髄の保護をします
虫歯が深ければ仮のフタをして1週間くらい様子をみてもらいます。
多少の冷水痛であれば最終的な詰め物をすれば消える可能性が高いので、この状態で型取りをしてハイブリッドインレーを作成し、次回来院時に接着性レジンセメントでハイブリッドインレーを接着します。
と言う流れなので、接着剤を厚くするわけではないのですが‥
う〜ん、大体、こんな感じです。
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-07 14:25:00
タイヨウ先生、田尾先生、早速説明ありがとうございます!
レジンベース、水酸化カルシウムについて、少し見えてきました。
さらに質問です。
質問1★
私の歯のような場合、一般的歯科医師は、神経をとらない治療に進む場合は、手法は各々先生の考えるベストな手法を用いながらも、とにかく神経を保護するような(痛みが出にくいような)手をほどこしてから、被せをしてくれるものである、と考えていいですか?
質問2★
3Mixに関しては、「だめもとで」トライする気持ちあり、なのですが、あらためて念のため確認。
3Mixを使用してもらい、しかも、最後に被せる前にレジンベースまたは、水酸化カルシウムといった手法をとる、というのが万全のようにも思いますが、Okですか?
レジンベース、水酸化カルシウムについて、少し見えてきました。
さらに質問です。
質問1★
私の歯のような場合、一般的歯科医師は、神経をとらない治療に進む場合は、手法は各々先生の考えるベストな手法を用いながらも、とにかく神経を保護するような(痛みが出にくいような)手をほどこしてから、被せをしてくれるものである、と考えていいですか?
質問2★
3Mixに関しては、「だめもとで」トライする気持ちあり、なのですが、あらためて念のため確認。
3Mixを使用してもらい、しかも、最後に被せる前にレジンベースまたは、水酸化カルシウムといった手法をとる、というのが万全のようにも思いますが、Okですか?
回答5
回答日時:2007-04-07 17:43:00
参加しまーす。
「だめもとで」ならOKだと思いますよ。
僕も個人的に3Mix信用してないので。。
因みに私ならどうするか、と言いますと、タイヨウ先生に近い方法を取ると思います。要は特に薬は使わずレジンだけ使う。という方法です。
虫歯(=感染歯質)の除去が前提ですが、3Mixの場合はこれを意図的に残すので、ここが危ないところではあります。
※田尾先生>引用文献についてですが、神経が露出した場合、しかももともと虫歯のない歯(=感染のない歯)の実験ですよね?
水酸化カルシウムを使っても使わなくても予後(自覚症状)に違いはなし、という結果ですね。
なら、接着低下のリスクを避ける意味で、わざわざ水酸化カルシウムを使わない方がいいのでは?と僕は解釈した論文だったのですがどうでしょう。
因みに「レジンで直接歯の神経を保護することは絶対にダメ!」という論文は最近はないと聞いてます。
昔のレジンに含有されていたナントカがナントカかもという話があった・・と記憶してます。少なくとも今は問題なし、が定説かと思います。
それと、神経が露出しなかった場合にも水酸化カルシウムを使用するのも方法としては一般的ですが、これも接着低下のリスクを上げるだけだと僕は考えていますよ。
これもレジンが神経に刺激がある、という前提の発想ですから、今となっては不要な方法だと思います。
参考までに^^
「だめもとで」ならOKだと思いますよ。
僕も個人的に3Mix信用してないので。。
因みに私ならどうするか、と言いますと、タイヨウ先生に近い方法を取ると思います。要は特に薬は使わずレジンだけ使う。という方法です。
虫歯(=感染歯質)の除去が前提ですが、3Mixの場合はこれを意図的に残すので、ここが危ないところではあります。
※田尾先生>引用文献についてですが、神経が露出した場合、しかももともと虫歯のない歯(=感染のない歯)の実験ですよね?
水酸化カルシウムを使っても使わなくても予後(自覚症状)に違いはなし、という結果ですね。
なら、接着低下のリスクを避ける意味で、わざわざ水酸化カルシウムを使わない方がいいのでは?と僕は解釈した論文だったのですがどうでしょう。
因みに「レジンで直接歯の神経を保護することは絶対にダメ!」という論文は最近はないと聞いてます。
昔のレジンに含有されていたナントカがナントカかもという話があった・・と記憶してます。少なくとも今は問題なし、が定説かと思います。
それと、神経が露出しなかった場合にも水酸化カルシウムを使用するのも方法としては一般的ですが、これも接着低下のリスクを上げるだけだと僕は考えていますよ。
これもレジンが神経に刺激がある、という前提の発想ですから、今となっては不要な方法だと思います。
参考までに^^
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-07 19:00:00
渡辺先生ありがとうございます。
うーん、各先生、手法はそれぞれ、ってことですね・・。
で、あの・・
「だめもとで」3Mix使う、あるいは使わない、どちらをえらぶにせよ、最後の被せの前には、どんな先生がやっても(手法は、その先生の選択する手法で、)神経保護の処理をしてから被せるのが一般的だ、と解釈して良いのですか?
うーん、各先生、手法はそれぞれ、ってことですね・・。
で、あの・・
「だめもとで」3Mix使う、あるいは使わない、どちらをえらぶにせよ、最後の被せの前には、どんな先生がやっても(手法は、その先生の選択する手法で、)神経保護の処理をしてから被せるのが一般的だ、と解釈して良いのですか?
回答6
回答日時:2007-04-07 19:29:00
そうでしたね。ご質問にお答えせずすみません。
神経保護、というのが解釈次第なのですが(水酸化カルシウムを使う、使わないなど)、基本的に被せをしてから後で痛いと言われるのは歯医者にとっても違う意味でかなり痛いので、痛くなさそうになったのを確認してから被せることになると思います。
きちんと被せること自体も、神経保護といえば神経保護と言えますが。
神経保護、というのが解釈次第なのですが(水酸化カルシウムを使う、使わないなど)、基本的に被せをしてから後で痛いと言われるのは歯医者にとっても違う意味でかなり痛いので、痛くなさそうになったのを確認してから被せることになると思います。
きちんと被せること自体も、神経保護といえば神経保護と言えますが。
回答7
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-08 08:50:00
渡辺先生 ありがとうございます。
僕はもともと「レジンはあまり良くないもの」という先入観を持って色んな本や論文を読んでいたみたいですから、ちょっと論文で「レジンはダメ」的な部分を見つけると、過敏に反応してしまうみたいです・・・。
というか、このこと自体今まであまり意識していませんでしたが、今ハッと気が付きました。もっと客観的に、いろんな面から見ないとダメですよね・・・。
特に最近のレジンについて勉強不足なのは間違いないですから、ちょっと気合を入れてレジンについて調べ直してきます(^^;)
僕はもともと「レジンはあまり良くないもの」という先入観を持って色んな本や論文を読んでいたみたいですから、ちょっと論文で「レジンはダメ」的な部分を見つけると、過敏に反応してしまうみたいです・・・。
というか、このこと自体今まであまり意識していませんでしたが、今ハッと気が付きました。もっと客観的に、いろんな面から見ないとダメですよね・・・。
特に最近のレジンについて勉強不足なのは間違いないですから、ちょっと気合を入れてレジンについて調べ直してきます(^^;)
回答8
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-08 09:14:00
今手元の資料を見直していたら、レジンが歯髄に与える刺激よりも、接着が十分に出来ずに隙間から細菌感染が起こることのほうが問題みたいですね。
水酸化カルシウムは抗菌効果とデンチンブリッジの形成を期待して使用されるのだと思いますが、その抗菌効果によるメリットと、接着が不十分になって細菌が入ってくるデメリットを比べたら、デメリットのほうが大きいのかもしれないですね。レジンでもデンチンブリッジは一応出来るみたいですし。
もっといろいろと調べてみますが、取り急ぎ今気が付いたことはこんな感じです。
水酸化カルシウムは抗菌効果とデンチンブリッジの形成を期待して使用されるのだと思いますが、その抗菌効果によるメリットと、接着が不十分になって細菌が入ってくるデメリットを比べたら、デメリットのほうが大きいのかもしれないですね。レジンでもデンチンブリッジは一応出来るみたいですし。
もっといろいろと調べてみますが、取り急ぎ今気が付いたことはこんな感じです。
回答9
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-04-09 10:20:00
「う蝕治療のミニマルインターベンション(クインテッセンス)」と言う本に広島大学の冨士谷先生がサルに対してレジンによる直接覆罩を行った実験が載っています。
光重合タイプのボンディングレジンを用いれば、未重合モノマーによる毒性が発現しにくいので、レジンと歯髄の界面に明瞭なデンティンブリッジが形成され、直接覆罩に使える。ただし、ケミカルサージェリーは必須である。
と言うものです。
ご一読あれ。
僕もワタナベ先生と同じ意見で、薬剤のように不安定なもので歯髄を保護し、接着不良になる原因を作るよりは、直接レジンで保護したほうが、安定した結果が得られるのではないかと思います。
ちょっと専門的な話になってしまいましたが、ミルクさんのおっしゃられているように「いかにして神経を守るか?」を第一に考え、その方法はどんな方法であっても担当医の信じている方法が最も良い方法だと言えると思いますよ。
で、僕の結論は「レジンベース厚め」です。
光重合タイプのボンディングレジンを用いれば、未重合モノマーによる毒性が発現しにくいので、レジンと歯髄の界面に明瞭なデンティンブリッジが形成され、直接覆罩に使える。ただし、ケミカルサージェリーは必須である。
と言うものです。
ご一読あれ。
僕もワタナベ先生と同じ意見で、薬剤のように不安定なもので歯髄を保護し、接着不良になる原因を作るよりは、直接レジンで保護したほうが、安定した結果が得られるのではないかと思います。
ちょっと専門的な話になってしまいましたが、ミルクさんのおっしゃられているように「いかにして神経を守るか?」を第一に考え、その方法はどんな方法であっても担当医の信じている方法が最も良い方法だと言えると思いますよ。
で、僕の結論は「レジンベース厚め」です。
回答10
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-09 17:51:00
回答11
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-04-10 16:27:00
「患者力」・・・いい言葉ですね!
良い治療を行なうためには、歯科医師が頑張ることは当然なのですが、患者さん自身が積極的に治療に参加する姿勢を持つということも非常に重要だと思います。
「患者力」
ぜひ僕も使わせていただきます!
良い治療を行なうためには、歯科医師が頑張ることは当然なのですが、患者さん自身が積極的に治療に参加する姿勢を持つということも非常に重要だと思います。
「患者力」
ぜひ僕も使わせていただきます!
相談者からの返信
相談者:
ミルクさん
返信日時:2007-04-10 16:47:00
回答12
タイトル | 歯の神経抜く前に、何かトライしたい!思っているのですが・・・ |
---|---|
質問者 | ミルクさん |
地域 | |
年齢 | 49歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
虫歯治療 3Mix-MP法 根管治療の治療法 根管治療その他 覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。