保険治療なのに、前から4本目の歯に硬質レジンを使っている?
相談者:
むしばっ子さん ( : )
投稿日時:2006-11-20 06:53:09
はじめまして。
現在、前から4本目の歯を治療中です。
銀色の詰め物が嫌だったので「保険適用の白い詰め物」をして欲しいと言いました。
(そういうものがあることを知人から聞いていたので)
すると先生が「保険適用の白いのやと、被せることになるからなぁ・・・まぁ、白いのが良いならそれにしましょうか。」と言い、私は詰めると被せるの違いも良くわからないままに治療を受けました。
そして、小さく削られて土台だけになった歯をみて初めてその違いに気づき、ショックを受けました。
自分の勉強不足だったと感じ、ネットで色々調べた結果、私が知人から聞いていたのは、コンポジットレジン充填で、それでは治療できなかったのだろうか・・・と、今かかっている歯医者への不信感が沸いてきました。
さらに疑問に思ったのですが、硬質レジンジャケット冠は、前から4本目の歯には保険が適用されないんですよね?他に保険適用の白い被せる歯があるのでしょうか?
値段は四千円ぐらい、と言われています。この値段で歯を入れて、後で「保険適用外だったから追加料金を」と言われることはあるのでしょうか?
他にも治療しなければいけない歯があるのですが、今の歯医者には不信感がいっぱいなので、クラウンを入れたら他の歯医者へ行きたいのですが、クラウンをいれた後の調整等で、今の歯医者に通う必要があったりするのでしょうか?
クラウンは初めてな上に疑問ばかりで、不安で困っています。
長くなってしまいましたが、お答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。
現在、前から4本目の歯を治療中です。
銀色の詰め物が嫌だったので「保険適用の白い詰め物」をして欲しいと言いました。
(そういうものがあることを知人から聞いていたので)
すると先生が「保険適用の白いのやと、被せることになるからなぁ・・・まぁ、白いのが良いならそれにしましょうか。」と言い、私は詰めると被せるの違いも良くわからないままに治療を受けました。
そして、小さく削られて土台だけになった歯をみて初めてその違いに気づき、ショックを受けました。
自分の勉強不足だったと感じ、ネットで色々調べた結果、私が知人から聞いていたのは、コンポジットレジン充填で、それでは治療できなかったのだろうか・・・と、今かかっている歯医者への不信感が沸いてきました。
さらに疑問に思ったのですが、硬質レジンジャケット冠は、前から4本目の歯には保険が適用されないんですよね?他に保険適用の白い被せる歯があるのでしょうか?
値段は四千円ぐらい、と言われています。この値段で歯を入れて、後で「保険適用外だったから追加料金を」と言われることはあるのでしょうか?
他にも治療しなければいけない歯があるのですが、今の歯医者には不信感がいっぱいなので、クラウンを入れたら他の歯医者へ行きたいのですが、クラウンをいれた後の調整等で、今の歯医者に通う必要があったりするのでしょうか?
クラウンは初めてな上に疑問ばかりで、不安で困っています。
長くなってしまいましたが、お答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2006-11-20 06:53:09
むしばっ子さんがおっしゃっている通り、コンポジットレジン充填なら前から4本目の歯に対してでも白い材料が使えることになるのですが、コンポジットレジン充填は比較的小さい虫歯に対してしか使用することが出来ません。
虫歯が大きかったり、噛み合わせが強い部分にコンポジットレジン充填を行なうとすぐにダメになってしまう可能性が高いので、そのような場合にはクラウン(差し歯)による治療を行うことになります。
保険のクラウンの場合には、基本的に前から4本目の歯に白い材料(硬質レジン)は使えません。そのため、普通は保険の金属冠になります。
しかし、今回むしばっ子さんは前から4本目の歯であるにも関わらず、白いクラウン(硬質レジンジャケット冠または硬質レジン前装冠)を使用されたということで少々不安になっているということですので、その理由をお答えしておこうと思います。
一番可能性が高いのは、場合によっては小臼歯に対して硬質レジンジャケット冠が使用できることになっているので、硬質レジンジャケット冠で治療したということです。
ただ、硬質レジンジャケット冠を小臼歯に使用すると割れやすかったり、磨り減って噛み合わせがずれたりすることが多いため、小臼歯に硬質レジンジャケット冠を使用する歯科医院は多くないのですが、一応歯医者さんが使っても大丈夫と判断した場合には使っても良いことになっています。(本当は使わないほうが良いのだけれど、患者さんが使ってくれと言っているのだから仕方なく使っているということがほとんどですが・・・)
もう1つの可能性は、保険の金属冠で治療したということにしておいて、硬質レジン前装冠で治療をしたというものです。
これは保険の規則的にはいけないことなのですが、前から4本目の歯が金属だとやはり目立ちますし、かといって保険外だと4〜15万円という高額な治療費がかかりますので、患者さんのために規則違反を犯しているといったところです。
保険というものは患者さんが安く治療を受けることが出来るというメリットがある反面、様々な面で治療の制限を受けるというデメリットもあります。
患者さんのためを思って治療を行う場合、多少の規則違反を犯すということは、実際の歯科治療の中では珍しいことではありません。
この規則違反を患者さんが歯医者さんに強要することはあってはなりませんが、歯医者さんが患者さんのためを思って規則違反を犯しているのであれば、それを責めるのはちょっと可哀相な気がしないでもありません・・・。
今の歯医者さんに不信感がいっぱいだということですが、一応このような裏事情もあるということを知って頂いた上で、今後のことを考えてみてください。
⇒参考:「正義の不正請求!?の裏」
ちなみに、後で「保険適用外だったから追加料金を」と言われることはまずないと思います。(もしもこんなことをしたら、それこそぼったくり歯医者です!)
虫歯が大きかったり、噛み合わせが強い部分にコンポジットレジン充填を行なうとすぐにダメになってしまう可能性が高いので、そのような場合にはクラウン(差し歯)による治療を行うことになります。
保険のクラウンの場合には、基本的に前から4本目の歯に白い材料(硬質レジン)は使えません。そのため、普通は保険の金属冠になります。
しかし、今回むしばっ子さんは前から4本目の歯であるにも関わらず、白いクラウン(硬質レジンジャケット冠または硬質レジン前装冠)を使用されたということで少々不安になっているということですので、その理由をお答えしておこうと思います。
一番可能性が高いのは、場合によっては小臼歯に対して硬質レジンジャケット冠が使用できることになっているので、硬質レジンジャケット冠で治療したということです。
ただ、硬質レジンジャケット冠を小臼歯に使用すると割れやすかったり、磨り減って噛み合わせがずれたりすることが多いため、小臼歯に硬質レジンジャケット冠を使用する歯科医院は多くないのですが、一応歯医者さんが使っても大丈夫と判断した場合には使っても良いことになっています。(本当は使わないほうが良いのだけれど、患者さんが使ってくれと言っているのだから仕方なく使っているということがほとんどですが・・・)
もう1つの可能性は、保険の金属冠で治療したということにしておいて、硬質レジン前装冠で治療をしたというものです。
これは保険の規則的にはいけないことなのですが、前から4本目の歯が金属だとやはり目立ちますし、かといって保険外だと4〜15万円という高額な治療費がかかりますので、患者さんのために規則違反を犯しているといったところです。
保険というものは患者さんが安く治療を受けることが出来るというメリットがある反面、様々な面で治療の制限を受けるというデメリットもあります。
患者さんのためを思って治療を行う場合、多少の規則違反を犯すということは、実際の歯科治療の中では珍しいことではありません。
この規則違反を患者さんが歯医者さんに強要することはあってはなりませんが、歯医者さんが患者さんのためを思って規則違反を犯しているのであれば、それを責めるのはちょっと可哀相な気がしないでもありません・・・。
今の歯医者さんに不信感がいっぱいだということですが、一応このような裏事情もあるということを知って頂いた上で、今後のことを考えてみてください。
⇒参考:「正義の不正請求!?の裏」
ちなみに、後で「保険適用外だったから追加料金を」と言われることはまずないと思います。(もしもこんなことをしたら、それこそぼったくり歯医者です!)
相談者からの返信
相談者:
むしばっ子さん
返信日時:2006-11-20 06:53:09
タイトル | 保険治療なのに、前から4本目の歯に硬質レジンを使っている? |
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質問者 | むしばっ子さん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
保険のクラウン(前歯:レジン) クラウン(差し歯・被せ)その他 その他(保険と保険外) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。