フッ素の種類でお勧めなのは?
相談者:
カズちゃんさん ( : )
投稿日時:2007-03-11 16:02:00
回答1
回答日時:2007-03-12 00:37:00
こんにちは。
基本的にどれも有効ですから、使いやすさ、経済性で決めてもらえばいいと思いますよ。
それぞれ先生や衛生士さんでこだわりポイントがありますが、参考までに私なりのポイントをいくつか説明してみます。
【小児と大人の差】
日本の場合、水道水にフッ素が添加されていたりして、知らず知らずに大量に摂取している・・ということがない訳ですから、ぶくぶくうがいが出来る様にさえなれば、量や濃度にあまり神経質になる必要はないかと思います。各製品のメーカーの指導に従って下さい。
また、小児ならフッ素は劇的に効果が現れることが実証されていますが、大人の場合、ややグレーかな?という違いがあります。
【それぞれの特徴】
・レノビーゴ(スプレー フッ化ナトリウム 100ppm)
・ホームジェル(家庭で使用できるペースト フッ化第一スズ 970ppm)
・フルオールゼリー(歯医者さんで塗ってもらうペースト フッ化ナトリウム 9000ppm)
・ミラノール(洗口 フッ化ナトリウム 250ppmと450ppm)
・一般的なねり歯磨き(ねり歯磨き モノフルオロリン酸ナトリウムorフッ化ナトリウム 成人用は950ppmぐらい、小児用は半分ぐらい)
【使用方法について】
行いやすいと思える方法が良いと思います。
子供にはかわいらしいパッケージのホームジェルはウケるかも?
どうしても受け入れてくれないときや、さらに低年齢でぶくぶくうがいが出来ない場合にはスプレー(レノビーゴ)も手かも知れません。
経済性ではミラノール(年間約1000円でダントツ)
できれば虫歯になりやすい「歯と歯の隙間」に入り込ませられそうな方法で・・という意味では、ブクブクうがい系の、ミラノールか、あるいは普通のねり歯磨きを利用したイエテボリ法でも同等の効果がありそうです。
【フッ化物の種類】
フッ化物は、水に溶けて初めてフッ素になるので、理想的には最も溶けやすいフッ化ナトリウム(NaFとも表記します)が最適です。
フッ化第一スズは、長期の使用で歯が黒くなることがあります・・ そのためか、昔は普通のねり歯磨きにも多く使用されていたのですが、現在ではほとんどみかけなくなりました。
【フッ素濃度】
高濃度(=フルオールゼリーのみ)の場合と低濃度の場合では作用が違います。
一般的には組み合わせての使用を勧められます。
歯に対しては、高濃度のフッ素は硬い殻を作る感じで、低濃度は中までじんわり硬くなる感じ・・だそうです。
低濃度の中ではどれぐらいの濃度が一番有効かというと、色んなデータがあるにはあるのですが、たぶん大差ありません。
というのも実際に効力が現れるのは”ごく”低濃度(0.05ppm)と言われています。
(※言わない人も大勢います)
ですから実際には使用したフッ化物の濃度そのものよりも唾液で薄められ、口の中でしばらく残存している微量のフッ素・・っぽいです。たぶん。
ということで、使用する濃度を気にするよりも、「使用する回数」、「使用後の飲食を控えること」が重要なポイントかと思いますよ。
特別虫歯リスクが高い場合などで、回数を手軽に増やす目的でなら、スプレー(レノビーゴ)も非常に魅力的です。
【総合的に考えて】
飽きずに長く使いやすいものをどれでも、、じゃ回答としてつまらないですかね??
参考⇒フッ素
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
基本的にどれも有効ですから、使いやすさ、経済性で決めてもらえばいいと思いますよ。
それぞれ先生や衛生士さんでこだわりポイントがありますが、参考までに私なりのポイントをいくつか説明してみます。
【小児と大人の差】
日本の場合、水道水にフッ素が添加されていたりして、知らず知らずに大量に摂取している・・ということがない訳ですから、ぶくぶくうがいが出来る様にさえなれば、量や濃度にあまり神経質になる必要はないかと思います。各製品のメーカーの指導に従って下さい。
また、小児ならフッ素は劇的に効果が現れることが実証されていますが、大人の場合、ややグレーかな?という違いがあります。
【それぞれの特徴】
・レノビーゴ(スプレー フッ化ナトリウム 100ppm)
・ホームジェル(家庭で使用できるペースト フッ化第一スズ 970ppm)
・フルオールゼリー(歯医者さんで塗ってもらうペースト フッ化ナトリウム 9000ppm)
・ミラノール(洗口 フッ化ナトリウム 250ppmと450ppm)
・一般的なねり歯磨き(ねり歯磨き モノフルオロリン酸ナトリウムorフッ化ナトリウム 成人用は950ppmぐらい、小児用は半分ぐらい)
【使用方法について】
行いやすいと思える方法が良いと思います。
子供にはかわいらしいパッケージのホームジェルはウケるかも?
どうしても受け入れてくれないときや、さらに低年齢でぶくぶくうがいが出来ない場合にはスプレー(レノビーゴ)も手かも知れません。
経済性ではミラノール(年間約1000円でダントツ)
できれば虫歯になりやすい「歯と歯の隙間」に入り込ませられそうな方法で・・という意味では、ブクブクうがい系の、ミラノールか、あるいは普通のねり歯磨きを利用したイエテボリ法でも同等の効果がありそうです。
【フッ化物の種類】
フッ化物は、水に溶けて初めてフッ素になるので、理想的には最も溶けやすいフッ化ナトリウム(NaFとも表記します)が最適です。
フッ化第一スズは、長期の使用で歯が黒くなることがあります・・ そのためか、昔は普通のねり歯磨きにも多く使用されていたのですが、現在ではほとんどみかけなくなりました。
【フッ素濃度】
高濃度(=フルオールゼリーのみ)の場合と低濃度の場合では作用が違います。
一般的には組み合わせての使用を勧められます。
歯に対しては、高濃度のフッ素は硬い殻を作る感じで、低濃度は中までじんわり硬くなる感じ・・だそうです。
低濃度の中ではどれぐらいの濃度が一番有効かというと、色んなデータがあるにはあるのですが、たぶん大差ありません。
というのも実際に効力が現れるのは”ごく”低濃度(0.05ppm)と言われています。
(※言わない人も大勢います)
ですから実際には使用したフッ化物の濃度そのものよりも唾液で薄められ、口の中でしばらく残存している微量のフッ素・・っぽいです。たぶん。
ということで、使用する濃度を気にするよりも、「使用する回数」、「使用後の飲食を控えること」が重要なポイントかと思いますよ。
特別虫歯リスクが高い場合などで、回数を手軽に増やす目的でなら、スプレー(レノビーゴ)も非常に魅力的です。
【総合的に考えて】
飽きずに長く使いやすいものをどれでも、、じゃ回答としてつまらないですかね??
参考⇒フッ素
参考⇒虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2007-03-13 01:41:00
ああ〜!!
渡辺先生が【フッ素まとめ】みたいな感じに書いてくれましたね・・・。
これじゃあ僕の出る幕が・・・。
一応、「簡単」「経済的」の2点で、僕はフッ素洗口をお勧めしておきます。
まぁ、この2点のメリットを補って余りある「手に入れにくい」というデメリットがあるんですけど・・・。
⇒参考:ミラノール(フッ素洗口剤)が手に入らない
渡辺先生が【フッ素まとめ】みたいな感じに書いてくれましたね・・・。
これじゃあ僕の出る幕が・・・。
一応、「簡単」「経済的」の2点で、僕はフッ素洗口をお勧めしておきます。
まぁ、この2点のメリットを補って余りある「手に入れにくい」というデメリットがあるんですけど・・・。
⇒参考:ミラノール(フッ素洗口剤)が手に入らない
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-03-13 09:35:00
確かに、ワタナベ先生が全部書いちゃった。
ただ一つ、注意です。
フルオールゼリーは濃度が高いので、院内でしか使えません。
僕的な結論としても「お子さんが気に入った味の物を長く使う」のがキーポイントだと思いますよ。
【関連性の高い歯科相談】
・虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?(2007/1/9)
・ミラノール(フッ素洗口剤)が手に入らない(2006/12/6)
ただ一つ、注意です。
フルオールゼリーは濃度が高いので、院内でしか使えません。
僕的な結論としても「お子さんが気に入った味の物を長く使う」のがキーポイントだと思いますよ。
【関連性の高い歯科相談】
・虫歯予防に対するフッ素の効果的な使用法とは?(2007/1/9)
・ミラノール(フッ素洗口剤)が手に入らない(2006/12/6)
タイトル | フッ素の種類でお勧めなのは? |
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質問者 | カズちゃんさん |
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カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。