色が合わせやすく、土台の歯が透けない被せ物ってありますか?
相談者:
タカハルさん ( : )
投稿日時:2007-02-05 16:39:00
下の右1番2番に4年程前にハイブリットセラミックの被せ物を入れたのですが、自分の歯より白く光の加減により1番の土台の自分の歯が透けて見えてしまう事があります。
気になるのでそろそろ変えようと思うのですが、自分の歯は結構黄色で合わせづらいのか過去2度程(1回目は保険なので仕方ないですが、2回目のハイブリットセラミックも)色が合わない為、今回はオールセラミックかメタルボンドを考えているのですが、色が合わせやすく土台の歯が透けない被せ物ってありますか?
出来れば裏の銀色も目立たない方がいいのですが・・・
因みに今は根元だけ銀色です。
前に行っていた歯医者では扱っていないようなので、あまり考えていないのですが値段を考えると今のハイブリットセラミックがいいのですが、やはり色が合わせづらく透けてしまうものなんでしょうか?
気になるのでそろそろ変えようと思うのですが、自分の歯は結構黄色で合わせづらいのか過去2度程(1回目は保険なので仕方ないですが、2回目のハイブリットセラミックも)色が合わない為、今回はオールセラミックかメタルボンドを考えているのですが、色が合わせやすく土台の歯が透けない被せ物ってありますか?
出来れば裏の銀色も目立たない方がいいのですが・・・
因みに今は根元だけ銀色です。
前に行っていた歯医者では扱っていないようなので、あまり考えていないのですが値段を考えると今のハイブリットセラミックがいいのですが、やはり色が合わせづらく透けてしまうものなんでしょうか?
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-02-05 17:10:00
僕は今、ほとんどの患者さんにハイブリッドセラミックスで前歯を作っています。
しかし、タカハルさんの状態と違うのは土台。
ハイブリッドセラミックスは確かに色は透けるのですが、土台も透ける構造にすれば比較的自然な色合いになると思います(天然の歯も透けますからね)。
金属の土台でなく、ファイバーポストに替えれば希望の色に近づくのではないでしょうか‥?
まあ、希望の色を出せるかどうかはドクターと技工士との連携によるものですから、そこら辺が上手く行っている歯科医院を探せれば良いですね。
しかし、タカハルさんの状態と違うのは土台。
ハイブリッドセラミックスは確かに色は透けるのですが、土台も透ける構造にすれば比較的自然な色合いになると思います(天然の歯も透けますからね)。
金属の土台でなく、ファイバーポストに替えれば希望の色に近づくのではないでしょうか‥?
まあ、希望の色を出せるかどうかはドクターと技工士との連携によるものですから、そこら辺が上手く行っている歯科医院を探せれば良いですね。
回答2
回答日時:2007-07-15 18:23:47
新しく行かれる歯科医院の先生の、一番自信のあるものを選ばれるのがいいとは思うのですが(タイヨウ先生が言われてるドクターと技工士の連携の部分ですね)参考までに。
基本的にはドクター・技工士の得意不得意が一番影響して、上手な人が作れば何で作ってもきれいなものが出来ます。ですから、敢えて微妙な違いの話をしていきますね。
ハイブリッドセラミックは色を作るとき、既製の色のついた、粘土状のものを何種類か貼り付けて作って行きます。
一方、セラミック系(メタルボンド、オールセラミック)では、既製の色のついた”粉”を何種類か、液体と混ぜてペースト状にして盛り付けていきます。
そういう意味では、細やかな色、例えば歯の先端部分と真ん中あたりと根元あたり、表面と内側、プラス自然な汚れみたいなものまで再現しようとするならセラミック系に軍配があがります。(ウデ次第ですが・・)
根元の色を気にする場合は、裏打ちに金属を使うか使わないかがポイントです。
少なくとも神経が生きている状態や、ブリッジだと、十分な厚みが確保出来ないため、丈夫な金属の裏打ちが必要になってきます。(メタルボンド、ジルコニアを使ったオールセラミック)
下の前歯ですと、もともと歯がかなり小さいので、先生によっては裏打ちを作らないと不安に感じられるかも知れません。そうでなければ裏打ちのないものの方が色はきれいです。(※ハイブリッドセラミックには、裏打ちに金属を使うものも、使わないものもあります。)
ただ、土台に金属を使われていると意味ないです。
非常に細かいことを言えば、裏打ちに金属を使った方が、歯と冠の境目に隙間が出来にくいので、小さな安心感はあるかも知れません。
裏打ちの金属にも色がいくつかあり、金〜銀 白〜やや黄のものがあります。
白〜やや黄が理想ですが、これはジルコニアと言って、まだ使用されてる医院・技工所はわずかです。しかも下の前歯にはやや使いにくい材料になります。(ジルコニアを裏打ちに使ったセラミックはメタルボンドではなくオールセラミックになります。ハイブリッドセラミックには多分まだ使用してるところはないと思います。 ややこしいですね)
金〜銀は、コストも高〜安ですが、やっぱり金の方が歯の色に馴染みます。真っ白よりも自然なぐらい馴染みます。一方銀色のものは、見た目は黒い線に見えてしまいます。
ですから、金属を裏打ちに使用しても、唇側だけは短くして作るテクニックもあります。(ポーセレンマージンと言います)
基本的に下の前歯というと、削る歯医者にも色を作る技工士にも、最も難度の高い歯になります。(普通は虫歯にもならない歯なのですが・・)
よっぽどウデに自信のある先生か、もしくは楽天家でなければ「任せて下さい!」とは言えない気がしますね。
ちょっと分かりにくかったですよね。参考になりましたでしょうか?
基本的にはドクター・技工士の得意不得意が一番影響して、上手な人が作れば何で作ってもきれいなものが出来ます。ですから、敢えて微妙な違いの話をしていきますね。
ハイブリッドセラミックは色を作るとき、既製の色のついた、粘土状のものを何種類か貼り付けて作って行きます。
一方、セラミック系(メタルボンド、オールセラミック)では、既製の色のついた”粉”を何種類か、液体と混ぜてペースト状にして盛り付けていきます。
そういう意味では、細やかな色、例えば歯の先端部分と真ん中あたりと根元あたり、表面と内側、プラス自然な汚れみたいなものまで再現しようとするならセラミック系に軍配があがります。(ウデ次第ですが・・)
根元の色を気にする場合は、裏打ちに金属を使うか使わないかがポイントです。
少なくとも神経が生きている状態や、ブリッジだと、十分な厚みが確保出来ないため、丈夫な金属の裏打ちが必要になってきます。(メタルボンド、ジルコニアを使ったオールセラミック)
下の前歯ですと、もともと歯がかなり小さいので、先生によっては裏打ちを作らないと不安に感じられるかも知れません。そうでなければ裏打ちのないものの方が色はきれいです。(※ハイブリッドセラミックには、裏打ちに金属を使うものも、使わないものもあります。)
ただ、土台に金属を使われていると意味ないです。
非常に細かいことを言えば、裏打ちに金属を使った方が、歯と冠の境目に隙間が出来にくいので、小さな安心感はあるかも知れません。
裏打ちの金属にも色がいくつかあり、金〜銀 白〜やや黄のものがあります。
白〜やや黄が理想ですが、これはジルコニアと言って、まだ使用されてる医院・技工所はわずかです。しかも下の前歯にはやや使いにくい材料になります。(ジルコニアを裏打ちに使ったセラミックはメタルボンドではなくオールセラミックになります。ハイブリッドセラミックには多分まだ使用してるところはないと思います。 ややこしいですね)
金〜銀は、コストも高〜安ですが、やっぱり金の方が歯の色に馴染みます。真っ白よりも自然なぐらい馴染みます。一方銀色のものは、見た目は黒い線に見えてしまいます。
ですから、金属を裏打ちに使用しても、唇側だけは短くして作るテクニックもあります。(ポーセレンマージンと言います)
基本的に下の前歯というと、削る歯医者にも色を作る技工士にも、最も難度の高い歯になります。(普通は虫歯にもならない歯なのですが・・)
よっぽどウデに自信のある先生か、もしくは楽天家でなければ「任せて下さい!」とは言えない気がしますね。
ちょっと分かりにくかったですよね。参考になりましたでしょうか?
タイトル | 色が合わせやすく、土台の歯が透けない被せ物ってありますか? |
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質問者 | タカハルさん |
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カテゴリ |
ハイブリッドセラミッククラウン オールセラミック(陶器の被せ物) メタルボンド 審美歯科治療(人工の歯) ジルコニアクラウン クラウンの変色・着色・色の問題 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。