完全に歯茎に埋まって痛みもない親不知抜歯の必要性

相談者: とりさん (25歳: )
投稿日時:2007-05-18 17:04:00
こんにちは。

3年前から歯列矯正を行っており、今年の1月にリテーナーに移行しました。

その際に矯正歯科から、「下の親不知を抜くように」と言われました。

下の親不知は、7番の歯に対して垂直に生えており、完全に歯茎の中に埋まっています。(元々上の親不知はありません)

「一生出てくることのない歯だけれど、その歯が下の普通の歯を押して将来的に歯並びが悪くなるから」というのが理由でした。

軽い気持ちで左下の親不知を抜きましたが、抜いた当日の痛みがとても辛く、「ここまでして抜く必要があるのか」と思ってしまいました。

抜いてくれた口腔外科の先生(矯正外科とは別の先生です)も痛いのは嫌ですと言ったら、「僕もやりたくないけどね」と仰っていました。

そこで抜歯について質問です。


1.
このように7番に対して垂直に生えているが、一生出てくることのない歯は、抜歯する必要があるのでしょうか?
(「親不知の抜歯」ページの抜歯ケースの(3)にあたるのでしょうか?)


2.
「親不知の抜歯」ページの(4)レントゲン写真上の問題とは、具体的にどのようなものがあるのでしょう?


3.
また、抜歯しないで済む方法もあったのでしょうか?


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-05-18 20:40:00
こんにちは。

親知らず歯並びに影響があるのかないのかはよく分からないのですが、悪くしてしまう可能性はあるかも知れません。

少なくとも、あるよりはない方が、安心です。

安心が、「必要性」と言えるかどうかは難しいところですが。
歯並びが後戻りしてもいいと言われればそれまでですし・・。


それとは別に抜歯の必要性があったかどうかについてご説明します。

キーポイントは、「7番の遠心の歯周ポケット」です。
歯は、本来エナメル質歯ぐきの外に出てくる予定の構造物です。

参考⇒歯の構造

ですから、親知らずと言えども、身体の中に埋まっていようがエナメル質は歯ぐきとはくっついていません。(歯ぐきの中に風船が隠れてる様なイメージです。)

これが、7番の遠心(=後ろ)の歯周ポケット(=歯と歯ぐきの間の溝)ともしもつながっている場合、7番の周りには近心(=前)、頬舌側の正常な歯周ポケット(普通は2〜3mm)に加えて、親知らずの頭ひとつ分(=エナメル質の面積分)は隙間があり、これが全てばい菌の住みかになってしまうのです。

・・ややこしいですけど、分かります?

で、それだけ大量にばい菌が溜まってしまうと、重度の歯周病と同じ状況かそれ以上に悪い状態になりますので、身体の抵抗力が落ちた時に歯ぐきが腫れたり眠れないほどの痛みが出たりしてくる・・”可能性”が必然的に出てきます。

その場合は、抜いた方がいいでしょう。


簡単に言うと、

「歯周ポケット検査をしたときに、下あごの7番の遠心にだけ、6、7mmの数値が出た場合はまずアウト」

だと思います。


とりさんがもしもそうでなかった場合、今は良くても将来の心配と、他には今のところ歯並びの問題だけだったのでしょうね。
(普通その様な親知らずは、矯正前に抜く様に言われるはずですけどね)

まあ痛いし辛いでしょうが、色々考えるよりもとりあえず抜いておいた方が、やっぱり安心ですよ。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とりさん
返信日時:2007-05-23 16:50:00
渡辺先生、ご回答ありがとうございます。

親不知抜歯には歯周ポケットのことが関与していたのですね。
歯周ポケットの結果についてはわからないのですが、

「とりあえず抜いておいた方が安心」

とのことで、とりあえず抜いてしまって大丈夫なのだな、とわかり安心できました。

覚悟を決めて反対側も抜くことにします。
ありがとうございました。



タイトル 完全に歯茎に埋まって痛みもない親不知抜歯の必要性
質問者 とりさん
地域  
年齢 25歳
性別  
職業  
カテゴリ 親知らずの抜歯
回答者




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