犬歯より後ろの歯には、硬質レジン前装冠が使えない?

相談者: アリーさん ( : )
投稿日時:2006-10-23 05:27:44
近くの歯医者で、犬歯より後ろの歯を治療後、銀歯ではなく外から見える部分だけをプラスティック・歯の裏側は金属という冠にしてほしい、と言ったところ、保険ではできないと言われました。

でも確か友人の勤めている歯科医ではできるはずだと聞いたのですが…。
歯医者によってどうして違うのですか?

「できない」と言った歯医者に食い下がったところ、「福岡の医師会では認めていない」のだと言われました。

地域によってそんな違いが出てくるのですか??
納得できません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2006-10-23 05:27:44
「外から見える部分だけプラスティック・歯の裏側は金属という冠」は、硬質レジン前装冠という冠(クラウン)です。

硬質レジン前装冠は保険で治療を行う場合、犬歯より前の歯に対してしか使うことが出来ないように厚生労働省が定めています。

これは地域ごとに差があるわけではなく、全国どこへ行っても同じです。

なぜ保険で硬質レジン前装冠が奥歯に使えないのかと言うと、保険治療はあくまでも「全ての国民が最低限の治療を受けられるようにするもの」のため、奥歯に白い材料を使うことは「ぜいたく品」と厚生労働省が考えているからです。

友人の勤めている歯科医ではできるはずと聞いたということですが、それは保険外であれば奥歯に硬質レジン前装冠を使うことも可能ですし、硬質レジンジャケット冠であれば小臼歯に使うことが出来る場合もあるので、それらと少し混同されていたのかも知れません。

または、現在行かれている歯医者さんが、「保険で硬質レジン前装冠が出来る」と言った歯医者さんをかばった言い回しをしたのかも知れません。




タイトル 犬歯より後ろの歯には、硬質レジン前装冠が使えない?
質問者 アリーさん
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職業  
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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