根管治療の「成功」と「失敗」は、いつ分かる?

相談者: ミルクさん (49歳: )
投稿日時:2007-04-11 08:58:00
こんにちは。
根管治療のことで、疑問が生じましたので、解説よろしくお願いします。

根管治療を受けた後1ヶ月で、痛むとか腫れるといった症状がでるなら「その治療は失敗だ」と判断、逆に1ヶ月症状無ければ「無事に終了した」(”たぶん”成功した)とは言えると思うのですが、

本当の意味での「成功した」とか、「失敗だった」とかの「見極め」は、
何年程度?何年間症状がでないなら、本当の意味で成功と言えるのでしょうか?

根管治療後、何年を目安に「成功だった!」と喜べば?いいのでしょう。

「根管治療の成功率」の数字が例として出されますが、いったいそれは治療後いつの時点での判断でしょうか。

いまひとつ解らないので、教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-04-11 09:26:00
こんにちは。
日に日にマニアックなご質問になっていきますね。
患者力アップ中ですね。

根管治療では、

・根管の中の菌の除去 と
・再感染の防止

の2つが達成されなければなりません。

再感染の防止ができたかどうか、は極論を言えば死ぬ時までわかりません。(土台やかぶせ物がしっかりとついてるか、ということですから、まず心配ありません)

ですからとりあえず根管の中の菌の除去が出来たかな、という判断がつく様になるには、レントゲンで変化が見られる3ヵ月後(※個人差あり)と理解すれば良いと思いますよ。

根っこの先端に見える黒い影が小さくなり始める時期ですね。

わずかな変化だと、レントゲン撮影の角度や現像状態によって非常に見極めにくい場合もありますが。。

一度良い方向に変化し始めれば、後は安心。と考えられています。

因みに文献的な成功率の判断は、4年後ぐらいが基準となっています。

例えば治療後、3年間はレントゲンに変化がはっきりしなかったが、症状がないので引き続き経過観察していたところ、3年半後には良くなった(=影がすっきりなくなった)。という様な症例が少ないながらあるからです。

もっと言うともっと先に変化が現れる場合も非常に少ないながらもある様なのですが、あまり稀なものまで考え出すときりがないので、今のところ「大体4年」がスタンダードだと思います。

あ、でもこれは北欧の話ですから(とか言いつつ実際に行ったことはありませんが・・)米国流を勉強された先生などは違うことをおっしゃるのかも知れませんね。(米国の教育でも基礎データは北欧のものが多いとは聞きますが)

こんな解説で、ご理解頂けましたか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-11 10:21:00
いつも丁寧にありがとうございます。

今後、私は、根管治療専門医の先生のところで治療していただいたあと、終了したら元の病院で、土台、クラウンを・・となっていくのですが、

約3ヶ月ほど、レントゲンの黒い影が小さくなり始めるのを(専門医の方で)確認してもらってから、被せれば、安心、ということでしょうか。

被せてしまってから(しかも保険外のもので被せたらなおさら!)症状が出たのでは、かなり心も財布もつらいですから、考えてしまいます。

不幸にも、変化が確認できなかったら?  
もっと様子を見てからに?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-04-11 10:30:00
>約3ヶ月ほど、レントゲンの黒い影が小さくなり始めるのを
>(専門医の方で)確認してもらってから、被せれば、
>安心、ということでしょうか。

だと思いますよ。
もしもダメだったら・・担当の先生と相談して決めて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミルクさん
返信日時:2007-04-12 23:35:00
渡辺先生、「目安」を教えていただいてありがとうございます。

こういう予備知識を持ったうえで担当の先生と合理的に相談できるのは、私にとって、すごく意味アリです。

お忙しい中、的確にお答え頂き感謝いたします。



タイトル 根管治療の「成功」と「失敗」は、いつ分かる?
質問者 ミルクさん
地域  
年齢 49歳
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根管治療その他
根管治療関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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