この段階の虫歯は、歯を削って治療しなければならないのか?

相談者: tomoさん (35歳: )
投稿日時:2007-04-16 11:55:00
1年半前、PTMCを始めたいと思い、PTMCを行っている歯科に行きました。

それまでは、15年ほど前に矯正をしたときに歯磨き指導をうけ、それから、歯磨き、フロスで歯のケアをしていました。

歯科では、レントゲンをとり歯科医が歯を見て、

「10代前半(約20年前)に治療した下の奥の歯の治療跡のかぶせものとの間にまた虫歯ができていて、治療が必要です。今は目立たない樹脂がてて、見た目もよくなるから、4本全部治療しましょう。」

と言われて、その日うちのに、2本を治療しました。

しかし、樹脂をかぶせたところをみると、もともとの金属の破片のようなものが、わずかですが残っているし、舌で触ると、とかっだものがあるし、その歯医者の技術に不信感を持ちました。

また、インターネットでいろいろ調べるうちに、その治療がはたして本当に必要だったのか疑問に思えてきて、次に行ったときに、その他の2本の治療は断りました。

PTMCは歯科衛生士が行うこと、その医院の歯科衛生士の印象はよかったこと、その医院の立地条件等から、その医院でその後PTMCを3月に1度してきました。

今回、「前回レントゲンを撮ってから1年以上経ったので再度レントゲンをとってみましょう、」と言われ、レントゲンをとりました。

歯科衛生士がレントゲンをみて、「レントゲン写真から、1年半前に樹脂で治療したところが少し黒くなってるように思ったので気になって歯をみてみると、かぶせものとの間にくぼみがあり、ここから虫歯になっている可能性が高いから、治療した方がよい」と説明されました。

「かぶせものの下にどれだけ虫歯が広がっているかは削ってみないとわからない」とも言われました。

鏡で、実際にくぼみの箇所をみせてくれて、確かに、釣り針のような器具で示されるとこには、くぼみがありました。

歯科衛生士は経験もあり、信頼しています。

虫歯予防に関しては、歯磨きの後に歯磨き粉をぬってしばらくおいておくという方法を初めに薦められていたのですが、歯磨き粉の味がずっとするのが気持ち悪く、続かないというと、今後はフッ素の液体で口をすすぐことを薦められました。

このような経緯から、予防に関しては現時点ではよいとされる手段を説明されているように思います。

しかし、

1、
この段階で歯を削って治療しなければならないのか?
(ちなみに、私は虫歯にはなりにくい方だとも言われました)

2、
PMTCを3月に1度行い、食後の歯ブラシをし、間食は殆どせず、砂糖が入った飲み物は基本的に飲まず、ミルク入りのコーヒーを飲んだ後は歯ブラシを心がけていいて、2、3日に1度のフロスのケアをしているにも関わらず、1年半で治療が必要なほどに虫歯が進むのか?(くぼみにはフロスは有効ではありませんが…)。

3、
そもそも、くぼみは樹脂をかぶせたときからあったものではないのか?
(舌で触るととんがっている部分があるとはわかっていたのですが、それがどのような形なのか、実際にみてもよくわからなかったので、今回くぼみがある、と言われたところは、もともと1年半前に樹脂にかえたときにできたとんがっていた部分かどうかは特定はできません。その付近のように思いますが…)

4、
殺菌等、削らない処置をする方法はないのか?
又は有効でないのか?

と疑問を持ちました。

長くなりましたが、ご回答よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-04-16 20:40:00
はじめまして。

文面から、虫歯予防には並々ならない熱意を感じますね。
それに大変良さそうな衛生士さんにも出会えてるご様子です。

応援したい気持ちも山々なのですが、くぼみ具合が文面では判断できません・・。
参考になるか分かりませんが、以下の回答も参照してみて下さい。

参考⇒小さな虫歯・・・削るVS経過観察

そのくぼみが、磨ける状態か、磨けなくなっているか、がポイントになるかと思います。

で1〜3についてはそういうことですので、あと4についてですが、残念ながらそういう方法はありません。

虫歯細菌感染と、脱灰という現象が同時に起きていますから、殺菌しつつ再石灰化が出来る方法があれば良いのかも知れませんね。

と、いうことでよろしいでしょうか。
引き続き、予防頑張って下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tomoさん
返信日時:2007-04-17 08:52:00
渡辺先生:早速のお返事ありがとうございました。

頑張っているはずなのになんで?という思いと、歯を削りたくない、という思いと、私が知らない画期的治療法があるかも?という期待から質問致しました。

残念ながら4のような方法がないとのことなので、最善の方法をとっていきたいと思います。

先生のご回答から、今は、削る前にもう一度よく歯科医師衛生士と相談して、そのくぼみが、磨ける状態か、磨けなくなっているか、きちんと説明をしてもらって治療するか決めるのがいいかな、と思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-04-17 10:40:00
虫歯の診断は歯科医師が行っても非常に難しいものですから、tomoさんがいくら熱心でもご自身だけで判断するのは非常に危険だと思います。

せっかくの熱意がかえって歯に致命的なダメージを・・
なんてことにもなりかねません。

「削ること=悪いこと」 という考えに固執しすぎず、信頼できるパートナー(担当衛生士さんや先生)とよく相談しながら判断していくと良いと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tomoさん
返信日時:2007-04-17 13:13:00
はい、そう致します。

先生のご指摘のように、「削ること=悪いこと」という思いが少し強すぎるのかもしれません。

最善の方法をとるように、担当の衛生士さんと先生とよく相談してみます。
ご丁寧にありがとうございました。



タイトル この段階の虫歯は、歯を削って治療しなければならないのか?
質問者 tomoさん
地域  
年齢 35歳
性別  
職業  
カテゴリ 虫歯治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい