前歯の病巣と抜歯の基準について

相談者: ともさん (39歳: )
投稿日時:2007-03-05 23:23:00
初めてご相談させていただきます。

10年ほど前に虫歯で神経を抜き、差歯にしていた前歯(右2番)が急に痛み出し、レントゲンを撮ってもらったところ、痛みのある右2番と、右1番に病巣があるとのことでした。

右2番は根幹治療で治せるだろうということで、治療を始めてもらっているのですが、右1番は病巣がかなり大きい(根は折れていないようです)ので抜歯しかないとのことでした。

「治療しても治らない」ということで、選択肢は無く抜歯のみと言われているのですが、治療する価値は本当に無いのでしょうか?

既に下奥歯左右6番を抜歯しており、できればもう抜歯は避けたいのですが・・・。

また、根幹治療の期間についてもお伺いしたいのですが、どのくらいの治療回数で治療困難と判断されるのでしょうか?

前回の奥歯は、5.6回の根幹治療後、治癒は見込めないとのことで抜歯に至ったのですが、インターネットで他の方の治療状況を見たところ長い方では1.2年という事例があったもので・・・。

見ていただいている歯科医の方が、インプラント学会の方なので、すぐに抜歯してしまうのでは??と不安を感じております。

わかりづらい文章で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-03-06 01:09:00
はじめまして。

>見ていただいている歯科医の方が、インプラント学会の方なので、すぐに抜歯してしまうのでは??と不安を感じております。

と言われると、苦笑いしてしまいますね。。。(私もインプラント学会の会員です)

勿論全員な訳はないですが、確かにその傾向は多少あるかも知れませんね。

参考⇒予防的?なインプラントについて

ただインプラント学会会員に限らず、病巣が大きいと=治る見込みなし と判断される先生は多く、実際に病巣の小さい場合と比べて困難ですから、そう言われても仕方ないのかなとも思います。

しかしながら、根管治療専門医の言葉ですが、「感染根管を理由に抜歯をすることはない」とのことです。(私は諦めたくなる時ありますけどね・・・^^;)

特に前歯でしたら、”通常の根管治療が奏功しない場合”、外科的な方法(=歯根端切除術)も適応ですから、診断に間違いさえなければ、まだまだ諦める必要はありませんよ。(※過去の質問で、歯根端切除は同時に再植を行うかの様な表現がありますが、通常は再植はしません。 成功率は60%程度と言われていますが、出来る先生は限られます。 参考⇒歯根端切除を行なったのですが・・・


首都圏にお住まいでしたら、専門医(=歯内療法専門医)を探されてはどうでしょうか。

もしも費用的に厳しかったら、”得意な先生”でも十分望みはあると思いますよ。

参考⇒根管治療の専門医を探すには?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-03-06 01:39:00
その先生が何を得意としているかでも治療法は変わってきますからね。
何でも出来る先生というのは、まずいません。

だからこそ、より良い治療を求める場合にはセカンドオピニオンが重要になってくるんです。

⇒参考:セカンドオピニオンを求める

渡辺先生はインプラント学会に加入されていますが、ラバーダムマイクロスコープなどを使った根管治療もされている先生だということなので、運よくこのような先生に当たれば最高だとは思うのですが、そんな先生はなかなかいないと思います・・・。(あ、別に渡辺先生にお金はもらってませんよ^^;)




タイトル 前歯の病巣と抜歯の基準について
質問者 ともさん
地域  
年齢 39歳
性別  
職業  
カテゴリ 根管治療その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい