MIは虫歯の取り残しや、2次カリエスになる可能性が高い?

相談者: ちかさん (21歳: )
投稿日時:2007-02-02 15:54:00
こんにちは。いつも大変お世話になっています。
虫歯の痛みについて質問があります。

先週、虫歯が痛んだため歯医者にかかりました。
レントゲンを撮ってみると象牙質まで進んだ虫歯が2つ見つかりました。

1つはその場で治療してもらえたのですが、もうひとつの虫歯は神経から遠かったため、次回の治療となりました。次に歯医者に行くのは10日後なのですが、現在、痛みがひどくなっています。

虫歯の進行速度は速いのでしょうか。

また、そこの歯医者はMIをモットーにしているようなのですが、MIは虫歯の取り残しや、2次カリエスになる可能性が高いと噂で聞きました。

実際はどうなのか教えてください。
よろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-02-02 16:27:00
神経まで距離のある虫歯が、10日程度で神経まで進行するということはまずないと思いますので、ご安心ください。

ただ、出来るだけ虫歯の進行を遅くするために、その部分の歯磨きは念入りに行っておくと良いと思います。

ちなみに、MIをモットーにしていることと、虫歯の取り残しや2次カリエスは関係ありません。

虫歯の取り残しや2次カリエスは、単なるテクニック不足です^^;
(もしくは、MIの意味を分かっていない・・・勉強不足です)

まぁ、2次カリエスには患者さん自身のメンテナンスも大きく関わってくるので、完全に歯医者さんのせいにするのもかわいそうなんですけど・・・。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-02-02 17:29:00
他のスレッドでMIに関し、言葉が足りず、誤解を招いてしまってご迷惑をおかけいたしました。今回は語弊が無いように書きますね。

で、MIとヒトコトで言っても

 1 初期う蝕再石灰化させる
 2 う蝕の原因菌を減らし、う蝕の拡大を予防する
 3 必要最小限の削りをする
 4 再修復よりも再充填に力を入れる
 5 術後の管理を徹底し、二次う蝕を防止する

と言う5点が遂行できて初めて成立する概念です。

この中で歯医者が「虫歯治療」として行う事は4と5です。
これは田尾先生のおっしゃられるテクニックの問題です。

「MIは虫歯の取り残しや、2次カリエスになる可能性が高い」と言う噂を広めている先生がはたしてMIを正しく理解されているのかが疑問です。

往々にして「MI=削らない治療でしょ」と言う誤解が生じやすい(と、言うより、患者さん受けがいい)ので、上記の4のみを指してMIと言う先生がいらっしゃるのは事実ですね。

MIを正しく理解されて治療に臨んだとしたら「テクニック」が、また、正しく理解されていないとしたら「考え方」が間違っていることになります。

100年前に「虫歯治療の父」と呼ばれるG.V.ブラックと言う先生が提唱した古典的方法が正しいのか、歯科医学の進歩に基づきFDIと言う世界的組織が21世紀に入り提唱した方法が良いのか‥。
(もちろん、G.V.ブラック先生の功績は偉大である事は全ての歯科医師が認めるところです)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-02-02 17:41:00
どこでそんな噂が流れるんですか??
内容よりも、MIの話が噂になることにびっくりしました。

質問の答えとしましては田尾先生、タイヨウ先生のおっしゃる通りです。




タイトル MIは虫歯の取り残しや、2次カリエスになる可能性が高い?
質問者 ちかさん
地域  
年齢 21歳
性別  
職業  
カテゴリ 虫歯治療
虫歯その他
う蝕関連
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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