虫歯になる人、ならない人・・・
相談者:
じろーさん (29歳: )
投稿日時:2007-04-16 12:37:00
初めまして。
治療とは関係ないのですが、一般的な質問を一つさせて下さい。
知り合いには、何人か今まで虫歯に一度もなったことがないという人がいます。
その人たちは特に歯磨きを注意してやっているとか、定期的に歯科医院に行って、健診をしてもらっているわけでもないと言います。
一方で、私は以前から虫歯になりやすい(歯並びが悪いため、歯ブラシが届きにくい場所がある)ため、定期的に歯科医院へ行き、歯石の除去などをして頂いております。
そこで、いろいろな話を調べてみたり、聞いたりすると、やはり人には虫歯になりやすい人と、そうでない人がいそうな気がしています。
その人の唾液に含まれる菌の量(?)に左右されるとか?赤ちゃんのときに、親から口移しでものを食べさせてもらわなかった人は虫歯にならないとか?という話を聞くのですが、このような話の信憑性は高いのでしょうか?
それとも、やはり虫歯になりやすい体質、なりにくい体質はなく、あくまで歯磨きなどの予防に依存するものなのでしょうか。
長くなって恐縮ですが、最近非常に気になっております。
ご教示頂ければ、有難いです。
宜しくお願い致します。
治療とは関係ないのですが、一般的な質問を一つさせて下さい。
知り合いには、何人か今まで虫歯に一度もなったことがないという人がいます。
その人たちは特に歯磨きを注意してやっているとか、定期的に歯科医院に行って、健診をしてもらっているわけでもないと言います。
一方で、私は以前から虫歯になりやすい(歯並びが悪いため、歯ブラシが届きにくい場所がある)ため、定期的に歯科医院へ行き、歯石の除去などをして頂いております。
そこで、いろいろな話を調べてみたり、聞いたりすると、やはり人には虫歯になりやすい人と、そうでない人がいそうな気がしています。
その人の唾液に含まれる菌の量(?)に左右されるとか?赤ちゃんのときに、親から口移しでものを食べさせてもらわなかった人は虫歯にならないとか?という話を聞くのですが、このような話の信憑性は高いのでしょうか?
それとも、やはり虫歯になりやすい体質、なりにくい体質はなく、あくまで歯磨きなどの予防に依存するものなのでしょうか。
長くなって恐縮ですが、最近非常に気になっております。
ご教示頂ければ、有難いです。
宜しくお願い致します。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2007-04-16 18:45:00
ご相談ありがとうございます。
「やはり人には虫歯になりやすい人と、そうでない人がいそうな気がしています。」
そのとおりです。
一般的に大体のグループ分けができますが、特に磨かなくてもできないタイプの人はいらっしゃいます。
むし歯という病気は、原因菌と身体の抵抗力と環境によって発病するかどうかが決まります。
正確にはお一人ずつの、感染した時期とお口の中の菌の数やその増える速度、その人のむし歯に対する抵抗力という体質の違い、また生活環境や人生のいろいろな時期によって受けるストレスなどを調べることが有効になります。
そしてなりやすい人に対しては、その人生の節目節目に合わせて、その人だけに合った予防計画を実行して、その結果を再検討してまた再計画・実行というくり返しが必要になります。
ただ歯磨きをすればよいわけではありません。
そんな簡単なことであれば一生懸命歯磨きをしている人は多いわけですから、むし歯はずっと少ないはずです。
歯磨きも子供の時と、成人した後、また高齢期になってからはそれぞれ微妙に変更する必要があり、正しい歯磨きを一つ覚えれば一生通用する人は多くありません。
また、がむしゃらに一人で歯磨きすることも危険を伴います。
もし、一生歯を残す目標があるならば、本当に効果が出るように正しく磨くことは大切です。
しかし実は、歯磨きをしないよりも、がむしゃらに一人で歯磨きすることにより傷つけてしまう方が、取り返しのつかないダメージを受けて、一生歯を残すことがかえって難しくなってしまうことが少なくありません。
もし一生健康でお口の悩みから解放されたいとご希望があれば、お一人だけでがんばるのではなく、本当の予防を継続的に受診されることをおすすめします。
そうすれば、普通の人であれば、むし歯は何十年もできないものです。
安心してください。
(丸の内健口センター)
「やはり人には虫歯になりやすい人と、そうでない人がいそうな気がしています。」
そのとおりです。
一般的に大体のグループ分けができますが、特に磨かなくてもできないタイプの人はいらっしゃいます。
むし歯という病気は、原因菌と身体の抵抗力と環境によって発病するかどうかが決まります。
正確にはお一人ずつの、感染した時期とお口の中の菌の数やその増える速度、その人のむし歯に対する抵抗力という体質の違い、また生活環境や人生のいろいろな時期によって受けるストレスなどを調べることが有効になります。
そしてなりやすい人に対しては、その人生の節目節目に合わせて、その人だけに合った予防計画を実行して、その結果を再検討してまた再計画・実行というくり返しが必要になります。
ただ歯磨きをすればよいわけではありません。
そんな簡単なことであれば一生懸命歯磨きをしている人は多いわけですから、むし歯はずっと少ないはずです。
歯磨きも子供の時と、成人した後、また高齢期になってからはそれぞれ微妙に変更する必要があり、正しい歯磨きを一つ覚えれば一生通用する人は多くありません。
また、がむしゃらに一人で歯磨きすることも危険を伴います。
もし、一生歯を残す目標があるならば、本当に効果が出るように正しく磨くことは大切です。
しかし実は、歯磨きをしないよりも、がむしゃらに一人で歯磨きすることにより傷つけてしまう方が、取り返しのつかないダメージを受けて、一生歯を残すことがかえって難しくなってしまうことが少なくありません。
もし一生健康でお口の悩みから解放されたいとご希望があれば、お一人だけでがんばるのではなく、本当の予防を継続的に受診されることをおすすめします。
そうすれば、普通の人であれば、むし歯は何十年もできないものです。
安心してください。
(丸の内健口センター)
相談者からの返信
相談者:
じろーさん
返信日時:2007-04-18 09:40:00
タイトル | 虫歯になる人、ならない人・・・ |
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質問者 | じろーさん |
地域 | |
年齢 | 29歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ | 虫歯その他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。