二次うし(二次カリエス)の進行時間

相談者: じゅりえっとさん (46歳: )
投稿日時:2007-05-17 19:39:00
私は現在スイスに住む者です。

年一回の検診でレントゲンを撮った際、レジン充填を10年前にした右下6番の充填が壊れ、充填物の下の象牙質虫歯があることがわかりました。

半年後に一時帰国するので、それまで待とうと思ったのですが、半年は待たないほうが良いと言われ、強度の高いセラミックで充填することを勧められました。

私は歯がとても丈夫なのでエナメル質では進行が遅いのですが、象牙質にある虫歯が歯髄まで至る時間はどのくらいなのでしょうか。

もしも半年は待たないのであれば、二次うしを見つけるには半年に一度はレントゲンを撮らなければならないことになります。

3ヶ月くらい待ってもう一度レントゲンを撮り、進行していた場合は仕方がないので、こちらで治療しようとも思いますが、それではみすみす進行を待つことになります。

また、他の奥歯7本も金属アレルギーの疑いからレジンで充填してあり、15年持っていますが、もっと耐久性のある素材でやりなおしたほうが安心でしょうか。

ヨーロッパは歯科技術が悪いと聞きますので、こちらで歯科医にかかるのも不安です。

日本でもかかりつけの歯科医はいないため、この質問室の先生方のところへ帰国時に訪ねたいのですが、ご連絡先を教えていただけますでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-05-17 21:22:00
成人であればう蝕の進行はそんなに早くありません。

しかし、感染した象牙質が露出しているのも良くはありません。

可能であれば現状から削らずに、「高強度グラスアイオノマーセメント(Fuji Type IXなど)」を詰めてもらい、帰国されてから、日本の歯科医院を受診されてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゅりえっとさん
返信日時:2007-05-18 23:54:00
速のお返事、まことに有難うございます。

海外で健康面での心配事があるとおろおろしてしまうので、お返事をいただいてたいへん精神的に楽になり助かりました。

教えていただいたお薬を詰めてもらうよう、チューリッヒの歯医者さんに相談してみます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: じゅりえっとさん
返信日時:2007-05-20 19:01:00
しつこくて申し訳ないのですが、もう一つ質問をしても宜しいでしょうか。

問題の保険レジン充填が壊れた右下6番は、噛み合わせ部分から隣の右下5番との隣接面にかけて治療したもので、この隣接面が壊れたための再治療はこれで2回目です。

最初に保険金属のインレーだったときは壊れなかったので、力がかかるところであるためにレジンが力に耐えられずに壊れたのではないかとも思います。

金属からレジンに替えるときに、歯医者さんからここは壊れやすくなりますよといわれました。

今回のように歯と詰め物の間に隙間ができ再治療を重ねないよう、力がかかっても大丈夫、しかも適合・展延性に優れた金とプラチナの合金にしたいと思っていますが(プラチナを入れたいのは、銀色のほうが好きなため)、力がかかる場所であることと、また隙間ができにくいようにするという二点を考えた場合、タイヨウ先生がおっしゃっているレジンの化学的「接着」を使ってハイブリッドセラミックスで充填するのと、金・プラチナの適合性・展延性ではどちらに軍配が上るのでしょうか。

金で再治療する場合には、ハイブリッドセラミックスで治療するよりも歯をもっと削ると聞きましたが、そんなに違うのでしょうか。

見えないところなので、持ちの長さで選びたいと思っています。
どうぞ宜しくご回答お願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-05-20 19:25:00
担当の先生の得意・不得意にも大きく影響されるところですが、僕の場合には金+プラチナ(白金加金PGA合金)をお勧めすると思います。

理由は、金は適合・展延性に優れているということと、レジン充填にそこまでの自信が無いからです・・・。

歯を削る量については、確かにPGA合金のほうが多少多いのですが、そこまでこだわる必要はないと思います。

歯を削る量をケチって二次カリエスになってしまったら、元も子もありませんので・・・。

見えないところなので、持ちの長さで選びたいということであれば、以前にレジンが割れてしまったということも踏まえて、僕なら迷わずPGA合金を選びます。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-05-21 10:19:00
下の歯でしょ‥。
目立ちますよね。

まあ、金の適合・展延性は感動するくらい素晴しいです。

レジンでは足元にも及ばないと言うくらいです
(まあ、色々な角度から検討するとどっちもどっちなのですが)

見た目を気にしないのであればPGA、少しでも気になるのであれば、ハイブリッド。ではないでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-05-21 10:48:00
僕は、古いかもしれませんが 審美を気にしなければ ゴールドの充填かなぁ・・・
で、審美を気にするならレジンの直接充填ですね。

ポーセレンハイブリッドは、はっきり言って適合精度は”ゴミ”みたいなものです。

結局はレジンセメントの中に ポーセレンやハイブリッドがチャプチャプ浮いている状態ですからね。

完全硬化後のハイブリッドとレジンセメントは理論上まったく接着しませんので それを考えると 直接充填かな・・・

ただ、虫歯が 歯の隣接部をまたいでいるようでしたら 直接充填はやめたほうがいいでしょう。

隣接部を跨ぐと直接充填は格段に難易度が上がるためテクニック上のエラーが生じやすいです。

ですので、その場合は 強度も考えて ゴールドかなぁ。
審美を気にするなら 全部削ってメタルボンドにして被せますね。

メタルボンドで30年もつケースはかなりありますが、 ポーセレンインレーハイブリッドインレーでは長期の症例は未だにありませんから 信用できないです。




タイトル 二次うし(二次カリエス)の進行時間
質問者 じゅりえっとさん
地域 海外
年齢 46歳
性別  
職業  
カテゴリ スイス
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




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