差し歯(クラウン)の再治療について

相談者: キタヒロ タカシさん (63歳:男性)
投稿日時:2007-02-25 16:38:00
約35年くらい使用していた差し歯ですが、最近うっかり硬いものを噛んだ時、痛みと少しぐらつきが来ました。

その後かなりやわらかいものを噛んでも痛みが走り、その歯ではものを噛まないようにして食事をしています。

ものを噛まないときは痛みは感じません。

また外側から内側に押しても痛みは感じませんが、内側から外側に押すとかなり痛みを感じます。

ぐらつきは約0.5mm程度で通常は殆ど気にはなりませんが、食事のときにかなり不都合を感じています。

このまま痛みが取れないようでしたらやはり交換するべきでしょうか。    

クラウンの位置 上前歯の右側(1本)
クラウンの種類 18k+セラミック樹脂(?)
外側からは貴金属は見えない。

歯ぐきの変色はありません。

今度交換するとしたら3回目となりますが歯根は大丈夫なものでしょうか。
また最近のクラウン価格はどのくらいでしょうか。

その他に良い治療方法があったら教えて(価格も含めて)ください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-02-25 17:17:00
はじめまして。

35年も経ちますとかみ合わせも変化してきます。

ご自身の歯は自然とすり減り、奥歯が低くなることで前歯の当たりはおそらく日頃から強くなっています(一概には言い切れませんが)

それで、上の前歯に人工物(裏側の下の前歯とあたる部分はセラミックまたは18k)があるので、他の歯と比べると、硬いですからすり減らない分取り残されてしまい、あたりが特に強くなってきているかも知れません。

その場合、内側から外側に向かって力がかかりますから(硬いものを咬めばなおさらです)、その方向に向かって差し歯を支える歯の根っこが、残念ながら割れている・・・のではないかなと、お話からは想像します。

早めに歯科を受診されて下さい。

参考⇒根が折れた前歯は抜歯しかない?
参考⇒歯が割れたら、歯を抜くしかないのでしょうか?

割れていて、裏技的なエクストルージョンクラウンレングスニングという方法も不可能だとすると、治療法としては抜歯です。

その後は?インプラント ?ブリッジ ?部分入れ歯 の中から選ばなくてはなりません。

理想は?、状況によっては?、?は出来れば避けて下さい。

それぞれの治療法、費用などについてはこのサイト内に詳しく書いてありますので、参照されて下さいね。

(上の「Google検索」のところに調べたいことのキーワードを入力して検索すると、ほとんど何でもわかります)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-02-26 00:37:00
治療後35年も経っているとなると、もうそろそろ何らかの問題が出てきても全くおかしくない時期です。

一番可能性が高いのは渡辺先生も書かれているとおり、歯の根っこが割れている・・・ということです。(症状的にも、これがかなり濃厚です)

もし根っこが無事ならクラウンの交換は可能ですが、まずは根っこの状態を確認するのが先決だと思います。




タイトル 差し歯(クラウン)の再治療について
質問者 キタヒロ タカシさん
地域 富山
年齢 63歳
性別 男性
職業 無職
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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