乳歯の根管治療について(ドイツでする?日本でする?)

相談者: メリーさん ( : )
投稿日時:2007-05-30 10:03:00
はじめまして、夫の転勤でドイツに住んでいます。
現在5歳6ケ月の息子のことで相談があります。

1年ほど前に転んで上の前歯4本を強打し、左乳中切歯が大きく欠け、乳中切歯2本と側切歯2本が茶色く変色しています。

ドイツの歯医者で精神安定剤の坐薬を入れて、神経を抜く治療をしましたが、泣いて暴れるので、神経を抜いて薬を入れたのみで、これ以上の治療には全身麻酔が必要と言われました。

昨年末に日本に一時帰国の際、欠けた歯にプラスチックのような物を付け足してもらうと同時に、右乳中切歯にも大きな虫歯があったので、治療をしてもらいました。

今年3月に右乳中切歯の歯茎に膿の袋が出来、出来てはつぶれてを繰り返しています。

痛みはないようで、普通に飲食をしています。

ドイツでドイツ人の歯科2軒と、日本人の歯科1軒に行きました。

ドイツ人の歯科では、レントゲンを撮らないと何とも言えないが、右乳中切歯を抜歯、もしくは全身麻酔をして根の治療をする、歯を抜いても永久歯歯並びに問題はないと言われました。

全身麻酔の場合、何度も治療をする必要はなく一度で完了するとのことで、多分歯茎を切開して膿を取り除くのだと思います。

日本人の歯科では、歯を抜くと歯並びに悪影響が出る、また、ドイツでは安易に全身麻酔をする傾向があるが、子供への全身麻酔はとても危険だし、歯茎を切開して炎症の部分を削ると、削った部分に本来とは違う種類の骨が埋まり、永久歯がうまく生えてこない可能性がある。

このまま放っておいて(3ヶ月ごとに経過観察)、永久歯が生える時にうまく生えてこないようなら、その時に乳中切歯を抜こう、と言われています。

ドイツでは歯科に限らず、小児科、内科、アレルギー科など病院に行くことが多いのですが、今ひとつ納得のいく治療をうけられず、ドイツの医師全般にあまり信用がおけません。

また、医師により治療方針が大きく違うので混乱しています。

(ドイツ語が流暢でなく通訳を雇っているので、コミュニケーションが取りにくいことが原因かもしれませんが)

また、息子はアレルギー体質で体もあまり丈夫でなく、全身麻酔での治療にとても不安を感じています。

長くなりましたが、質問したいことは以下の通りです。


1.
ドイツ人の医師、日本人の医師のどちらの治療方針を取るべきでしょうか。

2.
日本でなら歯に穴をあけて消毒を繰り返し、きれいになった時点で薬を詰める、という治療をまず行うようですね。

全身麻酔をして歯茎の切開というのは怖いので、一時帰国をして日本で治療することも考えていますが、その場合、治療に要する回数、期間は一般的にどの程度でしょうか、また再発の可能性はありますか。

3.
一時帰国の時期はできれば今年末か来年春を考えていますが、すぐにも帰って治療をした方がいいですか?現在痛みはありません。

4.
乳側切歯2本も変色していますが、また膿んでくる可能性はありますか。
その都度一時帰国もできないので、同時に根管治療をした方がいいでしょうか。


いろいろと質問して申し訳ありません。

どうするのが息子にとって一番最良の方法なのかアドバイスをいただけると大変ありがたいです。

どうかよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-05-30 15:31:00
1)
どうやらドイツの歯科医師のやり方は少し乱暴な感じがしますね。
正しいかどうかは別として、僕なら日本の歯科医師の方が優しい気がします。


2)
日本では歯に穴を開けて消毒するやり方が一般的だと思います。

根管治療は百人ドクターがいれば百通りあると言われるくらいですから「必ず、コレ!」と言う事は言えませんが、通常、1週間に1回のペースで3〜4回。つまり、治療期間は約1ヶ月と言う事になるでしょうか。

ただし、一時帰国と言う条件であれば、もう少し詰めて治療する事は可能かと思います。


3)
できれば早い方が良いですね。

と、言うのも、膿が繰り返し出てくるという事は、歯の中に大量のバイキンを飼っている状態です。

それを放置しておくと次に生えてくる永久歯に悪影響を及ぼします。
できるだけ早く治療しましょう。

と、言っても海外ではツライ所ですが‥。


4)
レントゲンで確認し、膿があるようであれば同時に治療される事をお勧めします。




タイトル 乳歯の根管治療について(ドイツでする?日本でする?)
質問者 メリーさん
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年齢  
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職業  
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の治療期間
根管治療その他
ドイツ
乳歯の抜髄、根管治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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