ブリッジを長持ちさせるためには?
相談者:
T.Eさん ( : )
投稿日時:2007-06-02 17:30:00
はじめまして。
上顎右側の第二小臼歯が、歯槽膿漏のため、抜歯しました。
先月やっと4・5・6のブリッジをつけてもらいました。
上顎ということもあり、いつかはずれてしまわないかと不安です。
ブリッジにも寿命があるとは分かっていますが、大切に使っていきたいと思っています。
ブリッジがはずれる原因(またははずれやすい原因)には、どのようなことがあるのでしょうか。
主治医の先生は、ブリッジをつけるセメントの劣化も原因の1つとおっしゃっておりました。
他には何かありますでしょうか。
またブリッジを支えている歯(私の場合ですと、第一小臼歯と第一大臼歯にあたる)が、むし歯になることもあるのでしょうか。
ご返答お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
上顎右側の第二小臼歯が、歯槽膿漏のため、抜歯しました。
先月やっと4・5・6のブリッジをつけてもらいました。
上顎ということもあり、いつかはずれてしまわないかと不安です。
ブリッジにも寿命があるとは分かっていますが、大切に使っていきたいと思っています。
ブリッジがはずれる原因(またははずれやすい原因)には、どのようなことがあるのでしょうか。
主治医の先生は、ブリッジをつけるセメントの劣化も原因の1つとおっしゃっておりました。
他には何かありますでしょうか。
またブリッジを支えている歯(私の場合ですと、第一小臼歯と第一大臼歯にあたる)が、むし歯になることもあるのでしょうか。
ご返答お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2007-06-03 01:47:00
はじめまして。
ブリッジにしても他のものでも、人工物ですから「一生持ちますよ」とは言えません。
とは言え、精度の高い人工物で、かみ合わせなどの条件が良ければ、お手入れ次第で一生持つことも十分考えられます。
大事にして下さいね。
不幸にもそのブリッジがダメになるとすると、可能性が一番高いのはおそらく、4番か6番の歯槽膿漏だと思います。
5番が歯槽膿漏で抜歯にまでなったのですから隣の歯が安全なはずはありません。
これはきちんとした歯周病の治療、定期検診、毎日の歯磨きなどで防げる可能性も高いです。
次は虫歯でしょうか。
ブリッジの中にはT.E.さんの元々の歯が支えとして隠れています。
ブリッジという人工物と、T.E.さんの天然の歯の境目に、いくらかの隙間が必ず存在します。
これの大きさが、担当の先生の技術や、保険か自費かなどで大きな差の出るところなのですが、今から出来ることはひたすら重点的な歯磨き(+フッ素、万一の場合の早期発見早期処置のための定期検診)でしょう。
隙間があるとそこにあるセメントは余計に劣化しやすいです。
その状態が長期間続けば虫歯の原因にもなって、虫歯があまりに大きくなればブリッジも外れます。
これもT.E さんが頑張れるところはありますよね。
一番怖いのは、歯根破折です。
歯根破折は、神経を抜いて、メタルコアを入れてあると、将来的には結構珍しくもないぐらいの確率で起きます。
4番か6番が破折すると、その歯は抜かないといけなくなりますから、次はいよいよ入れ歯かも知れません。
これは予防法がほとんどありませんが、例えば歯軋りがあるとか、過去にも他の歯が破折した経験があるなどで特に心配な場合、ナイトガード(夜の間だけ装着するマウスピース)である程度は防げるかも知れません。
それともしもどちらかの歯がすでに神経を抜かれているのでしたら、根っこの先に膿がたまって、それが原因でブリッジを壊して除去しなくてはいけなくなる可能性も非常に高いです。
根管治療の成否についてはT.E さんが今から頑張れることは何もありません。
でも万が一再治療が必要になったときのために、ある程度の知識をこのサイトでつけておくといいでしょうね。
ご自分の努力で、しっかりと守っていって下さいね。
ブリッジにしても他のものでも、人工物ですから「一生持ちますよ」とは言えません。
とは言え、精度の高い人工物で、かみ合わせなどの条件が良ければ、お手入れ次第で一生持つことも十分考えられます。
大事にして下さいね。
不幸にもそのブリッジがダメになるとすると、可能性が一番高いのはおそらく、4番か6番の歯槽膿漏だと思います。
5番が歯槽膿漏で抜歯にまでなったのですから隣の歯が安全なはずはありません。
これはきちんとした歯周病の治療、定期検診、毎日の歯磨きなどで防げる可能性も高いです。
次は虫歯でしょうか。
ブリッジの中にはT.E.さんの元々の歯が支えとして隠れています。
ブリッジという人工物と、T.E.さんの天然の歯の境目に、いくらかの隙間が必ず存在します。
これの大きさが、担当の先生の技術や、保険か自費かなどで大きな差の出るところなのですが、今から出来ることはひたすら重点的な歯磨き(+フッ素、万一の場合の早期発見早期処置のための定期検診)でしょう。
隙間があるとそこにあるセメントは余計に劣化しやすいです。
その状態が長期間続けば虫歯の原因にもなって、虫歯があまりに大きくなればブリッジも外れます。
これもT.E さんが頑張れるところはありますよね。
一番怖いのは、歯根破折です。
歯根破折は、神経を抜いて、メタルコアを入れてあると、将来的には結構珍しくもないぐらいの確率で起きます。
4番か6番が破折すると、その歯は抜かないといけなくなりますから、次はいよいよ入れ歯かも知れません。
これは予防法がほとんどありませんが、例えば歯軋りがあるとか、過去にも他の歯が破折した経験があるなどで特に心配な場合、ナイトガード(夜の間だけ装着するマウスピース)である程度は防げるかも知れません。
それともしもどちらかの歯がすでに神経を抜かれているのでしたら、根っこの先に膿がたまって、それが原因でブリッジを壊して除去しなくてはいけなくなる可能性も非常に高いです。
根管治療の成否についてはT.E さんが今から頑張れることは何もありません。
でも万が一再治療が必要になったときのために、ある程度の知識をこのサイトでつけておくといいでしょうね。
ご自分の努力で、しっかりと守っていって下さいね。
相談者からの返信
相談者:
T.Eさん
返信日時:2007-06-03 08:29:00
タイトル | ブリッジを長持ちさせるためには? |
---|---|
質問者 | T.Eさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ | ブリッジその他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。