小さな虫歯でもすぐに治療をされることに、疑問を感じています・・・

相談者: リネンさん ( : )
投稿日時:2007-06-04 10:45:00
はじめまして。15年ほど前に1本抜髄したのですが、その際に器具で化膿しその後痛みで2年通院しました。それ以来歯科医院に対してとても神経質になり。。。長い間怖くて通えずにいました。

5年ほど前から、奥歯の痛みで歯科医院に通院することになりました。

痛んだ奥歯の方はその10年ほど前1度治療をしており今度痛んだら抜髄でしょうと言われていたところで、不安を抱えて受診しました。

結局抜髄はせずにすみ、その他に12本小さな虫歯があると治療してもらいました。

下の4番の歯2本以外はすべてインレーです(残りはレジン)。

抜髄だと言われていた歯を助けてもらったような気にもなり、またそれまで少々しみるかんじがあったのも改善されたこと、また大学の講師もされている先生だということで最新の治療法もご存じだろうとその歯科に通うことにしたのですが、毎年定期検診に行くたびに前年は何も言わなかった茶色くなっているところや白っぽいところを小さな虫歯で穴があいていると言われレジンを詰めました(いずれも最初の受診時からあったものです)。

今では未処置の歯が数えるほどになってしまいました。

先生がおっしゃるには”今のうちに治療すれば大きくならずにすむ”とのことでした。

今日偶然こちらのサイトの記事(削らない・・・)を拝見し、これまでの治療に疑問を感じとても悲しい気持ちになりました。

今後医院をかえるべきが迷っております。

また、13本の治療の際、一度に(右上・左上・・・と4回にわけて)たくさんの歯を治療したのでかみ合わせがわからなくなり、今では硬い物でときどき顎が痛むこともあります。

もともと20才の時に親しらずが真横に生えていてその抜歯に1時間半口をあけていたこともあり、それ以来少し顎の調子は少し悪いのですが・・・。

このようにまとめて治療するのは普通の方法なのでしょうか。

顎のことは気にすることがよくないと聞き、あまり神経質にならないようにと放置してきたのですが、一度専門のところを受診した方がよいでしょうか。

日頃はブラッシングにあわせてフロス歯間ブラシ・ウォーターピックとできるかぎりケアには気を遣っております。

虫歯だらけになってしまったのは私自身の責任ですし、診断や治療は自分でできることではないのでとある程度あきらめてはいるのですが・・・ご意見いただけますと幸いです。

お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-06-04 19:00:00
はじめまして。

このサイトを見てショックを受けてしまったとのことで・・なんだかすみません・・。

確かにそういう側面、あるんですよね。


担当の先生の治療についてですが、不適切だったかどうかは分かりません。

文面だけから判断すると、正直、(MIの考え方からいくと)ちょっと削りすぎでは・・とは感じます。

「MI」とは逆の、「早期発見早期治療」を良し、とされている様な印象は受けますね。

参考⇒虫歯の治療方針の違いで悩んでいます・・・



まとめて治療することについては、一般的にはよくあることだと思います。

かみ合わせが変わりやすい、というデメリットもあるのですが、メリットも多いですので、これについては良かったとも悪かったとも判断できません。



顎については、症状が軽いのでしたら下の回答を読まれて下さい。

参考⇒顎が痛いのですが、顎関節症?


虫歯予防はご自身でのケアが最も重要ですが、良い歯医者さん選びも同じぐらい重要なことだと思います。

参考⇒良い歯医者さんを見つけるには?


なかなか客観的に良い歯医者さんを判断する方法はありませんので、このサイトなどでご自身でもある程度の知識をつけ、判断されて下さいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リネンさん
返信日時:2007-06-05 08:49:00
渡辺先生、ささいな質問にも丁寧にご回答くださりありがとうございました。大変参考になりました♪

ショックとはいえ、無知なままでいることの方が怖いことですので頑張って勉強していきたいと思います。

とても初歩的なことかと思うのですが、もう少しだけ質問させてください。

私が治療を受けたレジンを詰めるようなケースでは麻酔なしで削るようなものだったのですが、『MI』の考え方からすると麻酔をせずに歯を削るようなケースは少ないということでしょうか(小さなものは経過観察??)。

それから、昨年奥歯に軽い痛みがあり受診したところ歯肉炎で、6番・7番の歯間に物が詰まることが原因だと言われました。

6番と7番の間に詰め物があり(7番)、この詰め方が緩かったことが原因で7番の詰め物を詰め直しました。

ですが、以前よりもしっかりと詰めたために詰め物は大きなものになり、ますます歯の間は広がったかんじです(簡単に言いますと2本の歯の間に三角形に隙間ができるかんじなのですが・・・)。

年齢的なものもあるのでしょうか。。。

どこの歯も間に詰め物をすると歯茎が少しさがったかんじで大きく?しっかり詰めれば詰めるほど歯茎に近い部分三角に隙間があいたようになっています。

その歯科医院で間に詰めたものはどれももとの歯よりも横にでっぱったかんじで、見た目にも大きく作られているようにかんじます。(すみません、説明がうまくできないのですが・・・状態がおわかりになりますか?)

結局食べ物が詰まる状況は改善されず、歯間ブラシフロスなどでとるようにしております。

治療前は特別食べ物がはさまるかんじはなかったのですが・・・

このような状況はしかたのないことなのでしょうか。
それとも解消することは可能でしょうか。

食べ物がよく詰まるような状況はよくない気がするのですが、詰め物をやりなおすとなるとまた歯を削らなければならないので、なかなか言い出せずにおります。

たびたびご面倒ですが、よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-06-05 19:28:00
いえいえ。


>『MI』の考え方からすると麻酔をせずに歯を削るようなケースは少ないということでしょうか

についてですが、これは一概には言えません。。

痛みの感じ方は人それぞれで、神経が出てくるまで削り続けても痛くない方もいれば、「キィーン」という音だけで痛がる方もいらっしゃいます。

理屈で考えればエナメル質や、虫歯(=感染歯質)の部分は、削っても痛くないハズですから、『MI』的には普通は麻酔を使う必要もなさそうなものなのですが、うっかり痛い思いをされると、「あそこの歯医者は痛い!麻酔も使ってくれん!ヤブだ!」と悪評がたつこともウケアイです。


>(小さなものは経過観察??)

についても一概に言えなかったりで、はっきりしなくて申し訳ないのですが、

・(きれいに撮影されてる)レントゲン
・そこにプラークがたまるかたまらないか
・その患者さんの虫歯リスク

などを元に、それぞれの歯科医師が判断します。

言うのは簡単ですが、実際には同じ歯科医師が同じ虫歯を見ても、日によって判断が変わるということも頻繁に起き、私も毎日悩んでいます。


それと詰め物の形態についてですが、これには歯科医師&技工士さんの”作風”というのがありまして、そういう問題かも知れませんね。

歯間ブラシフロスなどで取っていれば問題はないと思いますが、もしもやり直すのなら、先に具体的に注文をつけるか、”作者”を変えた方がいいと思いますよ。




タイトル 小さな虫歯でもすぐに治療をされることに、疑問を感じています・・・
質問者 リネンさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ 虫歯治療
虫歯その他
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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