歯科の衛生管理について(キスで虫歯や歯周病はうつる?)
相談者:
田舎者さん ( : )
投稿日時:2007-06-23 21:00:00
回答1
回答日時:2007-06-24 00:46:00
こんにちは。
私は触れますが。
衛生管理の程度については歯科医院によってそれぞれ、物凄く差があります。
実際どこまでの消毒や滅菌が必要か、ということも考え方によって色々ですから、一概に評することは難しい様に私は感じています。
田舎者さんの行かれた歯科医院は、確かに不快で不安を覚えるレベルかも知れません。
ただ少なくとも、どこから誰が見ても完全に安全、というレベルでの衛生管理をしようと思えば、莫大なコストがかかるということは知っておいて下さい。
当然、グローブもしないのが当たり前の頃に作られた現行の保険診療収入では全く賄えません。
定義が難しいのですが、”そこそこ”のレベルであっても赤字になります。
だからしなくてもいいとは全く思いませんが、極端な話潰れても困る訳ですし、非常に難しいところだと思いますね。
今は潰れる歯医者も多い時代ですからね・・。
まずは田舎者さんは、ご自身が納得できる衛生管理をされてる歯科医院を探して、そこに通う様にして下さいね。
一生懸命、「自分が治療されても気持ちのいい歯科医院作り」を実践されてる先生も、探せばたくさんいらっしゃいます。
参考⇒器具の消毒について教えてください
私は触れますが。
衛生管理の程度については歯科医院によってそれぞれ、物凄く差があります。
実際どこまでの消毒や滅菌が必要か、ということも考え方によって色々ですから、一概に評することは難しい様に私は感じています。
田舎者さんの行かれた歯科医院は、確かに不快で不安を覚えるレベルかも知れません。
ただ少なくとも、どこから誰が見ても完全に安全、というレベルでの衛生管理をしようと思えば、莫大なコストがかかるということは知っておいて下さい。
当然、グローブもしないのが当たり前の頃に作られた現行の保険診療収入では全く賄えません。
定義が難しいのですが、”そこそこ”のレベルであっても赤字になります。
だからしなくてもいいとは全く思いませんが、極端な話潰れても困る訳ですし、非常に難しいところだと思いますね。
今は潰れる歯医者も多い時代ですからね・・。
まずは田舎者さんは、ご自身が納得できる衛生管理をされてる歯科医院を探して、そこに通う様にして下さいね。
一生懸命、「自分が治療されても気持ちのいい歯科医院作り」を実践されてる先生も、探せばたくさんいらっしゃいます。
参考⇒器具の消毒について教えてください
相談者からの返信
相談者:
田舎者さん
返信日時:2007-06-24 10:32:00
渡辺先生ありがとうございました。
やはり、現行制度にも問題があるのですね。
歯周病や虫歯は感染もしますから、歯医者にクリーニングに行ってうつったらシャレになりませんよね。
一応、防衛策として治療後に、薬用(歯周病予防)などの液体歯みがきでうがいをして、帰宅後もコルゲンなどでうがいします。
見ているに日常生活の中で風邪などの飛沫感染はあることですので、その程度のレベルは仕方ないのでしょうね。
問題は血液を介するものなんでしょうね。
追伸ですが、歯周病、虫歯はうつるということで、他人の唾液はやはり危険でしょうか?
大人になれば常在菌としているわけですから、気にしなくても良い物なのでしょうか?
食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどは危険でしょうか?
キスも危ない?
でも、明らかに老人たちが使ったものは怖いと思います。
その点も教えて下さい。
やはり、現行制度にも問題があるのですね。
歯周病や虫歯は感染もしますから、歯医者にクリーニングに行ってうつったらシャレになりませんよね。
一応、防衛策として治療後に、薬用(歯周病予防)などの液体歯みがきでうがいをして、帰宅後もコルゲンなどでうがいします。
見ているに日常生活の中で風邪などの飛沫感染はあることですので、その程度のレベルは仕方ないのでしょうね。
問題は血液を介するものなんでしょうね。
追伸ですが、歯周病、虫歯はうつるということで、他人の唾液はやはり危険でしょうか?
大人になれば常在菌としているわけですから、気にしなくても良い物なのでしょうか?
食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどは危険でしょうか?
キスも危ない?
でも、明らかに老人たちが使ったものは怖いと思います。
その点も教えて下さい。
回答2
回答日時:2007-06-25 01:49:00
そうですね。
田舎物さんもおっしゃっている通り、口の中には常在菌として、400とか500種類ものいろんな菌が、個人個人のお口の中で複雑にバランスをとって定着しています。
新しくなんらかの菌を放り込んだとしても、それが口や身体の中で繁殖することは極めて困難と言えます。
でなければ刺身を食べてから虫歯が起き易くなった・・なんて現象も起きるかも知れません。
一番マズイのは、お察しの通り血液を介した感染で、それも新鮮なものを別の人の血中に放り込めば当然危険です。
C型肝炎で問題になった様に輸血時や、歯科で言えば注射針の使い回しがその代表でしょうか。(もちろん今時注射針の使い回しは聞きませんけど、数十年前ならまだあったそうです。これも非常にコストになります・・)
感染症と言いましても、虫歯や歯周病は、インフルエンザや結核の様に飛沫感染することは有り得ません。
唾液を介してならどうかと言えば、それもほとんど無理です。
恋人や家族で同じ歯周病菌を持っている場合もあるという研究報告はあるのですが、歯科医院程度では感染はしないでしょうね。
HIVや肝炎にしても、普通のキス程度ではうつらないです。
普通じゃないキスって?・・とか思ってしまいますが、どちらにしても患者さんと歯医者さん、あるいは患者さん同士がチュッチュしてる医院は有り得ませんから、まず心配はないでしょうね。
ただ衛生的かと言われれば・・食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどどれも完全に不衛生ですよね。
病院のスリッパだって「滅菌済み」と書いてあってもそんなものが出来てる訳がありませんから、水虫とか考えたら非常に怖いです。
かと言って土足で上がっていただいてもそれも不衛生と言われるかも知れませんよね。
つり革に掴まれない様な方や、公衆トイレの便座や銭湯のイスには座れない様な方も大勢いらっしゃる訳ですから、何をもって衛生的な環境と言えるのかと・・。
これは非常に難しい問題ですね。
田舎物さんもおっしゃっている通り、口の中には常在菌として、400とか500種類ものいろんな菌が、個人個人のお口の中で複雑にバランスをとって定着しています。
新しくなんらかの菌を放り込んだとしても、それが口や身体の中で繁殖することは極めて困難と言えます。
でなければ刺身を食べてから虫歯が起き易くなった・・なんて現象も起きるかも知れません。
一番マズイのは、お察しの通り血液を介した感染で、それも新鮮なものを別の人の血中に放り込めば当然危険です。
C型肝炎で問題になった様に輸血時や、歯科で言えば注射針の使い回しがその代表でしょうか。(もちろん今時注射針の使い回しは聞きませんけど、数十年前ならまだあったそうです。これも非常にコストになります・・)
感染症と言いましても、虫歯や歯周病は、インフルエンザや結核の様に飛沫感染することは有り得ません。
唾液を介してならどうかと言えば、それもほとんど無理です。
恋人や家族で同じ歯周病菌を持っている場合もあるという研究報告はあるのですが、歯科医院程度では感染はしないでしょうね。
HIVや肝炎にしても、普通のキス程度ではうつらないです。
普通じゃないキスって?・・とか思ってしまいますが、どちらにしても患者さんと歯医者さん、あるいは患者さん同士がチュッチュしてる医院は有り得ませんから、まず心配はないでしょうね。
ただ衛生的かと言われれば・・食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどどれも完全に不衛生ですよね。
病院のスリッパだって「滅菌済み」と書いてあってもそんなものが出来てる訳がありませんから、水虫とか考えたら非常に怖いです。
かと言って土足で上がっていただいてもそれも不衛生と言われるかも知れませんよね。
つり革に掴まれない様な方や、公衆トイレの便座や銭湯のイスには座れない様な方も大勢いらっしゃる訳ですから、何をもって衛生的な環境と言えるのかと・・。
これは非常に難しい問題ですね。
回答3
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-14 18:27:12
う蝕は細菌が原因で起こることは立証されているので感染症と呼ぶのは妥当かとは思いますが、その原因菌も特定されておらず、その感染経路も特定されておらず、もちろん、感染が成立するための細菌の量も不明で、感染予防方法もまったく確立していません。
ですので「口移ししない」などといったことで、感染を防げるなどという保証はまったくありません。
現状では、う蝕の原因菌の感染予防を試みること自体、無意味かと考えます。
う蝕の原因菌は、すでに感染が成立しているものとして、う蝕の発生を予防することを考えるべきかと思います。
ですので「口移ししない」などといったことで、感染を防げるなどという保証はまったくありません。
現状では、う蝕の原因菌の感染予防を試みること自体、無意味かと考えます。
う蝕の原因菌は、すでに感染が成立しているものとして、う蝕の発生を予防することを考えるべきかと思います。
回答5
回答日時:2007-07-14 18:27:58
そうですね。
田舎物さんもおっしゃっている通り、口の中には常在菌として、400とか500種類ものいろんな菌が、個人個人のお口の中で複雑にバランスをとって定着しています。
新しくなんらかの菌を放り込んだとしても、それが口や身体の中で繁殖することは極めて困難と言えます。
でなければ刺身を食べてから虫歯が起き易くなった・・なんて現象も起きるかも知れません。
一番マズイのは、お察しの通り血液を介した感染で、それも新鮮なものを別の人の血中に放り込めば当然危険です。
C型肝炎で問題になった様に輸血時や、歯科で言えば注射針の使い回しがその代表でしょうか。(もちろん今時注射針の使い回しは聞きませんけど、数十年前ならまだあったそうです。これも非常にコストになります・・)
感染症と言いましても、虫歯や歯周病は、インフルエンザや結核の様に飛沫感染することは有り得ません。
唾液を介してならどうかと言えば、それもほとんど無理です。
恋人や家族で同じ歯周病菌を持っている場合もあるという研究報告はあるのですが、歯科医院程度では感染はしないでしょうね。
HIVや肝炎にしても、普通のキス程度ではうつらないです。
普通じゃないキスって?・・とか思ってしまいますが、どちらにしても患者さんと歯医者さん、あるいは患者さん同士がチュッチュしてる医院は有り得ませんから、まず心配はないでしょうね。
ただ衛生的かと言われれば・・食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどどれも完全に不衛生ですよね。
病院のスリッパだって「滅菌済み」と書いてあってもそんなものが出来てる訳がありませんから、水虫とか考えたら非常に怖いです。
かと言って土足で上がっていただいてもそれも不衛生と言われるかも知れませんよね。
つり革に掴まれない様な方や、公衆トイレの便座や銭湯のイスには座れない様な方も大勢いらっしゃる訳ですから、何をもって衛生的な環境と言えるのかと・・。
これは非常に難しい問題ですね。
田舎物さんもおっしゃっている通り、口の中には常在菌として、400とか500種類ものいろんな菌が、個人個人のお口の中で複雑にバランスをとって定着しています。
新しくなんらかの菌を放り込んだとしても、それが口や身体の中で繁殖することは極めて困難と言えます。
でなければ刺身を食べてから虫歯が起き易くなった・・なんて現象も起きるかも知れません。
一番マズイのは、お察しの通り血液を介した感染で、それも新鮮なものを別の人の血中に放り込めば当然危険です。
C型肝炎で問題になった様に輸血時や、歯科で言えば注射針の使い回しがその代表でしょうか。(もちろん今時注射針の使い回しは聞きませんけど、数十年前ならまだあったそうです。これも非常にコストになります・・)
感染症と言いましても、虫歯や歯周病は、インフルエンザや結核の様に飛沫感染することは有り得ません。
唾液を介してならどうかと言えば、それもほとんど無理です。
恋人や家族で同じ歯周病菌を持っている場合もあるという研究報告はあるのですが、歯科医院程度では感染はしないでしょうね。
HIVや肝炎にしても、普通のキス程度ではうつらないです。
普通じゃないキスって?・・とか思ってしまいますが、どちらにしても患者さんと歯医者さん、あるいは患者さん同士がチュッチュしてる医院は有り得ませんから、まず心配はないでしょうね。
ただ衛生的かと言われれば・・食べ物の回し食い、回しのみ、不特定多数が口をつけている神社のひしゃく、名水のコップなどどれも完全に不衛生ですよね。
病院のスリッパだって「滅菌済み」と書いてあってもそんなものが出来てる訳がありませんから、水虫とか考えたら非常に怖いです。
かと言って土足で上がっていただいてもそれも不衛生と言われるかも知れませんよね。
つり革に掴まれない様な方や、公衆トイレの便座や銭湯のイスには座れない様な方も大勢いらっしゃる訳ですから、何をもって衛生的な環境と言えるのかと・・。
これは非常に難しい問題ですね。
相談者からの返信
相談者:
田舎者さん
返信日時:2007-07-14 18:28:22
回答6
回答7
相談者からの返信
相談者:
田舎者さん
返信日時:2007-07-14 18:29:49
回答8
タイトル | 歯科の衛生管理について(キスで虫歯や歯周病はうつる?) |
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質問者 | 田舎者さん |
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カテゴリ |
虫歯その他 歯周病その他 医療ミス、不信感その他 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。