ふたつのかかりつけ歯科医院と、アメリカの医療制度について

相談者: ゆきさん ( : )
投稿日時:2007-06-24 13:01:00
かかりつけの歯科医院が2カ所あります。

二またをかけていることについて先生方はどのように思われるのか、少し気がかりなのでご相談します。

歯科医院は歯科衛生士PMTC等メンテナンスをしてもらうために定期的にかかり、B歯科医院には虫歯などでDrに相談したい時に受診しています。

本当は信頼しているDrのいるB歯科医院がよいのですが、PMTCが保険外の扱いで少し高額なため(片顎3000円)、定期的なクリーニングは保険でやってくれるA歯科医院にかかっているわけです。

今回A歯科でPMTCの際、歯科衛生士から虫歯を指摘されたため、B歯科のDrにみてもらいたいと思っているのですが、前回B歯科のDrから、PMTCをそろそろやった方がいいでしょうと言われたのに他の歯科でやってしまったので、後ろめたさがあり受診に踏み切れずにいます。

定期的なメンテナンスを他歯科でうけつつ、気になるときだけB歯科にかかるというやり方は邪道なのか、それともそういう歯科との付き合い方もありか、アドバイスをよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-06-25 09:33:00
う〜ん。

考え方次第ですけど、僕ならB歯科医院でメインテナンスもやってもらう方が良いと思います。

PMTCに関してもそれぞれの歯科医院でやり方やメニューが違います。

保険外で3000円なら安いのではないでしょうか?
ウチは全顎で9000円です。

もちろん、その金額以上の効果、満足度はあると思って提供しています。

A歯科医院のドクターには診てもらわないのでしょうか?
まず、そこが不思議なんですけどね‥。


今回の例とは違いますが、ウチではインプラントの患者さんには「ウチでメインテナンスを受ける事」を保証の条件にしています。

細かい指示やとっさの時の対処に差が出るからです。

ウチ以外でのメインテナンスを受けられた方は保証の対象から外させていただいています。


まあ、インプラントと他の歯科治療を並列で話をするのも少し違うのかもしれませんが、B歯科医師の指導の下行われるPMTCとそうでないPMTCでは微妙に結果が違うと思うのですが‥。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-25 14:06:00
お忙しい中ご返事ありがとうございました。

すいません、三つ質問させてください。


PMTC保険でできたり保険外だったりするのは、どういう仕組みなのでしょうか。


●定期的にPMTCをすることで、虫歯歯周病を防ぎたいと思っています。歯の状態にもよるでしょうが、どのくらいの周期でしてもらうのがよいでしょうか。

ちなみに定期的にメンテを受けているA歯科では「毎月」、B歯科では「一年に一度くらい」(←これは私が料金が高くて気軽に出来ない、と話したためかもしれません)と、言われています。

●小学生の子供について、就寝前毎日ミラノールでうがいをさせています。子供のPMTCはいかがでしょうか。

とくに下の子は半年ほどたつと歯に茶渋のような汚れが目についてきます。私も歯に着色しやすいです。

よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-06-25 14:49:00
「●PMTC保険でできたり保険外だったりするのは、どういう仕組みなのでしょうか。」

難しいですよね。

ウチは経営が苦しいので、必要以上に患者さんに時間をかけることができません。経営の安定している医院さんは大丈夫でしょう。

それと、理想的のPMTCと言うものをウチでは衛生士、ドクターがディスカッションしてメニュー(内容やレベル)を決めました。

すると、どうしても60分から90分くらいの時間がかかることがわかりました。

60分と言う時間で保険の報酬だけで行うと、衛生士さんの時給も払えないんですよね。

それで、「保険でそこそこ」が良いか「保険外で完璧に」が良いかを検討したところ、ウチでは後者を選びました。

ゆきさんの行かれているA歯科医院とB歯科医院がどのようなメニューで行っているかは解りませんが、そう言った考えのものと行っているのでは無いかと思います。


「●歯の状態にもよるでしょうが、どのくらいの周期でしてもらうのがよいでしょうか。」

理論的には「3ヶ月でブラッシングでは除去できないくらいにバイオフィルムが成長する」とされています。

もちろん、ブラッシングが上手な人は半年くらい大丈夫でしょうし、ブラッシングが下手な人は毎月行う必要があるかもしれません。

ただ、研磨と再石灰化の繰り返しの中で、毎月は「やりすぎ」な気がしますね。

それに、キチンとしたPMTCを行っているとだんだんとプラークがつきにくくなります。

それは体感で解りますから、ウチでは「最初は2〜3ヶ月で行って、後は患者さん自身が期間は決めていいですよ」と言っています。

そうすると、大体、3〜6ヶ月の間で落ち着いているようです。


「●子供のPMTCはいかがでしょうか。」

するべきでしょうね。
ウチでは20歳を境にPMTCのメニューを変えています。

20歳未満は虫歯予防を中心に30分5000円で行います。

染め出し、歯面研磨、フロッシング、高濃度フッ素の塗布です。
これも3〜6ヶ月間隔が良いと思います。

20歳以上の方にはこれプラス歯周病の予防としてデブライドメントとデプラッキング、イリゲーション、場合によって唾液検査やブラッシングおよび生活習慣指導、ステイン除去などが入ります。

いかがでしょうか?
A歯科医院で行われているPMTCと同じでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 01:52:00
参加しますね。

かかりつけが2軒あること自体を、邪道・・とは思いませんが、タイヨウ先生のご意見にも多いに共感できます。

実はよくよく調べると、PMTC自体には虫歯歯周病の予防効果はなさそうです。(※発祥のスカンジナビアでは肯定的ですがアメリカでは否定的という話もあります)

ですが、PMTCを含めて、ブラッシング指導などから併せて丁寧に行った場合、これはもう猛烈に虫歯・歯周病の発症に違いが出てきます。

PMTCの生みの親、Dr.Axelssonの30年間にも及ぶ観察研究において、ため息の出ちゃう様な素晴らしい結果が出ています。

この結果を詳しく書いてしまうと、「日本の歯医者は一体何をやってるんだ!」と怒られそうなので詳しくは書きませんが・・。
(※この研究では、メインテナンスを個人のリスクに応じて3ヶ月〜12ヶ月間隔で実施 引用文献

ですからPMTCそのものは手を抜けば5分ぐらいでも出来ることは出来るのですが、そういうのはあまり意味がありません。

PMTCは、歯の状態を維持していく「メインテナンス」の一部分として認識して、しっかりと取り組んでいる様な歯科医院を選ばれるのが良いと思いますよ。

そうするとタイヨウ先生のところの様に、どうしても保険外に”なりがち”なんですね。

保険で健康な人に対するメインテナンス行為は、実質認められていませんので。


それと個人的に面白いと感じたデータなんですが、先進諸国の中で唯一、30年前と虫歯の数が変わってないと言われる日本の「メインテナンス」受診率がたったの2%なのに対して、アメリカでは年収200万円以下の低所得層でも約50%、それ以上の所得層については約80%もの人が日常的に受診されてるそうです。

因みにアメリカでのメインテナンス受診料は、12000〜33000円程度かかるそうです。

それでもメインテナンスをせずに、歯を悪くすると医療費は更にかさむということを先進国の国民は知っているのですね。

ゆきさんは98%の人に流されず、「歯セレブ」を目指して下さい。

「歯セレブ」・・はやりませんかね^^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-26 02:48:00
タイヨウ先生、ご丁寧な回答ありがとうございました。
PMTCといっても色々メニューがあるのですね。

「60分と言う時間で保険の報酬だけで行うと、衛生士さんの時給も払えないんです」という事実、納得しました。

保険で安くあがっても『そこそこ』のメンテになってしまうのなら、『保険外で完璧』な方がよいです。

「3ヶ月でブラッシングでは除去できないくらいにバイオフィルムが成長するとされています」

そうなんですね。自分としては丁寧にブラッシングをしていますが、3ヶ月にいちどPMTCをしてもらうと安心ですね。

「キチンとしたPMTCを行っているとだんだんとプラークがつきにくくなります」

この言葉に勇気づけられました。励みになります。

子供のPMTCもした方がよいとのこと。

分かりました。子供にも定期的に歯のメンテナンスを受けさせ、予防歯科の大切さを伝えたいと思います。

色々勉強になりました。相談して良かったです。

またここでお世話になるかもしれませんが、その時はよろしくお願いいたします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-26 03:13:00
渡辺先生、ご参加ありがとうございます。(タイヨウ先生の返信をジックリ書いていたので、渡辺先生に気づくのが遅れてしまいました。)

PMTCは、歯の状態を維持していく「メインテナンス」の一部分として認識して、しっかりと取り組んでいる様な歯科医院を選ばれるのが良いと思いますよ』

同感です。患者の歯を長持ちさせることを真剣に考えてくれる歯科医院と分かれば、迷わずそこでお世話になります。

アメリカのメインテナンス受診料は高いのですね。それなのにメインテナンス受診率の高いこと。これはもう意識の違いですね!

歯の健康にはうるさい私、歯に良さそうなことを色々試したり、歯科医院巡りをしたり。

早速ここで『歯オタク育成メルマガ』を申し込みました。
『歯セレブ』目指します。ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 00:29:00
遅れましたが、私も参加させてください。

スカンジナビアでもPMTCそのものの虫歯予防効果については否定的じゃないでしょうか。

開発者のアクセルソンは日本にも来て、一生懸命宣伝してますが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-27 05:15:00
ヨコからお邪魔します。norikaと申します。
アメリカ(カリフォルニア)からです。

渡辺先生の指摘されていた、アメリカのメインテナンス人口の多さの理由について、一言。

アメリカで、歯のメインテナンス受診は歯科保険に加入していたら無料です。

会社の福利厚生で歯科保険は無料、又は少額の支払い(保険の種類などでも金額が変わります。)で加入できますので、気軽にコストのことを気にせず、歯のメインテナンスに行けるというわけです。

もし歯科保険がなくても、歯科医による検査、レントゲンPMTC込みが、40ドルから70ドルという値段がチラシや新聞、電話帳に載っています。(保険の請求額からは130ドルぐらいです。)

アメリカには国民全員が使える国民健康保険がないので、別途に医療保険と歯科保険にも加入しなければいけません。

強制では無いですが、保険に加入していないと全額支払(普通は少し少なめにしてもらえる。交渉次第。)又は、受診拒否されることもあります。

PMTCの内容は歯科医院によって天と地の差があります。
でも一般的に15分長くて40分ぐらいだと思います。

ちなみに最後にPMTCをしたときの歯科医院が保険会社に請求した金額は1人65ドルでした。

うちの子供達(虫歯はありません)のPMTCは3〜10分ぐらいでした。その人の歯の汚れなどによって違うみたいです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 09:52:00
アメリカでは 歯科検診は歯科保険に入っていれば無料なのですが・・・通常は 年に二回の検診が無料ですね。

ただ、 検診を受けていない人の場合、後に虫歯治療を受けたり、インプラント治療を受けた際の負担額が増えてしまいます。

つまり、定期健診を受けている人は医療費が安くついて、検診を受けていない人は同じ治療を受けても高くつくんです。

面白い仕組みですが、僕は賛成です。

友人に韓国人がいますが、韓国も歯科の医療費が高いので皆さん一生懸命ケアに努めています。

韓国や中国の人にとって虫歯一本の治療といったら 下手したら月収が飛んでいくのです。

治療費高い→ケアをがんばる→虫歯が減る→全て丸く収まる!!

日本の場合は

治療費安い→ケアしない→虫歯発生→治療!痛い!→歯医者嫌い!!→検診受けない→また虫歯→懲りたのでキチンと治そう→ナント!自費治療は高い!!→やっぱり保険で→すぐにダメになる

の繰り返しですね

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 09:53:00
小牧先生、norikaさんありがとうございます。

小牧先生はスカンジナビア(スウェーデン)の先生方の講義を2年間受けておられますし、norikaさんもアメリカ在住で、タメになる情報です。

僕のいい加減なデータが露呈しちゃいました・・^^;

そういえばPMTCのチラシ広告は、韓国でも見た気がします。

40ドル〜70ドルと言うと、4600円〜8000円ぐらいですね。
保険請求額の130ドルで約15000円。それで検査等込みなんですよね。
へー・・。

色々事情が違いますから、単純な比較は出来ませんけど、日本の場合「気軽」という感覚だけはない気がしますね。

因みに歯科保険というのは個人で入るといくらぐらいなんでしょう?
もしもご存知なら・・。

日本でも民間保険会社がそういうのを作ろうという動きもあるみたいな噂は聞くのですが、歯医者のレベルがメチャクチャすぎて出来ないとかなんとか。本当かどうかわかりませんけどね。

仮にそれが日本で実現してもいいことばかりではありませんから、判断の難しいところですけどね。


※田尾先生>

海外からのアクセスも多いことですし、海外在住者情報交換掲示板みたいなのって作れませんか?(もちろんお手すきの時に・・)

【国別】でスレッドをたててもらい、【情報提供者】【都市名】【受けた治療内容】【その時の回数、金額(現地通貨/日本円)】【その他コメント】

みたいな・・。こんなのどうでしょう。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 10:53:00
タカタ先生の意見に大賛成です。

「安い治療費のせいで歯を大切にしなくなった=保険制度が×」

国民皆保険制度自体は素晴しい制度なので、大賛成なのですが、運用の仕方が間違っていると言うのが僕の日々感じている事ですね。

○ーとほーぷの社長じゃないですけど「安いものを求める消費者が悪い」と言うのは暴論ではありますが、少なくとも歯科医療に関しては当たっています。

治療費が高い→金は払いたくない→ケア(予防)を頑張る→虫歯が無くなる

が健全なはず。

健康保険でカバーするのは「救急処置(抜歯、抜髄、消炎、外傷など)」と「癌の再建などの入院を必要とする処置」に限定しちゃっても良いのでは?と真剣に考えちゃうんですけどね。あとは「(正規の)生活保護の人」。

そして、浮いた予算で「予防」を本格導入するって事で。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 12:24:00
タカタ先生と同時にレスしてしまいましたね。

もちろん私もお二方と同じ意見です。

日本で、

治療費安い→ケアしない→虫歯発生→治療!痛い!→歯医者嫌い!!→検診受けない

で外国行ってから愕然と・・というのも悪いとこどりで本当に気の毒ですよね。

日本での医療制度改革(?)も目先の医療費減だけが先にありきみたいで、そう遠くない将来入れ歯クラウンブリッジなんかが保険から外れそうな噂ですけど、だからと言って予防が厚くなる気配はないですよね?

勉強もしないで不正請求や政治献金ばっかりしてる私たち(・・とは思いたくないですが)歯科医師にも問題あるでしょうし、世界から30年遅れてると言われるのも頷けます。

田尾先生の眠れない日々はまだまだ続きそうですね^^

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 13:04:00
20代の間は、寝ずに頑張りますよ!
それで、30代になったら隠居生活です・・・。

「海外在住者情報交換掲示板」

これは超簡単に作れますので、さっそく作っちゃいます!

ここでいろんな情報交換をしてもらえたら、僕達もいろんな国の歯科事情が分かって面白そうですしね。

またまた良いアイデアを、ありがとうございました。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 13:16:00
どんどん、このスレッドが大きくなっていますが、

保険制度を考える」

などと言う公開掲示板を作るのも面白いかもしれませんね>田尾先生
これまた、大変か。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-27 13:49:00
orengeです

渡辺先生へ

歯科保険というのは個人で入るといくらぐらいなんでしょう?

⇒夫と私、4歳の子供の3人で1月、通常の医療保険332ドル+デンタルで70ドルです。アイケアは別です。

学生の時は、1人で医療保険180ドル+デンタル数十ドルでした。
この時は、払ってないので覚えてません。。。

この時から、ちゃんとケアしてれば、ディープクリーニングなんてことにはならなかったんでしょうねぇ〜余談ですが・・・
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 16:48:00
これはこれは同じくアメリカのorengeさんまで・・
ありがとうございます。

不思議なスレッドになってきちゃいましたね^^;
整理は田尾先生にお任せして・・。


>⇒夫と私、4歳の子供の3人で1月、通常の医療保険332ドル+デンタルで70ドルです。アイケアは別です。

ですか。

意外と安い気もするんですけど、でも毎月となると結構な額ですね。
PMTCぐらいはしに行って、元を取りたく(?)なりそうな気がします。

あと年齢とか家族が一緒だったりしても随分変わる様ですね。

実際orengeさんは今になって高額な歯科医療費に悩まされましたから、ご自分のケアについても反省されたり(笑)、少なくともお子様には歯を大切にする様、さぞ叩き込まれてることでしょうね。

なんなんでしょうね、日本は。年金も集めるだけ集めて・・って、何のスレッドなんでしょう(笑)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-28 09:10:00
norikaです。

渡辺先生、別のスレでお世話になっています。
しばらくこちらのスレッドは気がつきませんでした。

先生方も興味がお有りのようで、アメリカの歯科保険事情で私の知っている限りならご期待に答えて。...

主人の転職の度、この10年でも会社4回変わり、引越しもその度ですが、その度に加入している保険が変わったり、新しくお医者さんを変えたりと大変でした。

まず、基本的に、アメリカの医療保険制度についてざっと簡単に書いてみます。

アメリカは高齢者などを除いて、一般の人は国の健康保険が使えません。

ですから医者に行きたければ民間の医療保険を購入します。
歯科保険はまた別途にです。

そして保険の種類によって値段や内容が違い、勤めている会社や地域によっても違います。

渡辺先生の質問ー因みに歯科保険というのは個人で入るといくらぐらいなんでしょう?もしもご存知なら・・。

orengeさんの書かれたので合っていると思います。

ただ、住んでいる地域にもよりますが、値段的から指定歯医者のみとかの規定があるのではないでしょうか?

私はカリフォルニアで家も4人家族ですが、どの医者でも診てもらえる保険高めではちょっと前まで月100ドルはしていたと思います。

家もずっと昔指定医にしていたのですが、選択が欲しかったので今では指定医なしに変えました。

アメリカでは一人一人医療の保険が違ってたりするので私はorengeさんがどの医療保険でどんな内容かが興味があります。

ちなみに家は、Pacifi CareHMO(Health)+Delta Dental(Dental)です。

Pacifi CareHMOは指定医の中から選び、Delta Dentalは指定医なし、Vision不加入です。

2週間ごとの給料明細からです。


Health 自費101.54ドル+会社329.03ドル=430.57ドル/2Week

Dental 自費10.47ドル+会社47.93ドル=58.40ドル/2Week


です。

特にHealthはこんなに支払っているのに殆ど使用しません。
勿体無いですね。

同じ地域に住んでいて、わたしの使っている同じ歯科保険なら、上の値段に10%〜20%上乗せしたのが個人で支払う値段になると思います。(グループ割引されているから。)

下は別のスレッドで書きましたので、こちらにもコピーを...


*参考までに、ちょっとアメリカの歯科保険に触れさせ頂きたいのですが、私の加入している一般的な保険は、1年1人限度額1500ドルまでこの保険から治療費が使えるようになっています。

日本の健康保険のように、エンドレスではありません。

別のスレで書きましたように、診察と最初の全歯のレントゲンPMTCは予防のため私の支払額はゼロですが、この1500ドルから差し引かれています。

治療を開始する場合は、まず最初に1度だけ患者負担で50ドルを支払い、虫歯治療80%、クラウンなどの差し歯は60%がこの保険限度額の残りから支払われ、私は差し引き額を支払います。

保険限度額を超えると、後は全額負担です。
(その負担を軽くするためもう一つ保険に加入する方法もあります。)

でも年を越えるとまた1500ドル使えるので急がない場合は普通は2年越しで治療します。

一般歯科医は最初の診察の時に、どの歯をどのように治療するべきかを決め、治療金額、保険支払い金額、患者負担額のわかる治療プラン用紙(結構歯医者によって、治療プランが違います。)を渡します。(ちなみにPTMCは毎6ヵ月、全歯のレントゲンは毎3年と決まっています。)


先生方、参考になりますでしょうか?
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2007-06-28 09:36:00
へー。すごく参考になります。

「海外在住者情報交換掲示板」

いろいろ考えてみると、けっこう難しいですね…。
掲示板だけ作って、「後は勝手に情報交換して下さい」では味気ないですし…。

と!

ここで面白いアイデアをひらめいちゃいました!
歯チャンネルの他にもう1サイト、凄いサイトが出来そうです( ̄ー ̄)ニヤリ

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2007-06-28 11:18:00
あー、田尾先生、忙しいのに貪欲ですね(笑)

でもここで相談の回答をしていると、海外で悩まれてる方って本当に深刻だと思うんですよね。

歯チャンネルの情報量と併せてそんなことが何か提供できれば、大勢の人に喜んでもらえるのではないでしょうか。


それにしても、民間保険ですから当然とはいえ、とてもややこしいんですね・・。

このややこしさだけでも、毎回2分ぐらいは余分に歯磨きする気になれそうです。

アメリカの歯医者さんも、きっと価格競争やらコスト減やら、やっぱりあるんでしょうね。

norikaさん、大変貴重な情報をありがとうございました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-28 16:32:00
orengeです。

norikaさんへ

衛生士と先生が、治療中バケーションの話やランチの話をしたりとか歯と全然関係ない話...患者が話せないと思って...
⇒本当、日本では信じられないくらいおしゃべりしますよねー!
一昨日、エンドデンティストで神経を抜いたのですが、ずーっとバケーションの話で盛り上がっていて、話をストップしたのは、おそらく5分未満、根に薬を詰めている間だけでした。
笑うと、スケール(先の尖った器具)が微妙に動いて、さらに痛かったです。
これも、アメリカ歯科事情??

それから、私の保険会社は Aetna Dental PPO (ネットワーク外歯科も選択可能)です。私もカリフォルニアでこの地域では Delta と Aetna はメジャーな保険会社なので保険内容もほとんど同じ様な感じです。
保険料は、給料から引かれている分だけ書いたのですが、会社負担分もあるんですね・・・・知りませんでした。

ということは、年間1500ドルって、保険会社はほとんど損してない・・・さすがアメリカの保険です・・・

1500ドルって、結構な額に聞こえますが、奥歯1本分の治療費にも満たないです。(例えば根幹治療1000ドル、コア300ドル、クラウン1500ドル)

なので、こちらの友人は保険には加入せず、年に1回のヘルスチェックとデンタルクリーニングは欠かさないそうです。
これが、タイヨウ先生のおっしゃる

高い治療費→金を払いたくない→ケア(予防)をしっかりする→虫歯が減る

だと思います。

それから、森川先生のおっしゃる

むし歯予防の進歩→歯科医師歯科衛生士のむし歯予防普及の努力→虫歯が減った

というのも、昔は前歯は上から下へ、下の歯は、下から上へが常識でしたから、歯科医師・歯科衛生士のむし歯予防普及の努力はすごいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-06-29 15:57:00
norikaです

orengeさんへ、

根管治療でしたか。
楽しげな話をききながら、さぞかし不安で一杯だったとお気持ち察します。

奇遇ですね、私も神経治療中がバケーションの話でした。

その時は一般歯科で途中ギブアップ。でも私が9年前にエンドンティスト(ランチ、他の患者のこと、週末に何をしたとか...でも沈黙中も多かったです。)で神経をとった上7番は成功して今のところ正常です。

(もしかしたら、そこには金を被せたのが影響したのかもしれません。他の7番2つはポーセリンで、取れたり欠けたり問題だらけで、一番奥は金にするべきだったと今になって後悔しています。)

それからアメリカの保険って、人の弱いところを突いてうまく儲かるように出来ているなぁ、と私も感心します。

特に医療なんか我が家分、年間約10000ドルも受け取り。病気にならないと損ですよね。

でも少々病気や怪我をしても、たいした診察や治療もしてくれないから結局殆ど行かないんですけど。

私もタイヨウ先生のおっしゃる、

高い治療費→金を払いたくない→ケア(予防)をしっかりする→虫歯が減る

に大賛成です。そしてアメリカの場合は、

ミスの多い治療→患者が訴える→医者が訴訟保険に加入する→高い治療費→金を払いたくない→ケア(予防)をしっかりする→虫歯が減る

という構図があると思います。
こういう医療訴訟を餌にしている弁護士もウヨウヨいます。

そして私の観察大発見!?では、

食べ物を良く噛まない→虫歯が減る

というのも考えられます。

アメリカ人って、よく噛んで食べる習慣がないのか、虫歯がなくって歯の綺麗な人ほど、あまり噛まずに飲み込むようにすばやく食事をたいらげてしまうようなかんじがします。

どうでしょうorengeさん?

家の主人もそうです...
恥ずかしながら、歯を毎日きちんと磨かないんです...。

磨いても夜寝る前に1分ほど。
私に、磨きすぎるから歯が悪くなるんだといいます。

日本の小さい時の、良く噛んで味わって、ゆっくり食べましょうという教育習慣が虫歯やその他の問題を増やしているのかも...と思えたりします。

この前、歯の真っ白な衛生士さんにその白い歯の秘みつを聞いたら、色のついたものを食べない、飲まないということでした。

たまにカプチーノを飲みたくなったら、ストローを喉の奥まで入れて飲むのよっと教えてくれました。

味気ない食生活が虫歯なしの綺麗な歯にしているのかも...
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-03 17:06:00
orengeです。

norika さんへ

こちらの回答は、歯科関係者のみ?かなぁ〜コメントを躊躇してしまい・・・

びびなび 交流掲示版 ご覧になりますか?
私はロスなのですが、norika さんはどちらですか?

でも、今日もエンドデンティストに行ってきましたので、前回コメントの続きを・・・

今日は、前回と同じ歯でした。
(アメリカでは通常1回で済むと思っていたのですが・・・)

歯を、削っているいる間は、独立記念日のホリデーの話で盛り上がり、思わず私もクスッだったのですが、この後、30分は黙々とでした。

それから、もし、先生方がこれを読んでおりましたら、教えていただきたいのですが、

最後に、前回(先週)終了した根幹治療のやり直し 右上6番(神経を抜いたのはおそらく20年〜25年前) について

当初、治療は根幹2本のみだったのですが、エンドの先生がジェネラルの先生と話し合って、短い 1根 を見つけたようです。

神経を抜いた後、全く処置がなされておらず、その部分は、曇雲がかかったようになっていました。

デンドの先生も驚いた様子でした。

今日、薬を詰めていただいたのですが、前に通った歯科にどういう治療をしたのか確かめたいと思いました。

その歯科は、今も営業しておりますので・・・
カルテは通常何年、保存しているのでしょうか?

それから、私は、前歯4本の件で、2件の弁護士に相談したのですが、1件は医療過誤の証明は難しいと、あまり乗り気ではなかったです。

1件からは、良いアドバイスをもらいました。(無料で)

弁護士も得意、不得意がありますからね〜医療訴訟を得意としている弁護士というのもいるのですね。。

次回は無いと願いますが、あれば参考になります。

こちらは、ほとんどみんな綺麗な歯なので、自前かクラウンか見分けがつかないです。聞く分けにはいかないし・・・

みんな、きちんと手入れしているのでしょうねー!

割と年齢の行った(70歳代の英語の先生も)歯年齢の見た目は20歳代なのに感心してしまいます。

コーヒーはストローで、というのは私も聞きました。
ホワイトニング中は絶対だそうですよ!
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2007-07-03 19:47:00
いろいろと面白い情報をありがとうございます。
norikaさんのお話もorengeさんのお話も大変興味深いです。

やっぱり日本とアメリカでは医療の構造から国民性まで全く違いますし、お互い良い面・悪い面がありますから、どちらが良いのかはなかなか難しい部分もありますよね。

その中でも、理由はどうあれアメリカ人の歯に対する意識の高さは、ぜひ日本人も見習って欲しいと強く思います。

norikaさんの大発見?

「食べ物を良く噛まない→虫歯が減る」

については、食べ物がお口の中に留まる時間が短くなって、phが酸性に傾いている時間も短くなる可能性はありますから、確かにあるかも知れませんね〜。

でも、四六時中コーラを飲んでいたりしたら台無しですけど…。

日本でコーヒーをストローで飲んでいたら、変な人だと思われてしまいそうですね(^^;)

アメリカでのカルテの保存期間は何年なんでしょう?
日本は5年ですが…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-06 16:42:00
norikaです。

まず、田尾先生、
ここは...こんなに脱線してしまってよろしいのでしょうか?...

orengeさん、
やっぱり、ロスでしたか。うちはサクラメントです。
でもまったく奇遇です。私も同じ日、エンド(再治療)でした。
ひびなび ですね。チェックしてみます!

>割と年齢の行った(70歳代の英語の先生も)歯年齢の見た目は20歳代なのに感心してしまいます。

私もそれには、感心します。

もう一度、田尾先生へ、

>食べ物がお口の中に留まる時間が短くなって、phが酸性に傾いている時間も短くなる可能性はありますから、確かにあるかも知れませんね〜。


1.食事時間!

これは、絶対にそうだと思います。

さすが、ファーストフード大国であるだけ、食事の時間が何と短いこと。
だらだらと食べていません。

綺麗な歯をしている人ほど、食事時間が短いようです。

パーティーなどで家族親戚と食事しても、私が20分かけて食べるのに対して、速い人で、5分ぐらい、すくなくとも10分ぐらいでお皿を平らげ、後は話の方に花を咲かせます。

暫くして、デザートタイムなんですが、やっぱり、私が味わってゆーっくりと食べるのに対して、飲み込むようにあっと言う間に食べてしまいます。

いつも私は、なんで味わってゆっくり食べないんだろうといつも疑問に思っていました。

歯のため...というよりは、習慣だと思いますが。

私は、日本で小さい頃から、たくさん噛んで、ゆっくりと味わい、残さず食べましょう、と教わってきましたから.....。(アメリカではそんな教えは無いようです。さっさと食べて、食べれないものはさっさと捨てましょう!です。)

>でも、四六時中コーラを飲んでいたりしたら台無しですけど…。

それもそうですよね。
でも、今度は飲み方、食べ方の違いを発見しました!?

例えば、日本人の私は、ジュースを飲むにしても口の中に暫く含んで味わって飲むのですが、アメリカ人の方は、よくソーダーを飲みますが、水のようにゴクゴクと一気に飲んでしまいます。

...気になって、歯の手入れをあまりしなくても虫歯の出来ない主人に、口の中で食べ物飲み物をどうして食べているのか聞きました。

以前から口の中での飲み方や食べ方が違うのは気がついていたのですが、...

目からうろこです。
やっぱり日本人の私の飲み方、食べ方と全然違うのです。


2.舌をよく使う。

ジュースやソーダーを飲むのにストローを使えば液が歯にあまりつかないそうです。

私でしたら、舌を下歯茎につけて飲むので、液が口全体に充満してしまうのが、主人はストローで飲む時は、舌でストローを上アゴに密着させ飲むのだそうです。

喉の奥まで密着しているので、歯の方には液がいかないそうです。

そしてこれは、面白いのですが、舌の構造も違い、真ん中に線があるのです。

ですから舌の両脇を上アゴに密着することで、その線を中心に細長いトライアングルゾーンができあがり、そこを液がスルーと流れていくらしいのです。

コップ飲みのときは、舌がお碗状になって、液が注がれたら、上顎に押し付けるように一気にゴックンの飲むので歯に液が留まる時間も量も少なくなるようです...。
 
それに食べ物を食べる時もかなりこの舌を使っていて、食べ物は歯だけではなく、舌でもつぶしたりするなど、口の中で食べ物を舌でコントロールしているようです。

説明しにくいのですが、噛んだら舌ですくい取り舌の上にのせる...のを繰り返し、最後に舌を上アゴに押し付けて擦り付けながら飲み込んでいるみたいです。

私もそのまねをしてみましたが、舌によって歯茎がマッサージされてなのか、唾液がでやすく、歯に着いた食べ物が唾液で流されていくようでした。

気のせいでしょうか...?

そして、その舌技は、どうしても言語の違いが関係しているのではないかと私は思うわけです。

日本語は舌を下アゴにつけて発音するので、その習慣から食事中も舌を下に置いたまま食べる習慣が出来、(すくなくとも私はそうです。)当然食べ物は口の隅々に広がっていき、歯が食べ物に接する時間が多くなる...と。

英語は舌を巧みに使いますから、食事中も無意識に舌を使って、食べ物を口の中で赤子のようにコントロールしているのではないかと思うのですが...。


3.マイペースの生活 →ストレスなし→ 体健康 →歯も健康

そしてこれらの要因が重なり合って虫歯が無くなる...!?

..と視点をまったく変えて、PMTC以外に、なぜアメリカ人の歯が綺麗なのか!について真剣に??考えていました。

現在、物まね実行中です。
ストロー飲みも始めました!

ほんとに、冗談書くな!と怒られそうなのですが...

でも、実際に、歯医者に行かないのに、年を取っても虫歯も無い健康な歯を持っている人がいるのも事実なんで...。

>アメリカでのカルテの保存期間は何年なんでしょう?

専門医からの Notice Of Privacy Practicesには、6年までさかのぼって資料を請求できるとありますが...
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-08 14:09:00
初期虫歯と申します。

norika様、orenge様

横から失礼致します。よかったらお時間のある時にアメリカ歯科事情について少し御教示下さいませんでしょうか。

私は虫歯の治療跡を抱える40代の日本人女性です。

沢山の銀歯を所有しています。
それで、知人からアメリカでの治療を勧められています。

知人によると、世界中で銀歯をいれているのは日本人だけで、もし、あなたのような治療をアメリカですると、歯医者様はよくて訴訟、場合によったら殺される?!と言うのです。

そんなに違うものなんでしょうか。
確かに外国人、特にアメリカ人の方は歯が真っ白ですね。
何を詰めたり被せたりされているのでしょうか?

いきなりアメリカに、という決心もつきませんが、そこまで、違うのかなとちょっと考えてしまっています。

分かる範囲で御教示下さると幸いです。

それから、ソニッケアはGひろみさんも使っていましたよ。
美にこだわる方に愛用者が多いようです。

一応、歯磨き剤をつけないで磨くようにという注意書きがされていました。

でも歯磨き剤なしだとさっぱりしないので、私は後で手磨きをしています。
回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2007-07-09 17:25:00
はじめまして、途中参加させてもらいます。

初期虫歯さんは日本在住の患者さんでしょうか?

もし日本在住でしたらわざわざアメリカまで行く必要はありません。日本でも十分良い医療はうけれます。

ただし、全て自費治療自費専門歯科医院を受診してください。

>世界中で銀歯をいれているのは日本人だけで、もし、あなたのような治療をアメリカですると、歯医者様はよくて訴訟、場合によったら殺される?!と言うのです。

それは、日本の保険制度がそうなっているので銀をいれるのです。

海外で銀は選択肢にもなりませんが、これは治療費を抑える為の苦肉の策であり、歯科医師が望んでいる治療材料ではありません。

ただ日本の保険治療は世界で類を見ないほど費用対効果は高く誇れるのです。

(日本の歯科医師は世界の治療の1/10の治療費で治療をしています。その被害を技工士さんはじめ、衛生士も受けている訳です。)

先進国でこの治療費で歯科に受診できる国はありません。

考えてみてください、

神経を取った歯の治療が1本15万以上の国と1本2万以下の治療費これで同じ結果が出せますか?

同じ金額であれば、必ず日本の方が良い結果を出せると私はおもいます。
日本人の方が確実に手先は器用ですからね!!

お金があれば素晴らしい治療が受けられる、しかし、お金がなければ痛みを我慢して、大きな病院の長蛇の列に並ばないといけない国、

保険に入っていれば、家の近くの歯科医院で70点の平等な治療が直に受けられ、その上でお金を出せば治療選択肢が増える国、どちらが良いですか?

ある良い一面だけ見ていてもしょうがないと思いますが。

残念ながら、ここ10年患者の「綺麗な歯を入れたい」「治療した歯を長持ちさせたい」などのニーズには保険治療では答えられない状態になっていますが、歯科医院を選んで(保険治療で思考を停止している先生の歯科医院は無理です。たえず勉強し、技術を磨いている先生の歯科医院)、他の医療先進国と同じ費用が出せれば良い治療は日本でも十分可能だと私は考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-09 23:14:00
orengeです。

初期虫歯さんへ

こんにちは、私も、ほとんどの歯を日本で治療しています。
専門的なことは、分からないのですが。

先に、根幹治療のやり直しの治療の際、話をストップしたのは、おそらく5分未満、根に薬を詰めている間だけと書き込みましたが、これは、被せてあった銀に小さな穴を開けるのに、時間を取ったようです。

前歯保険のコアもアメリカ人が見たら、きっと???で治療のやり直しは無理かと・・・・(私はインプラントしてるの?と聞かれました)

治療前に、日本で歯科衛生士をしていた友人にアメリカと日本の治療の違いを聞いたので、日系歯科を選んだのですが・・・・

私の最初の先生は日本人でしたが、治療方針は最悪でした。。

人によって受け止め方も違いますし、自分と合う先生を見つけるのも大変かと・・・

費用のことまでは失礼かと思いますが、診察台で口を開くだけ、意見を聞くだけで、1万円単位のお金です。

井野先生のおっしゃるように、他の医療先進国と同じ費用が出せれば良い治療は日本でも十分可能だと私は考えます。

の意見に、賛成です!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-10 10:11:00
norikaです。

初期虫歯様、はじめまして。

私も、井野先生の...日本でも十分良い医療はうけれます...の意見に賛成です。

私の経験では、アメリカの一般歯科はお勧めしません。

すべての歯医者に掛かったわけではないので断定するのは良くないですが、はっきりいって、日本人に比べて手先が不器用です。

そして治療した歯はお金を費やしても長持ちしないように思います。

説明は、こちらが聞かない限り、殆どありません。
治療は教科書どおりって感じです。

それから、アメリカ在住日本人の歯医者探しは大きな悩みのひとつではないでしょうか?

知人の多くは、日本に帰国した時に治療されます。

ちなみに、私の日本で約20年前に一般歯科医保険神経治療した歯でも、すべてまだ大丈夫ですから、そこまで悲観されなくてもと思います。

それに、日本には手が器用なだけをとっても、上手な先生がいっぱい居られるのではないでしょうか?

知識的にも、日本の先生の方がかなり上だと思いますけど...。
(そうでなければ、私、このサイトに相談してないですよね。笑)

>世界中で銀歯をいれているのは日本人だけで、もし、あなたのような治療をアメリカですると、歯医者様はよくて訴訟、...

アメリカでいう銀歯は水銀の含まれる、アマルガム充填のことだと思います。(水銀=人害なので)

白のレジンより、遥かに長持ちするので、患者の選択でまだ使っているようです。

ADAでもまだ推奨しているのではないでしょうか?

日本の銀歯は水銀入っていませんよね?先生?(私も20年ほど前日本で入れたの銀のインレーがまだあります。)

>そんなに違うものなんでしょうか。確かに外国人、特にアメリカ人の方は歯が真っ白ですね。

やはり、トータル的に、歯の綺麗、虫歯の少ない人が多いように思われます。

まず、食、生活習慣だけとっても、日本人とかなり違いますし、フッ素入り歯磨きフロス、マウスリンスなどは、かなり昔から店頭に売ってありましたので、それだけ虫歯にならないのではないかとも思います。

食生活については、、歯のために良い、ミネラルやビタミンを一般の日本人より多く摂っている、歯に残らない食べ物、食べ方...などと、日本人と比べて思い当たる点は多くありますよ。(現在、図書館からデンタルの本を借りて読んでいますが、健康、栄養、薬などが歯にどのように影響、関係してくるのかがとても詳しく説明されてあります。)

日本のお米はやお餅とかとても歯に着きますし、お寿司とか酸度が強くて歯には良くないのでは?(私は大好きです!)味付けも砂糖の多く入ったレシピが多いですし。

または、アメリカでは、医者に掛かると殺されるとか、余計悪くなるとか冗談半分でいいますから、もしかして、みんな自衛しているのかもしれませんね!(わたしも、なるべくそうです...笑)

>何を詰めたり被せたり...

歯の良い人が多いですから、こちら(アメリカ)の歯医者は健康な歯でも、削って審美で稼がないといけないのではないでしょうか?

>費用のことまでは失礼かと思いますが、診察台で口を開くだけ、意見を聞くだけで、1万円単位のお金です。

そうですよね。

ちなみに、矯正歯科カウンセリングだけは無料でやってくれるみたいです。
中には、レントゲン込みで。

10歳の長女の歯並びがちょっと心配だったので、5件の矯正歯科のカウンセリングを受けましたが、すべて無料でした。


orengeさんへ、

神経治療後は被せはセラミックですか?
こちら(アメリカ)は、ハイブリッドセラミックって聞いたことありますか?

それから、土台もメタルコアしかないんでしょうか?

歯医者にゴールドコアファイバーコアのことを尋ねたら、???でした。

このサイトでは、土台が大切と書いてありますが、アメリカでそんなこと聞きますか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-10 19:37:00
初期虫歯です。

井野先生、orenge様、norika様
早々にご回答を有難うございます。

私は東京在住で、知人はかなりアメリカンな人です。
ですが、彼の話にも説得力があるのです。


15年位前、偶々外国人の歯医者様にかかったときのこと。

彼女がいうには、

あなたの歯は日本で保険でやったとは思えないほど丁寧ないい治療をされています。ですが,これは19世紀の治療です!N森さんというアイドルが歯の治療で歯茎が黒ずんでしまいアメリカで治療し直したことを知っていますか?日本の治療はクレージーです

。。。と言われたことがあるのです。

私は良い先生にあたっていたらしく、保険なのに,20年30年持っているし、ほかの先生からも、自分にはとてもこの治療は出来ないと言われたこともあるので、保険診療や日本の先生がそれほど悪いとは思っていませんでした。

ところが。。。ここ2年ほど、歯医者様の様子がおかしいのです。


私が以前伺った近所の先生は若かったけど、歯は5回位しか治療できないからと言って落ちた詰め物をくっつけて下さったりしていたので、ここもいいかもと安心していたのですが。。。

先日オラブリスを買いに行ったら、壁にS選手の歯はすごいとか、セレブは5年でセラミックを変えるとか書かれていて、広報紙にも長年のインプラント実積とか、抜いて正解私の前歯みたいな体験談がどどどと載っていて。

先生はまだ35歳位だと思うのに、大丈夫か?!状態なんです。

他の先生方も同じような傾向です。
とにかく、インプラントインプラント。

保険なら5本まとめないと出来ないと言われたとか、ちょっと最近歯医者様が過剰診療になって来ているのでは。。。というのが近所の評判なのです。

それで、皆さん思い思いに遠くまで保険の先生を捜しに出掛けたり、歯科大に行ったりし始めており、いよいよがらーんとした感じになって。。。大丈夫?状態なのです。

それで、いっそ、近所がだめならアメリカでも同じではというかなり極端な話になったりもするのですが、確かにアメリカ人の方は60歳位でも歯がすごく美しいですね。

アメリカでは虫歯になにを詰めておられるのでしょうか。金属の詰め物はありますでしょうか。

先ほどの外国人の女医さんの話では根本的にもう全然違うと言っておられたような。。。

銀座に観光に来ている外国の方って本当に歯がきれい!どうなっているの?と思ってしまいます。

韓国の方は張り歯や差し歯が多いみたいですが、欧米は自分の歯っぽいですね。

これだけ美しい歯を維持出来ているなら、その実績のある、いっそアメリカへ,となっているわけです。


費用ですが、日本でも自費診療はアメリカ並みか場合によったら高い位だと思います。

先生方の言われるようないい先生が東京で捜せたらいいのですが。

私は自分が良心的な人間なので、保険外で治療するなら、求めうる最高品質を何としても確保して使用しますが、コストコストコストの先生だとなにを使われるか分からないでしょう。

いちいち聞くわけにもいきませんから、N森ちゃんみたいに粗悪なものを使われたら困ります。

今、近所の歯医者様の雰囲気はちょっと危険な感じなのです。

その点アメリカなら、高いのが当たり前なので、悪いものが材質的に少ないのでは。。。と考えているのですが。

良い先生に巡り会えるよう努力してみます!

もう、時間がないので、ここまでにしますが、肝心なことをまだお伺いできていません。また書き込ませてください。

皆様、本当に有難うございます!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆきさん
返信日時:2007-07-11 00:12:00
norikaです。

初期虫歯

>アメリカでは虫歯になにを詰めておられるのでしょうか。金属の詰め物はありますでしょうか。

まず、アメリカ人は本当〜に虫歯が少ないようです。
(私の歯の治療の多さにはみんなビックリしています。)

あっても、C1レベルの小さいもので、数個って感じではないですか?

詰め物は一般的にコンポジットレジン充填プラスチックのレジンとか、アマルガム、のようです。でも小さすぎてわからないですよ。

大きな虫歯にはクラウンで、見た目を重視するようで、セラミックをを被せるようすすめられます。



タイトル ふたつのかかりつけ歯科医院と、アメリカの医療制度について
質問者 ゆきさん
地域  
年齢  
性別  
職業  
カテゴリ その他(その他)
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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