インレーの選択(ハイブリッド or オールセラミック)

相談者: 自転車さん ( : )
投稿日時:2007-06-25 18:15:00
お世話になっております。
ようやく診察を受けてきました。

長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

診察の結果、やはり現在のレジンの充填が過剰だったり不足していたりして状態がよくないとのことなので治療していくことになりました。

そこで保険外ハイブリッドにしてもらおうと思ったんですが、

「色々問題があるのでハイブリッドはやっていない」

と言われてしまいました。

その理由として「レジンと同じような問題があるから」ということでした。

ちなみにレジンの問題点は以下のようなものでした。

・吸水性がある
・内部から劣化してしまう
・熱膨張率が大きい

これらの理由から

「ハイブリッドのインレーは1〜2年で問題が出ることが多い」

という話になり、そこの歯科医院保険外の詰め物を入れる場合は

・合着の詰め物⇒ゴールドインレー
・接着の詰め物⇒オールセラミックインレー

のどちらかになるとのことでした。

そこで教えていただきたいのですが、ハイブリッドセラミックでも確かにレジンと同じ問題が起きると思いますが、90%以上がセラミック粒子であるため、レジンの含有率はかなり少く、吸水性や劣化の問題はレジンと比較してかなり優れているという認識ですが違うのでしょうか?

メンテナンスをちゃんとしていれば10年くらい持つんじゃないかと期待していたんですが…

また、オールセラミックのインレーは硬すぎるため噛み合わせや周りの歯に問題がおきてしまうのではないでしょうか?

力がかかる6番や7番はゴールドインレーでいいんですが、それ以外の歯は出来ればハイブリッドにしたいと思っています。

オールセラミックは前歯などよほど目立つ部分にしか使用したくないです。

今回は説明だけで、今後治療の方針について相談する予定なのですが、このまま通っていいものか迷っています。

説明など非常に丁寧にしていただけたので出来れば通い続けたいと思うんですが…


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 00:43:00
こんにちは。

さすが悩んで探されただけあって、良さそうな先生ですね。
そこまで説明してもらえることは本当に稀だと思いますよ。

先生のご説明も、その通りだと思いますよ。

実際には手技の違いによるところも大きいと思われるのですが(※過去の回答を探すとタイヨウ先生が詳しく解説されてます)確かに手抜きで入れた様なハイブリッドだと特にあっという間に悪くなりそうです。

このサイトでもその辺は議論され尽くされてる感はありますが・・。

ハイブリッドセラミックでも確かにレジンと同じ問題が起きると思いますが、90%以上がセラミック粒子であるため、レジンの含有率はかなり少く、吸水性や劣化の問題はレジンと比較してかなり優れているという認識ですが違うのでしょうか?

についてですが、これも以前にタイヨウ先生もご説明された様に、ハイブリッドにおけるセラミックは、コーラに浮かべた氷と同じです。

氷の部分がセラミックというだけで、コーラがレジンですから、吸水性や劣化はレジンの話なので、物性としては普通のレジンと考えて良いと思います。

(※直接法で使うコンポジットレジンでも、氷の部分は90%ぐらいはあります)


オールセラミックインレーは硬すぎるため噛み合わせや周りの歯に問題がおきてしまうのではないでしょうか?

全部が全部ではないと思いますけど、そういう可能性はあるだろうとは思います。


インレーの種類についてはこれまでも何度も何度も議論されてきましたが、個人的な意見としては、結局どれもイマイチ・・

私の場合は直接法のレジン充填でカバー出来ないなら、もういっそクラウンの方がいい様な気さえしています。

ただ担当の先生の得意不得意もとても重要な要素だと思いますので、どうしても先生の勧めないハイブリッドを・・と思われる場合、先生を替えた方がいいでしょうね。

でもそれは勿体無い気がしますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 10:00:00
あらら、言われちゃいました。

最後は担当の先生の考え方、得意不得意に大きく影響されます。

もしハイブリッドを望むのであれば、ハイブリッドを得意としている先生に診てもらう事が良い事だと思います。

僕もワタナベ先生と同意見で、かなりしっかりした考えをお持ちの先生だと思いますので、もし、同じくらいのレベルでハイブリッドに精通されている先生とめぐり合えるのであれば転院もアリかとは思いますが、少しもったいない気がします。

まあ、当然、僕ならハイブリッドなんですけどね‥。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 12:03:00
>90%以上がセラミック粒子であるため、レジンの含有率はかなり少く、吸水性や劣化の問題はレジンと比較してかなり優れているという認識ですが違うのでしょうか?

これは大きな間違いです。

体積に対するパーセントではなく、重量に対するパーセントですので 実際には90パーセントもありません。

レジンとフィラーでは比重がまったく違います。

ですので 氷の部分が90パーセントなのではなく、氷の部分の重さが90パーセントを占める(水と氷では比重が同じ様なものですがレジンとフィラーでは違いますよ) と考えてください。

ですので、

実際には コップになみなみと入れてあるコーラの中に 氷が数粒入っているようなものです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 12:32:00
そうなんですか?それは知りませんでした。。(>タカタ先生)

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 13:04:00
確かにフィラーの配合は重量パーセントですから、体積比では思ったより少なく感じると思います。

でもタピオカくらいは入っていると思いますけど‥。
(どんな例えだ?)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 自転車さん
返信日時:2007-06-26 18:21:00
先生方、ご回答ありがとうございます。

体積比ではなく質量比だったとは気づきませんでした。
やはりハイブリッドにもデメリットがあるんですね。

検索してみるとハイブリッドの熱膨張率はエナメル質に近いとか吸水性・劣化が小さいとか書いてあるようなものもあって期待していたんですが。

インレーの選択は知れば知るほど難しいですね。

ここではセラミックインレーポーセレンですよね?)を使用される先生がいないようですが、実際にどのようなデメリットがあるのか教えていただけませんでしょうか?

ただ、もうひとつだけ気になっている点があります。

インレーをつめてから問題が発生するまでの期間の説明が

「普通に10年以上使えてる人もいるけど、まあ3〜4年というところ」

という話をされ、そんなに短いものかと考えてしまいました。

極端な例だったのかもしれませんが、3〜4年だったら保険のインレーと同じじゃないかと思うんですよね。

今回の歯科医のように詳細に説明してくれる人は初めてだったので、出来ればこのまま通院したいと思っています。

まずは今後の治療についてちゃんと話し合おうと思います。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 22:25:00
天然の歯というのは、時間をかけて少しずつ削れていきます。

それに対して、セラミック自体はほとんど削れることは無く、むしろ噛み合う相手側の歯を削ってしまいます。

削れていくのが当たり前のところに、全く削れないものを入れるのはどうなんだろう?ということもありますし、そもそも奥歯のインレーは、セラミックでもハイブリッドでもレジンでも審美性にそこまで大きな差は無いような気もしますので、あまりセラミックを勧めている先生がおられないのではないかと思います。

逆に、前歯クラウンの場合には圧倒的にセラミックのほうが審美的に有利ですから、セラミックもアリだと思います。

また、インレーをつめてから問題が発生するまでの期間については、セメントの劣化なども含めて学術的に考えるとその程度になってしまうんですよね。(多少は言葉の保険的な意味合いもあるとは思いますが…)

ちなみに、保険のインレーは2年問題が出なければ御の字です。
(保険と保険外ではそもそも、治療の丁寧さからして変わってくることが多いですしね)

⇒参考:保険と保険外(自費)の違いは何?

とにかく、かなり勉強もされていて説明もしっかりとしてくれる先生のようですから、よく話し合って治療を進めていかれるのが良いと思いますよ。

僕ならたぶん、ゴールドインレーを選択すると思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2007-06-26 22:35:00
あと、セラミックインレーハイブリッドセラミックは精度がどうしても悪くなります。

大げさに言うとガバガバ・・
その隙間をレジン系の接着剤で埋めるのですが。

レジン系接着剤の正体は、「フィラーのないレジン」ですから、大体オチが予測出来るかと思います。

つまり、セラミック自体は変色しないけど、境界線(接着面)が変色する。

結果、それほど審美的でもない気がします。
見ようによってはそれでも金色・銀色よりはマシですけどね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 自転車さん
返信日時:2007-06-27 01:08:00
とりあえず6番以降の奥歯はゴールドインレーにして5番より前は相談してみます。

もともとゴールドインレーが入っていたところもありますし。

しかし奥歯はほぼすべてゴールドインレーになると思うので金ピカですね…(--;)

今後の耐久性とのトレードオフだと思って納得します。

空港のゲートで引っかかるんでは…まあそんなことは無いんでしょうけど。

先生方、どうもありがとうございました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 11:47:00
ハイブリッドコンポジットレジンフィラー含有量についてですが

いろいろ調べましたところ 重量パーセントで80〜90パーセントを謳っている商品の場合で 体積パーセントですと50〜60パーセントです。

つまりレジンの中にフィラーは半分くらいと考えてください。

ガラスフィラーやジルコニアフィラーといろいろありますが みな 比重がばらばらです。

体積で言うとせいぜい5割強といったところです。


あと、渡辺先生の境界面が変色
について一言

レジンセメントはフィラーが入っておりますし、変色を防ぐためにはインレーを接着した際にセメント層の部分をシリコンポイントでキチンと研磨、グリセリンやオキシガードで境界面のレジンセメントを多い 酸素を遮断して完全硬化させる これだけでかなり変色は防げます。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2007-06-27 12:10:00
んー、なるほど。これまた勉強になりましたm(_ _)m




タイトル インレーの選択(ハイブリッド or オールセラミック)
質問者 自転車さん
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カテゴリ ハイブリッドセラミックインレー
セラミックインレー(陶器の詰め物)
ゴールドインレー(金の詰め物)
審美歯科治療(人工の歯)
補綴関連
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