前歯のインプラントでは、1歯につき1本のインプラントは入れないもの?
相談者:
タップさん ( : )
投稿日時:2007-07-07 08:08:00
いつもこちらの相談室で「安心」と「勇気」を頂いており、感謝しています。。。
今回も、参考として先生方のご意見を聞かせていただきたくメールしました。
私は10年前に事故に会い、左上1.2と右上1はメタルコアと3本連結のメタルボンドでした。
今回、左上2に破折が見つかり、また左上1の根には膿があり、また歯が脆いということから左上1.2はインプラントにする予定でいました。
右上1はなんとか残すことができました。
当初、左上1.2にそれぞれインプラントを入れる予定でいましたが、担当の先生に
「左上2にインプラントを1本入れて、右上1とブリッジにしよう、後々のことを考えると右上1も長くはもたないだろうから今から右上1がインプラントになることを考えて準備しておく、また、審美的にもキレイ」
ということでした。
担当の先生の意見もわかるのですが、私としてはせっかく残せた右上1が早くダメになってしまいそうで心配です。
そこで先生方のご意見を聞きたいのですが、
?
前歯にインプラントを入れる場合は1歯につき1本のインプラントは入れないものなのか(担当医には入れると歯間がキレイに出ないと聞きました)
?
インプラントと天然の歯のブリッジで今後、問題の起こる可能性はないか
(天然の歯には歯根膜がありクッションがあるが、インプラントは骨とついているため、そこで差が生じるのであまりしない・・と聞いたことがあります)
?
上前歯のインプラントの際は骨移植やGBRはすることが多いのでしょうか
(まだ「する」と言われていないのでちょっと心配・・)
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
今回も、参考として先生方のご意見を聞かせていただきたくメールしました。
私は10年前に事故に会い、左上1.2と右上1はメタルコアと3本連結のメタルボンドでした。
今回、左上2に破折が見つかり、また左上1の根には膿があり、また歯が脆いということから左上1.2はインプラントにする予定でいました。
右上1はなんとか残すことができました。
当初、左上1.2にそれぞれインプラントを入れる予定でいましたが、担当の先生に
「左上2にインプラントを1本入れて、右上1とブリッジにしよう、後々のことを考えると右上1も長くはもたないだろうから今から右上1がインプラントになることを考えて準備しておく、また、審美的にもキレイ」
ということでした。
担当の先生の意見もわかるのですが、私としてはせっかく残せた右上1が早くダメになってしまいそうで心配です。
そこで先生方のご意見を聞きたいのですが、
?
前歯にインプラントを入れる場合は1歯につき1本のインプラントは入れないものなのか(担当医には入れると歯間がキレイに出ないと聞きました)
?
インプラントと天然の歯のブリッジで今後、問題の起こる可能性はないか
(天然の歯には歯根膜がありクッションがあるが、インプラントは骨とついているため、そこで差が生じるのであまりしない・・と聞いたことがあります)
?
上前歯のインプラントの際は骨移植やGBRはすることが多いのでしょうか
(まだ「する」と言われていないのでちょっと心配・・)
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-07 09:26:00
二本連続欠損している場合、そこに連続でインプラントを入れるのはよくありません。
インプラント周囲の骨の吸収の関係で その二本の間の骨が吸収して見た目にもミゼラブルな結果を招きやすいためです。
これは、ヨーロッパもアメリカも同調してます。
なぜか日本だけ孤立した考え方になってますが。
インプラントと天然の歯は連結しないのが現在の常識になってきているのですが、前述のように今の考えとして2本連続で入れないほうがいいですので 天秤にかけたときに天然歯との連結を提案したのだと思います。
インプラントでうまくいかなかった時はそれはそれはミゼラブルな結果を招きますから、それよりは 少しでも持たせようという考えかと存じます。
上の前歯のインプラントを行う際には 骨を増やすGBRのみならず 唇側の歯茎を分厚くするために上皮下結合組織移植術 CTGという歯周外科を行うのが常識です。
GBRやCTGをしても やがて徐々に吸収されていきますので10年 20年と時間がたつと徐々にインプラントが露出してくることが考えられるのです。
そういったことをしなければなお一層不安です。
現在は前歯のインプラントはかなり無理があり、みな、とりあえずインプラントを深く深く入れておいて、歯茎が痩せたときに金属が見えないようにしようと かなり適当なアイデアの元で乱暴なインプラントが日常行われております。
いま、私の医院ととある大手の技工所さんとで前歯インプラントを安全に確実に成功させるための術式を開発しております。
残念ながら特許の関係でお話できないのですが、おそらく1〜2年のうちにはよい結果とともに巷に普及させることができるように思うのですが、それまで待っていると その場所の骨が痩せてしまうので・・・うーん、タイミング的に難しいですね。
インプラント周囲の骨の吸収の関係で その二本の間の骨が吸収して見た目にもミゼラブルな結果を招きやすいためです。
これは、ヨーロッパもアメリカも同調してます。
なぜか日本だけ孤立した考え方になってますが。
インプラントと天然の歯は連結しないのが現在の常識になってきているのですが、前述のように今の考えとして2本連続で入れないほうがいいですので 天秤にかけたときに天然歯との連結を提案したのだと思います。
インプラントでうまくいかなかった時はそれはそれはミゼラブルな結果を招きますから、それよりは 少しでも持たせようという考えかと存じます。
上の前歯のインプラントを行う際には 骨を増やすGBRのみならず 唇側の歯茎を分厚くするために上皮下結合組織移植術 CTGという歯周外科を行うのが常識です。
GBRやCTGをしても やがて徐々に吸収されていきますので10年 20年と時間がたつと徐々にインプラントが露出してくることが考えられるのです。
そういったことをしなければなお一層不安です。
現在は前歯のインプラントはかなり無理があり、みな、とりあえずインプラントを深く深く入れておいて、歯茎が痩せたときに金属が見えないようにしようと かなり適当なアイデアの元で乱暴なインプラントが日常行われております。
いま、私の医院ととある大手の技工所さんとで前歯インプラントを安全に確実に成功させるための術式を開発しております。
残念ながら特許の関係でお話できないのですが、おそらく1〜2年のうちにはよい結果とともに巷に普及させることができるように思うのですが、それまで待っていると その場所の骨が痩せてしまうので・・・うーん、タイミング的に難しいですね。
相談者からの返信
相談者:
タップさん
返信日時:2007-07-07 14:32:00
回答2
タイトル | 前歯のインプラントでは、1歯につき1本のインプラントは入れないもの? |
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質問者 | タップさん |
地域 | |
年齢 | |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
抜歯:1番(中切歯) 抜歯:2番(側切歯) インプラント治療法 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。