神経の取り残しのせいで、上顎洞炎になってしまいました・・・
相談者:
あやさん (30歳: )
投稿日時:2007-07-09 22:26:00
こんばんわ。
私は、2年前に左上6番の根管治療をして、神経を抜き・クラウンをしました。
その際に若干噛み合わせに違和感は感じましたが、『クラウン』というものが初めてで、特に気にしませんでした。
そして最近左上6番の、同じ歯の痛みがひどくなり、以前とはちがう歯医者に行きました。
そこでわかったことが、レントゲンをとったのですが、歯の根元には、神経が完全に取りきれてなく膿がたまった状態とのことです。
それが原因で、『上顎洞炎』と診断を受けました。
確かに最近、かぜではない頭痛・鼻水・目の痛みがひどいことを伝えました。
しかも、他の歯と比べるとクラウンの歯の部分だけ高さが高く、噛み合わせもあっていないと言われ、顎は歪みがでていたそうです。
以前通っていた、歯医者に対して怒りを覚えました。
治療から2年以内であれば、以前の歯医者で再度やり直し(治療)をして頂けるという風に教えていただきましたが、実際そういうことは可能でしょうか?
知識がなく、質問をあまりできなかった私自信にも非はあると思いますが、この結果はあまりにもひどいと感じています。
ご多忙な中恐れ入りますが、ご回答の程よろしくお願いいたします。
私は、2年前に左上6番の根管治療をして、神経を抜き・クラウンをしました。
その際に若干噛み合わせに違和感は感じましたが、『クラウン』というものが初めてで、特に気にしませんでした。
そして最近左上6番の、同じ歯の痛みがひどくなり、以前とはちがう歯医者に行きました。
そこでわかったことが、レントゲンをとったのですが、歯の根元には、神経が完全に取りきれてなく膿がたまった状態とのことです。
それが原因で、『上顎洞炎』と診断を受けました。
確かに最近、かぜではない頭痛・鼻水・目の痛みがひどいことを伝えました。
しかも、他の歯と比べるとクラウンの歯の部分だけ高さが高く、噛み合わせもあっていないと言われ、顎は歪みがでていたそうです。
以前通っていた、歯医者に対して怒りを覚えました。
治療から2年以内であれば、以前の歯医者で再度やり直し(治療)をして頂けるという風に教えていただきましたが、実際そういうことは可能でしょうか?
知識がなく、質問をあまりできなかった私自信にも非はあると思いますが、この結果はあまりにもひどいと感じています。
ご多忙な中恐れ入りますが、ご回答の程よろしくお願いいたします。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2007-07-09 23:08:00
大変なことになってしまいましたね、出来る範囲で答えさせていただきます。
まず、
>歯の根元には、神経が完全に取りきれてなく膿がたまった状態とのことです。それが原因で、『上顎洞炎』と診断を受けました。
根の治療が元でこのようになるケースはよく見ます。
根の治療をきっちりやり直せば手術をしなくても治るケースはありますが、ある程度根の治療に自信がある先生を選ぶ必要があると思います。
またそのような精度の高い根の治療を受けても治らない場合もあります。
そのような時は抜歯して様子をみる、もしくは上顎洞の手術になることもあります。
>歯医者に対して怒りを覚えました。
日本の根の治療は海外の治療費に比べ1/10以下の治療費で治療を行わなければならず、現状では2本に1本がこのような感染歯になりトラブルを起こしてきます。
>治療から2年以内であれば、以前の歯医者で再度やり直し(治療)をして頂ける
確かに2年以内であれば被せ物は無料でやり変えをしてくれますが、根の治療については費用を請求されます。
今のあやさんの歯は感染根管と言って、歯の中が細菌だらけの状態になっており、初めて神経を取る抜髄処置より治療成功率は低くなっているので、出来れば根の治療をしっかりしてくれる先生の所に転院した方がいいと思います。
私のHPにも根の治療のこと、感染根管の治療が難しい理由が書いてあるのでよかったらのぞいてみてください。
http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/usa.html
根の治療は歯を保存させる為には非常に重要な治療なのですが、いかんせん国の評価が低すぎる面があります。。。
歯科治療の中でも採算が全く合わず、道具を揃えただけでも赤字になるケースもあります。
あやさんを治療してくれた先生も悪くする為に治療をした訳ではなく、たまたま悪くなってしまったと考えていただければ・・・
大変でしょうが、先生と話し合ってみてください。
おだいじに
まず、
>歯の根元には、神経が完全に取りきれてなく膿がたまった状態とのことです。それが原因で、『上顎洞炎』と診断を受けました。
根の治療が元でこのようになるケースはよく見ます。
根の治療をきっちりやり直せば手術をしなくても治るケースはありますが、ある程度根の治療に自信がある先生を選ぶ必要があると思います。
またそのような精度の高い根の治療を受けても治らない場合もあります。
そのような時は抜歯して様子をみる、もしくは上顎洞の手術になることもあります。
>歯医者に対して怒りを覚えました。
日本の根の治療は海外の治療費に比べ1/10以下の治療費で治療を行わなければならず、現状では2本に1本がこのような感染歯になりトラブルを起こしてきます。
>治療から2年以内であれば、以前の歯医者で再度やり直し(治療)をして頂ける
確かに2年以内であれば被せ物は無料でやり変えをしてくれますが、根の治療については費用を請求されます。
今のあやさんの歯は感染根管と言って、歯の中が細菌だらけの状態になっており、初めて神経を取る抜髄処置より治療成功率は低くなっているので、出来れば根の治療をしっかりしてくれる先生の所に転院した方がいいと思います。
私のHPにも根の治療のこと、感染根管の治療が難しい理由が書いてあるのでよかったらのぞいてみてください。
http://www.eedental.jp/contents/medicalcase/usa.html
根の治療は歯を保存させる為には非常に重要な治療なのですが、いかんせん国の評価が低すぎる面があります。。。
歯科治療の中でも採算が全く合わず、道具を揃えただけでも赤字になるケースもあります。
あやさんを治療してくれた先生も悪くする為に治療をした訳ではなく、たまたま悪くなってしまったと考えていただければ・・・
大変でしょうが、先生と話し合ってみてください。
おだいじに
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2007-07-09 23:30:00
まず理解していただきたいのですが、医療と言うものは不確実です。
100%成功などということは絶対にありません。
特に歯科における根の治療は一生懸命やって80%程度です。
90%成功であれば、相当上手な先生かと思います。
すなわち、大学病院の根の治療の専門の先生が、保険外で治療したとしても、あやさんのようになる可能性はあるわけです。
前医が根の治療が上手ではなかった可能性は否定しませんが、井野先生同様、前医が悪いとは言えないと思います。
それから、上顎洞炎は耳鼻科の先生が診断されたのでしょうか?
歯科のレントゲンでそう見えても違うことはよくありますので、耳鼻科を受診されていないのでしたら、耳鼻科を受診されることをお勧めします。
100%成功などということは絶対にありません。
特に歯科における根の治療は一生懸命やって80%程度です。
90%成功であれば、相当上手な先生かと思います。
すなわち、大学病院の根の治療の専門の先生が、保険外で治療したとしても、あやさんのようになる可能性はあるわけです。
前医が根の治療が上手ではなかった可能性は否定しませんが、井野先生同様、前医が悪いとは言えないと思います。
それから、上顎洞炎は耳鼻科の先生が診断されたのでしょうか?
歯科のレントゲンでそう見えても違うことはよくありますので、耳鼻科を受診されていないのでしたら、耳鼻科を受診されることをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
あやさん
返信日時:2007-07-09 23:32:00
相談者からの返信
相談者:
あやさん
返信日時:2007-07-09 23:35:00
タイトル | 神経の取り残しのせいで、上顎洞炎になってしまいました・・・ |
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質問者 | あやさん |
地域 | |
年齢 | 30歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。