保険のクラウンと保険外のクラウンとでは、やはり差がありますか?
相談者:
よっちゃんさん (39歳: )
投稿日時:2007-07-11 04:46:00
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-11 09:00:00
かなり差があるのが普通です。
歯を削るのにかける時間、道具の差、歯の型を取るときに用いる材料の差、またクラウンを作る技工士の差、その際に肉眼で作るのか顕微鏡下で作るのかによる精度の差 など 挙げていくと、きりがないです。
歯を削るのにかける時間、道具の差、歯の型を取るときに用いる材料の差、またクラウンを作る技工士の差、その際に肉眼で作るのか顕微鏡下で作るのかによる精度の差 など 挙げていくと、きりがないです。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-11 09:01:00
担当の先生の考え方にもよりますが、僕は「圧倒的な差がある」と考えています。
保険中心の先生の場合「削り方、型取りのしかた、クラウンのつけ方は保険も保険外も一緒、ただ、材質が違うだけ」と言う先生もいらっしゃいますが、僕はこれら全てのテクニックを変えています。
「保険でもしっかりしたテクニックを使え!」と言われそうですが、これは時間も手間も材料も保険と保険外では数倍違いますので、残念ながら保険では提供できません。
例えば削り方。
保険外では「粗削り」「形態修正」「仕上げ削り」と3段階で行いますが、保険では「粗削り+α」くらいで時間切れになってしまいます。
型取りでは「歯肉圧排」といって歯と歯茎の間を広げて型取りの精度を上げます。
クラウンの付けかたは「接着」と言って歯面やクラウン内面に様々な前処理を行ってから付けます(保険では合着といってセメントでくっつけるだけ)。
これだけの差が有れば保険と保険外では最終的な差は大きくなります。
しかし「材料が違うだけ」であればここまでの差は生じないと思いますよ。
ただ、「材料が違う」だけでも保険外のゴールドの方がいいですけどね。
保険中心の先生の場合「削り方、型取りのしかた、クラウンのつけ方は保険も保険外も一緒、ただ、材質が違うだけ」と言う先生もいらっしゃいますが、僕はこれら全てのテクニックを変えています。
「保険でもしっかりしたテクニックを使え!」と言われそうですが、これは時間も手間も材料も保険と保険外では数倍違いますので、残念ながら保険では提供できません。
例えば削り方。
保険外では「粗削り」「形態修正」「仕上げ削り」と3段階で行いますが、保険では「粗削り+α」くらいで時間切れになってしまいます。
型取りでは「歯肉圧排」といって歯と歯茎の間を広げて型取りの精度を上げます。
クラウンの付けかたは「接着」と言って歯面やクラウン内面に様々な前処理を行ってから付けます(保険では合着といってセメントでくっつけるだけ)。
これだけの差が有れば保険と保険外では最終的な差は大きくなります。
しかし「材料が違うだけ」であればここまでの差は生じないと思いますよ。
ただ、「材料が違う」だけでも保険外のゴールドの方がいいですけどね。
相談者からの返信
相談者:
よっちゃんさん
返信日時:2007-07-11 16:00:00
相談者からの返信
相談者:
よっちゃんさん
返信日時:2007-07-17 19:39:00
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2007-07-17 20:00:00
「今現在異常のないクラウンをむやみに替えるのはあまり歯のためにはよくないことなのでしょうか。」
僕は個人的にメタルフリーを目指しているので悪い事だとは思いません。
しかし、ゴールドが入っているのであれば少し考えます。
ゴールドが最も適合が良く、最も虫歯になりにくい材料だからです。
担当の先生の作られるハイブリッドセラミックスが優れた接着方法で装着されるのであれば、僕は問題無いと思いますが、どうなんでしょうか?
そればっかりは実際にその先生のウデ次第なので‥。
「やはり保険内の治療では歯を長持ちさせることは難しいのでしょうか?」
残念ながら、僕はそう考えます。
担当の先生に
「保険と保険外は材料の違いだけですか?」
と、聞いてみてください。
「そうです」
と言う答えが返ってくるのが普通です。
そこで、もう一度
「本当に材料の違いだけで、型取りや接着方法も保険とは違わないのでしょうか?」
と聞いてみましょう。
そこで
「違いません」
と、言う答えが返ってくるのであれば、×です。
転院を考えましょう。
僕が考える「保険と保険外の違い」は材料の違いだけではなく、手間とテクニックの違いの方が大きいと思っています。
そして、これこそが「圧倒的な差」に繋がると思います。
僕は個人的にメタルフリーを目指しているので悪い事だとは思いません。
しかし、ゴールドが入っているのであれば少し考えます。
ゴールドが最も適合が良く、最も虫歯になりにくい材料だからです。
担当の先生の作られるハイブリッドセラミックスが優れた接着方法で装着されるのであれば、僕は問題無いと思いますが、どうなんでしょうか?
そればっかりは実際にその先生のウデ次第なので‥。
「やはり保険内の治療では歯を長持ちさせることは難しいのでしょうか?」
残念ながら、僕はそう考えます。
担当の先生に
「保険と保険外は材料の違いだけですか?」
と、聞いてみてください。
「そうです」
と言う答えが返ってくるのが普通です。
そこで、もう一度
「本当に材料の違いだけで、型取りや接着方法も保険とは違わないのでしょうか?」
と聞いてみましょう。
そこで
「違いません」
と、言う答えが返ってくるのであれば、×です。
転院を考えましょう。
僕が考える「保険と保険外の違い」は材料の違いだけではなく、手間とテクニックの違いの方が大きいと思っています。
そして、これこそが「圧倒的な差」に繋がると思います。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2007-07-18 09:49:00
クラウンに関しては、
歯を削る形成
型を採る印象採得
噛み合わせを記録する咬合採得
かみ合わせる歯の方を取る対合歯印象採得
そして技工士のウデ
のどれが欠けてもピシャっとフィットするクラウンは作れません。
ですから、
削る道具の選定
型を採る材料の選定
印象採得する際のトレーの保持方法
など、さまざまな点が保険診療と異なります。
歯を削る形成
型を採る印象採得
噛み合わせを記録する咬合採得
かみ合わせる歯の方を取る対合歯印象採得
そして技工士のウデ
のどれが欠けてもピシャっとフィットするクラウンは作れません。
ですから、
削る道具の選定
型を採る材料の選定
印象採得する際のトレーの保持方法
など、さまざまな点が保険診療と異なります。
タイトル | 保険のクラウンと保険外のクラウンとでは、やはり差がありますか? |
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質問者 | よっちゃんさん |
地域 | |
年齢 | 39歳 |
性別 | |
職業 | |
カテゴリ |
クラウンの治療費・費用 クラウン(差し歯・被せ)その他 その他(保険と保険外) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。